合格者の声|知識のブラッシュアップと実務のためにダブル合格へ挑戦 中村 直孝さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
管理業務主任者試験・マンション管理士試験を目指した理由・契機
私は司法書士及び行政書士の実務家として働いております。
民法改正に対応すべく、実務で働く合間に少しづつ勉強を重ねてきました。
その腕試しを兼ねて前々年(令和2年度)に宅建試験を受験したところ、(運良く)一発合格を果たせたため、引き続き知識をブラッシュアップしたいと考えました。
マン管及び管業試験は不動産関係で実務とも関係してくること、また知識をブラッシュアップするために難易度もちょうどいいのではないかと思い、受験を決めました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
受講にあたって何社か予備校を検討しましたが、アガルートアカデミーさんの存在はこの時に初めて知りました。
最終的にこちらを選択した理由は、工藤先生の口調がテキパキしていて、笑顔が明るく、見た目にも華があり、ストレスなく長時間の受講ができそうだなと考えたためです。
合格体験記・学習上の工夫
仕事の傍らでなかなか時間が確保できず、結果的に学習期間は約3か月間で受験することになりました。
時間にすると、概ね平日は2時間程度、休日は2〜8時間程度、その他にスキマ時間を学習に充てました。
当初予定していたよりも時間が確保できず、結果的に私は合格するための最低限だけ学習したのではないかと認識しております。
また、今回マン管及び管業試験に一発でダブル合格できたのは、元々ある程度の法的知識があったことも影響しているとは思います。
よって、一般的な受験生ではないためあまり参考にならないかもしれませんが、法律関係の他資格保有者がこの試験にチャレンジする際の参考になればと思います。
結論を申し上げますと、マン管試験までに私がやったことは、①テキスト②総まとめ講座テキスト③マン管の過去問をそれぞれ3回繰り返しただけです。(過去問は間違えた箇所のみ最後にもう1回繰り返したので3.5回になりますでしょうか)
また、マン管試験〜管業試験までの1週間で①総まとめ講座テキスト②管業の過去問を1回ずつ繰り返しました。
私がやったことはこれだけです。
余裕はありませんでしたが、他資格保有者であれば、少なくともこれだけやれば勝負の可能性が生まれる試験ではないかと思いました。
私が実践していたちょっとしたコツやもっとこうしたらよかったなというポイントは次の項目以下で記したいと思います。
総合講義のご感想・ご利用方法
総合講義は、最初から最後まで1回だけ受講しました。
概ね1.2倍~1.5倍速で受講していました。
講義を聞いて総合講義テキストに補足情報をメモしたり、マーカーを引いたりしながら、単元が終わるごとに総まとめ講座のテキストを使って知識の確認や整理をしていました。
そのため、講義の受講が終わる頃には総合講義テキストと総まとめテキストをそれぞれ1周することができました。
総合講義テキストは質・量ともに申し分なく、また、工藤先生の講義はとてもスマートで、制度趣旨から理由付けまでしっかり説明していただけること、さらに横断的な知識や考え方まで解説してくれるので理解が進みました。
工藤先生の講義のうち、特に会計関係の仕分けや正味財産の増減についての解説は目からウロコでした。おかげさまで会計関係の問題は本試験でも全て取りこぼさずに得点できました。
この部分は独学では厳しかったかなと思いますので、とても感謝しております。
また、テキストには建築設備系の図や写真が多く掲載されており、イメージがしやすかったのも大きな利点でした。
工藤先生がおっしゃっていたとおり、テキストに載っていないものについてはスマホを使って写真や図を検索するなどして、できるだけ立体的に覚えるようにしていました。
なお、総まとめ講座テキストは、一問一答形式の問題集であると同時に要点整理テキストでもあり、私にはとても使い勝手がよかったです。
これについては後述します。
過去問解析講座のご感想・ご利用方法
時間の都合上、やむを得ず講座は受講せず、過去問題集として冊子のみ使用しました。
必要な情報が1ページ(または2ページ)にまとまっていたので進めやすかったです。
1回目に解いた時に各肢の解説のキモの部分にラインを引いておき、次に解く時にはそこだけ確認すればいい状態にしておきました。
また、間違えた問題には小さく×印をつけておき、次に解く時のために注意喚起を促しました。
×印が2つ以上ついた問題には、過去問の解説に総合講義テキストの該当ページをメモし、また総合講義テキストの該当部分にも「過去問出題あり」とメモしておき、意識的に覚えるようにしました。
講座を受講していたら補足情報なども追加することができ、さらに知識を深められたと思います。
過去問の使用方法についてひとつ後悔していることは、マン管試験の前に管業の過去問を一切やらなかったことです。
時間の制限があったため、まず先にマン管の方を仕上げなければと思い、マン管試験までの間はマン管の過去問しか解きませんでしたが、結果的にはマン管の本試験で落とした問題(または判断を誤った肢)が管業の過去問にあり、先に1回でも管業の過去問をやっていたら1~2問分得点することができ、もっと楽に合格することができました。
マン管の過去問を解く回数を1回減らしてでも、管業の過去問を1回解いておくべきだったと思いました。
総まとめ講座のご感想・ご利用方法
こちらも時間の都合上、やむを得ず講座は受講せず、テキストのみ使用しました。
前述のとおり、主に総合講義の理解度チェックとして、また、その後は一問一答問題集かつ要点整理テキストとして大活躍してくれました。
コンパクトサイズで1冊にまとまっているので常にカバンに入れて持ち歩き、移動中やちょっとした待ち時間に取り出して読み進めておりました。
結果的にマン管試験までに3回、管業試験までにもう1回繰り返しました。
もし講座を受講していたら補足情報などを追加することができ、さらに知識を深められたかなと思います。
総合講座テキストと過去問がメイン教材で、こちらはあくまでサブ教材という扱いにしておりましたが、例えばメインの方で法令系を学習している期間にこちらでは建築設備系を学習するなどして、できるだけ毎日満遍なく全科目に触れるようにしておりました。
模擬試験のご感想・ご利用方法
こちらも時間の都合上、問題及び解説講義は使用しませんでした。
試験が終わってからざっと内容を確認しましたが、過去問プラスαくらいのちょうどいい難易度に設定されているのではないかと思いました。
もしこちらを使用していたら、さらに知識を深めることができ、自信をもって本試験に臨めたと思います。
また、仮に過去問に出題のない問題に本試験で出くわした際にも、特段動揺することなく、落ち着いて対応できたのではないかと思います。
さらに時間配分という面でも模擬試験は有効だと思います。
私は幸いにも他資格の受験経験があり、余裕をもってペース配分することの重要性は認識していたため、本番ではある程度余裕をもったペース配分をすることができましたが、あまり受験経験のない方であれば、模擬試験で本番の疑似体験をしておくことは有益だと思います。
自由記載欄
合格点ギリギリでしたが、アガルートアカデミー様及び工藤先生のおかげでなんとか一発でダブル合格を果たすことができました。
本当にありがとうございました!
今後、賃管試験の受験も検討しておりますので、またお世話になるかもしれません。
その際はよろしくお願いいたします。