東京都の教員採用試験はいつ? 試験内容・倍率・過去問について解説
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東京都の教員採用試験の受験を考えているみなさん、受験にあたって「試験日程や内容、倍率が気になる」こともあるでしょう。
せっかくのチャンスを無駄にしないためにも、過去問を解き対策をするなどしっかりとした準備が必要です。
しかし、具体的な試験内容やスケジュールがわからないと対策もできません。
本記事では、東京都の教員採用試験の例年のスケジュール、試験内容、配点、倍率の推移、過去問の活用方法をわかりやすく解説します。
これを読むことで、必要な準備がわかり、合格への道筋が見えてきます。
最後まで読むことで、試験の合格率を上げるためのコツが身につくはずですので、ぜひ参考にしてください。
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東京都の教員採用試験の日程は?
東京都の教員採用試験は4月上旬から5月上旬に申込み、7月に一次試験、8月に二次試験、最終合否発表は9月末頃という流れになっています。
2024年に実施された令和7年度の教員採用試験日程を参考にして、おおよその日程を把握してみてください。
項目 | 日程 |
---|---|
実施要綱発表 | 3月22日(金) |
受験申込 | 4月1日(月)午前10時 ~ 5月8日(水)午後6時 |
受験票交付 | 6月中旬 |
第一次試験 | 7月7日(日) |
キャリア論文 | 7月14日(日) |
一次試験合否発表 | 8月5日(月)午前10時 |
第二次試験 | 面接:8月17日(土)~8月19日(月) |
実技:8月25日(日) | |
最終合否発表 | 9月30日(月) |
試験日程は例年同じようなスケジュールで行われますが、最新の情報は東京都の公式サイトなどで随時確認することをおすすめします。
東京都の教員採用試験の内容と配点は?
東京都の教員採用試験は、第一次試験と第二次試験が実施されます。
第一次試験は教職教養や、専門科目、論文といった筆記試験です。
第二次試験では面接や、実技教科の場合は実技試験が行われます。
それぞれの試験内容と配点について解説します。
一次試験の内容と配点
一次試験は教職教養、専門教養、論文の3つの分野で行われます。
試験の時間と配点は以下のとおりです。
試験内容 | 試験時間 | 出題 | 配点 |
---|---|---|---|
教職教養 | 60分 | 25問 | 200点 |
専門教養 | 60分 | 20問 | 200点 |
論文 | 70分 | 910文字以上1050文字以内 | 100点 |
第一次試験は筆記試験が中心であり、教職教養と専門教養に関する知識が問われます。
また、論文では教育に関するテーマについての考察力や自分の考えを適切に表現する力が重視されます。
受験生は、試験前に東京都の教育政策や学校教育の現状を把握し、自分なりの考えを持つことが合格へのポイントです。
二次試験の内容と配点
二次試験は個人面接と実技試験で構成され、候補者の実務能力や適性が試されます。
試験内容 | 試験方法 |
---|---|
面接 | 個人面接 |
実技 | 中・高共通、小・中共通、小・中・高共通、特別支援学校の音楽・美術・保健体育・英語、小学校全科(英語コース)の受験者が対象 |
面接では、教育観や適性を測るための質問がされます。
自身の教育に対する熱意や理念をしっかりと伝えられるかが重要です。
また、東京都が行っている教育の施策や特色についても確認しておくようにしましょう。
自身の教育理念と東京都の実施している教育の特色が一致していないと、面接で高評価を得るのが難しくなってしまいます。
実技試験は実技教科の指導について、基礎的な技術力や指導力を評価するためのものです。
過去にどんな試験が実施されたのかを知っておくことで、対策が立てやすくなります。
過去2年の実技試験の内容が公開されていますので、それを参考にしましょう。
東京都の教員採用試験の倍率は?
令和6年度(令和7年度採用)の東京都の教員作用試験の倍率は1.7倍です。
令和6年度から倍率は、低下傾向にあります。
以下に、令和2年から令和7年度までの受験者数や合格者数と倍率をまとめました。
採用年度 | 受験者数 | 名簿登載者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
令和7年度 | 8,570名 | 4,999名 | 1.7倍 |
令和6年度 | 7,948名 | 4,926名 | 1.6倍 |
令和5年度 | 7,911名 | 3,841名 | 2.1倍 |
令和4年度 | 8,607名 | 2,650名 | 3.2倍 |
令和3年度 | 9,265名 | 3,402名 | 2.7倍 |
令和2年度 | 10,378名 | 3,418名 | 3.0倍 |
近年では、受験者数の減少傾向や倍率の低下が見られます。
続いて校種別の倍率の推移をみてみましょう。
採用年度 | 小学校全科の倍率 | 中・高共通及び小・中・高共通の倍率 | 特別支援学校の倍率 |
---|---|---|---|
令和7年度 | 1.2倍 | 2.3倍 | 1.3倍 |
令和6年度 | 1.1倍 | 2.1倍 | 1.3倍 |
令和5年度 | 1.4倍 | 2.8倍 | 1.4倍 |
令和4年度 | 2.3倍 | 4.3倍 | 2.8倍 |
令和3年度 | 2.0倍 | 3.3倍 | 3.1倍 |
令和2年度 | 2.1倍 | 4.0倍 | 3.2倍 |
校種ごとの倍率も異なり、特に中・高共通科目での倍率が高くなる傾向があります。
東京都の教員採用試験の過去問は?
東京都の教員採用試験における過去問は、東京都教育委員会の公式サイトで過去2年分が公開されています。
過去問を解くことで、出題傾向や対策すべき重点がわかるため効果的な試験対策となります。
ただし、過去問は解答のみが公開され、解説が掲載されていない点に注意してください。
そのため、要点の把握や自己分析が難しくなり、効果的な対策につなげられない可能性があります。
参考書などを活用した総合的な対策をしてみるとよいでしょう。
また、試験の内容を網羅するためには、過去問に加えて教育政策や時事問題などの知識も取り入れることが大切です。
普段から意識して情報に触れるようにしておきましょう。
通信講座の利用も検討
独学での試験対策が不安な方には、通信講座の利用もおすすめです。
通信講座では、教員採用試験に特化したカリキュラムが組まれており、効率よく学習を進められます。
特に、採点や解説が充実しているため、過去問の不足を補えるだけでなく、自分の理解度を確認しながら学習できます。
また、通信講座は模擬試験や講師の指導も含まれているため、質の高い指導を受けられる点も魅力です。
自分での採点が難しい論文の内容についても添削を受けることができるのもポイントです。
各自治体に合わせた対策方法や過去の試験データなども豊富に揃っています。
通信講座を利用することで、効率よく合格に近づくことができるでしょう。
まとめ
東京都の教員採用試験は、7月の一次試験と8月の二次試験に分かれています。
そのどちらでもしっかりとした受験の準備が重要です。
日程をしっかり確認し、過去問や参考書、通信講座などを活用しながら、知識を積み重ねていきましょう。
試験の傾向を把握することで、対策の方向性が見えてきます。
効率的な学習方法を見つけ、合格を目指しましょう。
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