教員のスキルアップにおすすめの資格9選!教員に必要な資格も紹介
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教員として働いている人で、スキルアップするために資格を取りたいと考えている方はいるのではないでしょうか。
教員として働く際に持っていると役立つ資格を知りたい方も少なくありません。
本コラムでは、教員のスキルアップにおすすめの資格を紹介しています。
英語や数学、心理学からパソコン関係など幅広いジャンルの資格をまとめました。
教員の仕事のみならず実生活にも役立つ資格もあるため、今後の資格取得の参考にしてみてください。
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教員のスキルアップにおすすめの資格9選!
教員のスキルアップにおすすめの資格9選は、以下のとおり。
- 英語関連の資格
- 数学関連の資格
- 情報処理に関する資格
- 心理学に関する資格
- コミュニケーション検定
- ファイナンシャルプランナー
- 司書教諭
- Apple Teacher
- 日本語教育能力検定試験
英語関連の資格
英語関連の授業を担当している人は、英語関連の資格を取るとスキルアップできます。
英語関連の資格の一例は次のとおりです。
- TOEIC
英語を用いたコミュニケーションとビジネス能力を測定 - 英検
英語4技能(読む、聞く、話す、書く)のレベルを検定 - TOEFL
大学や大学院で用いられる学術英語能力を測定 - IELTS
海外留学や就労などに必要な英語力を測定 - CASEC
英語を用いたコミュニケーション能力をオンラインで判定
資格ごとに検定内容が異なるため、自身の目的にあった資格試験を選ぶことも大切です。
また、TOEICや英検は高校や大学在籍中に取りやすい資格であるため、積極的に受けておくとよいでしょう。
英語関連の資格は自身の英語力をアピールできるひとつの指標となり、書類や面接時の選考にも有利に働くケースがあります。
また、教員となって以降、万が一転職を考える際にも役立ちます。
英語関連の資格取得により自身の英語力も高められるため、海外旅行が趣味の方にもおすすめです。
数学関連の資格
数学の授業を担当している人のスキルアップには、数学関連の資格取得がおすすめです。
数学関連の資格の一例は次のとおりです。
- 数学検定
算数、数学の実用的な技能や論理的構成力を測定 - 統計検定
仮説の構築や検証から統計に関する知識を検定 - ビジネス数学検定
ビジネスの現場で活用できる数学力を測定 - データサイエンス数学ストラテジスト
データサイエンスやAIなどを活用できる人材に必要な数学力を測定
数学関連の資格も英語同様、資格ごとに実施されている目的が異なります。
一般的な数学の知識を測定したいなら数学検定、ビジネスシーンに活かせる数学力を測りたいならビジネス数学検定がおすすめです。
また、データの分析力をアピールしたい場合には統計検定やデータサイエンス数学ストラテジストを受けるとよいでしょう。
数学関連の資格は自身のスキルアップにつながるほか、就職活動でもひとつの強みになります。
現在、製造や金融、情報通信などさまざまな業界でデータの活用や分析がおこなわれています。
数学関連の資格を持っていると重宝される業界もあるため、数学や統計学に強い方は受けておくとよいでしょう。
情報処理に関する資格
情報の授業を担当している人は、情報関連の資格を取得するとスキルアップできます。
情報関連の資格の一例は次のとおりです。
- マイクロソフトオフィススペシャリスト
ワード、エクセル、パワーポイントに関する理解力を検定 - ITパスポート
ネットワークやITなどの情報技術に関する知識力や活用力を測定 - 基本情報技術者試験
ITを活用した戦略の立案やシステム運用などの知識と技能を検定
教員のみならず事務職はマイクロソフトオフィスが搭載されたパソコンを利用する機会が多いため、マイクロソフトオフィススペシャリストの資格はひとつの強みになります。
ワードやエクセル、パワーポイントの理解力を高めれば、事務作業の効率化も可能です。
また、ITパスポートと基本情報技術者試験は内容が似ていますが、基本情報技術者試験のほうが難易度が高い傾向があります。
基本情報技術者試験はエンジニアを対象としているため、まずはすべての社会人や学生を対象にしたITパスポート試験からチャレンジするとよいでしょう。
心理学に関する資格
教員のスキルアップには、心理学に関する資格取得もおすすめです。
心理学の資格の一例は次のとおりです。
- 公認心理師
心理学に関する専門的な知識と技術を基に福祉や教育などの分野で活動するために必要な国家資格 - 認定心理士
心理学の基本的な知識と技術の習得を証明するための民間資格 - 精神保健福祉士
専門的知識と技術を基に医療施設における精神障害の医療や指導などを行うために必要な国家資格 - メンタル心理カウンセラー
高い心理カウンセリング能力を証明するための資格 - チャイルドカウンセラー
不登校やいじめなどの心の課題を抱えた児童のケアを行う専門家の資格
心理学関連の資格を取得すると、資格取得者を採用条件としている特定の職場に就職しやすいメリットがあります。
また、教育現場では生徒へのカウセリングも可能なため、カウンセリング関係の資格を持つ教員は重宝される傾向があります。
心理学やカウンセリングの知識や対応力は教員の職場にも活かせるため、さまざまな視点をふまえた指導をおこなえる点が強みです。
コミュニケーション検定
教員のスキルアップには、コミュニケーション検定の取得もおすすめです。
コミュニケーション検定は、サーティファイコミュニケーション能力認定委員会が実施している民間試験です。
コミュニケーション検定では、日常生活やビジネスシーンで求められる円滑なコミュニケーション能力を測定します。
試験では「話す」「聞く」行為のほか、言語と非言語を使い分けたコミュニケーションがチェックされます。
また、自身の考えを第三者に対して正しく伝達できるかも重要です。
とくに教員は生徒や保護者とのやり取りが欠かせない職業であるため、コミュニケーション検定は教育現場においてもひとつの強みとなるでしょう。
また、円滑なコミュニケーションを学んでおくと、職場はもちろんプライベートにおける家族や友人とのやり取りにも活かせます。
2023年度の平均合格率は83.0%と比較的合格しやすい試験であるため、自身のコミュニケーション能力を測定してみたい方は取得を検討してみてください。
ファイナンシャルプランナー
社会や家庭科を担当している人は、ファイナンシャルプランナーの資格を取得するとスキルアップできます。
ファイナンシャルプランナーは、日本FP協会により実施されている民間試験です。
金融に関する幅広い知識が必要となるファイナンシャル・プランニングを支えるための専門家がファイナンシャル・プランナーです。
なお、2022年から高校の家庭科で株式や投資信託などを含む資産形成の授業が始まったため、ファイナンシャルプランナーの資格が教育現場でも活かせるようになりました。
ファイナンシャルプランナーの資格を勉強すると、金融や投資信託、税金などの基本的な知識が身につきます。
資産形成には難解な内容が多いため、知識のある教員とない教員では教え方にも差が出ます。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得していれば、生徒が理解しやすい授業が行えるほか、自身の生活にも活かせるでしょう。
司書教諭
教員を目指している方には、スキルアップのひとつとして司書教諭の資格取得もおすすめです。
司書教諭は、小学校や中学校、高等学校、特別支援学校に置かれている学校図書館の運営に携わる専門家として必要な資格です。
学校図書館法では司書教諭を学校に置くことが定められており、合計12学級以上を有する学校には必ず司書教諭を置かなければなりません。
司書教諭は学校図書館に置く本の選定や収集をはじめ、読書指導や学校図書館における指導計画の立案など、学校図書館の運営全般を担います。
そのため、各学校で司書教諭が必要とされている現状があります。
なお、司書教諭の資格は司書教諭講習の受講で取得でき、大学に2年以上在学する学生で62単位以上を修得している方が対象です。
司書教諭の資格を持っていると生徒に適切な本を紹介できるほか、学校図書館で生徒の興味を引く特徴的な授業ができる点がメリットです。
司書教諭の資格に年齢制限は設けられていないため、教育課程を履修している大学生は取得を検討してみるとよいでしょう。
Apple Teacher
近年、Apple Teacherも教員のスキルアップにおすすめの資格のひとつとなっています。
Apple Teacherは、Appleが提供している資格取得プログラムです。
毎日の授業や自身のスキルアップにApple製品を取り入れている教育者のサポートを目的としており、自身のペースでApple製品やアプリなどの基礎スキルを習得できます。
iPadまたは、Macのいずれか6種類のクイズに合格するとApple Teacherに認定されます。
また、Apple Teacherの認定に向けてPagesやKeynote、iMovieなどのApple製アプリのスキルも学べる点も魅力です。
iPadの知識が豊富であれば、生徒に分かりやすく使い方をレクチャーしたり、効率的な操作方法を教えたりできます。
学校にはタブレットの導入が広まっているため、Apple Teacherの取得は教育現場でも大きな強みとなるでしょう。
※参考:「Apple Teacherとしての歩み」Apple
日本語教育能力検定試験
インターナショナル・スクールなどで日本語を教えている人は、日本語教育能力検定試験がおすすめです。
日本語教育能力検定試験は、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)により年に1回実施されている検定試験です。
日本語教育能力検定試験では、日本語教育を行う方に必要な基礎的な知識やあらゆる状況に対応できる能力を測定します。
日本語教育能力検定試験の資格は日本語学校をはじめ、海外とのつながりが多い民間企業やボランティア活動の中で活用可能です。
合格率は約25%とやや難易度が高めではあるものの、国内はもちろん海外の日本語教育の現場で幅広く活かせる点が強みです。
教員に必要な資格はある?
教員になるためには、教員免許状が必要です。
教員免許状を取得するためには、まず教職課程のある大学や短期大学などに入学しましょう。
大学や短期大学で定められた科目と単位を修得して卒業し、各都道府県教育委員会に申請を行うと教員免許状が発行されます。
なお、教員になるために必要な単位は教育学部でなくとも取得可能です。
文学部で国語、理学部で理科など、教職課程を履修できる学部は多数あるため、事前に学校のカリキュラムを確認しておくとよいでしょう。
また、大学で単位を修得する以外の手段としては、教員資格認定試験を受験する方法もあります。
教員資格認定試験は、幼稚園教諭二種免許状、小学校教諭二種免許状、高等学校教諭一種免許状を対象に限定的に行われている試験です。
教員資格認定試験に合格すると、単位取得と同様、都道府県教育委員会への申請によって普通免許状が交付されます。
また、教員免許状以外には特別必要な資格はありません。
まとめ
以上、当コラムでは教員のスキルアップにおすすめの資格についてお伝えしました。
最後に、このコラムの要点をまとめます。
- 教員におすすめの資格は英語や数学、情報処理関連、日本語教育能力検定試験、心理学関連、コミュニケーション検定、ファイナンシャルプランナー、司書教諭、Apple Teacherなど
- 教員になるためには教員免許状が必要
教員には幅広い資格がおすすめですが、中には職場のみならず自身の生活に活かせるものもあります。
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