「財務専門官を目指しているけど、財務専門官ってどのくらいの年収?」
「公務員試験どこを受けるか迷っているけど、財務専門官って実際どうなの?」

そんなお悩みをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。

本稿では、財務専門官の年収と他公務員・民間経理職との年収比較結果をご説明したいと思います。

公務員試験を目指す参考にしていただければ幸いです。

公務員を目指している方へ

  • 国家一般職・専門職や地方公務員になりたいけど何から始めていいかわからない
  • なるべく試験対策にかかる費用を抑えたい
  • 学校や仕事と試験勉強を両立できるか不安

アガルートの公務員試験講座を
無料体験してみませんか?

約3時間分のミクロ経済学・数的処理対策などの講義が20日間見放題!

実際に勉強できる!公務員試験のフルカラーテキスト

公務員試験の全てがわかる!はじめての公務員試験ガイドブック

実際の試験問題が解ける!「実践ミニ問題集」がもらえる!

地方上級・一般職合格者の「面接再現レポート」がもらえる!

約30分の公務員試験試験テクニック解説動画で必勝勉強法がわかる!

1分で簡単!無料!

▶資料請求して特典を受け取る

財務専門官とは

財務専門官の仕事領域は大きく分けて5項目あります。

財政:国の予算調査、予算編成に関わる業務
国有財産:管理や活用に関する業務
金融:知識金融機関への検査、監督業務
経済調査:地域の経済動向の現状、先行きの調査業務
広報:財務省や金融庁の重要施策等に係る広報活動業務

非常に広い領域で国の財政を支えるための業務を行っています。

よく比較されるのが国税専門官ですが、国税専門官が税金に関わるスペシャリストであるのに対して、財務専門官は財政・金融に関わるジェネラリストと言えるでしょう。

数年間に一度異動があり、様々な領域の仕事に従事する過程で幅広い財政・金融のスキルが身につけられます。

関連記事:財務専門官になるには?仕事内容とは?年収・試験科目・難易度を解説

財務専門官の平均年収約657万円

人事院の令和5年度国家公務員給与等実態調査によると、財務専門官の平均給与月額は404,015円、俸給は322,487円で、平均年収は約666万円(約6,666,248円)でした。

財務専門官は俸給表の「行政職俸給表(一)」が適用されます。

平均年収:約666万円(約6,666,248円)
入庁後の年収:約360万円(約3,666,960円)
平均給与月額:約404,015円
初任給:222,240円
(地域手当外の場合:185,200円)※行政職俸給表(一)1-25

※平均給与月額…俸給及び諸手当の合計
※平均年収は平均給与月額×12ヶ月+平均給与月額×4.5ヶ月(ボーナス)で算出
※入庁後の年収は「初任給額×12ヶ月+初任給額×4.5ヶ月(ボーナス)」で算出
※出典:令和5年度国家公務員給与等実態調査
※出典:令和3年分民間給与実態統計調査結果

国税庁の令和3年分民間給与実態統計調査結果によると、民間企業の平均年収は443万円(男性545万円・女性302万円)でしたので、財務専門官の年収はかなり高いと言えるでしょう。

初任給は平均的ですが、福利厚生を考えれば待遇は決して悪くありません。

さらに公務員は大きな問題を起こさない限り、解雇されません。

そうした安定性も加味すると魅力的な職業と言えるでしょう。

ではほかの公務員職と比較するとどうでしょうか。

財務専門官とその他公務員職の平均年収・初任給を比較

よく比較される国家一般職と地方公務員との比較結果です。

区分平均年収初任給
財務専門官約6,666,248円約222,240円
国家一般職約6,666,248円約222,240円
地方公務員(都道府県)約6,594,887円約187,623円
地方公務員(指定都市)約6,927,688円約183,142円
地方公務員(市役所)約6,360,089円約184,524円
令和5年度国家公務員と令和3年度地方公務員の平均年収・初任給を比較

国家一般職は、財務専門官と同じ「行政職俸給表(一)」が適用されるため平均年収・初任給ともに同じくらいと考えていいでしょう。

地方公務員は地方によって年収に差があるため注意が必要ですが、平均的には財務専門官の方が高いようです。

※出典:令和3年地方公務員給与の実態

民間企業との比較

民間企業の経理職はどうでしょうか。

区分平均月額給与平均年収
財務専門官約404,015円約6,666,248円
会計事務従事者約305,200円約4,593,300円

独立行政法人統計センターが運用管理を行っている政府統計ポータルサイトe-Statの令和3年賃金構造基本統計調査によると企業規模が1,000人以上の「会計事務従事者(経理職)」の年収は約459万円(約4,593,300円)でした。

民間企業経理職の平均年収は非常に幅広いため参考程度ではありますが、やはり財務専門官の方が高いです。

※会計事務従事者の平均年収は「賃金構造基本統計調査」を参考に「きまって支給する現金給与額(305.2)×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額(930.9)=4,593.3(千円)」で算出
※参考:賃金構造基本統計調査 / 令和3年賃金構造基本統計調査(順次掲載予定) 一般労働者 職種

初任給も財務専門官の方が高く、職の安定性も考慮すれば財務専門官が上回るでしょう。

また、民間への転職力ですが金融・財政についての専門性を身につけられるため多くの選択肢を得ることができます。

税理士や公認会計士などの財務・会計の資格を取得できれば、より広範囲な仕事へ就くこともできるでしょう。

最後に

財務専門官は、財務・金融に幅広く関わることができ非常にやりがいのある職種です。

また公務員であるため、将来にわたる高収入・地位が確保できます。

ぜひ一度財務専門官を目指すことを検討してみてはいかがでしょうか?

財務専門官になるには、公務員試験を受けて合格する必要があります。希望する自治体の試験科目を確認し、公務員試験対策を行いましょう。

公務員を目指している方へ

  • 国家一般職・専門職や地方公務員試験に合格できるか不安
  • 勉強をどう進めて良いかわからない
  • 勉強時間も費用も抑えたい

アガルートの公務員試験講座を
無料体験してみませんか?

令和5年度公務員試験内定者210名!国家一般職専門職・地方上級の合格者を多く輩出!

フルカラーのオリジナルテキストがスマホやタブレットで閲覧可能!

学習の相談や質問が気軽にできる充実したフォロー制度!

内定特典でお祝い金贈呈or全額返金!

▶公務員試験講座を見る

約3時間分のミクロ経済学・数的処理対策などの講義が20日間見放題!

実際に勉強できる!公務員試験のフルカラーテキスト

公務員試験の全てがわかる!はじめての公務員試験ガイドブック

実際の試験問題が解ける!「実践ミニ問題集」がもらえる!

地方上級・一般職合格者の「面接再現レポート」がもらえる!

約30分の公務員試験試験テクニック解説動画で必勝勉強法がわかる!

1分で簡単!無料!

▶資料請求して特典を受け取る