「公務員試験を受けたいけど、社会学の対策ってどれくらいすればいいの?」
「そもそも社会学って選択すべきなの?…」

そんなお悩みをお持ちの方も多いと思います。

本稿では、社会学の攻略法を基本情報・頻出分野・具体的な対策法の3つのパートに分けてご説明します。

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社会学ってどんな試験?

社会学って何?

社会学とは、独自の理論的視点・調査を通して、社会に存在する幅広い対象の構造を明らかにしようとする学問です。

分野は以下のようになっています。

  1. 社会集団
  2. 都市・階級・労働
  3. 逸脱・文化・マスコミュニケーション
  4. 社会構造と社会変動
  5. 心理・行為・相互行為
  6. 社会学士と現代社会
  7. 社会調査

公務員試験の社会学の特徴は、

  • 広範囲な暗記科目
  • 問題ごとに難易度の幅が大きく、深入り禁物

となっていて、なかなかに曲者な科目です。

結構広範囲ではありますが、主要科目ほどではなく、特別分量は多くありません。

また、出題される問題は基礎問題もあれば、やりこんでいても解ききれないものもあり、得点が伸びにくいです。

しかし、基礎問題だけを考えると、点数効率は悪くなく選択科目として十分選択肢に上がるでしょう。

次章から、より具体的な対策方法を見ていきましょう。

出題される試験と出題数

社会学が出題される試験は以下のようになっています。

  • 国家一般職(選択):5問/40問
  • 国家専門職(選択):6問/40問
  • 東京都特別区(選択):5問/40問

出題数は主要科目でないにしては多いでしょう。

難易度もそこまで高くなく、広く浅く出題されている傾向にあります。

同時に受ける試験次第で選択するか考えるとよいでしょう。

社会学の頻出分野

社会学の頻出分野は下記の通りです。

  • 社会集団:集団
  • 社会集団:家族
  • 社会構造と社会変動:社会変動
  • 心理・行為・相互行為:社会心理
  • 社会学史と現代社会:社会学史

社会学は頻出分野を優先的に進めつつ、出来るだけ広範囲に勉強をしましょう。

あまり一つのテーマに固執せず、基礎問題~標準問題を繰り返し周回して記憶の定着を図りましょう。

社会学の勉強法

いつから勉強すればいいか

必須科目を優先的に進めて大丈夫です。

社会学は年明けからでも十分に間に合います。

基本は暗記科目ですし、難易度の高い問題を飛ばすと量も多くないです。

しかし、ある程度の時間は確保しておきましょう。

やれたらやるぐらいな気持ちだと思ったより量が多いとなるかもしれません。

勉強法

過去問を繰り返し解き直す

過去問の基礎~標準問題を繰り返し解いて、基礎をしっかり固めましょう。

選択問題を見て、間違った選択肢のどこが間違っているのかすぐに指摘できるようになると安心です。

問題集・過去問を複数冊勉強する必要はなく、過去問1冊のみでOKです。

知識整理用の本も用意すればなお心強いです。

頻出分野から勉強

社会学はある程度頻出分野が絞られています。

時間がない状況であれば、絶対に頻出分野から取り組みましょう。

時間に余裕があるときにも頻出分野を中心にやっておくことをおすすめします。

もし何かの事態で勉強できなかったとなった時に頻出分野が抑えられていないというのは非常に危険です。

優先順位をしっかり定めて勉強を進めましょう。

社会学を学んだことがない場合は?

社会学は学んだ経験がなくても特に問題なく、すぐに過去問に取り組んでしまってOKです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

公務員試験の社会学は、サブ科目として見落とされがちですが点数効率は悪くなく、選択しても損はない科目になっています。
一度は選択を考えてみてはいかがでしょうか。

本稿が、皆さんの悩み解決のお役に立てば幸いです。

ありがとうございました。

※関連コラム:【公務員試験】専門科目の勉強法とおすすめ優先順位~択一&記述~

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