北海道湧別町 総務課 竹中こはるさんインタビュー!広報業務とは?
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります
北海道湧別町の総務課で広報業務を担当されている、令和5年度入庁の竹中こはるさんにインタビューを行いました。
広報の業務内容や湧別町に入って良かったことなど、詳しくご回答いただいています。
これから公務員を目指す方は、ぜひ参考になさってください。
目次
現在どのような業務をされていますか?
町内のイベント周知や取材、広報誌の作成を主に行っています。
イベント周知は、広報誌やホームページ、SNS等を使って行います。
町民全体に情報が行き届くようにするのはとても難しく、今も試行錯誤している状況です。
イベント当日の取材は、カメラを持って歩き回り、シャッターチャンスを常に狙っています。
楽しそうに遊ぶ子どもたちや、笑顔あふれる町民の皆さんの写真を撮ったり、お話を聞いたりと、とても町民の皆さんと近い距離にいる仕事だと思います。
そして、取材したイベントをホームページや広報誌に掲載したり、SNSを活用して湧別町の魅力発信をしたりするまでが一連の流れです。
大学時代はどんな生活をされていましたか?
大学では食品栄養化学・作物生理学について学んでいました。
基本的には研究室にこもっていましたが、自然や動物が好きなので、気分転換に散歩をすることも多かったです。
また、さまざまな分野に興味があったので、馬鈴薯の収穫アルバイトに泊まり込みで行ったり、子どもの心理学が気になり教員免許を取得したり、マラソンのボランティア活動に参加してみたり。
「気になったらとりあえずやってみる」ことを繰り返していました。
湧別町への入庁を志した理由は?
自然豊かな場所で、自分の興味の幅を狭めずに仕事がしたいと思ったからです。
農業・教育・観光など、さまざまなことに関心があったので、数年おきに異動があることで、多様な分野の業務に取り組むことができる公務員という職業はとても魅力的でした。
また、一次産業が盛んな湧別町は、あたり一面のタマネギ畑があったり、放牧された牛が昼寝していたり、ハクチョウが羽を休めていたりと、自然豊かでのんびりとした空気感があり、住み心地が良さそうだと思ったのも決め手の一つです。
入庁する前と後でギャップを感じる部分はありますか?
思っていたよりも、他の課との繋がりが多いなと感じました。
入庁前は、配属される課以外とはほとんど関わり合いもなく、淡々とそれぞれの業務をこなしていくのかなと思っていました。
しかし実際には、ほとんどの仕事はいろいろな課が関わり合って行われていることが驚きでした。
他の課の職員とも話しやすい雰囲気があるので、相談しやすい環境で協力し合いながら日々業務に取り組んでいます。
業務にやりがいを感じるのはどのような時ですか?
イベント会場などで、町民の方から声をかけてもらえるようになった時です。
たくさんのイベントや行事に取材に行くうちに顔を覚えてもらえるようになり、「今回の広報の写真良いね」と言ってもらえた時、毎回妥協せずに最高の瞬間を撮る気持ちで取り組んでいてよかったとやりがいを感じます。
湧別町に入庁して良かったことは?
広報という業務についたことで、さらに湧別町の魅力を知ることができたことが、とても良かったです。
まだまだ未発見の魅力もあると思うとワクワクが尽きません。
また、人とのつながりが増え、いろいろな視点から物事を考えられるようになったと思います。
立場が違えば考え方も異なり、さまざまな意見を聞くことができる貴重な職業だなと感じています。
これから挑戦してみたいことはありますか?
一次産業に従事する皆さんの課題解決のお手伝いが何かできないかなと思っています。
湧別町のことをより深く知るためにも、基幹産業にどのように支えられているか学び、発展のために一緒に考えていきたいです。
最後に
湧別町で広報業務に携わる竹中こはるさんにお話を伺いました。
湧別町に興味を持たれた方は、ぜひ湧別町のホームページをご覧ください。
この記事の著者 北海道湧別町総務課 竹中こはる
令和5年度 北海道湧別町に入庁。
総務課広報・自治会グループ所属。
愛知県名古屋市出身。
北海道の大学に通い、在学中に友人の出身地である湧別町を知る。
主にイベントの取材や広報誌の作成、ホームページの管理を担当している。