北海道苫小牧市の工業・雇用振興課に所属されている、令和6年度入庁の曽根有紗さんにインタビューを行いました。

中小企業振興の業務内容や業務のやりがいなど、詳しくご回答いただいています。

これから公務員を目指す方は、ぜひ参考になさってください。

現在どのような業務をされていますか?

中小企業の振興や、雇用対策に関する業務を行っています。

中小企業を対象とした人材育成研修の開催や、造園、大工、左官等の技能士による「市民技能体験教室」の開催、出産や育児などを理由に離職している女性などを対象とした「なでしこ就職応援事業」など、様々な業務を担当しています。

大学時代はどんな生活をされていましたか?

大学では、部活動中心の生活をしていました。

入学後バスケットボール部を創部し、キャプテンを務めた経験を通して、責任感や判断力、コミュニケーション能力が身に付いた気がします。

また、全国大会にも出場できたことで、自分に自信が持てるようになっただけでなく、何事にも主体的に取り組むことの大切さに、改めて気づくことができました。

大学での経験や学びは、仕事においても活かされており、現在はコーチとしてバスケットボールも継続しています。

苫小牧市への入庁を志した理由は?

地元に貢献したいという思いが1番の理由ですが、部署異動があり様々な業務に携わることができるため、私にあっていると思ったのも理由の1つです。

たくさんの経験をすることで見分を広げることができ、考え方の幅が広がると思ったため、苫小牧市役所に入庁したいと思いました。

入庁する前と後でギャップを感じる部分はありますか?

ギャップを感じた部分は、部署の数が多く、これまでの生活に馴染みがない部署や、市民の方との直接的な関わりが少ない部署も意外と多いことです。

入庁前は、窓口業務などの市民の方と多く関わる業務ばかりをイメージしていましたが、私が配属された部署は、企業や関係団体との関わりが多いところであり、市役所は様々な部署から成り立ち、相互に連携しながら市政を運営しているのだということを知りました。

業務にやりがいを感じるのはどのような時ですか?

自分の仕事が誰かのためになったと実感したときに、やりがいを感じます。

また、業務を理解したうえでできるようになった時や、他部署の業務との関わりや連携により理解が深まった時、業務の効率化や、改善を図ることができたときなどに達成感ややりがいを感じています。

苫小牧市に入庁して良かったことは?

まず、これまで知らなかった苫小牧市のことをさらに知ることができたことです。

所属している部署の担当業務を通して初めて知ることが多く、とても勉強になっています。

市内企業が本市の産業や雇用を支えていることを改めて実感し、行政としてそのサポートを行うことに、充実感と誇りを感じています。

もう1つは、とても働きやすい環境が整っていることです。

優しい先輩方が多く、のびのびと仕事をすることができていているだけでなく、様々な業務にチャレンジする機会が与えられ、成長を実感しています。

また、有給休暇も取得しやすく、バスケットボールのコーチを通して地域との関わりを持つことができるなど、プライベートも充実しています。

これから挑戦してみたいことはありますか?

まだ知らないことばかりなので、将来部署異動をした際も、積極的に学び、経験を積み、少しでも苫小牧市に貢献できる人材になれるように成長していきたいと思います。

最後に

苫小牧市で中小企業振興業務に携わる曽根有紗さんにお話を伺いました。

苫小牧市に興味を持たれた方は、ぜひ苫小牧市のホームページをご覧ください。

北海道苫小牧市

この記事の著者 北海道苫小牧市 曽根有紗

令和6年度 苫小牧市役所に入庁。
産業経済部企業政策室工業・雇用振興課所属。

主に中小企業振興に関する業務や、雇用対策に関する業務を行っている。

北海道苫小牧市