鹿児島県曽於市の企画政策課で定住推進の仕事をされている、令和5年度入庁の池田奈々華さんにインタビューを行いました。

仕事内容や前職での経験、曽於市の入庁を決めた理由など、詳しくご回答いただいています。

これから公務員を目指す方は、ぜひ参考になさってください。

現在どのような業務をされていますか?

担当業務は、主に市内で住宅を新築・購入された方への補助金や、新婚の方への家賃補助です。

そして今年から始まった新規事業である、新婚世帯や子育て転入世帯に対し、1年間米・肉・野菜を支給する食の支援事業にも携わっています。

さらに、都城市を中心とした定住自立圏の担当者として協議会事業に取り組んだり、地域おこし協力隊に関する業務をしたりしています。

大学や前職では何をされていましたか?

大学時代は法学を専攻しており、サークルはよさこいサークルに所属していました。

主に九州内のイベントで踊ることが多く、1番遠くでは愛知県のイベントに踊りに行くことも。

また、前職では自動車販売の営業をしていました。

人と話すことが好きで、一度は営業職についてみたいと思い、営業の仕事を選びました。

前職で培ったトークスキルは今の仕事でも役に立っていると思います。

曽於市への入庁を志した理由は?

曽於市が地元であったことが1番の理由です。

大学進学や就職で地元を離れた際に、曽於市の人の温かさ、食材の新鮮さ、自然の豊かさの全てが当たり前ではないと気づきました。

営業の仕事は好きでしたが、いち早く地元へ戻り、貢献できるような仕事に就きたいと思いました。

入庁する前と後でギャップを感じる部分はありますか?

入庁する前は、住民票を出すなど窓口的な業務のことしか知りませんでした。

入庁してから様々な部署の方と関わることが多く、「市役所はこんな仕事もやっていたんだ」と驚きました。

配属先の企画政策課では、人口減少対策のために新しい政策や事業を展開しているので、他の市町村の政策に常にもアンテナを張って日々勉強しています。

業務にやりがいを感じるのはどのような時ですか?

補助金などを交付する時です。

直接市民の方に役立っていると実感することができます。

あとは日常業務ではないのですが、曽於市の公式LINEのメニュー絵を描いた時など、自分にしかできない業務を任された時にやりがいを感じました。

曽於市に入庁して良かったことは?

仕事を通して様々な人と関われたことです。

曽於市の方はもちろん、定住自立圏では他の市町村の方と一緒に事業をする中で政策を知るチャンスがあり、新しい発見があって楽しいです。

もちろん仕事は大変なことも多いですが、自分の成長を日々感じることができます。

これから挑戦してみたいことはありますか?

入庁して1年半経ちますが、初めての部署でまだまだ知らないことが多いです。

今後色々な課に行って学ぶことで、自分の知識や視野を広げたいです。

そして、いつしか曽於市にいなくてはならない人材になりたいと思います。

最後に

曽於市で定住推進の仕事をされている池田奈々華さんにお話を伺いました。

曽於市に興味を持たれた方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

鹿児島県曽於市

この記事の著者 鹿児島県曽於市 企画政策課 池田奈々華

令和5年 曽於市役所に入庁。
企画政策課デジタル総合戦略室定住推進係所属。

主に補助金関係や定住自立圏協議会関係、地域おこし協力隊関係の業務に取り組んでいる。

鹿児島県曽於市