京都府京田辺市で広報業務を担当されている、令和4年度入庁の平野千詠さんにインタビューを行いました。

広報の業務内容ややりがいなど、詳しくご回答いただいています。

これから公務員を目指す方は、ぜひ参考になさってください。

現在どのような業務をされていますか?

私は現在、秘書広報課の広報広聴係に所属しています。

担当業務としては、市が毎月発行している広報紙の作成や、市役所見学に来た小学生への庁舎内の案内や市役所職員の仕事などの紹介、市内のあまり知られていない魅力スポットを市民の皆さんとバスで巡るツアーの企画などをしています。

また、市民の方から寄せられた市に対するご意見・要望・質問などについて担当課に情報共有したり、市のさまざまな施策について、LINEなどでアンケート調査を実施したりしています。

大学時代はどんな生活をされていましたか?

大学では専攻していた日本文学のほか、植物学や心理学、調理学など興味を持った講義を履修し、幅広く学びました。

また、カフェでの調理や塾講師のアルバイトをしたり、書道サークルや写真部やスイーツサークルの活動をしたり、パン作りを習ったり、旅行に行ったりと、その時に「やりたい!」と思ったことにいろいろ取り組んでいました。

京田辺市への入庁を志した理由は?

もともと、交通の便が良く、自然も残っていて住みやすそうなまちだなというイメージを持っていました。

そして、就職活動を始めていろいろ調べていくうちに、全国的に人口が減少する中でも、子育て世帯を中心に人口が増えていることや、田辺町の時代から「緑豊かで健康な文化田園都市」という都市像を掲げて、自然と都市機能がどちらもあって、住みやすいまちづくりを続けていたことに魅力を感じました。

入庁する前と後でギャップを感じる部分はありますか?

市役所での業務というのは思っていた以上に幅広く、部署ごとに全然違う仕事をしていることに驚きました。

毎月、庁舎内のさまざまな部署から広報紙に掲載するための記事が提出されるので、いろいろな部署の仕事について知ることができるのですが、市民の皆さんの生活に関わるあらゆる部分に市役所の仕事は関わっているということを実感しています。

業務にやりがいを感じるのはどのような時ですか?

市民の皆さんが市について興味を持ったり、より深く知ってもらえるきっかけを作れたときです。

例えば、年に2回実施している市内の魅力スポットを巡るバスツアーでは、胡蝶蘭を生産しているハウスや物流施設、救急車などのサイレンを作っている企業の工場などを見学させてもらいました。

その際、参加者の皆さんが企業の方に積極的に質問をしたり、楽しそうに見学したりしている姿を見るとうれしく、やりがいを感じました。

京田辺市に入庁して良かったことは?

広報の仕事を通して、今まで知らなかった京田辺の魅力を知ることができるところです。

出身が京田辺市でないこともあり、市役所で働き始めるまでは玉露と一休さんが有名、ぐらいのイメージしかありませんでした。

しかし、取材などをすることで市内企業や伝統行事などについて、働いている人の思いなども含めて知る機会があり、さまざまな面から京田辺について知ることでできていると感じています。

これから挑戦してみたいことはありますか?

これからさまざまな部署での仕事を経験するなかで、自分のできることや得意なことを増やしていきたいです。

最後に

京田辺市で広報業務を担当されている平野千詠さんにお話を伺いました。

京田辺市に興味を持たれた方は、ぜひ京田辺市のホームページをご覧ください。

京都府京田辺市

この記事の著者 京都府京田辺市 平野千詠

令和4年 京田辺市役所に入庁。 企画政策部秘書広報課広報広聴係に所属。 主に広報紙の制作や魅力スポットを巡るバスツアー企画などの業務に取り組んでいる。

京都府京田辺市