鹿児島県霧島市 総務課 生野卓也さんインタビュー!採用業務とは?
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鹿児島県霧島市の総務課で主に採用業務を担当している、平成16年度入庁の生野卓也さんにインタビューを行いました。
採用の業務内容や公務員を目指した理由など、詳しくご回答いただいています。
これから公務員を目指す方は、ぜひ参考になさってください。
目次
現在どのような業務をされていますか?
主に職員採用と辞令作成を担当しています。
職員採用については、令和7年4月1日採用の職員の募集(職種、採用予定人数の決定)や申込受付、試験の準備、試験結果の発表や通知などを行います。
辞令とは、職員が採用、退職、部署異動のほか病気や育児などで休職する際などに本人に渡すものであり、その作成を行っています。
また、現在の部署は職員の人事や研修、福利厚生等を担当する部署であり、昨年度までは職員の給与支給や年末調整、職員研修などの業務を行っていました。
大学時代はどんな生活をされていましたか?
大学ではサークル活動に一生懸命でした。
中学・高校とバレーボール部に所属していたので、迷わずバレーボールの同好会に入りました。
サークルには年齢も出身も異なる人たちばかりです。
社会に出ればもっといろいろな人と関わらなければなりません。
もともと人見知りする性格でしたが、サークルでの活動を通して少し変われたような気がします。
霧島市役所への入庁を志した理由は?
幼少期、地域や学校の行事で何でもできる父があこがれの存在でした。
なので市役所職員だった父と同じように自分も将来は公務員になりたいと考えていました。
台風などの災害対策で出勤し、家にいないときもあり寂しい思いもしましたが、みんなのために働いているということを格好良いと思っていました。
数字が好きだったことや「日本三大難関試験」という響きの良さから公認会計士を目指そうと思ったこともありましたが、大学受験失敗とともに簡単に諦めてしまいました。
一方で公務員になりたいという思いは変わらずにありました。
では、どこを受けるか。
私の出身地はそれほど大きいまちではないため、父と同じ職場だともし採用になってもやりづらいのではないかということで、地元の市役所以外を目指すことにしました。
入庁する前と後でギャップを感じる部分はありますか?
市役所は様々な業務を行っており、自分でもある程度認識していたつもりでしたが、想像以上だったのが最初の印象です。
最初に配属された教育委員会では、学校の予算管理や奨学資金の業務を担当しました。
公立学校の先生は県の職員なので、学校に関する予算についても県の担当なのかと思っていましたし、そもそも教育委員会という組織に市役所職員がいるというのが驚きでした。
また、自分の所属部署の業務以外に従事することが結構あるということもギャップを感じる部分です。
例えば、選挙の投開票作業や災害時の避難所運営などです。
また、勤務外では国勢調査など統計調査の調査員を務めることもあります。
業務にやりがいを感じるのはどのような時ですか?
ありきたりな答えかもしれませんが、市民の方に感謝されたときは、とてもやりがいを感じます。
以前所属していた部署で広報誌の作成を行っていました。
取材させていただいた市民の方に出来上がった広報誌や写真を届けるととても喜んでもらえて「頑張った甲斐があったな」とこちらもうれしくなります。
時には「記事を見て知人から連絡をもらった」や「近所の方から声を掛けてもらった」など報告をくださる方もおり、市民のみなさんに情報が伝わっているなと達成感も得られます。
一方、現在所属している部署では、直接市民の方から感謝される機会はほとんどありません。
市役所内には他にも同じような部署があります。
個人的にはそういった部署でも、これまでのやり方に縛られず、自分なりに工夫して作業を効率化することにもやりがいを感じています。
霧島市役所に入庁して良かったことは?
なんといっても、この霧島というまちで暮らせていることです。
県庁所在地である鹿児島市ほどいろいろなお店や施設があるわけではありませんが、私にとっては暮らすのに十分なお店等の環境が整っています。
加えて、霧島神宮や鹿児島神宮といった歴史的建造物や、全国でも屈指の温泉郷など、魅力がたくさんあります。
私が育った故郷も好きですが、少し不便に感じるところもあったので、霧島市で暮らすことができて良かったと思っています。
最後に
霧島市で人事業務に携わる生野卓也さんにお話を伺いました。
霧島市に興味を持たれた方は、ぜひ霧島市のホームページをご覧ください。
この記事の著者 鹿児島県霧島市総務課 生野卓也
平成16年度 国分市役所入庁。
平成17年度 国分市が合併し霧島市が誕生。
総務部総務課人事研修グループ所属。
鹿児島県いちき串木野市出身。
鹿児島大学法文学部経済情報学科卒業。
主に職員採用と辞令作成を担当している。