受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2026年合格目標｜教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム（フル・ライト）【公務員試験】

公務員を目指すきっかけ

公務員に対して興味を持ったきっかけは大学において、憲法や行政法の授業を履修した際に、憲法99条に「公務員は憲法尊重擁護義務を有する」と規定されていることや行政手続法で国民の権利保護を行う旨の規定があることを知ったことです。これにより、日々の業務を通じて、国民や住民の方のサポートを行うことができ、非常にやりがいのある仕事であると考えました。

また、自然災害や高齢化といった社会課題に直面する中で、地域の人々の生活を安定させ、安心を提供できる公的な役割に意義を感じました。私自身、地元への愛着が強く、持続可能で活気ある地域社会を実現するために、自分の知識やスキルを活かしたいと考えています。公務員として、住民と直接関わりながら地域全体の向上に寄与できる仕事に携わりたいと強く思い、この道を志しました。

アガルートをお選びいただいた理由

対策がオンラインで完結するという点が魅力的に感じました。理由としては、大学の通学時間が往復で3時間程度かかるので、そのスキマ時間でも教養試験と面接対策を行いたいという思いがありました。アガルートではスマホでいつでも講義を視聴したり、音声などをダウンロードすることが出来るので、スキマ時間を有効活用できると思い、私の中で、カリキュラムや環境が良いなと思い、申し込みました。

これに加えて、近年では、神奈川県内の多くの市役所がSPIと面接オンリーの人物重視の試験が多くなり、また第一志望の神奈川県庁においても、2次試験では面接と論文で合否が決まるので、面接対策を行わなければいけないと感じていました。その点、アガルートでは面接対策講座がしっかりとしていたのでその部分も選んだ理由の１つとして挙げられます。

学習の方針と進め方

アガルートに入る前に、ゼミ活動などを通じて、司法試験の論文問題を解いて、法律科目に関しては、自信があったので、それ以外のミクロマクロ経済などの経済系の科目と社会学や行政学などの行政系の科目に絞って、スケジュールを組んで、学習を進めていきました。

また、面接に対して、多大な不安感があったので、1日の中で、自分を振り返るように心掛け、面接で話すネタや想定問答集を作成して、面接の訓練を積むようにしていました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年10月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

個人的には、大学3年後期の時に同期が民間の就職活動において、インターンなどの情報共有や内定をもらったなどの会話をする中で、焦りが生まれて、勉強計画がうまく進まなかったことがありました。

この失敗経験を乗り切るために、公務員志望の同期や友人と相談して、自分自身と向き合って、メンタルケアをするように心掛けていました。

また、不安要素を書き出して、悩みを言語がして、不安を最小限に抑えるようにしていました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策

数的処理や文章理解に関しては問題を解き、解説を読んで理解できなかった分野を絞って、講義を視聴するスタンスで学習を進めていました。とにかくこれらの教養試験は一日に最低でも数問解くように心掛けていました。

専門試験対策

個人的には暗記科目が得意だったので、行政学などの行政系科目を中心に講義を視聴していました。覚える点は林先生が指定していただけるので、その点を中心に暗記するように心掛けていました。

人物試験対策

アガルートは、面接対策の講義が充実していたため、動画の内容を見ながら、自分史をワードにまとめ上げるように心掛けていました。そこで、自分の長所や短所の整理をするように心掛けていました。そして、神奈川県庁では、集団討論が課せられていて、不明な点が多かったので、この部分を重点的に講義を受けていました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

数的処理と文章理解は短期間で身につけることが出来ない上に、国家一般の問題配分が変更され、数的処理と文章理解の配点が大きくなったので、1日最低でも5問程度解くように心掛けていました。その他の自然科学などの理系科目は配点が全体的に低かったので軽くテキストを読んだ程度でした。しかしながら、時事問題が新たに導入されたこともあり、大学に置かれている新聞やニュース、アガルートの講座を見て時事問題対策を行いました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

この時期は何より気を付けたことは、体調管理です。せっかくここまで来たのに試験当日の体調が良くなくては自分の実力を発揮することが出来ません。その為、いつも夜更かしせずに、早寝早起きを心掛け、食べるものも体に負荷がかかるもの(例・激辛ラーメンなど)は避けるようにしていました。

学習面では、一通りインプットとアウトプットは完了していたので、わからない点をまとめた復習ノートを作り、いつでも見れるようにしていました。このノートは試験当日も持参して、試験場でも振り返られるようにしました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は新しいことに手を出さないように心掛けていました。このフェーズに入ると自分の使ってきた参考書と問題集を周回するように心掛けていました。

また試験で出された問題で特にわからなかったものに関しては、参考書を何度も見るように心掛け、別の試験で間違わないようにしようとしていました。

そして、面接に関しては、アガルートだけではなく、大学のキャリアセンターの方や友人などありとあらゆるものを使って模擬面接をするようにしました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

養試験を受けたときは、すべての試験で文章理解と時事に関しては好調でうまくいったと自信につながったのですが、数的処理に関しては、時々山勘で選択肢を選ぶことになり、不安で手ごたえを感じることがあまりありませんでした。

専門試験

専門試験を受けたときは、法律科目に関しては、盤石な学力を身につけていたので、手ごたえを感じていたのですが、今年の国家一般の経済系の科目が難しく、当日不安でメンタルが折れかけました。しかしそれ以外の試験では、順調に問題を解くことが出来たので、トータルで見れば、良かったのではないかなと思います。

人物試験

人物試験を受けたときは、これまで、何度も面接対策をしていただいたので、不安感は時になかったです。面接当日も多くの面接官の方は優しく、しっかりと自分のことを見てくれていると感じ、緊張感もなく、スムーズに話すことができ、いつもの自分でいることが出来たのではないかなと思います。

合格・内定した時の気持ち

神奈川県庁に合格したときは、喜びと安堵の気持ちが込み上げました。長い間、勉強や模試、面接対策に取り組んできた努力が報われたと感じ、心から「やって良かった」と思いました。

しかしながら、同時に、これから社会に貢献できる責任と使命感も芽生え、期待と緊張が入り混じりました。家族や友人の支えが大きな励みとなり、感謝の気持ちでいっぱいです。神奈川県庁に合格したことは自分の力だけでなく周りの協力のおかげであり、これからは公務員として社会に役立つ存在になりたいという決意が湧いてきました。

振り返ってみて合格の決め手

しっかりとした面接対策と自分の足で情報収集を行ったことだと思います。

神奈川県庁の面接では、県庁の役割を正確に把握する必要があります。なぜなら、面接で必ず県庁において自分のやりたい仕事を聞かれるからです。その為、説明会に何度も赴き、人事の方に不明点を質問して、県の果たす役割を自分の中で理解するように努めて行きました。これに加えて、県の仕事に関して、アガルートの講師にフィードバックをもらい修正をするように努めて、面接に説得力を持たせることが出来たのではないかと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

神奈川県職員として、県民の生活の質を向上させ、持続可能で活気ある地域社会を実現するために、以下の取り組みを推進したいと考えています。

まず、少子高齢化が進む中で、子育て支援や高齢者福祉の充実を図り、世代間で支え合える仕組みの構築です。特に保育施設の充実や働く親へのサポート体制の強化、高齢者の孤立を防ぐための地域コミュニティの形成に力を入れ、あらゆる年代の人々が安心して暮らせる神奈川県を目指したいです。

また、南海トラフや富士山の噴火などの自然災害や気候変動への対応として、防災インフラの整備や環境保全対策を強化し、安全で快適な住環境を提供できるように努力していきたいです。

さらに、新たなテクノロジーやデジタル化を活用し、行政サービスの効率化を図り、県民とのつながりを強化します。これにより、県民一人ひとりの声に応える柔軟で効率的な行政を心掛けていきたいと思います。

受験生に対するメッセージ

今この合格体験記を呼んでいる皆さんは苦労しているはずです。数多くの科目と面接試験対策、加えて、公務員試験も模擬試験においても自分の納得のいく結果が出ずに、心が折れそうになるかもしれません。しかし、今の頑張りは、きっとあなた自身を大きく成長させ、合格という結果だけでなく、人生において大きな糧となるはずです。

また、私の反省なのですが、学習計画を立てる際は無理のないスケジュールを心がけ、休息も忘れずに取り入れてください。試験勉強は長丁場です。体調管理やメンタルケアも合格への重要な要素です。時には好きなことをしてリフレッシュし、自分をいたわる時間を作ることが、結果的に集中力や効率を高めることにつながります。

そして、試験当日までに「なぜ公務員になりたいのか」を明確にしておください！これが、最後の面接で自分自身を救ってくれると思います！

公務員試験の経験者として、皆さんのことを心から応援しています！