受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2026年合格目標｜教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム（フル・ライト）【公務員試験】

公務員を目指すきっかけ

私は大学までずっと茨城県に住んでおり、これまでお世話になってきた地元の方々の役に立つような仕事に就きたいと思っていました。民間企業への就職も迷っていましたが、大学3年生の時に参加させていただいたインターンシップで職員の方々が仕事のやりがいや楽しさを丁寧に教えてくださったことがきっかけで本格的に県庁職員になりたいと思うようになりました。

また、公務員は安定しているというイメージが強く、部署によってはこれまで大学で学んできた専門的な知識を活かすことができるかもしれないという点も公務員が魅力的に感じた理由の1つです。特に県庁は、市町村を越えて広い視野で仕事ができ、様々な部署を移動することで多くの経験をして自分自身が成長できそうだったため、県庁で仕事をしてみたいと思うようになりました。

アガルートをお選びいただいた理由

1つはオンラインで学習ができたからです。大学やサークル、アルバイトの隙間時間を使って、携帯でもパソコンでも好きな時間に講義動画を見ることができたし、自分のペースで分からないところは何度でも見返すことができるという点が魅力的だと感じました。わざわざ予備校に行かなくていいので、移動時間もなく学習できてよかったです。面接対策についてもオンラインでの対応があるとのことだったため、この講座を選びたいと思いました。

また、合格特典があったことも大きな理由の1つです。志望先に内定をもらうことができればお金が返ってくるという特典は、勉強を頑張るモチベーションにもつながりました。また、合格することができれば他の予備校や講座よりも安くなるため、経済的にもとてもありがたかったです。

学習の方針と進め方

私はあまり長時間集中することができず、すぐ誘惑に負けてしまうタイプなのでメリハリをつけた学習を意識していました。集中力がないのに無理やり勉強すると逆効果なので1時間ごとに必ず休憩をとり、やる気がないときは一回勉強から離れるようにしていました。その分は大学やサークルなどの隙間時間で動画を見たり、学校など集中しやすい場所で演習問題を解くようにしました。量より質を重視した方法は自分に合っていたように感じます。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年7月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

失敗経験、挫折は、大学生活との両立です。3年生の後期に授業を多めにとっておりレポートがあったり、ゼミでも海外でのフィールドワークとその報告書があったりとやることが多かったため、一時期全く公務員試験へのモチベーションがなくなってしまった時がありました。その時は県庁に勤める友達や先輩に県庁についての話を聞きに行ってやる気を高めたり、1日得意科目だけやったりしてなんとかモチベーションを高めようと工夫していました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

私は特に数的処理が苦手だったため、重点的にテキストを使って繰り返し演習問題を解いていました。テキストを見ても分からないところはオンラインの講義動画を見て理解していました。倍速視聴することで効率的に知識をつけることができるのが良さだと思います。

専門試験

特に苦手だったのはミクロ経済学だったため、教養試験対策と同じようにテキストを読んで、演習を解いて、分からなければ動画を見てを繰り返していました。どうしてもわからなかった時はFacebookの質問制度で似たような質問の答えを参考にしていました。私自身は質問を投稿することはありませんでしたが、気軽に質問できる体制が整っていて良いと思います。

人物試験

大学入試の面接では対面での練習をやりすぎて逆に答えを暗記していってしまい、想定外の質問に焦ってしまったことがあったため、アガルートのテキストの面接対策動画などを見てマナーなどを対策していました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

大学の授業やサークル、アルバイトなどの隙間時間を活用することが多かったように思います。空きコマで講義動画を見たり、アルバイトの休憩時間で暗記をしたりしていました。土日は比較的勉強の時間がとりやすかったため、1日５時間以上は絶対やると決めて、自分のやる気度合いに応じて勉強していました。大学のレポートが多く忙しいときは演習より暗記を増やし、その分その週の土日は演習をひたすらやるというような形で取り組んでいました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は苦手な経済学や数的処理などの演習の中でも動画を見なければ解けなかったところを中心に繰り返しやっていました。現代文などの比較的得意な科目はあまりやっていませんでした。直前期だからと言ってそれまでより学習時間を大幅に増やすということはせず、いつも通りの学習を意識して取り組みました。

心構えとしては、今までやった分の結果は必ず出るはずなので自信をもって臨もうと思っていました。本番と思うとどうしても緊張してしまうので、模試を受けに行くと自分に言い聞かせて平常心を保っていました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は一次試験に合格した後の二次試験に備え、面接再現動画やテキストに書いてある面接マナーなどを頭に入れ、人物試験対策に時間を使っていました。自分の強みを面接で十分にアピールし、言っていることで矛盾が生じないように自己アピールなどの内容を見直していました。

また、茨城県について、自分が住んでいる以外の地域で好きな特徴や課題だと感じるところを市町村のホームページなどを参考に考えて、面接で聞かれたときに焦らないよう対策していました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

得意な科目は練習した分はしっかり解けたんじゃないかというような手ごたえでした。ただ、やはり苦手だった数的処理は難しかったため、あまり手ごたえは感じませんでした。

専門試験

専門試験も大体勉強してきた分はしっかり解けたかなという感じでした。苦手な経済学については、前日に解いた演習問題と似たような問題が出たので正しく解けたように思いました。専門試験については教養試験より手ごたえがありました。

人物試験

集団討論はグループとしての意見を時間内にまとめることができたため、手ごたえはありました。面接については、質問には練習通りに応えたつもりでしたが、面接官の反応が結構あっさりしていたため変なことを言ったのではないかと少し不安でした。

合格・内定した時の気持ち

試験を終えた時は正直手ごたえがあったと自信をもっては言えなかったため、最終合格者発表で自分の受験番号があった時は本当に嬉しかったと同時に安心しました。しばらくは自分でも信じられなかったため、何回も本当に自分の受験番号で間違いないか確認してしまいました。

受験を応援してくれていた家族や友達にも良い報告ができて感謝を伝えることができて嬉しかったし、入庁してからの県の仕事を全力でやろうと思いました。

振り返ってみて合格の決め手

茨城県庁は人物重視の試験が行われていたため、合格の決め手は筆記試験よりも人物試験にあったと思います。自分が集団の中でも協調性を持って仕事ができる人間であることや、茨城県庁でどうしても働きたいという点をうまくアピールできたのかなと思っています。私は普段集団の中で積極的に発言をする方ではありませんが、集団討論では自分の意見を積極的に述べたりグループの意見をまとめるような発言をしたりすることを意識して面接官の印象に残るように工夫していました。面接も、茨城県庁だからこそ働きたいと思っていることをアピールできるように言葉を選んで回答しました。そのような工夫を認めていただけたのではないかと思っています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

今後は公務員として、教育や多文化共生、観光、貧困などに関わる仕事をしてみたいです。大学では在日外国人の教育について研究していたため、学んだことを活かして国籍関係なく全員が質の高い教育を受け、そこで得た知識や経験を社会に出てからも発揮することができるような環境、体制を作っていきたいです。

また、茨城県に観光できていただいた外国人の方々に、茨城県のどこの観光施設に行ってもより楽しく過ごしてもらえるような取り組みも考えてみたいです。そのためにパンフレットなどの言語を増やしたり、日本でのマナーなどを楽しく知ってもらうための資料を作ったりしてみたいです。

これまで過ごしてきた茨城県に直接貢献できる仕事だと思うので、どこの部署に行っても自分なりに精一杯頑張ろうと思います。

受験生に対するメッセージ

公務員試験対策は、対策科目も多いし試験期間も長いしで本当に大変だと思います。大学や仕事、民間企業の就職活動などと両立するとなるとさらに大変で、私のようにモチベーションが下がってしまうこともあると思います。そのようなときは無理しすぎずに、やる気がない日はいったん勉強から離れてリフレッシュするなどして、自分のペースで勉強を進めてみてください！私自身やる気がない日に無理して勉強してみた日もありましたが、知識が頭に入ってこなくて非効率だったように思います。

試験本番も緊張してしまうと思いますが、自分がやってきたことを信じて頑張ってください。皆様の努力が実り、志望する自治体に合格できますよう心からお祈りしています。