受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

大学3年次に就職活動を始めるにあたって自己分析を進める中で、ワークライフバランスや安定性、社会貢献性を重視していました。私自身、自分が生まれ育った地元が好きで、自然豊かで魅力的な地域を守り、発展させていきたいと考えていましたが、若者世代の転出増加をはじめとする人口減少が大きな問題となっていました。

そこで地域振興や観光振興などそれぞれの地域の実情に合った政策を展開し、近年の人口減少問題を解決できるよう、地域創生の業務に取り組みたいと考えるようになりました。広域的な業務に携わることで県が持つ魅力的な環境や暮らしを守り、県民の方へ良質な暮らしの提供を行う一端を担いたいと思い、公務員を志望しました。

アガルートをお選びいただいた理由

公務員試験を受けるにあたり、様々な予備校を検討していました。当初は教室で対面で受ける予備校も考えていましたが、時間的・距離的問題から対面よりもオンラインの予備校の方が自分には適していると判断し、オンライン形式の予備校を中心に再度検討し直すことにしました。その中でアガルートを選んだ理由は、他のオンライン予備校よりも取り扱う科目数が豊富であったことや、無料体験授業が非常に分かりやすく、私の学習スタイルに合っていた点です。また、合格時の内定特典も大変魅力的でした。さらに、紙のテキストとデジタルブックを状況に応じて使い分けられたため、電車内など外出先でも効率的に勉強できました。自分のペースで学習を進めたい私にとって、これらの点が非常に大きな魅力となり、最適な選択だったと感じています。

学習の方針と進め方

私の学習は、最初の試験までの期間が残り2か月しかないところからのスタートでした。そのため、自分が受験する自治体や官庁で必要な科目に絞るということをまず初めに行いました。

数的処理や文章理解は毎日何問すると決めてひたすら問題集を解きました。その際、解答を見ても理解できない部分に関してのみ講義を視聴していました。

法律系科目については、いきなり問題集を見ても分からなかったので、しっかりと講義を視聴し、講義内で教えてくれる重要ポイントや暗記項目にマーカーを引くなどしました。また講義の1章もしくは1節が終わるごとに問題集を解き、覚えたことをすぐにアウトプットするように意識しました。それを繰り返し、最終的には問題集を5周以上はしました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2024年4月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

試験までのリミットがない中でのスタートだったので、本番までの2か月は常に間に合うだろうかという焦りがありました。ただ、焦っていても仕方ないと思い直し、1日にどのぐらいの量をこなせるのか自分を追い込むことでその思いを払拭しようとしました。勉強アプリをダウウンロードし、自分が1日に行った科目と勉強時間を可視化したり、問題集や過去問をひたすら解くことで1日も勉強しない日がないようにすることでモチベーションを保つ努力をしました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験対策

文章理解については、高校生時代から国語や英語が得意であったので講義を見ずに、ひたすら問題集を解きました。

数的処理については、苦手意識があったので、自分で解いてみて正解できなかったところはしっかり講義を視聴し理解に努めました。

社会科学については、法律系科目などとリンクする部分も多かったため、そこまで時間を費やさず、新出のところのみ学習しました。

自然科学については、私が受験するどの自治体でも出題数が少なかったことから、全く時間を費やさず本番に臨みました。

専門試験対策

専門科目は非常に力を入れて学習しました。特に、憲法、民法、行政法は重要度も高いので講義はしっかり視聴し、重要ポイントを理解してからすぐに問題集に取り組むというサイクルを守りました。1章が終わり、次の章に移行する時は、問題集を前の章分もすることで記憶の積み重ね・定着を意識しました。

個人的に法律系科目の講義は、重要ポイントをしっかり拾いながら、頻出テーマなどが分類されており、さらに分かりづらい部分に関しては図解や例を用いての説明があったため非常に分かりやすかったです。

人物試験対策

人物試験対策は一次試験が終わってから始めました。面接対策講座の動画を一通り見て、面接の流れを把握し、またNGな作法などを確認しました。

一番魅力的であったのは、オンラインで面接練習が行えたことでした。公務員試験に詳しい講師の方から直接、面接シートの内容や受け答えの内容を指導していただけたのは、とても勉強になりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

試験対策を始めた時期が非常に遅かったことから、とにかく時間を確保し効率的に進めることを意識しました。アルバイトやその他用事はお休みし、全ての時間を学習時間にあてました。自宅でしっかり時間が取れる時に、教材の読み込みや解説動画の視聴をし、大学の往復の電車内では、そのアウトプットで問題集を解いていました。

また、同じ科目をずっとしていると集中力が低下するので、暗記系科目の間に数的処理や文章理解を挟み、自分に適したサイクルを作っていました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

一次試験直前は、専門科目、特に法律系科目に絞って復習しました。今までの演習で何度解いても間違えていた問題や、答えは分かっても自分で解説できない問題など問題集に印をつけており、そこを中心に最終仕上げをしました。

私は十分な学習時間が確保されていなかったので、全範囲をもれなく対策し尽くすことは困難であると認識し、試験直前期は特に出題頻度の高い分野や単元に絞って学習しました。心に余裕を持てるほどの完璧な対策はできませんでしたが、必要最低限のことはやったという気持ちで試験を迎えました。また試験中も、1点でも点数を掴み取ろうという気持ちで最後まで諦めずに臨みました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中も、まだ他の試験が残っているため、これまでの勉強スタイルや生活スタイルを崩さずに過ごしていました。一次試験終了後は、合格発表を待たず、すぐに面接対策を始めました。志望動機や自己PRを固めるところから始め、自分が受験する自治体や官庁の政策や強みなども研究しました。また、面接で聞かれやすいことを書き出していき、それに対する自分の回答を作りあげていきました。その際、自分が面接官の立場なら深堀りしたいところを考え、セルフ面接をすることで、ひとつひとつの回答を推敲しました。

受験した時の手ごたえ

教養試験を受験した時の手ごたえ

現代文や英語などの文章理解はいつも解いていたものと難易度に大差はなく、普段通りに平常心を保って解けました。一方で数的処理については、もともと苦手意識もあり、時間に追われているという焦りから、思うように解けず、とりあえずマークだけしたものが何問かありました。そのため他の社会科学や時事問題でいかに点数を落とさないかを意識しながら解いたので、試験後はまずまずの手ごたえを感じることができました。

専門試験を受験した時の手ごたえ

県庁と市役所、国家一般職を受験しましたが、国家一般職では手ごたえを感じました。今まで解いてきた過去問と同様に、ひとつひとつの選択肢の文章の間違っている箇所を探しながら確実に正解を導き出すようにしました。一方で県庁や市役所の法律系科目は、国家一般職に比べて選択肢の中身が細かく、重箱の隅をつつくようなものが多く感じたため少し焦りました。しかし時間は長く設けられていたので、しっかりと時間をかけて記憶の中の知識を呼び起こして最後まで粘りました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

アガルートの面接対策の他、大学のキャリアセンターでも何度か模擬面接を受けていましたが、本番の面接は初めてだったので非常に緊張しました。しかし、受験先の面接官が穏やかな雰囲気の方ばかりで圧迫感を感じなかったので、面接が進むにつれ、リラックスして受け答えすることができました。特に自分の中で自然な笑顔でハキハキ話すことを意識していたので、そこを面接中に褒めていただいた時は手ごたえを感じました。

合格・内定した時の気持ち

率直に嬉しいという気持ちがこみ上げてきました。それと同時に、試験までの期間が短かったため、ひたすら参考書と向き合ったり面接対策をしたりと非常に中身の濃い数か月を過ごしたことからの解放感も感じました。正直に言うと、試験まで2か月しかないのに間に合うわけがないと自分で思っていた時期もありましたが、それでもやれることは最大限やってみようという精神で走り抜けた先に、合格・内定という結果が待っており、諦めなくて本当に良かったと思いました。

また、周りの民間企業就職活動をしていた人たちが内定をもらっていく中で、挫けそうになっていた自分を応援してくれた家族や友人にとても感謝しています。

振り返ってみて合格の決め手

筆記試験については、とにかく問題演習、過去問演習を繰り返したことが決め手だと思います。いかにインプットした知識をアウトプットして定着させるかという点が効率面でも有効でした。

人物試験については、模擬面接などを通して多くの人に見てもらったことがよかったと思います。人によって突っ込みどころも変わってくるので、様々な面から自分の回答を深堀りすることで、より内容の深いものを作りあげられていったと感じます。そして最も大事だったのは笑顔です。面接官に与える第一印象になるので面接室の扉を開けた瞬間から明るい雰囲気づくりを自分ですることが大事だと思いました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

第一志望の県庁から内定をいただけたからには、県の発展に貢献したいと考えています。具体的には、県の魅力を国内外にも発信し、観光客の増加、人口の減少幅を少なくしたいと思っています。兵庫県には豊富な特産物や伝統産業、美しい自然、また多くの観光資源や文化遺産がありますが、現状の観光の特徴としては、日帰り観光や周遊が少ない「点」の観光に留まっています。それぞれの地域資源を発掘し、それを発信することで「点」から「線」の観光を目指します。また、少子化が進む中で、定住人口や交流人口、関係人口を増やすことが重要になると考えています。国内外に兵庫県の魅力を発信することで、交流人口や関係人口を増やすことに加えて、ふるさと意識の醸成によって都会へ出て行ってしまった若者のUターンを促進したり、現在県内に住む小中学生に地元意識を持ってもらうことで、少子化に対応し、県の発展に貢献したいと思います。

受験生に対するメッセージ

どんな状況でも最後まで諦めない気持ちと他人と比べないことを意識してほしいと思います。試験勉強を進める中で、初めのうちは、分からない問題や何度やっても解けない問題に出会ったり、思うように点数が上がらないこともあると思います。しかし、そこで挫けずに向き合うことで必ず自分の知識として定着し、解けるようになります。また、周りの受験生と比べて進捗状況が遅れていたりして焦ることもあると思いますが、自分のペースを乱さずに、勉強に疲れた時は息抜きも大事なので、無理をし過ぎないようにしていただきたいです。モチベーションの維持のために可能であれば、受験先を訪れて実際に働いている職員の方たちを見て、自分が働いているビジョンを描くこともおすすめです。

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