受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

一番は秩序立った生活基盤を持ちたかったからです。もともと、公務員は広く公に奉仕するという特性上、職場内の制度ががっちりと整っているというイメージがありました。また、給与等が法律で定まっていることもあり、将来の見通しを立てやすい部分が魅力だと思っていました。それゆえ安定しているという利点もありますが、私はむしろ仕事をプライベートからしっかりと切り離せることで、余暇の時間にクリエイティブな活動ができそうと思い公務員を志望しました。また、自他ともに認める面接下手という自覚があったため、学力試験でしっかりと評価を伸ばせる公務員試験という形態がありがたかったことも理由の一つです。民間企業と違い、試験に挑戦する前にふるいにかけられることがないところも良かったです。

アガルートをお選びいただいた理由

まず、オンライン型の予備校にした理由は二つあります。自分で計画を立てて学習できる自信があったことと、周りにあせらされることを防ぐためです。特に、二番目の理由は大きいです。私はある程度学習を進めた時、最後に大切になるのは自信だと考えています。そして、通うタイプの予備校で様々な情報を交換することは、時に悪手だと思います。なぜなら、人それぞれ伸びる時期や学習方法は違うのに、いついつまでに模試で何点取れていなければ落ちる…単語帳を使うやつはバカ…等のノイズに惑わされがちになるからです。それゆえ、オンライン型にするということは当初から決めていました。その中で、サンプル講義を聞いて最も好みにマッチしたアガルートさんを選びました。

学習の方針と進め方

基本的な学習方針としては①反復練習②大枠から詳細へ③二回読んでわからない教科は一旦飛ばすの三つです。判断推理等の問題を解くことが大切になる教科はまず大問ごとに解き、講義をチェックしました。その後、二回ほど全体を解き直した後でランダムな順番で問題を解き直しました。憲法などの読み物中心の教科は、まずタイトルや太字の部分をざっと読み、流れをつかんだ後、講義を聞く、問題を解く、教科書を読むのセットを何回か繰り返し、最後にランダムに問題を解きました。残念ながら自然科学とマクロ経済は理解が難しかったため、可能な限り他の教科で得点を重ねられるよう回避しました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年11月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

幸いなことに試験学習中にこれといった失敗はありませんでした。

ですがその理由として細かく自身の学力をチェックしていたことが挙げられると思います。できる限り模試を受けるのはもちろんですが、返却された模試を定期的に解き直したり、自分が受験する区分以外の過去問をダウンロードして解いたりすることで、「あとここが足りない」を逐一理解できたのではと思います。また、教科書や問題集に沿って学習していると頭がなれてしまうので、問題番号を入れ替えて学習することで分かったつもりをあぶりだしていました。このように自身の立ち位置を知ることで、失敗しづらくなりますし、失敗しても立ち直りやすくなると思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験では、テキストの問題がかなり多かった部分に救われました。専門試験で私が一番好きだった講義は憲法です。講師の小林さんの説明が非常にテンポよく面白かったです。テンポが良すぎて味気ないということも、面白さを追求して冗長であるということもなく、戦後の日本人が獲得し、そして時代に合わせて解釈を変えてきた憲法というもののアツさ、興味深さにぐんぐん惹かれました。基本的には講義の内容の予習がてら該当する教科書を読み、その後講義を聞いていました。講義を聞くと、視覚だけではなく聴覚からも知識を得ることができるため、より理解が深まります。個人的には、ながら視聴や音声だけを聞くスタイルは後で確認する分手間だと感じるため、短い時間でも腰を据えて講義を視聴することをお勧めします。視聴した後気になった部分はもう一度教科書を読んでいました。人物試験対策も小林さんが担当しており、良い例と悪い例を比較してわかりやすく解説してくれ、ありがたかったです。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

やはり学習した残りの時間で生活をするのではなく、生活の中の余裕に学習するのが理想と思います。私の場合は睡眠、よく噛んでする食事、入浴の他に、体力維持のために運動をして、そのほか趣味を除くと6時間程度を学習に当てていました。一日6時間を半年続ければ1000時間以上で、十分な学習時間だと思います。逆に、この1000時間に3か月で達しようと思ったらまともに寝てはいられなくなります。つまり、時間を確保する一番のコツは、早期に初めて、ゆっくりと、嫌にならない程度に継続していくことだと思います。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

記述系の科目はこの時期に総さらいしました。手に文章を覚えさせておくためです。また、私はやり残したことがあるとそのことが気になって緊張してしまうので、全ての科目にもう一度目を通しました。苦手な科目や過去問演習もしっかりしておくことで当日緊張が減らせます。さらに、一日の終わりにはゆっくりお風呂に入り、人と話す機会を持つことで頭の中で考えすぎないようにしていました。せっかく実力をつけたのに、緊張や自己否定によってそれを発揮できないことが何より悔しいと思ったため、メンタル管理には気をつけました。

試験期間中の過ごし方

複数個の試験を受けようとするとかなりスケジュールが過密します。私の場合、五月の週末と六月初旬の週末にはいつも何かしらの試験等が入っていました。この期間中、私は勉強量を減らし、的を絞った学習にシフトしていました。なぜなら、今まで長期にわたり反復して学習したことにより、公務員試験に対する私の知識は、すぐに忘れてしまうような知識ではなくなっていると確信していたからです。とにかく心を落ち着かせることに注力し、試験中の休み時間には校内を散歩していました。

受験した時の手ごたえ

教養、専門については自分の実力がいかんなく発揮できたと感じました。ただ、数的推理と判断推理においては、合っていると確信していた問題を外している部分が少しありました。過去問と比べ時事問題が増えると聞いていたためニュースをよく見ていましたが、ここに関してはアガルートさんの時事テキストがかなり役立ってくれました。専門の選択問題では8種類中2種類に全く自信がなく、これなら山勘で心理などを選んだ方が良いか?と疑心暗鬼にもなりましたが、初志貫徹しました。人物には全く手ごたえがありませんでした。ただこの部分に関してはかなり練習もし、いろいろな人に見てもらいましたがはっきりした原因はわからず、あきらめていたため、学力試験の貯金でしのぐ覚悟でした。

合格・内定した時の気持ち

うれしいというよりかはまずほっとしました。私は本を読んだり散歩したりしているうちに働きもせず25歳になっていたクチなので、ここでダメだったらいろいろな人に顔向けできないと気負っていました。また、自分が社会でやっていけるのだろうか?という漠然とした不安も覚えました。この不安は業務内容が把握しきれていないことや、経験の浅さゆえのものだと感じるため、初出勤までの間にまた勉強し、自身をつけなければと思います。

振り返ってみて合格の決め手

学力試験で点数を伸ばせたことが大きいと思います。国家一般職の場合は六割弱の点数が取れればまず人物試験に移ることができると言われています。そこで私は七割以上の点数を取りました。人物試験はふるわなかったため、かなり重要なポイントだったと思います。また、TOEICを受けていたことや運動系の趣味が官庁訪問の際わかりやすいフックになったと思います。自分と相性のいい官庁を探すため、たくさん受けたこともいい方向に働いてくれたのではと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は公務員として、長期的な目標に向けて努力していきたいです。公務員は公の仕事ですので、短期的な売り上げや時流、狭い範囲だけに有利なことばかりをしていくわけにはいきません。また、明日すぐに全員が幸福になるような仕事ができるわけではありません。10年、20年かけて、最近豊かになってきたね、安心だねという実感を与えられれば御の字なのだと思います。しかし、そういった遠い未来を眺める仕事こそやりがいがあり、将来振り返った時感慨深いのだと思います。私の場合、周辺国の脅威に対してこれからの日本がどう対処していくべきなのか、国民の安全に対する意識を変えていくにはどうしたらよいかなど今から考えています。そして、そのために自分にできることを重ねていきたいです。

受験生に対するメッセージ

よく自分にぴったりの仕事が必ずあるとかあきらめずに就活をしてくださいとか民間の業務説明会でいわれますが、民間企業で20社以上落ちて自分の理想の会社に入れることはまずないと思います。どの企業も明るくてフレッシュで人好きのする新卒が欲しいに決まっています。そうではない方はみんな別の企業に入ったのちに自分を納得させて思い描いていた企業とは違うけどいい会社だよねと思い込んでいくだけです。しかし公務員試験は勉強さえしっかりして下手なことを言わなければ必ず受かります。目に見えない形の努力や自分ではどうにもならない差異によって進路が阻まれることはありません。たくさんパンフレットを読んでみてください、面白そうな組織がたくさんあります。心配せず勉強してください。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

授業が面白かったので、楽しく勉強出来ました。この期間に学んだことが私の人生を豊かにしてくれると思います。ありがとうございました。

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