受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2026年合格目標｜教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム（フル・ライト）【公務員試験】

公務員を目指すきっかけ

安定していて、かつ、公務員でなければできない仕事があると思ったからです。

一点目の安定している点に関しては、無難なお金に困って、切り詰めた生活をする人生を送りたくないと思い、公務員という身分保障もあり、信用故にローンを組みやすかったり、世間体がよかったりする仕事だと思い考え始めました。

二点目の公務員でなければできない仕事に関しては、長期的にやった方が良いと考えられる社会課題に取組めると思ったからです。民間であれば、一概には言えないものの数年単位の短期利益を重視し、本当に困っている人に支援すること困難な場合が多いと思います。しかし、公務員であれば、こうした生活難などで明日食べるものを何とか確保している人にも支援をできると思い公務員を受験しました。

アガルートをお選びいただいた理由

合格特典があったからです。

年齢的に合格することが困難だと思ったため、最初は低廉な予備校を選ぼうとしていました。しかし、埼玉県は最後の受験機会であったため、今年を逃したくないと思い、費用は高くなりますが、アガルートを選んで、絶対合格して、資金を回収しようと考え受講しました。

また、模擬面接を行える点も良いと思いました。面接自体は得意でありましたが、いかんせん年齢的に、かつ、転職歴を複数あったため、厳しい指摘を頂くことも予想されました。しかし、私は結果として、模擬面接の重ねることはできませんでした。ですが、少ない中でもこれまでの経歴を見た時に客観的な疑問を聞くことができ、それに対する回答を練ることができたのは良かったです。

学習の方針と進め方

方針は、社会人ということもあり、時間がない中で教養だけでなく、専門試験も受験する必要があり、相手は、大学生が多いところで勝負しなくてはならず、客観的に困難な状況でした。そのため、選択と集中で取り組みました。そのため、２時間以上の通勤時間中、お風呂、歩きながらなど、これらを利用して隙間時間に講義を数多く視聴することで、机で勉強する時間は作れなくても、少しは知識をつけることができるように尽力しました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年12月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

失敗経験はインプットに偏りすぎたかもしれないと思います。公務員試験は専門試験がある試験種だとどうしても覚える量が多くなってしまうため、ある程度インプットが終わったら、アウトプットを進めることが重要だと思います。

挫折に関しては、仕事との両立が大変だった点です。それを乗り越えるための工夫したことは、とにかく悔いなくするために、今できることに取組もうと考えました。現役の人と比較しても、後がない年齢だったため、乗り越えることができました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策・専門試験対策

テキストを映しながら講義する形がよかったと思います。こうすることで、テキストのどこの部分を行っていて、黒板とテキストを行ったり来たりすることがないため、効率的に勉強できました。隙間時間の活用を意識しました。オンライン講義の良さは、どの場所でも、好きな時間に、好きな速度で視聴することができ、私は特に倍速視聴することで、とにかく早く回して情報に触れる回数を意識しました。

人物試験対策

模擬面接をオンラインで複数できるところだと思います。理由は、現役生、社会人問わず、自己分析を行い、第三者に自分はどのように写るのか知ることが重要だと思うためです。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

隙間時間を利用しました。朝起きて仕事に行って、帰宅するまで、８時間近くはあったため、これを利用しました。朝通勤中には、２時間勉強して、終業後にはカフェに立ち寄り勉強して、帰宅中にも２時間勉強していました。

また、帰宅後にも勉強していたこともあります。料理や家事をしている時には講義を視聴しながら、行ったりすることで時間を確保していました。

しかし、週末にはたまには飲みにも行くなど適度なリフレッシュも意識していました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期の過ごし方は、過去問題を繰り返していました。わからない問題で出そうな問題を中心に解くことで苦手の克服を行いました。時間が空いてもできる問題は、解かず目を通すだけに留めました。そうすることで、時間の有効活用を考えました。

どのような心構えで試験を迎えたかに関しては、自信を持って取り組もうと思っていました。それ程勉強時間は確保できなかったものの、それなりやってきたことは事実だし、筆記は何とか足切りギリギリでも良いからと思っていました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は、筆記試験が終わると１カ月後ぐらい面接試験があるため、自己分析や受験地の政策や魅力は何があるか、逆に課題な所はあるかなどを調べていました。自己分析に関しては、PCでこれまでの仕事の経験を棚卸しして、何をやってきたのか、言語化できるようにしました。

また、受験時は埼玉県に住んでいなかったため、埼玉県に実際行き、魅力を自分なりに考え言語化しました。課題は、埼玉県HPを確認して、力を入れていると事や自分が興味がある分野を調べていきました。

受験した時の手ごたえ

教養試験を受験した時の手ごたえ

手ごたえはありませんでした。実際、高得点を取ることは困難だと思っていたので足切りは超えることができればいいなとは思っていましたが、結果としてもギリギリ通過でした。

専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験は特に時間をかけたため、教養よりはできたかなと印象がありました。しかし、経済学は出題数が多いため対策しましたが、中々できず、足切り不安もありました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

手ごたえはありませんでした。質問にはそつなく答えたつもりでしたが、あっさりした反応の時もあったため、相手の心境をうかがうのは、難しく、結果を見るまでは安心する材料はなかったかと思います

合格・内定した時の気持ち

率直にうれしかったです。

面接で高評価をもらえてたことが何よりうれしかったと思います。最後の受験で何とか受かりたい。という思いが伝わったのかなと思います。また、面接というこういうものだ。という自分なりの規範を立てて、この規範を満たす上ではどのような言動や笑顔が必要なのか。を熟慮して、行動に移すことができたのかなと思います。また、家族や知人等にも多く相談をしていたため、こうした方々への感謝を伝えて、今後自分には何ができるかといった未来志向になりました。

振り返ってみて合格の決め手

面接で①面接官目線。②あえて自分の弱さを見せることで、信頼感を面接官に与える。③世間一般的に公務員に求められる人物像を意識する。３点を念頭に置いたからだと思います。

①は面接官がする質問したものの意図をくみ取りそれに合わせた回答を意識した点。②は完璧な人間を演じすぎると人間味がなく、親近感が湧かないため、自分の弱さを知っている人間だと思ってもらえる言動を意識した点。③はどんな回答にも公務員として求めるであろう、チームワークとか、コミュニケーション能力とか、笑顔な接客とかを徹底できたためだと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

取り組みたいことは、真に生活等に苦しんでいる、未来の若者に投資することです。短期的に成果が出るような、自分の評価のために政策を行うのではなく、行政として、長期的な観点から仕事をしてきたいと思います。

例えば、貧困に苦しむ子供への支援や一人親への支援です。これらは相対的に金銭的問題から大学等の高等教育を受けることができず結果として、年収が低い仕事を選ばざるおえず、親も貧困、子も貧困、孫も貧困といった貧富の連鎖は深刻な社会問題だと思います。そのため、例えば一人親に関しては、県として一人でも稼げるように資格試験や企業で使える職業訓練を展開することによって、自分たちで未来を切り開けるような環境を整備して支援するなどを行ってみたいと思います。

受験生に対するメッセージ

筆記に関しては選択と集中で取り組むことだと思います。大学生でけでなく、今は多くの組織で、２０代後半でも受けれるような環境があり、かつ、低倍率が顕著なため、高得点を取る必要はありません。

面接に関しては、やはり山場だと思いますので、もっとも力を入れてほしいですね。特に上手く話せないと思っている人。上手く話すとは、聞き取りやすい音量、早口になりすぎず、相手の目を見て、情熱を持って話すことだと思います。言葉に思いが乗ります。これは言葉にすることは難しいですが、色んな大人になぜ公務員なのか説明してみたら良いと思います。それと弱い自分を意図的にさらけ出して信頼性、一緒に働きたいと思わせる人間像を表現してください。完璧な人間、完璧に仕事ができる人間を求めている訳ではない、公務員組織においては、重要な視点だと思います。