受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

きっかけは、実際に民間企業で働いてみて、会社が世の中に対して生み出す価値とは何か、を自分で実感したことです。会社は自社のサービスを消費者に利用していただいたり、自社の商品を買っていただいたりといった機会がないとプラスの効果を世の中に対して生み出すことができない、また、生み出せてもすごく局部的なものだと感じました。その経験により、私はもっと多くの人々にその人が必要とする仕組み(商品)を届けることで、一人一人の生活の安定に貢献したいと考えるようになりました。

公務員であれば、一企業で働くよりも、少なくともより多くの人が必要とする仕組み(商品)を届けることができ、より多くの幸福を生み出せる仕事ができるのではないかと考えたため目指しました。

アガルートをお選びいただいた理由

一番魅力的だった点は、内定特典で全額返金されることです。今年度、自分のためにも必ず合格したいと思っていましたが、内定特典があったことでより一層合格へのモチベーションを高く保ったまま勉強に取り組むことができました。

また、自分の勉強の進度に合わせ、その都度講師の方と一対一で話し合いながら、勉強のスケジュールを組むことができることも魅力的でした。私は社会人として働きながらアガルートでの勉強を一人で進めていたため、他の受験生との情報交換や比較ができず、自分の勉強進度が遅れていないか、いつまでにどこまでを履修しておくと間に合うのだろうか、といった心配事がありました。しかし、その都度講師の方と面談をすることで相談にも乗ってもらえ、不安を解消することができ、集中して勉強に取り組むことができました。

学習の方針と進め方

学習方針は、分からなくても良いのでとりあえず一気に過去問を解き切り、そこから自分の苦手な分野や傾向をつかみ、そこを重点的に学習することです。また、配点が高く、同時に数を取りやすい科目でもある、数的処理・判断処理、憲法、民法、行政法、経済学といったものを中心に、過去問をそれぞれ年内に3周はするように勉強を進めていました。

アガルートの講師の方も言われていますが、とにかく過去問を繰り返しやることが大切だと感じました。教科書や講義の動画は、過去問を解き、解説を読んでも分からないときに適宜確認する、といった活用方法だったため、過去問に充てる時間が多かったです。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年9月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

公務員試験の学習を始めてから通算で9ヵ月ほど時間がありましたが、「時間はたくさんある」と過信していた分、時間の使い方を誤ったことがありました。

まず、働きながらの学習という点で、平日は勉強の時間を取るのが難しく、休みの日にまとめて長い時間を勉強に充てるようにしていました。しかし、1週間おきに勉強してもあまり身にならない(1週間経つと解答方法を忘れていたり)と感じることもあり、また、土日だけでは勉強が習慣化されていないため、ふと時間ができたときにも無為に過ごしてしまうことがありました。そのため、10分でも良い、1問解くだけでも良い、と軽い気持ちで平日も勉強するようにし、「勉強する時間」を毎日のルーティンの一部に取り入れるようにしました。そうすることで9ヵ月間途切れることなく勉強を継続することができました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験

教養試験に関しては、自分の苦手なところを重点的に押さえていく勉強方法が良いと思います。私は現代文に関しては特に対策せず、数的処理・判断処理に力を入れていました。過去問をどちらも5周はし、特に苦手な分野に関してはアガルート以外の市販の過去問も用いて勉強を行っていました。しかし、アガルートの過去問をすべて解き切るだけでも十分問題の解法を身に付けることができると思います。英文解釈も過去問を解いてみて、不安がある方は大学受験レベルの単語の勉強をしておくと良いかもしれません。資料解釈は直前に過去問を何問か解き、問題の傾向を把握しておくくらいで十分間に合うと思います。教養試験に関しては数的・判断処理に一番力を入れるべきです。

専門試験

まず自分に必要な科目と科目数を確認し、講師の方に組んでいただいたスケジュール表を参考にしながら、いつまでにどの科目をどのレベルまでできるようにしておくか、自分で設定していました。専門試験は科目数が多いながら、力を入れるべき科目とそれほどでもない科目が人それぞれあると思うので、自分が志望する試験に合わせた対策をするべきです。私は当初国家一般職を志望しており、専門科目である憲法・民法・行政法などの配点が高かったため、その3科目と経済学を中心に時間を割いていました。民法や経済学に関しては全く知識がなかったため、最初の頃は苦戦しましたが、講義の動画を何度も見返しながら過去問を繰り返すことで、身に付けることができました。行政学や財政学などは、3科目プラス経済学の勉強の合間に、年明けから着手しましたが十分だったと思います。

人物試験

自己分析を自分で十分行っておくことが肝要です。自己分析が不十分なまま受けた面接と、そうでない面接とでは自分の中の手ごたえも大きく違いました。また、自分でできる準備をしっかり行った上でないと、エントリーシートの添削や面接の模擬練習をしていただいても自分の実にできるものは少ないと思います。自分にできることをしっかり行ったうえで、講座の受講に臨みましょう。受講した講座の良かった点としては、エントリーシートの添削と面接の模擬練習が同時に行えることです。模擬練習の中で自身のエントリーシートもブラッシュアップしていただくことができたため、「本番の面接ではこう聞かれたらエントリーシートのこの部分を深堀りして答えよう。」といったイメージをより持ちやすくなり、とても有意義な時間でした。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日は隙間時間を意識して勉強に充てるようにしていました。通勤時間ではSNSの代わりに英単語のアプリを開いたり、小説の代わりに参考書を読んだりなどの工夫を行っていました。また、1日のうち何時から~何時までを勉強時間にすると決め、残業などでその決めた時間に勉強を始められなかったとしても無理に後ろ倒して時間数を確保したりはせず、数分でも良いか勉強を毎日途切れることなく続けることを意識して行っていました。足りなかった分は休日に回し、1週間の勉強時間数は落ちないよう気を付けていました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期でもそれまでに確立した勉強のルーティンや勉強時間は基本的に変えていませんでした。ただ、それまで力を入れていた数的・判断処理や経済学などのボリュームの大きい科目だけでなく、行政学や政治学などの暗記科目に時間を割くようにしていました。これらの暗記科目は年明けから着手していましたが、試験の直前に過去問を改めて何周か回すことでより記憶を定着させることができ、本番の試験でも得点源になってくれたと思います。

試験期間中の過ごし方

直前期と同様、特別なことは特に行っていませんでした。試験本番から結果通知までだいたい1カ月程度あるため、この期間に気を抜いてしまいそうでしたが、結果通知から面接までは早い場合は1週間程度しかありません。筆記試験は受かっていると信じて、面接の対策をしっかり行うことが大事だと感じました。私は、受けたい大学の機関研究や最近の研究実績などを調べたり、大学のSNSや事業報告書もチェックしていました。他には、模擬面接の練習時間に充てていました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

すべての試験においてそれなりにできた手ごたえがありました。全体的に問題は難しくなかったですが、時間との勝負でした。少し考えこんだり、計算間違いをしてつまずいたりすると大きく時間が押してしまうので、基本的にはスムーズに分かる問題をパッパッと解いてしまって、余った時間で残していた問題に取り組むやり方が良いと思います。

普段の演習問題においても本番の試験を意識しながら、すぐに解ける問題・そうでない問題を自分ですぐに判断できる癖を身につけ、余裕を持った時間配分が行えるよう練習しておくと、本番の試験でわからない問題に当たってもそれほど焦ることなく試験を終えることができると思います。特に力を入れていた数的・判断処理で得点できた手ごたえがあったため、安心して試験を終えることができました。

専門試験

専門試験に関してはあまり手ごたえを感じることができませんでした。私はいくつかの試験区分を受けていましたが、それぞれで難しいと感じる科目が違い、そのたびに自分としては自信を持って試験を終えることができませんでした。特に民法に関しては、振り返ってみると勉強時間と演習量が足りなかったと思います。

民法に関してはアガルートの過去問のみを使って何周か勉強していましたが、テキスト(教科書)を読んだり復習したりする機会が足りなかったです。そのため、過去問には出てこなかった凡例が本番の試験で出てきた際には、「見たことない!」と困りましたが、テキストを確認すると記載されていたため、試験直前でもしっかりテキストも読み込むべきだったと反省しました。

人物試験

人物試験に関しては、いくつか面接試験を受けるにつれ、選考が進むにつれて手ごたえを感じられるようになりました。

人物試験は事前準備と場慣れ、どちらも必要だと思います。アガルートでも何度か模擬面接をしていただきましたが、すべてリモートでの開催でした。リモートで練習して行ったとしても、実際対面で何名かの面接官を前にするとやはり緊張してしまいます。

しかし、対面面接も何度か行うと場の雰囲気や力の抜き方、面接官と会話をすることにも慣れてきて、次第に手ごたえを得られるようになりました。私はよく控え室でほかの受験者の方と世間話をしていましたが、内定をいただいた機関からも「そういったときの雰囲気を見ていた。」と評価していただけました。面接前にリラックスできるだけでなく、好印象も与えられるため周りの方に話しかけるのはおすすめです。

合格・内定した時の気持ち

とてもうれしかったです。筆記試験に関しては正直受かるだろうという自信がありましたが、面接試験に関してはすべての対策を網羅できていたわけではなかったため、様々な機関の面接を何度か受けていくたびに、自分の中で反省点が見つかることもありました。ただ反対に、しっかり練習してきたことが面接の場で発揮できた際には、非常に励みになり、もしだめでも次回の面接に活かそう、と思うことができました。常に前向きに試験期間中を過ごしていたため、自分の頑張りが実を結んだことがとてもうれしかったです。

振り返ってみて合格の決め手

毎日の勉強のルーティンやルールを自分で決め、途絶えることなくやり抜いたことが合格につながったと感じています。最初の頃は、「絶対に1日〇時間勉強する」などの高い目標を立てていましたが、残業や仕事の都合でその目標を到達できないと途端にやる気が落ちてしまうときもありました。公務員試験以外の資格試験にも言えることですが、勉強は1日1日のモチベーションに差をつけず、毎日短時間でも机に向かうことが大事だと思います。自分の生活に合わせた、確実に続けられる目標を立て、それに愚直に取り組むことで合格することができたのだと感じています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は国立大学の職員として、大学という教育機関をより育み、発展させる一助になりたいです。なぜなら、大学の発展が社会の発展に繋がると考えているからです。大学の使命とは、研究成果を地域や社会に還元することです。教職員の方々、学生の方々が安心して不足なく研究・勉学に取り組める環境を整えることが大学職員のなすべきことだと考えています。とは言っても、大学職員の業務は、研究支援に関われる部署や教職員の方、学生の方と直接関われる部署だけではありません。大学という機関を運営していくにあたって必要な業務が、多岐にわたり存在しています。どの部署でどのような経験を積めるかは、入職してからのことになりますが、どのような場所に配属されても、そこで任される業務に懸命に取り組み、また私自身もそこで吸収したものを大学や社会に還元していきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は頑張れば必ず受かります。いざ試験勉強を始める前はインターネットで色々調べて不安になったり落ち着かなくなったりするときもあるかと思いますが、淡々とやるべきことをちゃんとやるだけで必ず受かります。安心して挑戦してください。ただ、独学で受験するとなると適切な過去問が分からなかったり最新の受験情報が手に入らなかったりなど、安心して受験をするうえで不便なことが多々出てくるのではないかと考えられます。そういった受験時の不安も含めて解消してくれたのが、アガルートの公務員試験講座でした。最短で確実に試験合格を目指すために最適なものがそろっています。ぜひ一度、足を踏み込んでみてください。皆さんの合格を祈っています。

フルカラーのオリジナルテキストがスマホやタブレットで閲覧可能!

令和5年度公務員試験内定者210名!国家一般職専門職・地方上級の合格者を多く輩出!

学習の相談や質問が気軽にできる充実したフォロー制度!

オンラインだから費用を抑えられる!

内定特典でお祝い金贈呈or全額返金!


資料請求でアガルートアカデミーの
講座を無料体験

  • 約3時間分のミクロ経済学・数的処理対策などの講義が20日間見放題!
  • 合格体験記がもらえる!
  • 公務員試験の全てがわかる!はじめての公務員試験ガイドブック
  • 実際の試験問題が解ける!「実践ミニ問題集」がもらえる!
  • 地方上級・一般職合格者の「面接再現レポート」がもらえる!
  • 約30分の公務員試験試験テクニック解説動画で必勝勉強法がわかる!
 

1分で簡単!無料!

▶資料請求して特典を受け取る