受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2026年合格目標｜教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム（フル・ライト）【公務員試験】

公務員を目指すきっかけ

まず、法学部を選んだ理由としては社会生活をしていく中で、社会を支えている法律を学ぶことは重要なことだと思ったからです。そして、法学部で学んでいく中で、法律を用いた仕事に取り組みたいと考えるようになりました。そこで、法律を用いる仕事として思い浮かんだのが法曹と公務員でしたが、進路について真剣に考え始めたのが大学3年生の時だったこともあり、公務員の道を考えるようになりました。また、法学部では公務員に就職する人数が多かったため、仲間がいて相談できる環境で進めていくことができると思ったというのもきっかけの一つです。国家公務員を目指した理由としては、地方公務員よりも専門的に仕事をすることができるという点に魅力を感じたから国家公務員を目指しました。

アガルートをお選びいただいた理由

一つは自分の好きな時間に講義を見ることができ何度も復習することができるという点です。大学受験の際にアガルートと同じようにオンラインでの講義のみで自分のペースで進めることができる予備校を使っていて、うまく勉強を進めることができていたのでアガルートのシステムは私にあっていると思いました。また、ほかの校舎がある予備校では校舎までの距離が自宅から離れており、校舎のある予備校に入る理由が薄いと感じていました。理由のもう一つはオンラインのみとなっているので校舎のある予備校よりも価格が安くなっているという理由です。予備校代は自分で出すつもりであったのでできるだけ価格を低くしたいという思いがありました。また、合格・内定特典として支払い金額全額返金などの特典があることも理由の一つです。

学習の方針と進め方

学習の方針は一週間に一日は休みの日を作るということを行っていました。休みを入れることによって切り替えを行いやすくしようと思い、休みを取るようにしていました。進め方については一日の中でできるだけ多くの科目に触れるようにしていました。午前中に教養科目にすべて触れて、午後から法律科目は憲法、行政法、民法、経済科目はミクロ経済学とマクロ経済学に一時間ずつ程に区切って、できるだけ多くの科目に触れるようにしていました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年4月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

数的推理や判断推理に取り組む際に、自分自身で解き方が思い浮かぶまで時間をかけてそれぞれの問題に取り組んでいたことが失敗だったと思っています。試験に近づくにつれて取り組む科目が増えていったことで、時間をかけすぎている場合ではないと思い、講義動画を見てしっかりと解き方を理解するようにしてから問題に取り組んだことでそれぞれの問題にかける時間を減らすことができ、解くことができる問題を増やすことができました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

教養試験対策については数的推理、判断推理、資料解釈は掲載されている問題をまず5分くらい時間をかけて自分で考え、わからなかった場合に動画を見て解き方を理解するようにしていました。特に平面図形の分野は参考になりました。

専門試験

専門試験対策については法律科目と経済科目どちらもまず動画を一通り見てから問題を解くように取り組みました。動画のみで2周は見たと思います。法律科目については簡潔でポイントがわかりやすく、また、マクロ経済学は動画での説明が特にわかりやすく自信の持てる科目にすることができました。

人物試験

人物試験対策については動画を見て面接の流れであったりマナーなどを身に着けられるように何度か見るように取り組みました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

3年生の春から始めていたので時間に余裕があり、また、そこまで授業も忙しくなかったので学習時間は休みの日などで十分にとることができました。一日の流れとしては授業やアルバイトがない日は図書館に行き朝から夕方まで取り組み、夜は家で少し行うようにしていました。授業などがある日は大学の図書館で3時間ほど勉強していました。試験本番までの時間に余裕があったため自由時間も一日の中で2時間くらいはとることができていました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

過去問を購入し教養試験については一日に文章理解の現代文と英文を一題ずつ解き、数的推理、判断推理、資料解釈を合わせて5問ほど解くようにしていました。専門試験についても過去問を購入して一週間に一度、自分が選択する可能性のある科目について一年分解くということを行っていました。また、過去問を解かない日は今までの問題集の苦手な部分を復習するようにしていました。試験については時間が足りなくなるので数的処理は問題文を読んで解き方が思い浮かばなかったらとりあえず飛ばす選択をする心構えで試験を迎えました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中の教養科目への取組について文章理解は現代文、英文ともに一日一題ずつ解くようにして、数的推理、判断推理、資料解釈については苦手だと思う分野の解き方の復習をしていました。また、時事についてはテキストを読むということを行っていました。専門科目について法律科目はテキストを読み、全体的に復習ができるようにしていました。経済科目は苦手な分野を動画を見るなどして復習を行っていました。インプットを中心に行いました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験について、私は時事から解いて文章理解、資料解釈、判断推理、数的推理、情報の順に解き、時事を解いていた時点では自信をもって答えられたのは半分くらいでした。文章理解は得点源にできると自信があり、本番でも手ごたえがありました。資料解釈はできましたが、数的推理と判断推理については半分くらいしかわからず、焦りました。

専門試験

専門試験について法律科目は民法Ⅱに自信をもって答えられたものが少なかったので選択をあきらめましたが、経済科目や英語基礎でカバーできたので手ごたえを感じました。

人物試験

人物試験について人事院面接は手ごたえがないという話を聞いていた通り、面接は短い時間で淡々と進んだため、手ごたえはあまり感じませんでした。

合格・内定した時の気持ち

試験全体として手ごたえは感じていましたが、合格した時は安心した気持ちになりました。裁判所の二次試験は落ちていたので、後がない状況の中で合格することができ安心しました。しかし、官庁訪問の第一クールはうまくいっていなかったので、合格した時点ではまだ焦りの気持ちは残っていました。そのような中で、官庁訪問に行った先で内定をいただくことができたときは合格した時よりも大きな安心感を感じ、行って来たことが間違いではなかったと感じました。

振り返ってみて合格の決め手

決め手は一次試験の点数を高くとることができたことだと感じています。教養試験については苦手な数的処理をカバーできるように文章理解を落とさないようにしたことで、本番でも半分くらい解くことができなかった数的処理をカバーすることができ、専門試験については配点が高い中で9割近く正解することができました。一次試験で高い点数をとれたことで二次試験の教養論文や面接で平均的な評価となっても余裕を作ることができました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

公務員としては税金で暮らしているという自覚を持ち、責任感をもって業務に取り組んでいきたいと考えています。出入国在留管理局の職員としては日本の安全を守り外国人と共生できる社会に貢献していきたいと思っています。取り組みたいこととしては入国審査業務と在留審査業務があります。入国審査業務や在留審査業務を通して最近問題となっている不法滞在に関連して、中立の視点を持ちながら日本の安全を守るために善良な外国人と不法な目的を持った外国人とをしっかりと見分けることができるように取り組んでいきたいと考えています。また、日本語や英語が話せない人との意思疎通をしっかりととることができるように様々な言語の学習にも取り組んでいきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

公務員受験生の皆さん、日々の学習、本当にお疲れ様です。筆記試験自体の難易度は下がってきているので、思いつめすぎずに休憩を入れながら体調に気を付けて頑張ってください。数的推理や判断推理に関してはどうしても理解できないところは捨ててしまっても大丈夫だと思います。また、私は想定質問集を作成したのみで模擬面接を一度も行わずに面接に挑んだ結果、思い通りにはいかなかったので模擬面接は必ず行うようにしましょう。公務員試験を通して、努力する習慣であったり自分の問題に向き合い解決に向けて進むことができる力であったりを成長させることができると思います。自らの成長のためと考えて、最後まであきらめずに頑張ってください。応援しています。