受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

きっかけは、台風19号の際に近くの小学校に避難したことです。災害発生後すぐに避難しましたが、小学校に到着した時には、すでに避難所がしっかりと整備されていました。このとき、裏方として働く公務員の姿に感銘を受け、自分も地域住民の大切な支えになりたいと思い、公務員を目指すようになりました。最初は公務員と行政書士のどちらに進むか迷っていました。そこで、実際に行政書士事務所で働いてみることにしました。働いてみて業務の専門性が高く、取り扱う範囲が限られていることを実感し、行政書士の道は選ばないことにしました。その代わりに、幅広い業務に携われ、性別や年齢を問わず人々を支えられる公務員の道を選ぶことに決めました。

アガルートをお選びいただいた理由

予備校に入ろうとした時期が6月で、大学の構内で開かれていた公務員講座はすでに締め切られていました。そこで、予備校を探していた際に、WEBサイトでアガルートを見つけました。自分は、校舎に通うとその分の準備や移動時間が必要になるため、いつでも講座を受けられ、見直しもできる通信講座を選ぶことにしました。通信講座の中でアガルートを選んだ理由は二つあります。一つ目は、合格特典があったことです。価格自体は他の予備校と大差なかったのですが、合格特典があることで、試験に対するモチベーションが向上しました。「せっかく合格特典があるのだから、頑張ろう」と思えました。二つ目は、模擬面接が無制限でできることです。公務員試験の面接対策が不安だったため、何度でも練習できる制度に魅力を感じ、アガルートを選びました。

学習の方針と進め方

学習の方針としては、まず自分の得意で好きな分野から攻略することにしました。その方がやる気が出て、楽しく勉強できると考えたからです。最初に、得意な法律科目に集中し、問題を一周解くことに専念しました。その後、数的処理と経済科目を並行して学習し、スキマ時間には法律科目の復習を行っていました。年が明ける前に、なんとか行政科目も含めて、テキストと問題集を一通り終えるようにしました。年明け後は、論文対策と専門記述対策に取り組み、直前期には数的処理・経済科目・法律科目を4対4対2の割合で学習を進めていました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年7月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

数的処理はなかなか成績が伸びず、挫折しかけました。私は、昔から数学が苦手で避けてきたため、初歩的なことも分からず、中学校の数学から見直しました。数的処理にはゲーム感覚で解く問題もあり、初見で解けなくても落ち込まず、「こんな問題もあるのか」と気楽に捉えながら、勉強を進めていきました。また、科目が多いため、新しいことを学ぶと以前学んだことを忘れてしまう、という状況が続きました。そこで、すべてを完璧にしようとはせず、出題傾向が多い分野に絞って集中的に学習しました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験

数的処理は問題数が多かったので、とりあえず問題集を1周しました。難しい問題は動画で解説してくれているので、適宜それを視聴しながら学習しました。文章表現や時事も、動画とテキストを併用して学習していました。どちらも学習ポイントを解説してくれるので、視聴した方が良いです。

専門試験

法律科目は、既に知識があったため、問題集のみを活用して学習しました。経済科目は初めて学ぶ分野だったので、動画とテキストを使い、じっくりと理解を深めました。行政科目は時間がなかったため、動画を倍速にして短期間で学習を進めました。

人物試験

面接対策講座は一通り視聴し、メモを取りながら学びました。その後、模擬面接を数回受けました。公務員ならではの質問が多く出され、模擬面接を受けて良かったと思います。模擬面接では1時間の時間を確保してくれ、面接の振り返りも丁寧に行ってくれました。特にその際のアドバイスが役に立ちました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

試験まで約1年あったため、最初の8か月間はアルバイトの出勤日数を減らして学習時間を確保していました。ですが、勉強の進捗に不安を感じたため、残りの4か月間はアルバイトを退職し、勉学に専念しました。学校がある日やアルバイトがある日は、朝に1時間勉強し、移動中には問題集を解き、帰宅後に2時間勉強していました。土日や直前期には、朝起きてから2時間勉強し、お昼を挟んで4時間、夜ご飯の後に3時間勉強していました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

専門科目は新しい知識を取り入れるのをやめ、ひたすら復習に専念しました。教養科目では、時事問題や生物、地理などの新しい知識を覚えることに力を入れていました。特に数的処理は最後まで不安だったため、テキストやネットを使って、どのような問題にも対応できるように勉強しました。勉強時間は週に50時間、多い時で60時間ほど勉強していました。息抜きは重要で、一週間に一度は外食をしたり、夜に散歩をして気分転換を図っていました。

試験期間中の過ごし方

公務員試験といっても、地方公務員、国家公務員、国家専門職で試験科目が異なるため、試験の一週間前は各試験の特徴に合わせた勉強に特化していました。例えば、裁判所事務官の試験には刑法と専門記述があるため、試験の一週間前は刑法と専門記述に重点に勉強しました。また、私は複数の試験を併願していたため、一つの筆記試験が終わった後は、試験当日とその翌日はまる一日勉強をせず、リフレッシュするようにしていました。ずっと勉強し続けるのは大変なので、休むことも大切だと思っています。

受験した時の手ごたえ

教養試験

手ごたえはありませんでした。受験中、数的処理に時間をかけても解けず、勘で答える問題が多かったからです。文章理解は比較的スムーズに回答できましたが、時事問題では迷う部分が多く、正直なところ、合格する自信はありませんでした。

専門試験

これも手ごたえはありませんでした。法律科目は得意でしたが、2択で迷う問題が多く、自信を持って回答できたものは少なかったです。経済科目や行政科目でも、勘で答えた問題が半分ほどありました。専門科目に関しては時間に余裕があったため、すべての問題を確認し、解けそうなものを選んで回答したと思います。

人物試験

笑顔で元気に答えることはできましたが、質問に対して少し長く答えすぎた感覚があったため、手ごたえは普通でした。

合格・内定した時の気持ち

第二志望に合格したときは安堵しました。私は、第一志望の試験では筆記で不合格となり、少し落ち込む時期がありました。それでも、第二志望である県庁の筆記試験には合格することができ、その後、面接対策に多くの時間を割くことにしました。また、模擬面接を受け、その際にいただいたアドバイスを素直に受け入れながら、志望動機ややりたい仕事を再度見直しました。その結果、面接の評価は満点に近く、自分の頑張りが評価されたことを感じ、すごく嬉しかったです。

振り返ってみて合格の決め手

面接対策です。地方公務員試験は、国家公務員試験に比べて筆記試験が易しい傾向がありますが、その分人物重視の傾向が強くなります。私は、筆記試験がすべて終わった6月上旬から面接対策を本格的に始めました。模擬面接を受けて、面接がどのような雰囲気で進むのかを学ぶことができました。特に感謝しているのは、小林講師のアドバイスです。県庁の面接を受ける前に模擬面接で指導を受け、志望動機の改変を求められました。講師のアドバイスを元に書き換えた結果、本番の面接では自信を持って話すことができました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は県庁職員として、未病対策に携わり、誰もが健やかに暮らせる社会を実現していきたいと考えています。また、県庁では3~4年おきに異動があり、さまざまな地域に赴く機会があるため、県内の異なる地域を深く知ることができることも楽しみの一つです。どこへ行っても神奈川県の魅力を感じながら働ける環境で、日々成長していきたいと考えています。また、県庁職員の方が健康医療局にいた際、行政不服審査法を参考にしながら県民の申請対応を行ったというお話を伺いました。私も、法令を活用しながら仕事をする職業に就きたいと昔から思っていましたので、法令を適切に読み解き、適正に申請対応をできるよう取り組んでいきたいと思っています。

受験生に対するメッセージ

公務員試験を突破するためには、まず筆記試験をクリアすることが大前提です。そのためには、遊ぶ時間を削り、勉強に集中する覚悟が必要です。他の友達が遊んでいる姿を見て、羨ましく感じることもあるかもしれません。しかし、自分のやりたい仕事や就きたい職種を目指して、日々努力し続けることが大切です。ちなみに、私は6月上旬ごろに民間企業(法律事務所)を練習として受験しました。当時は求人が多く、法律事務所を併願する場合、筆記試験が終わってからでも十分に間に合いました。最後に、私は第一志望に落ちてしまいましたが、落ち込んでいる時間を最小限にし、すぐに気持ちを切り替えました。たとえ一つの道が閉ざされても、他の道が残っているのなら、そこに全力を注いでください。皆さんの成功を心から応援しています。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

小林講師に感謝しています。面接対策で私のダメなところを一緒に考え、答えを導いてくださりありがとうございました。おかげさまで、面接は全勝で公務員試験を終えることができました。

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