受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私が公務員を目指すことにしたきっかけは、相手の財力や地位に関係なくサービスを提供する仕事をしたいと考えたことです。

私自身がサークルで広報活動をしていた際に、活動資金がなくあまり十分な広報ができていなかった時に市役所の方々が協力してくださり、この市のためになるならと広報活動を手伝っていただきました。その経験から、公務員というのはお金ではなく、自分の属する組織や市のために、全力で働く職業であるのだと改めて認識しました。

また、国民の収めた税金から給料を頂くことで、非常に強い責任感を持って働く必要があります。私も広報長として、責任感の求められる役割を担ってきたことから、公務員としても強い責任感を持ち日々、国のために何をすることができるのかを考えて働きたいと思い、公務員を目指しました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選んだ理由は、特にオンラインでの講義等のサービスが充実していたからです。他の予備校と比較しても、オンライン専門予備校ということで、非常に使いやすいサービスとなっていました。私は、予備校に通うのではなく、自分の好きなタイミングで好きな講義を受けたいと考えていたので、その点がアガルートとマッチし選択しました。

また、アガルートでは、模擬面接や面接カードの添削が何回でも追加料金不要でしていただくことができ、予約も取りやすいと言われていたことも決めての一つとなりました。私は特に、筆記より面接の自信がなかったので、模擬面接は力を入れて取り組みたいと考えていましたので、その点からもアガルートの模擬面接はとても良いサービスでした。

学習の方針と進め方

2年生の3月から始めて、翌年1月頃には、筆記試験の対策はある程度完成することを目指して、学習に取り組んでいきました。

テキストはアガルートをメインに教材を何度も繰り返し、使用し問題を解き続けました。

始めは、数的推理の学習を進め、その後、判断推理や経済系科目の学習を重点的に進めていきました。

学習を開始してから、半年はだいたい1日に2~3時間学習をしておりました。

数的処理は毎日必ず問題を解くようにして、どのような問題にも対応できるように力を入れて学習をしました。

残りの科目は、苦手な科目を中心に進めました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年3月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

ミクロ経済やマクロ経済の学習が思うように進まず、アガルートの教材の問題も解説を見なければ解けないような日々が続きました。元々、法学部であり、数字が苦手だったので特に時間をかける必要があって焦る期間がありました。これを乗り越えるために、私は講義を何度も繰り返し、視聴し、教材にメモを取るなど自分が理解しやすいようにまとめることに努めました。それを理解できるようになるまで粘り強く取り組み、ある程度理解出来たら、すぐに問題を解くようにしていました。そうすることで、経済科目が弱点ではなくすことができました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験対策

まずは、テキストの問題を進めていき、わからない問題があった時に、講義を見て理解を深めるようにしていました。

ただ答えがあっていればよしとするのではなく、答えに至るまでの計算や導き方には丁寧に学習しておりました。数的処理も文章理解も解答スピードが求められるかもくであるため、より速く、より簡単に解くことができるように復習をしておりました。

講義では、図や絵を用いてイメージしやすいように解説してくださる点が非常に良かったです。

専門試験対策

法律科目にはもともと自身があったので、講義を素早く見て、問題集に取り組みました。経済科目では、苦手であったため繰り返し講義を見て理解を深めました。

良かった点として、必要な内容をコンパクトに学習できた点があります。専門科目は特に深堀をすると内容が無限に広がるため、過不足なく学ぶことができたのはアガルートの良かったです。

人物試験対策

人物試験対策は、まったく知識のない中で、1から丁寧に解説していただき、動画をもとに、面接等に向けた土台をしっかり作ることができて良かったです。

それから、講義に沿ってノートを作成し、自分の長所や短所など自己理解に努めました。面接体験記などを参考に質問に対する自分なりの回答を考えました。

また模擬面接も、3人の講師から、様々な角度で質問していただき幅広い対策をすることができて良い練習になりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

大学3年生の時に学習しており、授業もあったため、平日の勉強時間はだいたい2~3時間程度でした。休日は6時間程度勉強をするようにしておりました。

ただ、私は、一日中勉強に没頭するのではなく、テレビを見たりするなど、息抜きやリフレッシュの時間を必ず設けるようにしておりました。

通信講座の良い点として、ちょっとした時間にも勉強することができ、通学中や、寝る前の少しの時間見返すなど、非常に勉強しやすかったです。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期は、毎日8時間ほど勉強するようにして、以前解けなかった問題を解けるようにすることに力を入れていました。私は、特に記述試験の対策に力を入れました。試験があるとしても、特に毎日の過ごし方を変えることなく、あくまで日々の延長に試験があると考え、模擬試験を思い、緊張しないように努めておりました。また、1日の内、1時間程度、試験や公務員の対策のことを全く考えない自由な時間を作るようにして意識の切り替えをするようにしておりました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中の過ごし方は、とても緊張しながら生活していました。不合格だったらどうすればよいのかと考える日もありましたが、とにかく手と頭を休めないようにしておりました。

勉強が手につかないときは、自己分析や面接カードの構想を練るなどして、気持ちを整えておりました。

さらに筆記試験が終われば、すぐに面接試験があるため模擬面接を何度も予約して行いました。初めはうまくできなかったのですが、徐々に成長していくに連れ自信も身も生まれ緊張が収まりました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験は、試験内容が改正されて初の年であり、時事問題が非常に難しかったように感じました。あまり対策できていなかったので少し後悔しました。教養試験は、全体を通して時間がなく、解けなくても次に進むということが非常に重要なポイントでした。私は、難問にこだわってしまい、最後の方を少し雑に解くことになってしまい、試験後は不安でした。

専門試験

教養試験と異なり、試験時間はどの試験種も長かったため落ち着いて解き進めることができました。問題自体は消去法で解くことが多く、あまり自信を持って解答することができませんでした。専門試験では、難易度にばらつきがあり、科目を選択できるので、より多くの選択肢を持っていることが重要だと感じました。

人物試験

基本的に面接カードの内容に沿って質問されることが多く、淡々としていました。面接対策はしっかり行っていたため、とくに詰まることなく回答することはできました。しかし、その分、高評価は期待できないのではないかと思い、最終合格の発表まで不安な気持ちで待つことになりました。

合格・内定した時の気持ち

1次試験を合格した時は、まだ先があるので気を抜くことはできませんでした。

しかし、最終合格が確定した時は、これまでの努力が報われたと感じ、非常に嬉しい気持ちでした。さらに高順位で合格できたため、細かいところにもこだわって勉強してきてよかったと思いました。

また、長い期間支えてくれた両親も喜んでくれてとても感謝しました。

そして、アガルートの講師の方々、模擬面接で何度も助けてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

振り返ってみて合格の決め手

私自身、振り返ってみて合格の決め手は粘り強く勉強していたことだと思います。アガルートの同じ教材を10回も繰り返して解くことで力をつけることができましたので、すぐに新しい教材に手を出すのではなく、ひたすら完璧に近づくまで同じもので学習したことが合格に近づくことができた鍵であると考えております。

面接においても同様で、模擬面接で上手くいかなくても、しっかり反省して、フィードバック頂いた改善点を見直し、再度挑戦することで成長することができました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は、裁判所で働く職員として、公正な裁判所の運営を支える役割を担っていきたいと考えております。具体的には、裁判官の補佐や裁判手続きの迅速な準備に取り組みたいです。そのためにも、裁判所事務官として経験を積んでいくことに加えて、早期に裁判所書記官になるために、日々学習を欠かさないようにして、試験に合格できるようにしたいです。書記官になれた際には、裁判官に意見を求められることもあるので、適切に返答できるように、知識をつけていきたいと思います。

また、来庁者に対しても丁寧に接することを心掛けて、裁判に詳しくない裁判員の方々にも、良い経験となってもらえるように分かりやすい説明をするように心がけて、毎日の業務に取り組みます。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は、長い期間の勉強や面接対策をしなければならないため、とても強い精神力が求められます。

学生は授業があり、社会人は仕事と上手く両立しなければならず、公務員対策だけに集中できないのが現実です。

その中でも、同じ公務員志望者を見つけ、困難を一緒に乗り越えていことで成長できるものだと思います。

私も時々、友達と会話をしてリラックスしておりました。

公務員試験は、平等であり、簡単に受かるものではありません。だからこそ、合格できた時には、何物にも代えがたい喜びがありますし、つらい時こそ、合格した後の自分の姿をイメージすることで、再び対策に進むことができました。

長い期間の試験対策になるため、勉強等を詰めすぎるのではなく、息抜きもしっかり取るようにして、無理なく進めていきましょう。

公務員として働く自分を思い描きながら頑張ってください。

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