受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

将来は広く社会のためになるような仕事がしたいという思いがあり、大学に入ってからは選択肢の1つとして公務員を考えるようになりました。また、大学で国際系の学部に所属していたこともあり、語学力や留学の経験を活かす機会があるところで仕事がしたいという気持ちもありました。そんな中、海外旅行で空港を利用した際に、現場で働く入国審査官や税関職員の方の姿を見て、その業務に興味を持つようになりました。

そして特に、パスポートの偽造といった不正を見抜き、テロリストの入国を水際で防ぐ入国審査の仕事や外国人との共生社会の実現に向けて働くことによって、日本国内の治安維持に貢献できるところに大きなやりがいを感じ、入管を志望しました。

アガルートをお選びいただいた理由

私は本格的に公務員試験を受験しようと決意した時点で、独学は考えていませんでした。公務員試験は出題科目が非常に多く、小論文や面接の対策も必要であると知っていたからです。しかし、大学生協の公務員講座が自分の想像以上に高額であり、それに投資する価値があるのかどうか決めかねていました。

そこで一度、別の方法も考えてみようとインターネットで調べていたところ、アガルートを知りました。他の公務員講座と比較したうえで、実績の多さや、オンデマンド配信で自分のペースに合わせて学習できる点、金額設定、合格者特典がある点などに魅力を感じ、アガルートの受講を決めました。また、学習を進める中で困ったときの相談窓口が設置されているところもいいなと思ったポイントです。

学習の方針と進め方

私は基本的にテキストをメインにして学習をしていました。

ただし、ミクロ・マクロ経済学については全く知識のない分野で、テキストも説明のパートが多かったため講義の動画を見ながら進めました。倍速機能を使うと効率的に学習ができるのでとてもいいと思います。

数的処理は特に出題数が多く、それに伴って演習の問題も量があったため真っ先に取り掛かりました。

全ての科目に共通していたのは、何度も繰り返し解くということです。法律科目は結果的に5周以上しました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年6月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私は試験本番のちょうど1年前から学習を始めていましたが、その当時は入管を見据えて国家公務員を受験することしか考えていませんでした。しかし、次第に地方公務員を併願した方がよいのではないかと思うようになりました。

その場合、社会学や政治学、行政学などを追加する必要が出てきてしまうため、学習が間に合うかどうか焦りました。結局、それぞれの内容に若干似ている箇所があったり、分量自体もそれほど多い科目ではなかったりしたので大丈夫でしたが、併願先は早めに決めておくべきだったと思いました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験は、ほとんどテキストのみで対策をしました。

数的処理は特に問題の量が多く用意されていて、とてもよかったです。1周目は全て、2周目は1周目で間違った問題だけ、3周目は2周目でも間違ったところ、4周目にまた始めから全てというように、とにかく毎日演習を欠かさないことを心掛けていました。試験本番では、なんとなくで解いた問題まで当たっており、感覚的なところまで鍛えられていたことに自分でも驚きました。

専門試験では、ミクロ・マクロ経済学は講義を聞いてから演習を繰り返して行いました。その他の法律科目と社会学系科目などは基本的にテキストのみでの対策でした。テキストを読めば分かるものとそうでないものを分けて、適宜講義を聞くようにしていたため効率的に学習を進められました。

人物試験対策では、面接カードの書き方や面接時のマナーなど、気になっていた点が押さえられており、とても参考になりました。地方公務員試験で集団討論が課せられていたのですが、実際に何人かの受験生(別の自治体を受験予定の方)と一緒にグループディスカッションをする機会を得られたこともよかったです。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

直前期の前までは、大学やバイトがあり忙しかったため隙間時間を見つけて学習をしていました。大学までの通学時間が1時間以上と長かったので、バスの中で講義動画を見たりテキストを読んだりしていました。大学の講義の間の空コマを利用して図書館で勉強することも多かったです。

また、私は計画を立てるのが好きなタイプなので、月のはじめに1か月間の目標を立て、それを基に1週間ごとにやることリストを制作するようにしていました。タスクを可視化すると、やるべきことがすぐに分かるのでいいと思います。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

大学は少なく、バイトの時間も抑えるようにしていたので、平日にも多くの時間を試験勉強に充てることができました。学習時間は1日平均7~8時間程だったと思います。

私は、直前期に小論文と時事問題の対策を始めました。時事対策の講義は出題されそうなところをピックアップして解説されていたため、大事なポイントを短時間で頭に入れることができました。小論文の添削もしていただきました。教養科目はそれまで通り決めた問題数を必ず解くようにし、専門の法律科目は、自分が何度も間違えている問題をスマホのメモ機能を使って一覧にしてまとめ、こまめに目を通していました。

試験期間中の過ごし方

筆記試験の直前は、自分が不安に思う箇所を重点的に復習し、暗記科目と時事問題の確認にも時間を使いました。また、ベストなコンディションで試験を受けることができるように、早寝早起きを心掛け、食事もしっかり取るようにしていました。

筆記試験後はすぐに切り替えて、面接練習に取り組みました。面接カードも面接対策講座を参考にしながら書いたうえで、ハローワークや大学のキャリアセンターで添削してもらっていました。本番直前になると模擬面接の予約が取りづらくなるので、前もって準備しておくと安心です。

受験した時の手ごたえ

文章理解はほとんどの問題に自信を持って解答することができたため手ごたえがありましたが、数的処理はいくつか勘で解いたものもあり、正直不安でした。ですが、想定していたよりも多くの問題が正解だったので驚きました。

法律科目を迷いながら解答した後の経済科目で、解き方が全く分からず一度、頭が真っ白になりましたが、そこで立ち止まっても焦るだけだと判断し、別の問題を先に解くことにしました。経済以外のものを終わらせてから、じっくり取り組むことができたおかげで無事に解答できました。

人物試験の本番前は極度に緊張して、本当に乗り越えられるのかということばかり考えていましたが、実際に面接が始まると緊張はすぐに解けて面接官の方とのお話を楽しむことができました。自分の熱量が相手にしっかりと届けることが大切だと感じました。

合格・内定した時の気持ち

それまでやってきたことが認められたように感じて、とても嬉しかったです。

私は民間企業での就職活動を一切やっておらず、公務員試験だけにかけていたところがありました。そのため、もしものことがあった場合に、そこから就職活動を始められるのか、それとももう1年試験勉強を頑張るのかなどと考えると不安な気持ちが募っていました。内定を頂けたときは、就職先が決まり大きく安心したのも覚えています。家族や先生方、友人などお世話になった人に報告をした際に、一緒に喜んでくれたこともまたありがたかったです。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、入管で働きたいという思いを貫き通せたことだと思います。

筆記試験は、アガルートさんの教材のおかげで納得のいく成績が取れました。自分なりの方法とペースを確立して教材を使い込むことができたからだと思います。場所や時間を問わず学習ができるのは、大きなポイントではないでしょうか。

しかし人物試験は、日々の演習で完璧に鍛えることはなかなか難しいです。最終的には、自分がどのくらい強い気持ちを持っているのかが重要になってくると私は思います。自分が働きたいところなら、自ずともっと知りたいと思うようになるはずですし、自分の武器をどのようにアピールするべきかも見えてくると思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は、出入国在留管理局の職員として安心・安全な社会の実現に貢献したいと考えています。入国審査官が、テロリストの摘発を行ったり入国が好ましくない人物の日本への入国を抑えたりすることは、国内の治安維持に直結しています。また、外国人の適正な在留審査や共生社会の実現のために尽力し、国籍を問わず誰もが暮らしやすい社会の基盤をつくりたいと思います。

少子高齢化による労働力不足が深刻化する日本にとって、外国人労働者の存在は欠かせないものになりつつあります。また、海外の観光客は国内の観光業を大きく支えています。グローバル化が進む中で人の往来も盛んになっており、入管の果たす役割は今後益々大きいものになっていくと考えます。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は長期戦で、筆記試験が終わったかと思えば次に人物試験が続き、準備することや考えなければならないことも非常に多いです。そのため、不安や焦りで心が折れそうになることもあるかと思います。実際に私もそうなりました。ですが、そんなときには自分の将来の理想像を思い浮かべるようにしていました。入国審査官には制服があるので、その制服を着て空港で働くことを想像すると頑張ろうと思うことができました。また、割り切って休むことも大切にしていました。もやもやを引きづったまま勉強をしても頭に入らず、むしろ非効率な気がします。

それと、模試は受けておくべきだと思います。私は準備期間が長かったにも関わらず、模試を一度も受けずに本番に臨みました。問題の出題のされ方や現場の雰囲気など慣れておくに越したことはないと思いました。

応援しています。

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