受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2026年合格目標｜教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム（フル・ライト）【公務員試験】

公務員を目指すきっかけ

祖父、父が公務員であり、小さい時から公務員に対するあこがれがあった。そして大学3年生になり就職先について調べる中で自分は人々の日々の生活を下支えできる仕事に魅力を感じ、さらに調べていく中で仕事内容も自分の興味関心のあることであると考えるようになり、公務員を目指すようになった。無論、公務員になるためには多くの試験勉強をこなし、面接等の対策も必要であると知っていたものの、これらを乗り越えてでもやりたい仕事であると心から思えたため、公務員試験勉強を始めることにした。公務員であった祖父、父からも後押しされ、いくつかのアドバイスももらえたため、自分の周囲に公務員試験勉強をしている知人などはいなかったものの、公務員を目指すことに不安はなかった。

アガルートをお選びいただいた理由

公務員試験勉強を始めようと考えた時期が大学3年の秋ごろであり、大学生協で提供されている通学タイプの講座を受講するには時期が悪いと感じていた。そのため自分のペースで、いつでも受講が可能な通信講座を探していた。そして通信講座を有する予備校を比較したうえで、通信講座を専門とし、定期カウンセリングなどの各種サポートも充実しているアガルートが自分にとってベストであると考え、受講することにした。公務員試験では2次試験の配点が高く十分な対策が必須であると聞いており、その点アガルートは面接対策等においても充実した講座を有していたため、安心して受講を決定することができた。また、資料請求時の対応が非常に迅速かつ丁寧であり、今後学習上何か困ったことがあっても素早く対応してくれるであろうと感じたことも理由の一つとなっている。

学習の方針と進め方

まずは自分が受験する公務員試験の出題範囲の講座をできるだけ早く一周することを念頭において学習を進めた。学習を始めた時点で公務員試験第一次試験まで8か月ほどであったものの、学習範囲は非常に膨大、数的処理、経済学等難解なものも多いと感じたため、できるだけ無駄なく効率的な学習を心掛けた。学習を進めるにあたって進捗、理解度に疑問を感じたときは定期カウンセリングを活用し、講師の方々にアドバイスをもらい軌道修正に努めた。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年9月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

学習を進めるにつれ、すぐには理解できない内容、何度繰り返しても間違える問題等が頻出し、自分に合格は無理なのではないかと思い詰めることがあった。そういったときは、いったん机から離れ、外の空気を吸うなど勉強以外のことをして気分転換し、自分を精神的に安定させるように努めた。その後、何を理解できていなかったかを分析し、付箋を貼り何度でも解きなおすようにした。また、定期カウンセリングで学習の悩みを講師の方々に話すことで不安を解消し、前向きな気持ちで学習できるようにしていた。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

各教科のテキストに多くの設問が掲載されており、それらをこなすだけで十分な対策ができるものとなっていた。数的処理の問題集に関しては解けなかった問題を何度も解くことでどの分野にも苦手が出ないようにした。

専門試験

初学者であっても理解しやすいテキスト、講義動画となっていた。理解できなかった点は何度も読み直し、解きなおすことで頭に入れるようにしていた。法学部所属であるものの、自身の法律科目の知識が曖昧であると感じたため、法律系科目の過去問に重点的に取り組んだ。

人物試験

面接カード添削、模擬面接を何度も受けることができるため、回数を重ねることで面接の受け答えの上達を図ることができる。複数の講師に面接対策をしてもらえるため、客観的な評価を得ることができ、自己の問題点の改善につなげやすい。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

大学3年の時点で多くの卒業要件単位を取得済みであったため、授業に出席する必要もなく、学習時間は十分に取れた。休憩時間を十分に取りつつ、基本的には一日中勉強するようにしていた。しかし何日も家から出ないと気分が落ち込んでしまい、勉強に集中することができなかったため、そういった日は２～３時間だけ勉強し、外出するなどしていた。普段は朝9時に起き、10時から勉強、12時から13時半まで昼休憩を取りその後19時まで勉強、夕食をとり21時まで休憩、その後4時間ほど勉強した後就寝するという生活を過ごしていた。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

直前期は受験先の過去問を中心に取り組むようにしていた。自分に十分な学力があるか不安、焦りを感じることもあったが、勉強量を無理に増やすことはせず規則正しい生活を送ることに努めた。実際に試験を受ける時には、早めに会場に向かい気持ちを落ち着かせるようにした。また、解けない問題があっても冷静さを保ち、ほかの問題に集中するように心掛けていた。解けない問題があっても仕方がない、出来ることをやろうという心構えで試験に臨んだ。

試験期間中の過ごし方

すでに受験し終えた試験の自己採点、見直し等をし、自分の理解が不足している科目の洗い出しをしていた。また、受験し終えた試験の合否についてできるだけ考えないようにし、次の日程の試験に向けて気持ちを切り替えるようにしていた。筆記試験をすべて終えた後も、気を抜くことなく、人物試験にできるだけ良い状態で臨めるよう、面接カード添削、模擬面接等にすぐ予約を入れるようにしていた。しかし筆記試験が終わったことで緊張感が減り、時々集中が切れることがあったため、その時は一日休憩するなど、心身の健康にも気を遣うようにした。

受験した時の手ごたえ

教養試験

県庁の教養試験に関しては思っていたほどの難易度はなく、問題なく乗り切れたように感じた。

専門試験

専門試験では十分な対策をしてきたと自負していたものの、法律科目において度忘れが発生したり、経済学において初見の公式、記号が出題されたりするなど自分にとって想定以上の難易度であるように感じられた。

人物試験

集団討論

グループの一人が討論前の休憩時間にメンバー全員を集め、雑談の場を作ってくれたため、討論前に緊張感をほぐすことができ、実際の討論でものびのびと意見を述べることができた。非常によい討論をできたと感じた。

個人面接

県庁の面接であったため、志望動機、県庁の政策等に対する意見等を聞かれると思い、必死で対策したものの、実際は性格、友人関係、趣味などについて聞かれただけであり、特に返答に困ることはなかった。少し拍子抜けした。

合格・内定した時の気持ち

もちろんうれしさもあったが、何よりこれで自分にとって心残りのない満足いく就職先を得られたこと、公務員勉強が終わることに対する安堵感が強かった。合格発表直前は極度に緊張しており、その緊張から解き放たれたことで少し放心していたようにも思う。また、今まで自分の公務員試験勉強を支えてくださった講師の方々に深い感謝の念を感じた。その後冷静になると、実際にどのような仕事をすることになるのか、同僚はどのような人になるのかを考えるようになり、また緊張するようになっていた。

振り返ってみて合格の決め手

アガルートの講師の方々に勉強方法のアドバイスをもらい、常に学習計画の軌道修正を行い続けてきたことが合格の決め手であると思う。自分一人ですべて決めようとしても、実際の試験では何が重要かよく分からないため非効率的な勉強をしてしまう。また何度繰り返しても間違う問題などが出てきた場合、焦りや不安に駆られることとなる。しかし、豊富なノウハウを持つ講師の方々からどのように勉強すればいいか聞くことで不安や焦りもなくなり、自信をもって勉強に励むことができたように思う。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

少子高齢化による人口減少、地方衰退を防ぎ、香川県を今後も県民だれにとっても魅力的な県であるようにしたい。そのためにまずは県庁で自分に課せられた業務に全力で取り組み、周囲の方々とコミュニケーションを重ね、どうすればだれにとっても魅力的な県にすることができるかを考えたい。さらには他県の取り組み、成果についての情報を常に収集し、現地に赴くなどして今後の県政をより良くするためのヒントを得られるようにしたい。また、若者の流出は香川県にとって重大な問題であるため、これに対しどのような取り組みが県庁でできるか、様々な人の意見を聞きながらしっかりと考えていきたいと思う。どれも難しい課題ではあるが、職場の方々、県民の方々と協力して取り組んでいきたい。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は今まで乗り越えてきた受験とは違い、面接等の配点が高く、学力以外の能力が求められるため、どのように対策すればよいかわからず、不安に感じている方も多いかと思います。ですが、適切な学習計画、二次試験対策を行えば自分の不安はよそにおのずと合格を勝ち取ることができます。ここにおいてアガルートには多種多様な公務員試験対策講座があり、学習計画の策定、二次試験対策を十分に行うことができると断言できます。これから公務員試験勉強を続けていくにつれ、勉強が思うように進まない、自分は他の受験者に到底かなわないのではないかと焦りや不安に駆られることが何度もあるかと思いますが、落ち着いて対策を重ねていけば必ず合格することができます。頑張ってください。（追記：面接カードの添削は早めにやっておいた方がいいと思います。直前だと他の試験の日程の影響で十分に時間が取れず、大変なことになります。）