合格者の声|公務員でしか自分のやりたいことが出来ない、絶対になるんだという強い意志を持って挑み松江地方検察庁に内定! 上松 立来さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
私は、元々法曹、その中でも検察官を目指していました。しかし、大学受験の際に法学部に入ることが出来ず、予備試験を受けて法曹を目指すか、それとも公務員試験を受けて、裁判所や検察庁で勤務するか迷っていました。そのような迷いを持ちつつ、大学生活を送っていました。その大学生活を過ごしていく中、アルバイトなどを通して、サポート役が適しているように思いました。また、法に携わる職に早く就いて経験を積みたいと思いました。そこで、第一に検察事務官、第二に裁判所事務官を目指して公務員試験に挑戦しようということになりました。そのため、国家一般職に合格して、様々な省庁を考えるというよりも、最初から検察庁もしくは、裁判所だけを目指して勉強を始めました。
アガルートをお選びいただいた理由
アガルートの存在は、Youtubeの広告で司法試験についての内容のものが流れてきて知っていました。しかし、最初は公務員試験に対応しているとは知りませんでした。公務員試験の勉強を始めるにあたって、予備校へのWスクール、大学内の学内講座、他の通信講座など色々検討しました。検討していると、ふとアガルートの合格者特典が目に留まりました。他の講座はそのような特典もなく、それなりにお金が必要でした。合格してからも社会人を始めるにあたってお金はかかるし、、といった思いがあった自分にとっては、一番頑張れるような気がし、またモチベーションになると考えていました。また、司法試験のアガルートという印象が強かったため、アガルートで勉強すると、公務員試験を受ける自分にとっても、法律に携わる職を目指す自分にとっても、これ以上の講座はないと思い、アガルートを選びました。
学習の方針と進め方
国家一般職と裁判所の試験で重複する科目(憲法、民法、ミクロ経済学、マクロ経済学、教養科目)から取り組み始めました。今年度の試験から、国家一般職も裁判所も自然科学といった一般知識が時事問題に変わったため、一般知識は全く触れませんでした。県庁、市役所は一般知識が必要だと分かっていましたが、国家一般職がダメだったら切り替えて短時間で取り組もうと考えていました。そのため思い切った科目選択をしていましたが、5月から始めたので、年内までは網羅できるように考えていました。また、大学の講義の中で、行政法と経営学と財政学、そして英語は受講していたため、基本的には専門科目に時間を割いていました。数的処理は、そこまで数学に苦手意識を持っていなかったこともあり、バイトの休憩中といった合間の時間を使って問題に触れていました。初見で解けた問題は2週目であまり触れなくていいように問題番号を色分けなどして、ハッキリさせていました。
公務員試験のための勉強の開始時期
2023年5月
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
失敗経験と言われるほどでもないかもしれませんが、模試を受けて全然点数をとれなかった時は、不安に思いましたが、本番でやらかさなければいいだけと、前だけ向いて、逆に自分の弱点が知れて良かったから復習という考えをしていました。また、全然勉強に集中できない時や、勉強が上手くいかないときは、自分は音楽ライブに行って気分転換していました。同じようなことをずっと行っていると、何がしたいかわからなくなるので気分転換は大事だと思います。何かをご褒美扱いしてもいいかと思います。
受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)
教養試験対策に関しては、アガルートのテキストしか使いませんでした。自分は数学に苦手意識は持っていなかったため、数的処理は専門試験科目に飽きたときや、バイトの休憩時間といったスキマ時間にやっていました。文章理解は、年明けに少しずつやっていた。また、自然科学といった一般知識は全く触れることなく、公務員試験を終えました。講座に関しては、わからない問題のところをしっかり見ていました。まずは、分かる分からないの仕分けから始めたら、勉強を始めやすいと思います。
専門試験に関しては、ほぼほぼ時間を割いていたと思います。小林先生の講義は、短く飽きることなく受講することが出来ました。まずは、憲法から取り組み、判例の見方などを知り、法律科目をどのように勉強すればいいか知りました。民法に関しては、量が膨大過ぎて一つ覚えたら一つ忘れるというのが最初でした。そこで自分は、講義動画を5周したと思います。撮影された講義動画のため、小林先生のたとえ話を覚えて、この単元は、ここが大事だったなというようにストーリー性から学びました。国家一般職では9/10取れたので感謝しています。行政法も同じように勉強しました。残りの4科目は、大学の講義で勉強していたので、問題演習を中心に勉強し、分からないところは講義動画を見るようにしました。
人物試験対策に関しては、自分は、小林先生に模擬面接を行ってもらっていましたが、基本的に対応できると思います。小林先生は、しっかり自分がどんな人間か知ろうという意味の質問をしてくれ、終わった後にはしっかり振り返ってくれました。ただ、面接官は3人であるため、固定の人一人ではなく、ハローワークなどに行って様々な人に模擬面接してもらうと、色んな問われ方に対応できると思います。また、アガルートでは、オンライン上であるため入室の作法であったり、礼の仕方というよりも面接内容についてのフィードバックがメインであるため、作法に関してはハローワークを自分は利用しました。基本的にアガルートとハローワークを利用すれば、実際の面接とギャップは感じることがなかったです。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
基本的に、大学の空きコマを使っていたと思います。それ以外は、アルバイトの休憩時間を利用していたと思います。一人暮らしだったので家に帰るとそれなりにすることがあったので、敢えて家に帰らず、カフェだったり大学と外に出て勉強しました。アガルートの講義は動画でありテキストも電子化されていたので、パソコンだけ持って外に出ることがほとんどでした。家事の時間を最低限で終わらせるために、割と夜遅くまで外に出ていました。そのため、家では基本的に勉強せずに外出先で勉強というスタイルでした。
直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)
直前期は、ひたすら問題演習をしていました。また、試験の傾向はどのようなものかを研究していました。また、大学の春休み期間から、自分は大学4年では通わなくてよかったので、実家に帰省していました。そのため、1科目1時間の配分で朝から晩まで勉強していました。心構えは、なるべく苦手分野を潰し、また出題頻度の高い問題を中心に解いていました。そして、問題文を覚えるレベルで問題集を何周も解いて、問題になれるように勉強していました。
試験期間中の過ごし方
自分は、裁判所の試験が終わった後は、国家一般職の試験しか控えていなかったので、国家一般職の専門科目に時間を割きました。裁判所の面接カードの作成の際に、面接対策も同時並行というような形でした。そして国家一般職の一次試験が終わると、手応えがあったので、もう合格しているものと思い、面接カードの作成、自己分析、受験する官庁の研究といった面接対策に時間を割きました。また、説明会にもしっかり参加し、アガルートのオンライン面接も利用しました。
受験した時の手ごたえ
教養試験は、6割目標と考えて臨んでんでいたため、解ける問題をしっかり解いて頑張った結果、終わった瞬間は不安はなく、まあまあかなという気持ちでした。数的処理で分からない問題があっても、文章理解で確実に点を取っていこうという風に、1点を積み上げていくイメージで解きました。分からない問題でも、マークなので可能性が消えたわけじゃないしなという思いで専門試験に臨みました。
専門試験は、まず、法律科目の4科目は危なげなく、回答できました。そこで、少し落ち着いた感じでした。ただ、マクロ経済学とミクロ経済学が自分にとっては難しく1問も解けないレベルでした。そこで、まず経営学、財政学は大学の講義で勉強していたのでサブ科目として用意していたので回答しました。そして教育学を勉強していたので回答し、最後の1科目は英語(基礎)を解きました。模試などで、時間は余裕があると感じていたので、じっくり読めばわかると思っていたので、45分程時間をかけていました。予想もしない科目選択だったので終わった直後は不安でしたが、法律科目4科目15、その他4科目15だったので良かったです。
人物試験は、問われた問いに答えることが出来た印象だったのですが、どこをどう評価されているか分からなかったです。
合格・内定した時の気持ち
嬉しいという感情よりも、やっと終わったという気持ちが強かったです。周りの友達は民間で就職先が決まっていることが多く、決まるまでは不安しかなかったです。本当に公務員試験は長かったですが、達成感は本当に凄かったです。一次試験を突破しても、面接試験と気が休まるタイミングが全くなかったですが、合格するとやっと気を休めることが出来ました。しばらく経って、支えてくれた友達や先生に報告して、おめでとうと言われた時に、うれしさが込み上げてきました。
振り返ってみて合格の決め手
合格の決め手は、公務員でしか自分のやりたいことが出来ない、絶対になるんだという強い意志を持っていたことだと思います。仮に意志が弱かったら、民間就職に目移りしていただろうし、周りの友達に流されて、公務員試験を諦めていたと思います。それに意志があったからこそ、試験勉強は頑張り、説明会や官庁訪問も複数行き、最終的にはその頑張りが評価され合格という結果を手にすることが出来たと思っています。
公務員として実現したいこと、取り組みたいこと
私は、公務員の中でも、検察事務官として働きますが、まずはしっかり社会正義の実現にしっかり尽力したいと思います。検察庁には、司法試験に合格した検察官と、国家一般職に合格し検察庁に採用された検察事務官が勤務しています。その検察庁に恥じないように頑張りたいと思います。また、検察事務官は研修制度も充実しているので、法の知識や検察事務官として働くにあたっての必要な知識をしっかり身につけていきたいと思います。自分は、法学部を出ていないので、法の知識は法学部生に比べると劣りますが、法を学べることに対して嬉しさを感じながら、仕事に励みたいと思います。そして、仕事をしっかり覚えて、検察官の傍で働きぶりを見て、将来的には副検事も目指したいと思います。
受験生に対するメッセージ
「公務員目指してるんだ」「就職は公務員を考えている」と友達と話をする中でよく言ってると思います。それに対して、「公務員って勉強しないとでしょ」「公務員なれなかったらどうするの」といった声があって、不安の中勉強していると思います。どこかには、合格できると思いながら勉強している人もいると思います。自分の周りも同じように思っている人がいました。ただ、結局公務員試験を諦めて、民間就職に切り替えている人が多かったです。結局何が言いたいかというと、どんなに目指していても不安に押しつぶされて、諦める人がいるということです。そんな人が多くいる中最後の最後まで意思を持って、粘って、諦めなかった人が公務員になれます。もちろん、全落ちする可能性が潜んでいます。ただ、それは結果が出てから考えるればいいだけです。考えても何も答えが出ない問いであるので、不安になるだけです。そんなことを考える時間があるなら、マイナスなことに時間を割かず、判例を一つ理解したといったプラスなことに時間を割いてください。「不安になる時間があるなら勉強しろ」自分が先輩から公務員試験の勉強を始めた時に言われた言葉です。これから苦しいこともあると思いますが、目の前のことを一つ一つやり遂げて、試験が終わるまで、全力で頑張って下さい。
講座のご感想、講師へのメッセージ等
内定者特典という制度に惹かれて、受講したアガルートでしたが、本当にアガルートを選んでよかったと思います。また、法律科目、そして人物試験対策をしてくださった小林先生には感謝しかありません。おかげで、法律科目をより好きになって、法律を扱う検察事務官として働くことが出来ます。アガルートで学んだことを活かしてこれから頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。
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