受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

公務員を目指すきっかけは、前職で働く中での経験がありました。

私は医療事務として就職しましたが、その頃ちょうど新型コロナウイルスが流行していました。自宅療養者への対応方法や、感染者と通常患者と動線をどう分けるか考えるなど、長年勤める職員の方々でも経験したことのない未曾有の事態に戸惑う場面が多くありました。

そのような状況下で、地域の感染状況や自宅療養者の支援事業に関する通知など、行政から迅速かつ詳細な情報が送られ、それを基に無事コロナ禍を乗り越えることができました。

こうした経験から、行政の与える影響力の広さや重要性を強く実感し、公務員という職種に興味を持つきっかけとなりました。

医療事務の仕事にもやりがいは感じていましたが、現在よりもっと広く市民の生活を支える仕事がしたいと考え、公務員への転職を決意しました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートを選ばせていただいた理由は、時間場所問わず勉強できること、サンプルテキスト・講義の分かりやすさです。

私は働きながらの受験対策だったためまとまった時間を取ることが難しく、通勤時間や休憩時間など、自分の好きなタイミング・環境で勉強ができるオンライン予備校にしようと思いました。

オンライン予備校に決めた後、何校かのサンプルテキスト・講義を資料請求し、どれが1番自分に合うか比較してみました。すると、テキストの見やすさや講義の分かりやすさがアガルートがダントツで、すぐここにしようと決めました。

最初は比較してもあまり違いはないかなと考えていましたが、テキストの適度なカラー具合や文章の見やすさ、勉強が不得意な私でも分かりやすい講師の説明などアガルートは素晴らしく、比較してみて良かったと心から思いました。

学習の方針と進め方

私はあまりガチガチに予定を立てすぎず、自分のペースを大事にしながら進めていきました。

まずはアガルートの学習サポートを利用しておおまかな学習スケジュールを組んでいただき、それを軸に進めていきました。

しかし私が結構気分屋な性格で、細かく予定を立てすぎても「今日はこの教科じゃなくてこっちがやりたいな」という日も多くありました。そのため、その日行った教科と勉強時間をカレンダーに書き込みむことで、勉強科目に偏りが出ないように気を付けました。

また、仕事終わりは近所の公民館に22時まで残って勉強すると決め、それだけは気分で決めず続けるよう努めました。思うように勉強が進められない日もありましたが、「でも毎日22時まで頑張ってるじゃん!」と、一つでも継続できていること・達成していることがあることで自信に繋がり、モチベーションを保つことが出来ました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年9月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

仕事の関係で想定していた以上に勉強時間の確保が難しかったり休みが取れなかったりしたことで、受験方法等を再検討しなければならなかったことが、1番の挫折経験です。

公務員試験を受けること自体も大きな覚悟を決めて始めたことだったので、その予定を途中で変更することはやはり抵抗がありました。

それを乗り越えることができたのは、周囲のサポートおかげです。

公務員受験の経験がある友人に相談に乗ってもらったり、アガルートの学習サポートも利用させていただきました。

最終的に決めるのは自分自身ですが、不安な気持ちを聞いてもらい、背中を押してもらえたことが非常に有り難かったです。諦めずに頑張ろうと思うことができました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験対策

経済などこれまでほとんど勉強したことのない科目、学生時代苦手で避けてきた科目も多くありましたが、全体的にどの講師の方も説明が分かりやすく取り組みやすかったです。

またオンライン講座のため、もし分からない箇所があっても何回でも巻き戻して聞き直すことができた点も良かったです。

人物試験対策

私は人前で話すことや自分の気持ちを言語化することが苦手で、人物対策には最も苦手意識をもっていました。

アガルートでは1月という早い時期から人物試験対策の講座が始まったので、苦手だからこそ早く対策しようと意識して行いました。

特に模擬面接はやりたくない気持ちが強すぎて毎回予約を入れる段階から憂鬱でしたが、無理にでもやっていて本当に良かったと今では思います。

予想してなかった質問を投げかけられたり、ちゃんと答えられていない質問には深掘りされたりなど、正直終わった後は落ち込むことも多かったですが、回数を重ねるほど上手くなる実感が自分でもありました。また講師からのフィードバックを受けていると、私たちが当日最高のパフォーマンスが出せるよう心を鬼にして言って下さっているという優しさが痛いほど伝わってきました。そのため、私もその本気に応えられるよう精一杯努めなければ、と努力するモチベーションになりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習時間の確保に関しては、小さな時間も大切にすることを意識していました。通勤時間の電車では新聞を読むと決めて行ったり、仕事中ちょっとした合間があれば暗記系のおさらいを紙に書いてみたりなどしていました。

また日々の過ごし方については、「無理なく最低限」を大事にしていました。

学習を始めた当初は朝も夜も勉強しようと意気込んでいましたが早起きが続かず断念し、その分夜にしっかりやろうと方向転換しました。また仕事が遅くなり少ししか公民館で勉強できないという日でも、「最低30分できるのであれば行く」とボーダーラインを決めて行い、出来たら自分を褒めるようにしました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期は演習を繰り返し行いました。特に数的処理や文章理解は、テキストの過去問や外部で受けた模擬試験などの問題をひたすらに解き、間違えた問題の回数ごとに蛍光ペンで線を引きながら少しずつ解ける問題を増やせるようにしました。

また作成していたまとめノートを、空き時間に眺めたりしていました。全科目共通で小さめのノートを一つ作り、そこにこれまでの学習で大事だと思った箇所、必ず覚えておきたい公式などを書き溜めておきました。それをお守り代わりにし、試験会場にも持っていきました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は健康管理も重要なため、これまで以上に無理せず最低限勉強すれば大丈夫、という心持ちで過ごしていました。ですが元々無理なスケジュールで詰め込み勉強もしていなかったので、普段とあまり変わらず勉強をしていました。

また筆記試験が終わる前から、人物試験が控えていることを考慮しES作りや面接対策も並行して少しずつ行いました。

筆記試験が終わってからは時間に余裕もできたので、休みの日も適度に作り、心に余裕をもった状態で面接試験に臨めるようにしました。

受験した時の手ごたえ

教養試験受験時の手ごたえ

試験が終わった直後は、完璧に出来たとも全く出来なかったとも思わず、一切手ごたえはありませんでした。

日頃から学習時にはポモドーロタイマーというものを使いながら行っていたため、大まかな時間感覚は身に付いており、計画的に問題を解くことはできたと思います。

人物試験受験時の手ごたえ

3回あった面接試験のうち、手ごたえを感じたのは最初の1回のみで、後の試験では全く手ごたえを感じませんでした。

特に2回目の集団面接後は他の受験者とどうしても比べてしまい、なんでもっと上手く話せなかったんだろうと落ち込みました。

帰りの電車に乗りながら、すぐにスマホのメモで面接で聞かれたことと自分の回答を書き出し、次の面接までにどうすれば改善できるか考えていました。

合格・内定した時の気持ち

通知をもらった時は全く実感が湧かず、嬉しいよりも先に「まさか本当に…?」という気持ちでした。数日間はそのような気持ちの状態が続き、後からジワジワと現実を受け入れていった感覚です。

大学受験では消化不良のまま終わってしまったので、今回は自分で「努力した」と自信を持って言えるまでやると決めていました。悔いなくやり切ることはできたので結果はどちらに転んでも良いと考えていましたが、無事に結果が形としても残ってくれて良かったなと思います。

振り返ってみて合格の決め手

合格に繋がった決め手としては、切り替える力と情報収集の力だと思います。

途中で受験科目を変更するなど、学習期間中は様々なハプニングがありましたが、気持ちを切り替え「間に合わせるにはどうしたら良いか」前向きに考えるようにしました。

また自治体により試験タイプは様々で、それにより優先すべき科目や後回しでいい科目が見えてきます。加えて出題傾向を過去問等で調べ上げ演習を繰り返すことで効率的に勉強でき、最大限力を発揮できたと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

今後公務員として、保育や教育の分野に携わりたいです。中でも私は保育・教育場面における安全管理について力を入れたいと考えています。

近頃園児の切りつけ事件や、子どもが川で亡くなっていた事故など、悲しいニュースを耳にすることが多くあります。

大学で教育学部を専攻していたこともあり、そうしたニュースを見る度、子どもとそのご家族はもちろん、同じ園に通われている方々や教職員の方々の気持ちを想像すると、非常に心が痛みます。

そうした悲しい出来事が起きないために、施設の設備点検や研修制度、教職員の待遇改善・メンタルサポートなどに取り組み、誰もが安全に、そして幸せに過ごせる保育・教育環境を作っていきたいと思います。

受験生に対するメッセージ

勉強を始めた当初はこんなに膨大な量を本当に私が出来るのか、不安でいっぱいでした。

実際に働きながらの受験勉強は非常に大変でしたし、黙々と問題に向き合い続ける日々は孤独との闘いでもありました。逃げたくなる日もたくさんありましたし、事実やる気を無くし勉強を一切やらない日も少なくなかったです。

それでも最後までやり通すことができたのは、周りの方々の支えがあったからです。

不安や泣き言も優しく受け止め聞いてくれた友人、日々の生活をサポートしてくれた家族、そして愛情を持って常に本気で向き合って下さったアガルート講師の方々など、たくさんの方に何度も助けていただきました。

受験生の皆様も、長い受験勉強の間、挫けそうになることや不安になることもあると思います。そんな時は自分ひとりで抱えず、周りにいる方々をたくさん頼ってみてください。皆様の努力の日々が合格の道へと繋がっていることを心からお祈りしています。

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