受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

父が教師をしていることもあり、以前から漠然と教員か公務員になりたいと考えていたのですが、教職課程などで教師の労働環境があまり良くないことを知って教員の働き方改革に関わりたいと思い、そこから明確に国家公務員を目指すようになりました。また、民間就職も考えて合同説明会などにも参加したのですが、サービスを提供することができる対象がどうしても絞られてしまうことや自分の利益(企業の利潤)を最終的に優先せざるを得ない考え方が私には合わないな、と思ったこと、どのような立場・境遇の人に対してもよりよいサービスや環境を提供することに努められるような働き方をしたいと考えたことを理由として、公務員一本に絞ることに決めました。

アガルートをお選びいただいた理由

中学・高校時代から塾に通うのが嫌いであったため、公務員講座を探す際は絶対に通信講座にしようと決めていました。いくつか通信講座を比較したのですが、多くが面接対策が手薄・ES添削に制限がある・面談など情報を得られる機会が少ないなど心配な要素がありました。しかし、アガルートでは面接対策は無制限で受けられ、論文の添削もあります。また、オプションの定期カウンセリングでは一対一で講師の方とお話できるという点も、周囲に公務員志望の友人がいない私にとって魅力的でした。実際、カウンセリングでは毎月の進捗を報告し、不安なことを相談することで勉強のペースメーカーとなり、メンタルの安定にも繋がりました。オンライン上であってもサポートが手厚かったのでアガルートを選んでよかったです。

学習の方針と進め方

中学・高校時代から数学が苦手であったため、数的処理から学習を始め、毎日○問解く!と決めてそれを試験前日まで続けました。数的処理と並行して専門科目の学習も進めました。法律系科目(私は憲法・民法Ⅰ、Ⅱ・行政法を選択)の憲法から始め、一周目は1か月に1科目(民法はⅠ、Ⅱでそれぞれ1か月)ずつ集中して学習していきました。法律系科目が1周終わったら2周目の問題演習に移りつつ、経済系科目(ミクロ経済学・マクロ経済学)に入りました。このように進めたことで、年内に数的処理のテキストを4周、法律系を2周、経済系を1周終わらせることができました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年3月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

元々進路計画にも学習計画にもなかった国家総合職の教養区分に練習感覚で挑戦したら1次試験に合格してしまったため、元々の学習計画と並行して教養区分の2次試験対策をしなければならず、苦労しました。これを乗り越える工夫としては、スキマ時間の活用を意識するようにしていました。授業の空きコマの時間に数的処理の問題や法律系科目の問題を1問でも解くようにしました。アガルートのテキストはPCやスマートフォンでも電子テキストで見ることができ、テキストを持ち歩く必要がなかったので空き時間の活用に非常に適していたと思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験対策

一周目は講義動画を見ながら問題を解き、試験問題の解き方のコツを掴むように意識していました。元々数学が苦手かつ大学ではまったく数学に触れていなかったため、数的処理は高校時代までの頭の使い方を思い出すように公式や解法を暗記しました。アガルートのテキストには章の冒頭に重要な公式がまとめられているため、問題演習中にわからなくなったらすぐに手がかりを探せるのがよかったです。また、テキストとは異なる解法を動画の解説で紹介している場合もあり、複数の解き方を学べたことで応用的な問題にも取り組みやすくなりました。アガルートのテキストを何周もしているうちに、数的処理が得点源になりました。

専門試験対策

専門試験対策も教養試験対策と同様に、一周目は動画を見て知識を頭に叩き込み、その後はひたすらテキストの問題演習を繰り返しました。文学部の私にとって法律も経済も初めての学習でしたが、動画の解説が非常にわかりやすかったので学習に対する抵抗感は小さかったです。

人物試験対策

国立国会図書館と国家一般職の試験直前期に週1回面接練習をしていただきました。アガルートの面接対策はオンラインでも緊張感をもって出来ましたし、フィードバックの時間も多くとっていただけたので練習としては最適でした。特にフィードバックでは面接での態度・受け答えの内容に対する評価を一方的に伝えられるのではなく、具体的にどうすればもっと良くなるかというアドバイスをしていただいたり、困っていることの相談にも乗っていただけたので本番に向けて自分の強みや良さを伝える方法をしっかりと身につけることが出来たと思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

基本的に授業やアルバイト、部活動がない時間はすべて公務員試験対策に充てていました。アルバイトは夏休みまで週2、秋以降は週1でシフトを入れていました。年内で授業が忙しい日は最低限の勉強として数的処理の問題演習と講義視聴1本分+αでだいたい3時間ほど、時間がある日は講義視聴と問題演習をできるだけ進めるようにして5時間ほど勉強していました。年内の例外として夏休み終盤の教養区分1次試験直前期は8時間くらいやりました。冬以降、授業が落ち着くと問題演習の量を増やして8時間以上勉強する日も増えました。これらは各科目で勉強時間に偏りが出ないように、また自分の勉強のモニタリングのためにスプレッドシートで何をどれくらい勉強したかを記録・管理していました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

教養区分の直前期はとりあえず知識系を詰め込むことに全力投球しました。人文科学・社会科学・自然科学はを直前1か月で2~3周し、アガルートのテキストに掲載されている問題を完璧に解けるようにしました。時事は市販のテキストを使ってこれまでの出来事を一通り頭に叩き込みました。これと並行して数的処理の問題演習を行い、専門科目の学習は試験直前の2週間ほどはお休みとしました。教養区分はとにかく練習・模試くらいのつもりでリラックスして受けようと考えていました。

国家一般職や国立国会図書館の試験直前期はひたすら問題演習をして、疲れたら休憩がてら面接対策として想定問答集をつくったり政策研究をしたりして過ごしていました。ちなみに、教養区分のときは自然科学の対策は高校時代に履修した化学と生物だけ行ったのですが、国立国会図書館の対策では物理や地学なども一通りさらいました。教養区分の対策をしていたことで余裕があったためです。

国立国会図書館は第一志望であったため、試験に対しては緊張が強かったのですが、それを打ち消すくらいの対策を行ったので最終的には自信をもって試験に臨むことができました。

試験期間中の過ごし方

教養区分の試験期間中は2次試験の企画提案試験・政策課題討議試験・人物試験対策を行いつつ、1次試験直前はおやすみしていた専門科目の学習を再開しました。また、数的処理の問題演習は毎日続けていました。先述の国家一般職等の直前期の過ごし方と同様に、問題演習の休憩として2次試験対策、2次試験対策の休憩として問題演習を行っていました。ただ、問題演習や講義の視聴に時間を取られすぎてはならないため、目安時間を○時間までと決めたり、今日はここのページまで進めると決めておくなど計画的に1日を過ごすようにしていました。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養試験を受験したときの手ごたえはまったくありませんでした。本気で不合格だと思っていたので自己採点もせず、合格発表も発表されてから数時間後に見てやっと驚くという感じでした。公務員試験対策を始めて半年ほどの段階で教養区分の1次試験を迎えたため、試験に臨むときも合格できるとはまったく思っていませんでしたし、実際に試験中も、十分に対策できていなかった時事の問題で特にわからないものが多かったのでこれはダメだな、と思いました。しかし、数的処理は思った以上に出来た問題があったので、そういった点では自分の勉強のやり方に自信を持つことができました。

人物試験 

人物試験対策は念入りに行い、面接カードの各設問についてかなり詰めていったことで想定していた質問に対してはスムーズな受け答えをすることが出来たので、その点については自信を持って終えることができました。しかし、想定していなかった質問に対しては後悔の残る答えになってしまったり、また最も対策で力を入れた志望動機に一切触れられなかったりするなど不安もいくつか残る面接だったため、合格したという確信を持つことは出来ませんでした。

合格・内定した時の気持ち

教養区分に合格したときは大きな驚きと達成感がありました。驚いたのはまだ勉強を始めて半年ほどでしたし、人物試験も企画提案試験もかなり粗削りな対策しかできていなかったためです。実際、1次試験は合格最低点で通過しました。でもこの合格によってこの半年間の自分の勉強の仕方や努力の方向性は間違っていなかったのだと確信が持てました。また、自分は元々第一志望だった国立国会図書館に行きたいのか、第二志望にしていた国家一般職になりたいのか、今回挑戦した国家総合職になりたいのか、進路についてさらに深く考えるようになりました。

振り返ってみて合格の決め手

1次試験では合格最低点だったにも関わらず最終合格することができたのは、2次試験の企画提案試験や人物試験にしっかり取り組んだからだと思っています。特に人物試験対策で面接カードの書き方・内容をしっかり詰めたこと、話し方を練習したことは官庁訪問でも活きました。官庁訪問用にはほとんど面接対策をしなかったのですが、教養区分の人物試験対策で身につけた話し方、エピソードの持っていき方を意識したことで官庁訪問中はコミュニケーション能力の高さを評価していただくこともありましたし、結果として内定にも繋がりました。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私は国家公務員の働き方を見直すことを通じて地方公務員や国民全体の働き方や生活を改善・向上していきたいと考えています。面接対策や実際の官庁訪問での職員の方とのお話を通じて、まだまだ自分がやりたいことをするには勉強不足であることを痛感しました。しかし、それと同時に総務省では直接的な働き方改革に留まらず様々な制度改革等を通じて間接的にでも働き方の改善・生活の向上を実現することができることを学び、やりたいことをするためのツールの多さも知ることができましたし、さらにその環境に身を置く権利を得ることができました。入省後はミクロな視点・マクロな視点を切り替えて業務に対する解像度を上げ、日本に何が必要なのかを見極め、適切なツールを用いて問題を解決できる素養をを身につけていきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

私から受験生の皆さんにお伝えしたいのは、公務員試験対策は筆記だけではないということです。公務員試験においては筆記試験が1次試験とされることが多いため、勉強に全力投球しがちになってしまいます。しかし、実際は面接対策の方が遥かに大切ですし、時間がかかります。特に学生の方は貴重な学生生活を勉強だけに費やすのは非常にもったいないです。アガルートであれば好きな時間に勉強ができ、スキマ時間の活用もしやすいので他の活動との両立も無理ではありません。少し大変に思われるかもしれませんが、就活も勉強も課外活動やバイトも全部やれるだけ挑戦してみてください。その経験が自分の成長にも面接で話せるエピソードの種にもなるはずです。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

どの講座も分かりやすかったですし、お話が上手な講師の方が多かったので1人で勉強していてもありませんでした。

特に、定期カウンセリングを1年間担当していただいた林先生はいつも親身にお話を聞いてアドバイスをしてくださったので、とても心強かったです。ありがとうございました。

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