合格者の声|得点比重の大きい分野や自信のある分野に時間を充て世田谷区に内定! 渡辺 和樹さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
就活を始めた3年生の4月頃に初めて自己分析を行った際に、自分の中の「日本という国が好きであり、働くのであれば公務員として働いてみたい」という気持ちに気づいたことがきっかけでした。そこからは働くのであれば我が国の首都である東京で、その中でも4年間大学通学を通じてお世話になった世田谷区で働いてみたいとトントン拍子で決まっていきました。
また、家庭的な事情から家族をサポートできる距離で働きたいと思っていたので大規模な転勤が無い東京特別区はそれが叶えられるという面でも理想的でした。
コツコツと正しい努力をすれば報われる試験であることや民間企業では手の届きづらい分野の仕事を区民の方と直接接しながら行うことができるという点も魅力的でした。
アガルートをお選びいただいた理由
就活を始める前からCMなどで名前は知っていて予備校選びの候補には初期から上がっていました。そのなかでも最終的にアガルートを選んだ点は2点あります。
1つ目はオンライン授業が充実していている点です。丁寧なテキストや講師の方々の分かりやすい解説講座があると合格体験記に書いてあったのをみてこれならば自分のペースで進めることができるかなと思いました。講義をダウンロードして聞くことができるので通学時間等の隙間時間にも勉強をすることができるなと思いました。
2点目は値段の安さと全額返金システムがあったことです。特に全額返金システムがあることでしんどくなって勉強を諦めてしまいそうになった時にもそれをモチベーションとして最後まで走り抜けることができるかなと思いました。
学習の方針と進め方
公務員試験の勉強を始めたのは大学3年生の5月頃からです。最初は教養科目で重要な数的処理から始めました。専門科目は大学の授業で勉強していた内容と重なっていたミクロ経済学から始めました。それ以降は基本的にアガルートの入門動画で教わった通りの手順で勉強を進めていきました。
また、冬頃から論文の準備を進めていました。特別区は論文の比重が非常に高いので思い切って社会学や行政学等を勉強する予定だったところをほぼ全て論文に当てました。
公務員試験のための勉強の開始時期
2023年6月
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
後半になって社会学や行政学、政治学の勉強に入った時に、人名(特に外国の方の人名)とその人が提唱した理論が大量に出てきて頭がパンクしてしまったことです。ノートに書きだしてみたり音読してみたりと色々な手法を試しましたが無理でした。
それを乗り越える工夫としては無理に続けると自分のモチベーションに悪影響が出るなと判断して思い切って捨てる決断をしたことです。そしてその時間を論文、数的処理、憲法などの得点比重の大きい分野や自分が自信のある分野に当てました。
受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
教養試験対策講座では、特に数的処理講座を重点的に学習しました。なるべく早く1周しようと思い分からない問題は動画で解法を教わったり解答を読みながら進めていきました。テキパキ進められたことで全体像が掴め2周目以降は間違った問題にのみ焦点を当てながら勉強することができました。また、自分はかなり資料解釈が苦手だったので重点的に勉強しました。ただし、これはコツを教えてもらうというよりも自分が慣れて処理速度を上げることでしか上達できない科目だったので毎日コツコツ勉強を続けていきました。
②専門試験対策
ミクロ・マクロ経済学の分野で特にお世話になりました。用語は知っていても細かい計算式などはあまり分かっていなかったので全て一から教えていただく心構えで動画を見まくりました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
夏休み期間中は一日のほぼ大半を勉強に当てることができました。その時は1科目に偏りすぎることが無いように毎日複数科目をコツコツ続けていく方針を取っていました。
大学の授業が始まってからは大学の勉強もしなければならなかったためにガッツリ勉強時間を取ることは難しかったです。しかし、夏休みのころから続けていた毎日複数科目をコツコツ続けていく方針は継続しており最低でも5問は勉強しよう、通学時間等の隙間時間はアプリで勉強したりダウンロードしたオンデマンド講座を見ようとしていました。
直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)
この時期(年明けの1月~3月)は民間の就活も並行して行っていたので勉強時間を大量に確保できるわけではありませんでした。ただしそれでも数的処理、法律系の科目は何もしない日があると忘れてしまうと思ったのでなるべく毎日勉強するようにしていました。
冬の時点で数科目を捨てる選択をしていたので残った科目は絶対に死守する、論文を完璧なものに仕上げるという気持ちで勉強を続けていました。逆に、民間の就活の出だしはあまりよくなかったので精神的につらくなってしまい公務員の勉強にも悪影響が出そうでしたが周囲の助けを借りながらどちらも最後までやり抜くことができました。
試験期間中の過ごし方
1次試験の筆記試験が終わるまでは勉強だけ行っていました。筆記で落ちたら元も子もないですし少しでもノイズを減らして筆記に集中したかったからです。ただし、民間の就活で面接の経験を積むことができたのでそこまで公務員の面接を負担に感じることはありませんでした。
また、論文の勉強を通じて特別区の課題や我が国の課題について知ることができたのでそれも面接対策に繋がったなと思います。実際に2次試験の人事院面接で課題について聞かれた際に上手く実情とそれに対する自分なりの回答を答えることができたのでしっかり勉強していてよかったと思いました。
受験した時の手ごたえ
筆記試験
1次から区面接まで通して一番自信がなかったです。国語、数的処理、憲法等の自信があった科目は解けた手ごたえがありましたがそれ以外の箇所はかなり不安でした。特に自然科学(地学、生物選択)や時事問題は読みが完全に外れて全く解けなかったなと思いながら試験を続けていたのでかなり不安になっていました。
ただし、論文は用意していた7ジャンルの中の1つと試験問題がドンピシャに合致したので「いける!」と思いました。緊張で時間が足らなくなる+実際の紙に書く練習をそこまでしていなかったこともあってかなり焦りましたがなんとか最後まできっちり書ききることができました。
面接試験
人事院面接、区面接共にあまり緊張しませんでした。これは民間の就活を通じて面接を合計70回くらい積んできたおかげかなと思います。自然体でありのままの自分を出してアピールすることができました。
注意すべきこと、やっていてよかったことは人事院面接ではハッキリと声を腹から出すことです。30人越えの受験者が一斉に話始めるので普通の声量では試験官に届きません。
区面接では受験する区についての情報を始めとして隣接する区についても調べて自分なりにというところに違いがあるかまで考えてから面接に臨みました。実際には聞かれることはありませんでしたが自分の心の平穏のためにもやれるだけの準備はしっかりしていった方がいいと思います。
合格・内定した時の気持ち
率直に嬉しかったです。1年間中だるみしながらもなんとか頑張ってきた努力が報われたと思いましたし、支えてくれた家族にいい結果を伝えることができると安堵しました。
ただ、結果発表が9月中旬になると言われていたので8月の末に世田谷区から連絡が来た時はかなりドキドキしましした。通話履歴に世田谷区の番号が入っていた時の急激な緊張と折り返しの電話が繋がるまでの時間の長さは当分忘れることはないと思います。
第一志望の世田谷区で働くことができてとても嬉しいです!
振り返ってみて合格の決め手
最後まで諦めなかったことだと思います。
勉強開始当初はかなり苦手だった数的処理も半年が経つ頃にはそこそこの速度で解けるようになり、試験本番ではスラスラ解けるようにまでなっていました。法律科目も同様であり、自分はスマホアプリを用いて体に法律と判例が染みつくレベルまで取り組んだことが良かったと思います。
公務員試験は長く辛いです。でも最後までやり抜くことができたのは支えてくれた家族や辛いときに相談に乗ってくれた先生や友人達のおかげでした。
勉強開始時はどこから始めるかを悩んだりもしましたが、深く考えずにおススメ通りに進めればいいと思います。悩む前に取り合えず始めてみる事が大切だと思います。
そして、もう一つの決め手は論文に賭ける決断をしたことだと思います。自分は10月頃から専門分野の3科目を切り捨てて準備に取り掛かり始めました。論文は自分が受ける自治体の過去問から6~8ジャンル用意しておければ問題ないと思います。
面接については明確に民間の就活での経験が活きたと思います。自己PRも約9カ月も言い続けていると暗記したものを読み上げているのではなく、自分のものとしてアピールしたい箇所を強調したりしながら話すことができました。
公務員として実現したいこと、取り組みたいこと
区民の方々1人1人に寄り添いながら日々の業務に邁進していきたいです。疲れているからといってそれを態度に出したり、悪口を言ったりするような事は少なくとも仕事中はしないようにしたいです。
また、区役所では数年に1度配置換えの機会があるのでそれを大変だとか面倒くさいと思うのではなく自分の知見を広げることができる絶好の機会と思いながら積極的に業務に取り組んでいきたいです。この気持ちを新人の時から退職するまで持ち続けることが私の現時点での目標です。
具体的に取り組んでみたい課題は公共交通機関の人手不足問題です。地方のみならず東京都内でも影響が出始めているこの問題に対して関わっていきたいと考えます。今までの人生の中で非常にお世話になってきた公共交通機関の皆様に対して少しでも恩返しがしたいです。
受験生に対するメッセージ
公務員試験は何といっても長いです。特別区の場合ですが、4月に筆記試験を受験してから民間の就活が終わる8月にようやく最終面接が始まるという試験期間中だけでも恐ろしく長いスケジュールです。そしてこの前には約一年間の勉強期間があるわけで、もはやテストよりも自分との戦いの方が激戦であると自分は考えます。
この戦いを乗り切るためには自分自身を否定せず鼓舞してあげることが大切です。他人と比較したりすることは意味がないので止めたほうがいいです。それならば、自分が将来公務員になった時の姿や取り組んでみたい仕事を思い浮かべるといいと思います。特に直前期(1~3月頃)には民間の内定取得などの情報が大量に周囲で発生すると思いますが焦らずコツコツと今まで頑張っていた勉強を最後まで続けることが大切だと思います。
最後まで自分を信じてあげて精一杯対策を続けることが大事だと思います!がんばってください!
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