受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2024年合格目標｜教養型対策カリキュラム【公務員試験】

 公務員を目指すきっかけ

 自分が高校生のときに、コロナ禍で飲食業や航空業界など様々な業種が影響を受け、解雇や給料の引き下げなどのニュースを見て将来は安定し、景気や情勢にあまり左右されない職業につこうと思ったから。その中で、地方公務員、特に市役所職員を目指そうと思ったのは自身の家族が都内就職や転勤ありの総合職の仕事を心配し、また、自分が長女であることも考え出来るだけ家の近くに就職し、なにかあったときには家族の傍にいることが出来るようにしようと思ったから。栃木県ということで、1番大きくやりがいがありそうな宇都宮市役所を第1志望にしようと思った。公務員は女性と男性の給料が全く平等なため、そこを考えても公務員以外への就職は考えなかった。

 アガルートをお選びいただいた理由

 立教大学の学内講座も考えたが、家から遠く休みの日に通うのは面倒だと思った。また、TACやLECも考えたが、やはりオンラインで学べるというのは通学中やバイトの空き時間にも勉強でき、良いのではないかと思った。さらに、価格も他社に比べて安いのも決め手となった。オンラインでは、面接対策や、疑問があった時の質問などが出来ないのでは無いかと思い、沢山調べると、面接練習もグループワーク対策も質問も行うことができ、これなら、対面授業と対策に差はなく勉強することが出来ると思い、アガルートを選んだ。結果的に、この選択は大成功であったと考えている。特に模擬面接では山本先生に大変お世話になり、模擬面接の充実さを身をもって感じた。

 学習の方針と進め方

 私は大学2年の2月から勉強を始め、最初の頃は数的処理、日本史、世界史、社会科学を中心に勉強した。数的処理は苦手だと感じ、毎日1時間は勉強の時間を取った。勉強の進み具合が円グラフとなって可視化されている為、どの教科が足りてないか確認し、休日には足りていない教科の時間を多く取るよう工夫した。筆記試験1か月前頃から面接対策の準備を進め、面接本番までに最低3回以上は模擬面接をやると目標を立て、早めに予約を取った。

 公務員試験のための勉強の開始時期

 2023年2月

 失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

 アガルートの教材とは別に購入した宇都宮市役所の予想模擬問題などを解き、採点したとき八割に届かないことが何度かあり、その度に心が折れかけた。辛い時期を乗り越えられたのは、同じく筆記試験のある教員採用試験を受ける友達と一緒に勉強をする時間があったからだと思う。オンラインで他の予備校とは違い、仲間やライバルを見つけにくいので、自分の友達と共に切磋琢磨して勉強するとこができるような環境を作るとことはとても重要だと思う。

 受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

 1教養試験対策では、前述した通り、自分の勉強がどのくらい進んでいるか教科ごとに円グラフになっていることがとても良いと思った。全体の何パーセントまで学習が進んでいるか分かることでやる気の向上にもつながった。1周目は全ての教科の全てのパートの動画を視聴し、2週目からはテキストで間違った問題の動画のみ視聴し、3周目はまた全ての動画を視聴するというのを交互に続け、テキストは５周した。まちがったところには付箋をつけ、付箋のところは数え切れないほど解き直した。

 2人物試験対策

 模擬面接は本当によいシステムだった。実際に先生のアドバイスを聞き、取り入れられることで不安がだいぶ緩和された。模擬面接では深堀質問が多く、様々な角度からの質問に対する答えを用意できた。

 学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

 私は3年生の頃に全ての単位を取り終えたため、4年生になってからは授業を取らず全て公務員試験対策に当てることが出来た。朝のうちに数的処理で昨日まちがったところの解き直し、動画視聴、終わったらその他の教科、夜寝る2時間前からは数的処理の新しいところを学習するというルーティンを筆記試験前日の夜まで続けた。ルーティン化することで勉強を苦痛なものと思わないようにすることが出来たので、これは皆にオススメしたい。

 直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

 筆記試験前は普段のルーティン通りの勉強を続けた。何度も間違ってしまう日本史や世界史の問題についてはA4の紙にかきトイレのドアに貼っていつも見れるようにした。人物試験直前は、模擬面接の予約が取れる時は絶対に予約を取り、数を多くこなすことで緊張を紛らわせようとしていた。どうしても緊張してしまうのは、今まで一生懸命やってきたからだと自分に言い聞かせ、私が受からなかったらおかしいという強い心構えで過ごした。

 試験期間中の過ごし方

 特段普段と変わった過ごし方はしなかった。面接対策で質疑応答を頭の中で繰り返し、教員採用試験を受ける友達と電話でお互いに心境を話し合ったりなどを行うことはあったが、これといって変わったことはしなかった。普段通りに過ごし、心を落ち着かせ、また、体調管理を徹底することを心がけた。毎日アールワンを飲み免疫力を向上させていると思いこみ、風邪などは気持ちで吹き飛ばす勢いで体調管理をしていた。試験期間中は、勉強よりなにより体調管理を心がけるのが大切だと思う。

 受験した時の手ごたえ

 1教養試験の手応え

 120問を60分で解くというハードに感じる試験だったが、30分前に解きおわり、見直しまですることができたため、教養試験は合格しただろうと自信があった。

 2人物試験の手応え

 一次面接では、宇都宮市のイベントに参加したことはあるかと聞かれ、参加したことが無かったため、悪い評価を受けたのではないかとあまり手応えがなかった。

 最終面接では、終始本当に和やかで、どの面接官も当たり障りなく、また、深堀もない質問をしてきたので、このような質問で他の受験生とどう差別化を図るのだろうと不安に思い、すらすらと答えられたが、やはり手応えを感じることはできず、面接後の交流会でも不安なまま過ごした。

 合格・内定した時の気持ち

 本当に心の底から安心した。私は民間企業を受けていないので、これでダメだったらどうしようとすごく不安だったので自分の受験番号が掲示されているのを見つけた時、人生で1番嬉しかったと言っても過言ではないくらい嬉しかった。家族に報告し、皆とても喜んでくれて、本当に嬉しく、とっても安心した。4月からは自分が望んだところで仕事をすることができるという喜びで、すぐに図書館で市役所職員のマナー本という本を借りるほど嬉しかった笑

 振り返ってみて合格の決め手

 やはり、始めた時期が人よりも早く、コツコツと毎日努力を続けたこと、そして、受からなかった時のために民間企業を受けようとせず、ひたむきに努力し自分を信じて頑張ったことが合格の決め手だと思う。また、面接前に不安になっている時期に模擬面接を行い、山本先生にすごくいいと思います、このままいけば合格出来ると思いますという言葉をかけて頂き、直前に自信を付けることが出来たことが本番で最大限に実力を発揮できた要因だと思う。

 公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

 宇都宮市を若い世代が移住したいまちナンバーワンにしたいです。東京まで新幹線で1時間で着くのに、豊かな自然が広がるという良いところがある宇都宮で学生や若い働き世代の意見を取り入れ、子育てのしやすいまち、地域に貢献したいと思えるまちを作りたいです。具体的には、キッズショップ構想の推進を行い、子供商店街などを行うことで子供たちや大学生などの問題解決能力を街ぐるみで向上していくことが出来るまちを作りたいです。そうすることで、若い世代の郷土愛も芽生え、また、子育てに適したまちと知れ渡ることで県外や市外からの移住者を増加させることも出来、生き生きとした良い街を作ることができるのでは無いか、と考えています。

 受験生に対するメッセージ

 民間企業を受ける多くの友達がどんどん内定をもらい卒業旅行や留学に行くのも横目に勉強を続けなければならないことの苦しみは実際に経験する私たちにしか分かり得ません。周りに流されず自分が決めた道に進む意志の強さをら持つことが大切だと思います。どんな人も人生のどこかには必ず辛い時期があると思います。それが今あるのか過去にあったのかそれとも先にあるのか、人それぞれ違うものです。今笑って旅行に行っている友達も過去に辛い就活を終えて笑っています。だから、受験生の私たちは今、必死に血のにじむような努力、泥臭い努力を続け、自分が叶えたい未来のために勉強という投資をすることがなによりも大切だと思います。コツコツと日々勉強すること、やっぱりこれに勝るものは無いのだと思っています。頑張れ！！