受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2024年合格目標｜教養型対策カリキュラム【公務員試験】

公務員を目指すきっかけ

私の祖父は高齢に伴い、車の免許を返納し車を使えなくなったことで、バスで大きな駅へ行き、買い物をするようになりました。

このとき祖父がこうして不自由なく暮らせるのは、コンパクトシティーのおかげだと、考えました。このように住みやすいまちを作るには、市の取り組みが不可欠であり、自治体の立場からしかできないことがたくさんあり、わたしも市役所職員の一員として、社会に貢献してやりがいを感じる仕事に就きたいと思いました。

また、私は様々な事に興味があり、ジョブローションシステムを採用している市役所職員に非常に惹かれました。4年に一回程度、担当業務がガラッと変わるので、常に新しい事に挑戦し続けることができます。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートは、仕事をしながら転職活動している私でも、隙間時間を活用できる点が非常に魅力的でした。また、模擬面接を何回でも無料で実施していたり、エントリーシートの添削が行えたりと、とにかくテキストで勉強する以外のサポートが充実している点が非常に魅力的に感じました。

また、ネットでの評判が非常によかったのも理由の一つです。

フルカラーテキストだからわかりやすい、合格特典があるため頑張る目標が増える、ゆっくり網羅的に学習ができるためテキストの内容が多すぎず少なすぎることもないちょうど良い量になっているといった内容の記事を多く見かけました。合格実績もどんどんあがっており、ここなら公務員試験の勉強で不安はないだろうと思いました。

学習の方針と進め方

5月から始めて、翌年2月頃には、筆記テスト用の勉強は終わらせて、面接やES、業界研究、企業研究に移れるようにしようと思い計画を立てました。

テキストはアガルートをメインに学習を進めました。

最初は、数的処理の学習を進め、その後、他の教科の学習を進めていきました。毎日一時間は学習をして無理なく進めました。

主に通勤時のバスで復習して、帰ってから、一時間程度学習しました。

数的処理はまとめて時間がとれるタイミングで、ドカッと進めました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年5月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

仕事をしながら、毎日勉強するというのがすごく大変でした。

一時期、勉強をほとんどしなくなった時期が、何週間かあってそのときにさすがにまずいと思い、対策を考えました。

私の場合、筋力トレーニングがすきだったので、筋力トレーニングで気持ち切り替えてから勉強をすることで上手く続けることができました。また、スマートフォンのアプリケーションで集中するためのものがあるので、そういったものを活用できるといいのかなと思います。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

①教養試験対策

テキストがフルカラーでとてもわかりやすかったです。

また重要度がテキストに書いてあるのも非常にいいなと感じました。

やはり、範囲が膨大なため、全ても覚えきるのはかなり難しいです。

その上で取捨選択できるようなシステムがあるのがすごく良いなと感じました。

③人物試験対策

アガルートは、どちらかというと、人物試験対策で本当に役にたったと感じています。

時事問題への対策をすることで面接で答えられることの幅が増えましたし、就活完全攻略講座では、一冊でなにをすれば良いかがまとめてあるのがすごく良いと感じました。

中でも、特に利用したのが、公務員面接再現レポートです。

リアルな声ややりとりが見られるため、本番を想定した対策が非常にとりやすかったです。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

市役所の試験は難しくはないですが、範囲が広くとにかく時間が必要です。そのため隙間時間をつかったり、一時間でも良いのでとにかく毎日続けるようにしていました。

就活への準備段階の際は、ストレスをためないように勉強時間を確保することを心がけていました。楽しい時間がないと、人間やっていけないのでリフレッシュを入れつつ、勉強をするときは100％の集中力で取り組んでいました。就活が本格化してからは、時事問題や面接マナーなどが中心なりました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

焦って、勉強を詰め込む事はしなかったです。

主に、企業研究や業界研究、ESの提出などで、あまり勉強に割く時間はとれませんでした。また、面接での受け答えの練習をひたすら行いましたが、今思うと少し失敗だったかも知れません。ここで、うまくやることを意識しすぎたせいで、自分を作り過ぎてしまったんだと思います。

そのため、面接練習はほどほどにして、企業研究や業界研究、ESにもっと力を注ぐべきだったなと今振り返ると思います。

試験期間中の過ごし方

試験中は、面接練習と、受験先の情報を確認することに非常に時間を使いました。また、自分の受験した先の質問や、受け答えをメモしフィードバックしていました。仕事しながらの転職活動は、時間的な余裕が全くないので、何に時間を割くべきか計画を立てていました。

応募する市の情報のチェックはほぼ毎日行っていました。

思ったより、ESの提出期間が短いために充分練れないまま提出しなければならないこともはじめの方はあったので、情報は常に集めるようにいました。

受験した時の手ごたえ

①教養試験を受験した時の手ごたえ

結果的には、SPI試験しか受験しなかったのですが、数的処理のテキストで学習したことがすごくたったなと感じました。スピード感がかなり求められる試験でしたが、テキストでの学習のおかげで、考えずとも解ける問題が多かったです。私は全ての問題を解ききるほど問題を解くのは速くないのですが、基本的な内容については自信を持って回答できていたため、不安はありませんでしたし、SPI試験で落ちることはありませんでした。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

最初は上手くやろうとばかり考えてしまったりして思うように次の選考に進むことができませんでした。その後、自然体を基本に面接に取り組むことができてからは次の選考に進めるようになりました。

合格・内定した時の気持ち

率直に内定をいただけて、すごくうれしかったです。

いままでやってきた努力が報われたことがまずうれしかったですし、これから市役所職員とし働けると思うとわくわくしてきました。

私は、民間企業を受けることもそろそろ視野にいれていたので、公務員になることができて本当に良かったです。

正直、中々上手くいかない事が続いて心が折れそうになることもありましたが、チャレンジし続けることはすごく大切だし、自分の価値を認めてくれるところに巡り会えて良かったなと思いました。

振り返ってみて合格の決め手

上手くいったことから学ぶことです。

最初は多くの人は失敗続きの方も少ないと思います。

そんな中、失敗した理由を探すのはすごく難しくて、色々試していく中で上手くいったことをどうして上手くいったのか冷静に分析することが大切だと思います。私の場合は自然体で望むことと、自分の良さであるはっきりと物事を言う姿勢が評価されたと考えています。

また、他人のまねをするのは個人的にはあまりおすすめできません。

組織は様々な人で構成されていますから特定の属性を持つ人が受かるわけではないということを意識して、その人にしかない良さを自然にアピールする練習がとても大切だと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私が公務員として取り組みたいことは、コンパクトシティの実現と、多摩モノレール延伸に伴う、新しい付加価値の創出です。私が、勤務予定の武蔵村山市では、多摩モノレール延伸の計画が進められており、2030年半ばには完成を予定しています。

これを機に、コンパクトシティーの形成、車がなくても暮らせるまちづくりを武蔵村山市では掲げています。

私は、さらに武蔵村山市にしかない付加価値を創出したいと考えています。例えば、自転車がすごく走りやすいまちづくりです。駅周辺の整備は、新駅の誕生があれば比較的自由にできるかもしれませんが、既に整備が済んでいるところでは、新たに自由に自転車が走りやすいまちづくりをすることはすごく難しいです。このように、多摩モノレール延伸似合わせて、他の自治体では実現することが中々難しい、価値の高いものを創出することで、より武蔵村山市を魅力的な町にしていきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

私は、仕事をしながら転職活動を行っていたので中々時間を確保が大変でしたし、短期離職や空白期間もあり面接で何かと不利に働くこともあったと思っていますが、一生懸命にやれば公務員試験に受かることは可能です。

アガルートは、自分で行動できない人にとっては活用が難しいとは思いますが、自分で行動できる人にとっては、すごく良いコンテンツがそろっていますし、模擬面接やES添削などもあるので自分を客観視してもらえるというのはすごく役に立つと思います。

人の性格や、特性によってどんな就活になるかは本当に多様だと思うので、中々アドバイスはすごく難しいなと感じているのですが、主体的に行動できる人が受かるというのは言えると思います。

情報収集も、面接にどうやって取り組むかも試行錯誤するしかないと思いますので、まずは動いてみるというのが大切です。