受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2024年合格目標｜教養型対策カリキュラム【公務員試験】

公務員を目指すきっかけ

自身が住み続けたいと思う街で生涯働いていきたいと思ったのが公務員を目指すきっかけとなりました。前職では民間企業に努めており、全国転勤の可能性もありました。これからのキャリアや働き方を考えた時に、自身が住み続けたいと思う街に定住し、慣れ親しんできた調布市に生涯貢献していきたい思いが強く、前職の退職を決意しました。また調布市を志望するきっかけとしては、前職時代に市に対する期待が大きいお客様が多いと感じ、なぜ調布市に期待を寄せる市民が多いのかと気になったことです。

市が運営している「ちょみっと」を通じて居場所マップを使い街の交流場に訪れました。市民の方々と会話する中で自分にとっての居場所となり調布市民の温かさと市政に対する期待感を肌で感じ魅力を感じました。　

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートさんを選んだ理由は、受講料の返金制度とオンライン講義でも分かりやすい講義だと感じたからです。契約前に資料請求を行い、実際のオンライン講義を受講し、どの講義も説明が明確で公務員試験の勉強が初学者だったとしても「これならオンラインでも問題なく勉強を進められる」と感じました。分からない問題が出てきた際にも、質問をチャットで確認することができ、スムーズに学習可能なのも良い点だと思いました。また受講料金に関しても、他者と比較してリーズナブルだったのも決め手となりました。さらに合格内定することができれば、受講料金が返金される制度もありましたので、合格できるようにとより強く思い受講を決意いたしました。

学習の方針と進め方

学習の方針は短期間で集中的に網羅する勉強方法で進めていきました。具体的には、受験年の3月には退職し6月の試験に向けておよそ3ヶ月で仕上げました。3ヶ月という短い期間での対策でしたので、教養科目のみで受験可能な自治体に絞って応募候補を決定いたしました。その中でも、調布市役所の筆記試験はSPI3でしたので学習経験のある領域であれば合格可能性を高められると判断しました。とにかく1週目を早く終わらせることを意識していたので、学習開始から約1ヶ月で数的処理を終わらせました。残りの期間は知識系問題を詰め込みつつ、数的処理の問題は毎日解いていました。

公務員試験のための勉強の開始時期

2024年4月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

筆記試験対策における失敗経験としては、各科目においてもっと早く1週目を終わらすべきであったと思っております。公務員試験は勉強する範囲が広いため、1週目をいかに早く終わらせられるかが筆記試験合格の鍵になると考えます。特に、数的処理は苦手とする人も多く、出題数を多めに設定している自治体もたくさんあるので、早めに勉強にとりかかり得点源にするべきだと思います。

また、面接試験における失敗経験としては、調布市役所の最終面接が約10分とかなり短かかったため、質問に対してもっと端的に答える練習すればよかったと思いました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

①教養試験対策における受講講座の良さは、オンラインでどこでも自分のペースで学習を進められるところでした。予備校までの移動時間や交通費を考慮すると、なるべく自宅で学習が完結するアガルートさんを選択して正解だったと思います。また、教養試験攻略において鍵となる数的処理の解説の分かりやすさは重要視していました。そのため、契約前にサンプル講義を受講した際に数的処理の解説が分かりやすくサクサク進んだのもとても良かったです。

③ 人物試験対策における受講講座の良さは、自治体の過去にあった面接質問集でした。様々な自治体の質問を見ることによって、想定質問の対策が捗りました。また、私は利用しておりませんが、オンラインでの面接対策も可能なので、面接慣れするためにも利用すると良いと思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

前職を3月に退職をして4月から本格的に公務員試験の勉強を開始しました。そのため、1日のほとんどを勉強に費やしていました。知識のインプットの際には自宅でオンライン学習をして、演習問題等を行う際には図書館で勉強をしていました。図書館では勉強のため利用している方々がたくさんおり、試験を想定して問題演習することができたので、本番はあまり緊張せず臨むことができたのだと思います。公務員試験は毎日継続して勉強することが大事なので、モチベーションを維持するためにも気分転換に場所を変えて勉強するのはおすすめです。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

勉強を開始して2週間は、インプットに専念しておりました。はじめの2週間で数的処理を1回転させるのと並行して知識系問題は過去問を使ってインプットしていました。その後は過去問を中心にひたすら問題演習に勉強時間に充てておりました。また、筆記試験が合格になれば面接試験までの時間もあまりなかったため、筆記試験の勉強を進めつつ基本的な質問事項は回答に困らないように想定質問集を作成して答えられるように準備をしておりました。

試験期間中の過ごし方

筆記試験時、試験期間中の過ごし方は主に面接に向けた準備を行っておりました。筆記試験前から面接試験に向けて基本的な想定質問に対する準備は進めておりましたが、この頃からはアガルートさんがまとめている自治体の過去質問集をもとに回答の準備を進めていました。また、面接試験の期間中の過ごし方としては、次の面接に向けて面接内容の振り返りと志望自治体の発信している情報を取りまとめたり、実際に足を運んで魅力や改善点を自分なりに見つけるようにしていました。

受験した時の手ごたえ

①教養試験を受験した時の手ごたえ

第一志望の調布市役所の一次試験ではSPI3が行われました。手ごたえとしては、恐らく通過はしたかなと思いました。SPIは速く正確に問題を解くことを意識して、全ての問題を解き切ることができました。特に、数的処理で分からない問題が出てきた時には、勇気を持って問題を捨てて易しい問題を取りこぼさないように注意しておりました。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

第一志望の調布市役所では2次試験と最終試験が人物試験でした。

2次試験では、若手〜中堅職員が面接官で、話しやすい雰囲気でした。最終選考についての話が出たので恐らく通過したのではないかと思いました。

最終試験では、市長を含めた5人が立ち合いのもと面接が行われました。2次試験とは打って変わって、厳かな雰囲気でしたので終了後は合格の自信はあまりありませんでした。

合格・内定した時の気持ち

嬉しかったです。前職を退職して臨んだまさに背水の陣でしたので、合格発表日に自身の番号を確認した時は安堵しました。

公務員試験の勉強を始めたのは、試験の年の4月からで周りの受験生よりもスタートが遅かったため焦りもありました。また、前職を退職して臨んだ試験で背水の陣ではありましたが、そのプレッシャーが勉強意欲を掻き立てたと思います。社会人の方は、毎日の仕事をこなしながら試験勉強を続けるのは困難だと思いますが、マンネリにならないように何らかの形で自身にプレッシャーをかけるとよいかもしれません。

振り返ってみて合格の決め手

筆記試験においては、科目を絞った勉強を行ったことで少ない時間で効率的に合格することができたと考えております。教養試験のみであれば負荷はかなり軽減できると考えて、専門試験のない自治体の受験を決めました。その中でも、数的処理は得点源にできると思ったので、得意科目に絞った勉強法もうまくハマったように感じます。また、かなりリスキーではありますが、前職を退職してから公務員試験に臨んだことも結果的に功を奏したのではないかと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

公務員として実現していきたいことは、自身が気に入った自治体に生涯を通じて貢献していくということです。自治体職員は3〜5年ほどで異動を行う、所謂ジェネラリストのような働き方でありますので、様々な視点に立って市民の皆様に貢献することが可能であると考えます。それは自治体職員ならではだと思っておりすし、そこを魅力と感じています。これからは業務を通じて、市民の皆様が「自分の居住する自治体に満足している」と1人でも多くの方に思ってもらうことが目標です。そのためにも、まずはいち早く業務に慣れて市民の皆様が良い自治体だと思っていただけるようなサービスを提供ができるように、日々努力していきたいと思っております。

受験生に対するメッセージ

公務員試験はしっかり戦略を練って、ポイントを押さえて対策をすれば合格に結びつけることができる試験だと思います。前述の通り、私は前職を退職してから合格まで約3,4ヶ月で合格に辿り着くことができました。勿論、理想としてはしっかり時間をかけて勉強と面接対策を行うべきだとは思います。しかし、自分の得意不得意を把握してそれに合った自治体や官庁を受験を行うことによって、短期間での合格を掴み取ることは十分に可能だと思います。また、筆記試験終了後から合格発表までの時間が長く、結果が気になって他のことに手がつかない状態になってしまうことがあるかと思います。そんな時は、気分転換に志望する自治体に足を運び良いところを見つけに行くことをおすすめします。頑張ってください。