受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私が公務員を目指したキッカケは、まず、民間企業では「特定の顧客」に「特定のサービス」を提供するのに対し、公務員は「生活支援に関わる幅広い分野」で「全住民」に対してサービスを提供できることで、一人でも多くの住民に貢献が出来ると考えたからです。

専門学校で学生募集を担当し、様々な事情を抱える学生の入学相談に対応した経験から、生活に関わる幅広い分野で支えられる市職員を目指しました。

市職員は定期的な部署異動もあるため、仕事を積み重ねていくことで自分自身のスキルアップにも繋がると考えています。これまで多くの職種を経験したからこそ、その経験を最大限に活かせること、そして、将来を見据えて長く働けることも理由の一つです。

アガルートをお選びいただいた理由

働きながらの受験であったため、オンラインで自分の好きなときに動画を見て勉強することができる通信制の講座を探していました。

インターネットで様々な媒体の口コミ等を拝見し、アガルートアカデミーは基礎から応用まで幅広く対応していることもあり、社会人経験が長く、しばらく勉強から離れていた私に合っていると感じました。料金もリーズナブルなため、経済的な不安もなく勉強できるのは良かったです。

また、ホームページ上の合格者の声の種類も豊富で、社会人経験者の方のエピソードを拝見し、働きながらで勉強時間が確保しやすいとの評判を見たのも決め手の一つです。どの媒体が自分に合っているかをよく調べることは大切だと思います。

学習の方針と進め方

2022年11月頃より勉強を始めました。高校を卒業して7年程が経過していたため、はじめの一か月は教養の基礎部分の復習から始めました。その際には高校時代のテキストなどを活用しました。12月頃より、通信講座を活用した勉強に取り組み始めました。

数学に苦手意識があったことから、「判断推理」「数的推理」「資料解釈」「空間把握」の問題、解説動画を何度も繰り返し学びました。働きながらの受験であったため、平日は仕事が終わり次第、図書館に向かい勉強をし、休日は図書館や自宅で勉強をしました。平日は図書館で学んだことを家に帰り、寝る前に復習するスタイルで記憶をしました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

最初のうちの教養試験は緊張や不安から、前日はあまり眠ることができず、思うような結果が出せずにいました。

試験の結果を見るたびに落ち込んでいた日々が続いていましたが、試験を受けるごとに試験の流れ、問題の傾向の把握ができたこと、そして問題用紙を持ち帰ることができた試験では、その問題を繰り返し、時間を設けて解くことで、決められた時間内で、焦ることなく、冷静に問題を解くクセをつけることができました。

前日に勉強を多くすることも大切ですが、日々の積み重ねのほうが、より身につくと思います。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

まずはテキストの問題を自力で解くことから始めました。そして、問題を解き終えたら、解説動画を視聴し、自分の解き方が正しかったかどうかを確認します。

正しい答えを導き出していたとしても、解答に時間がかかっていたり、効率的でない場合もあったため、講師の解き方やアドバイスを参考に、何度も問題を解き、解き方を覚えました。講師も、図や例え話しなど、頭に入りやすい内容でレクチャーをしてくれるのはよかったです。

②専門試験対策

専門試験の対策は、一度テキスト、動画を一通り勉強し終えた後、本番の試験の一か月前に詰め込む形で行いました。また、自分の得意分野や苦手な分野、自分が受験する自治体の過去問の傾向などを把握し、対策を行いました。

はじめは聞きなれない単語が多く出てきて、覚えるのに苦労をしましたが、テキスト部分にラインマーカーなどを引き、単語を覚えることに集中をしました。

専門試験に関しては過去問を多く解くことで実際の試験の際に、この問題やワード聞き覚えがあるかも、と思い出すことができました。

③人物試験対策

人物試験対策は、まずは基礎的な知識や公務員に求められる資質を解説動画で把握することが出来た点は非常によかったです。解説動画をもとに、自分の性格をしっかりと理解することに努めました。

それから、質問想定のノートを作成し、自治体が求める人物像に近づけるような内容を考えました。合格者の声などを参考に質問を想定することはとても大切です。

また面接練習も個人・グループ・オンラインなど様々な場面を想定して、対策をすることで自信を持って望むことができました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

働きながらの受験であったたため、基本平日の勉強時間は3時間程度でした。休日は働く時間程度に勉強をすると自分の中でのルールを決めて行いました。

ただ、勉強漬けの毎日だと、勉強に対する嫌悪感が出てくることも正直ありました。そのような場合はメリハリをつけて休みを作り、リフレッシュすることが大切です。

通信講座の良い点として、通勤時間やちょっとしたスキマ時間にも勉強ができ、アガルートはチャプターごとにも分かれているので、とても使いやすかったです。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期はひたすらに過去問を解いていました。過去問も多くの種類を使いました。直前期の段階では必ず、問題文を見たときに解き方がパッと頭に浮かぶようになるまで、何度も繰り返しました。

また、解答の選択肢を見たときにも、これは間違いである、と瞬時に判断することができることも併せて意識をして勉強をしました。

心構えとしては、勉強した時間を無駄にしないために100%の力を出せるようになるべくリラックスをすることを意識しました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は合否結果が気になり、なかなか勉強が手につかないことも最初のうちにはありました。ただ、試験が終わってすぐの状態は試験の経験値が上がっていると感じるようになり、その期間中に自信をつけるために問題内容を振り返りながら、うまく解けなかった部分を中心に再度復習をしました。

また、面接試験のことも頭に入れておかなければならないため、希望の自治体に合わせたアピールポイントや話す内容を大まかにでも考えておくとよい、と思います。ただ、試験が終わってすぐは、自分をねぎらうこともとても大切だと思います。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

教養試験の手ごたえはありました。模擬試験等の時に比べても、問題文を読み進めていくと、これはこの解き方だ、この問題は似たような解答が複数あるので、気を付けよう、などと冷静に進めることができました。

一つの目安として、一問を解く時間を決めて解答をしており、その時間内にほとんどの問題を解くことができたため、これは正答率が高いのではないか、と自信を持つことができました。

教養試験は日々の積み重ねが試験の際に結果として現れるので、受験時のことを考えて計画的に進めることが大切だ、と改めて感じました。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験も教養試験と同様、手ごたえがありました。自分の苦手分野が少なかったこともあり、スラスラと問題を解いていくことができました。

専門試験は専門的な単語や知識が必要であるものがありますが、基礎的な部分の理解で解ける公式などもあるため、記憶が苦手な方はそのような分野で自信をつけるのもよいかと思います。

専門試験も過去問を参考に自治体ごとに対策をすることで正答率をあげることができ、より合格点の到達に近づけるのではないか、と思います。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験対策に関しては、合格者の声や面接再現レポートを参考に質問事項の把握に努めており、それを元にした対策、解答の作成をしていたことから、スムーズに面接官に話すことができました。

また、面接中は面接官の質問をよく聞き、解答することを心がけていました。あとは面接官に対し、一緒にこの人と働きたい!と思っていただけるような明るい対応ができたため、手ごたえを感じられました。

個人面接、グループ面接、最終面接と同じ面接官が一名いたこともあり、少し安心感を感じられたのもよかったです。

④合格・内定した時の気持ち

内定をいただけたときの気持ちとしては、これまで応援してくださった方やアドバイスをいただけた方へ良い報告ができると思うと、とてもうれしかったです。なにより、ホッとした、というのがとても大きかったです。

内定の文字を見たときには、これまでの勉強や対策で大変だったこともたくさんありましたが、それらの行動や努力が無駄にならなったことが本当によかった、と思いました。「努力は必ず報われる」という言葉を実感できた瞬間でした。

振り返ってみて合格の決め手

まずはアガルートの講座を受講することで筆記試験の対策が万全に出来、筆記試験を通過できたことが大きな要因です。

基礎的な学力に不安があった自分でも公務員試験の問題を解けるようになったのは、アガルートアカデミー講座の講師の方々に分かりやすく指導をしていただけたこと、そして、多くの仲間(アガルートアカデミー受講者)がいるという心強さも大きかったです。

社会人経験が長かったこともあり、これまでの経験を活かしたいという気持ちやエピソードを具体的に話せたのもよかったです。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

まずはこれまでの経験を活かして一人でも多くの市民の満足度をあげること、そして、子どもから大人まで全員が平等に暮らしやすい街にしていきたいです。

公務員試験対策をすることでも得られた継続力を活かし、ひとつひとつの課題に対しても粘り強く立ち向かい、何事にも妥協をせずに常に広い視野をもった行動をしていきたいです。

現代社会の課題は本当に多くあり、解決にも時間や労力が強いられますが、公務員としての立場を自覚し、また同僚や経験豊富な上司の方も多くいらっしゃるので、頼りながら、そして頼られるような存在になり、どの住民からも信頼される職員になりたいです。

実践していきたいこととしては、これまで外国人との交流の機会が仕事柄多く、その外国人たちが日本での暮らしを快適にできるような施策や、日本人との共生を推進し、地域の更なる発展に貢献したいです。

受験生に対するメッセージ

これから公務員を目指そうとしている皆様、公務員試験対策は日々の積み重ねがとても大切です。特に勉強は基礎的な部分から、応用まで幅広く学ぶこととなります。

私はこれまでの人生で努力を積み重ねていけば、必ず成果が現れると信じて行動してきましが、公務員試験に関しては、その信念が揺るぎそうになりました。

ただ、アガルートアカデミーの方をはじめとして、家族や友人が親身になって相談に乗ってくれたり、サポートをしていただけたことで、挫折しかけていた心に、もっと頑張ろう!と思えるきっかけを与えてくれました。

一人ではできないことも、支えてくれる人がいれば、自分が想像している以上の力を発揮することができます。現在はこの道を選んで本当によかったと思っています。皆さんも自分が後悔しない道を選択し、それぞれの目標に向かって突き進んでください!「努力は必ず報われます」

使用していた教材とおすすめの使い方

  • アガルートのテキスト
  • 過去問
  • 面鉄対策の本
  • 希望自治体の総合計画

何度も繰り返し使うこと。

使用していた文房具やツール

  • ラインマーカー
  • 面接対策ノート
  • コーヒーや甘いお菓子