合格者の声|「試験を1位で突破する」気持ちで学習し福島県庁に合格! 渡辺 泰我さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
私は、小学三年生のときに東日本大震災を経験しました。
その際、給水車や食品の配布など、様々な人に助けていただきました。
そのときから「住民が安心して暮らせる社会をつくること、地域や他の人のために働きたい」と考えるようになりました。
また、私は大学進学を機に群馬県へ移住しました。
自分が福島県出身であることを他の人に伝えると、「震災大丈夫だった?」「福島県の食べ物ってまだ危ないんだよね」と、東日本大震災から10年以上経過した現在も、「福島=原発」というイメージが払拭できておらず、福島県の魅力が伝わっていない、ということを実感しました。
こういった経験から、「福島=原発」というイメージの払拭、県民が暮らしやすい福島県をつくることに貢献したいと考えて、公務員(福島県庁)を目指しました。
アガルートをお選びいただいた理由
オンラインの予備校であれば、自分の好きな時間に受講をすることができるからです。
私は大学でサッカー部に所属しており、週5日部活に参加しながら、公務員の学習をする必要がありました。
通学型だと、車か自転車での通学になるため、その分の学習時間が短くなってしまいます。
部活やアルバイトで、たたでさえ学習時間が短い私にとってその選択肢はなく、オンラインの予備校を探していました。
その中で見つけたのが、アガルートアカデミーです。
オンラインの予備校をランキング形式でまとめたサイトで、上位に名前がありました。
お試し受講があったため、資料を請求し、受講をしたところ、非常に分かりやすかったため、アガルートアカデミーで受講することを決めました。
学習の方針と進め方
まずは、理解しきれない所があっても、最後までどんどん進めて行きました。
これで、大まかな知識を身につけました。
教材を1周したら、そこからはひたすら問題集を解きました。
「分からない問題があったらテキストを見直す」という流れを、ひたすら繰り返して学習していました。
模試は、大学の掲示板を見て応募したり、ほかの予備校の模試に応募したりしていました。
学習を始めてから3ヵ月(大学3年の7月)ほどで、初めて模試を受験し、そこから2ヵ月に一回くらいのペースで受験しました。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
失敗や挫折ではありませんが、苦労したことを書かせていただきます。
民間企業と併願していたため、公務員試験直前期の4、5月が非常に忙しく、モチベーションを維持するのが大変でした。
それを乗り越えるために、友達と遊ぶ時間は作るようにしていました。
直前期なので1日遊ぶわけではなく、昼ご飯を一緒に食べたりするなど、数時間単位で遊ぶことによってリフレッシュをしつつ、近況報告をすることでモチベーションを保っていました。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
日本史や世界史は年表としてまとまっているため、歴史の流れを掴みやすかった印象があります。
それをベースにして学習をすることで、出来事の並べ替え問題にも、しっかり対応することができました。
数的処理は問題量が豊富で、他の問題集に手を出す必要はないです。
動画で解説があるので、正しい解法をしっかり理解することが、数的推理では重要だと思います。
時事対策は年明けに発送されるため、前年の出来事がしっかり網羅されています。
これも、他の教材を買う必要はない、と思います。
学習の順番は、文章理解、数的処理といった成果が出るのに時間がかかる科目から初めて、暗記科目は、これらの学習を終えたら始めるのが良いと思います。
私は3年の4月から、文章理解と数的処理、11月から暗記科目を学習し始めました。
②専門試験対策
法律科目は問題集もあるため、基礎から応用まで身につけることができます。
憲法は、とにかく過去問をたくさん解くことで実力がつくと思います。
行政法と民法は、場合分けがかなり出てくるのですが、図や表を使ってまとまっているため、非常に分かりやすかったです。
経済学に関しては、図が多く用いられているため分かりやすいです。
文章だと複雑な部分が多いため、解き方を図で覚えた方が理解しやすい、と感じました。
どの科目も、学習し終わるまでにかなり時間がかかるため、公務員試験の学習を始めると同時に学習し始めるべきだと思います。
教養試験も専門試験も、問題集は3周しました。
③人物試験対策
面接対策講座では、服装や目線、面接の雰囲気などを学ぶことができました。
実際にされた質問例もテキストに掲載されており、公務員試験ならではの質問に対する解答を考えるきっかけになります。
面接の再現映像も収録されているため、面接の雰囲気や、良い点悪い点を学ぶことができます。
私は予定が合わず利用しなかったのですが、模擬面接をすることも可能なので、活用できれば実践的な対策も可能な講義です。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
学校の図書館(徒歩2分)に行って学習をしていました。
図書館では他の生徒も自習をしているので、刺激を受けることができます。
1日予定がない日は、9時から21時まで図書館で学習し、帰宅後も2時くらいまで学習しました。
アルバイトと部活の試合で、土日はほとんど学習時間が取れなかったため、平日に集中して学習しました。
すきま時間の学習としては、アルバイトの休憩時間や、電車に乗っているときにテキストを読んで過ごしていました。
直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか
直前期は、得意科目(単元)にはまったく手をつけず、苦手科目を集中して学習しました。
得意な科目は、2週間くらい学習しなくても忘れないので、苦手科目の頻出分野を学習する方が効率的です。
心構えとしては、「試験を1位で突破して入庁する」という気持ちを持って学習し、試験に臨みました(結果的に1位は取れませんでしたが)。
「合格したい」と「1位を取りたい」では、勉強への取り組みにもかなり差が出てくると思います。
模試の結果に一喜一憂せず、苦手科目を無くしていくことが重要である、と感じました。
試験期間中の過ごし方
公務員試験は福島県庁しか受験しなかったので、筆記試験が終わったら、すぐに二次試験対策に切り替えました。
一次試験対策ほどの時間は取りませんでしたが、毎日福島県の総合政策に目を通しました。
どんな政策を行っているか、入庁したら何をしたいかを考えながら対策をしていました。
1回目の面接終了後は、集団討論の対策を始めました。
アガルートアカデミーの集団討論対策講座に参加し、集団討論の流れ、必要なことなどを学びました。これらを経て、最後の集団討論と、2回目の面接に臨みました。
受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち
①教養試験を受験した時の手ごたえ
手ごたえは、かなりありました。
文章理解は解きやすい問題が多く、予定よりも早く解くことができました。
数的処理はサイコロを転がす問題で、ややこしい部分がありましたが、文章理解を早く解けた分の時間を使うことで解くことができました。
時事問題では、アガルートアカデミーの時事対策で学習した内容も出題され、自信を持って解答できた問題がほとんどでした。
最終的に5分見直しをする時間があり、予定通りの時間で終えることができました。
自分の力は出し切った、という印象でした。
②専門試験を受験した時の手ごたえ
教養試験同様、手ごたえはありました。
行政法は、アガルートアカデミーのテキストに掲載されていた表が活躍し、ややこしい部分も迷わず解くことができました。
経済学は基本的な問題が出題されたため、しっかり図を描くことで解くことができました。
憲法では条文に関する問題で、2択から絞り切れない問題があり、正確に覚えておくべきだった、とその場で後悔しました。
法律科目は何となくではなく、正確に覚える必要があるな、と感じました。
自信がない問題が2、3問だったため、手ごたえは十分にありました。
③人物試験を受験した時の手ごたえ
1回目の面接は深掘りをほとんどされず、ミスはないが手ごたえもない面接でした。
「面接官が自分に興味がないのかな」とも思える内容でしたが、2回目の面接に向けて切り替えました。
2回目の面接では「自分のこと」について深く質問されました。
終始、面接官の方も笑顔で進めることができたので、1回目よりも手ごたえはありました。
集団討論では、まとめ・発表役になりました。
ただ、他の受験生の発言をメモするだけではだめなので、発言に対して質問を投げかけることで発言回数を増やしました。
時間内に解決案を出すこともでき、手ごたえはありました。
④合格・内定した時の気持ち
まずは、ほっとしました。
合格するために1年以上学習してきたので、それが結果として表れて良かったな、と思いました。
親や部活の仲間、同じく公務員試験を受けるゼミ生が応援をしてくれていたので、それに応えることができて嬉しかったです。
同時に、「これから福島県のために頑張って働こう」という気持ちでした。
内定をいただいていた民間企業には、内定辞退の連絡をすることになり、申し訳ない気持ちがありましたが、自分が1番やりたい仕事をできることに対する喜びが大きかったです。
振り返ってみて合格の決め手
早い段階から学習していたのが、決め手だと思います。
4年生の4、5月は就職活動と重なり、十分な学習時間を取ることができなかったのですが、3年生の4月から学習していた分、余裕がありました。
学習を早く始めるに越したことはないので、思い立ったらすぐに学習を始めるべきだと思います。
また上でも書いたように、「試験を1位で突破する」という気持ちで学習していたのも、良かったと思います。
目標を高く設定したことで、合格点をしっかり超えることができた、と感じております。
公務員として実現したいこと・取り組みたいこと
福島県の魅力を県外にも発信し、観光客の増加、人口の減少幅を少なくしたいです。
県外(群馬県)に4年間住んだことで、「福島=原発」というイメージが未だにある、ということを知りました。
しかし、福島県には海産物や果物、温泉地、会津藩の歴史など、様々な魅力があります。
広報に関わる仕事をすることで、より多くの福島県民、県外の方々に、福島県を楽しんでいただけるような県づくりをしていきたいです。
また、ジョブローテーションを通じて、様々な業務に携わることができるのが、県職員の魅力です。
広報以外にも、子育て支援の充実や企業誘致により、過疎化が進む市町村に定住していただける人を増やす政策や、近年注目されているSDGsの推進などの取り組みに携わりたいです。
受験生に対するメッセージ
リフレッシュを大事にしてください。
公務員試験を受ける多くの人は、1年間くらい勉強すると思います。
ずっと勉強ばかりだと、どこかで集中の糸が切れてしまいます。
大学受験は、同じく勉強をするクラスメイトがいましたが、公務員試験はほぼ完全な個人戦です。
そんな孤独で長い戦いを制するために、リフレッシュは本当に大事だなと感じました。
友達とご飯にいったり、朝から勉強をしたのなら夜に飲み会に行ったりしても良いと思います。
そして、勉強をするときはしっかり集中する、というメリハリをつけてやるのがおすすめです。
また、模試は絶対に受けた方が良いです。
大学で紹介された模試でも、他の予備校の模試でも良いので、是非受けてください。
自分の現在地、苦手な分野を知ることができるので、目的を明確にして学習することができます。
また、モチベーションのアップにもつながります。
つらいことが多いと思いますが、合格を目指して頑張ってください!
民間企業向けの就職活動について
①民間企業向けの就職活動はしましたか?
はい
②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?
テレビ局
③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。
面接は回数をこなせば上手くなるので、民間企業の面接で練習をするのはおすすめです(滑り止めにもなるので)。
民間企業の面接では、面接官の人数が多く威圧感があったり、1時間くらいかかることがあったりするので、非常に力がつくと思います。
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