合格者の声|戦略的に正しい努力を積み重ね裁判所一般職に合格! 緒方 颯哉さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
私はプログラミングが苦手ですが、大学で学んだことを無駄にしたくないという思いから、心にわだかまりを残したまま、IT企業への就職活動を続けていました。
しかし、苦手なことを仕事にするのはこれからの人生辛くなるだろうと思い、志望先を考え直すこととしました。
その時、在学中の熊本大学では震災について学ぶ機会があり、地域の方からの体験談や実際に現地を訪問することで、震災の恐ろしさを感じました。
ですが、そこには必ず公務員が携わっていることも、改めて知ることができました。
また、民間企業と比べ住民の方と直接関わる機会が多く、震災に限らず様々な問題に対処し、国民や地域のために暮らしやすい社会づくりに貢献する公務員の仕事に興味を持ちました。
アガルートをお選びいただいた理由
数ある公務員予備校の中から、アガルートを選ばせていただいた理由は2つあります。
1つ目は、アガルートでは模擬面接講座を購入していれば、追加費用なしで何度も模擬面接や面接カード等の添削を行ってもらえるからです。
試験合格に面接が重要視される傾向が強くなっているため、このサービスは非常に魅力的だと感じました。
実際、模擬面接を何度も実施してもらい、本番の面接では落ち着いて受け応えすることができたため、とても感謝しています。
2つ目は、合格者特典で受講料を全額返金してもらえるからです。
どこの予備校でも公務員講座は決して安い金額とは言えないため、この特典は経済的にとてもありがたいですし、「絶対に合格してやる!」という気持ちになり勉強のモチベーション維持にも繋がるため、この制度の存在が合格率アップに少なからず貢献しているのではないか、と考えています。
以上の二点の理由から、アガルートアカデミーを選ばせていただきました。
学習の方針と進め方
私が公務員試験対策を始めたのは、大学3年の1月とかなり遅れをとっていることを自覚していたため、効率的な学習が必要だと考えました。
そのため、受験先の試験科目の点数配分を把握し、試験日から逆算して計画を立てました。
他の人よりかなり出遅れているため、できるだけ早く筆記試験対策を済ませる必要があると感じ、1〜2ヶ月程で教養科目や専門科目を一通り学習し、問題集を解きました。
その時点で最初の筆記試験まで4.50日程しか残っていなかったため、論文試験対策や記述試験対策と、点数配分の高い科目の勉強に力を入れました。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
上述の通り、論文試験対策を始めたのが試験前4.50日程であり、思うように時間が取れなかったことが失敗だと感じています。
対策し始めの時期は上手く論文が書けず、苦戦しました。
そこで、以下の2つのことを意識して論文対策に取り組みました。
1つ目は、アガルートの時事対策やニュース、ネットなどで論文を書くための知識やネタをインプットし、テーマ毎にメモにまとめました。
特に頻出テーマに関しては深く調べ、どのような問い方でも論文を書けるように知識をつけました。
2つ目は、自分が書いた論文を、知識のある人に添削してもらうことです。
そうすることで、自分では気づけなかった改善点を知ることができ、徐々に論文が比較的苦ではなくなったと感じています。
本番では時間内に論文を書ききり合格を頂けたため、上記の2点に力を入れたことは、ためになったと感じています。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
大学受験までの貯金もあったことや、数的処理も得意な部類であったため、教養対策にはそこまで時間をかけずに済みました。
しかし、数的処理が得意とはいえ点数配分は高いため、ほぼ毎日数問は目を通すようにしていました。
また、自然科学や人文科学などの知能分野に関しては、配点が低めでありほとんどが暗記物なので、試験の直前期に講義資料や問題集に目を通しました。
特に、知能分野は範囲が膨大であるため、過去の出題傾向や頻出テーマを加味し、勉強する項目を絞ることが大事だと考えています。
講座については、要点がまとめられているため、効率の良い学習ができました。
②専門試験対策
私が工学部というのもあり、専門科目はほとんど予備知識がない状態だったのですが、講座や資料は要点がまとめられていて非常に分かりやすく、すらすらと勉強を進めることができました。
講座動画では、先生方が時折ユーモアを交えながら授業してくださるため、楽しく学習することができ、モチベーションの高いまま学習できました。
特に、小林先生の担当する憲法、民法などの法律科目は、分かりやすく面白い具体例を挙げて解説してくださるため非常に頭に入りやすかったです。
上記の通り、全体としてとても分かりやすい講座であるため、最低でも2周はしておくと、より理解度が深まって良いと思います。
③人物試験対策
面接対策講座動画を見て、身だしなみや、声の大きさ、表情、作法などの基本的なところを学ぶことができました。
その後、面接カードの添削や模擬面接を何度も実施してもらい、先生からフィードバックを頂くことで、回数を重ねる毎に人物試験の自信がつき、本番は緊張せずに試験に臨む事ができました。
人物試験対策を一人ですることはほとんど無理であるため、必ず知識のある人に面接カードの添削や模擬面接をお願いすることをお勧めします。
また、一次試験対策に余裕のある人は、一次試験前から模擬面接を受けるなど、早め早めの準備をしておくと良いでしょう。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
私は一年留年しており、ニ回目の三年の後期は休学していたため、学習時間の確保には困りませんでした。
しかし、学習を始めた時期が遅かったため、一次試験科目のインプット・アウトプットを一通り終えるまでは、1日約10時間勉強しました。
そんな中でも意識していたことは、リフレッシュする時間を作ることです。
自分の趣味に時間を充てることや、ずっと部屋に篭りっきりだと気が滅入ってしまうため、友人と遊ぶ、体を動かすなどして心の健康を保ちました。
このおかげで、長時間の勉強にも耐え続けることができたのかな、と考えています。
直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか
直前期は、とにかく問題を解いてアウトプットすることを意識していました。
アルバイトを辞め、大学の研究も中断して公務員試験に集中できるようにしました。
しかし、私は自分にご褒美がないと頑張れないタイプなので、この期間にも少しリフレッシュする時間を作っていました。
試験前10日ぐらいから、専門試験のアウトプットや記述試験の練習と同時進行で、教養試験の知能分野の学習を始めました。
過去の出題傾向や頻出テーマ、点数配分から、それぞれの学習時間を割り当て、とにかく効率の良い学習を心がけました。
試験期間中の過ごし方
試験期間中は、筆記試験が全て終わるまでは気を抜かないように心がけました。
裁判所の筆記試験が終わると、すぐに裁判所の人物試験対策に力を入れました。
裁判所の二次試験は、国家一般職や福岡県庁の一次試験より前にあり、筆記と人物対策を両立しなければなりませんでした。
しかし、筆記試験には自信があり、人物試験対策に集中する事ができたため、そこまでハードスケジュールにはなりませんでした。
公務員は民間と比べて内定が出るのが遅く、不安になることもありましたが、今までの努力を無駄にしないためにも、とりあえず今できることをやろうという気持ちで試験対策を続けました。
受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち
①教養試験を受験した時の手ごたえ
現代文、英文、数的処理などの知能分野は基本的な問題で、易しかったように思いました。
現代文、英文に関してはほとんど対策していなかったのですが苦戦することはなかったので、現代文、英文に苦手意識が無い方は数的処理をしっかり勉強していれば問題無いと思います。
社会科学系以外の知識分野に関しては、それぞれ一問ずつしかでない事も多いため、要点だけ押さえておけば十分だった印象です。
時事は知っているか知らないかで決まるので、テレビやネットなどの様々な媒体から情報収集したことが役に立ちました。
②専門試験を受験した時の手ごたえ
専門試験も、とくに難しい問題は無かったように思います。
見たことのない選択肢があっても、知識があれば最低でも2択にまでは絞れたと思うので、答えを導きやすかったです。
また、9科目以上学習しておき、自分が解ける問題が多い科目から8科目選べるようにしておくことも非常に有用だと感じました。
実際、6つ必ず解く科目をつくり、残り2科目を経済学、政治学、行政学、社会学の中から2つを選んで解くことで、より点数を稼ぐ事ができました。
③人物試験を受験した時の手ごたえ
アガルートの先生方に模擬面接を複数回行っていただいたことや、事前に十分な準備ができたと考えていたため、特に緊張する事もなく面接に挑む事ができました。
事前に考えてきた文をそのまま話すのではなく、面接官の質問に対して自分の考えや自分のことを話すというように、面接官と会話することを意識しました。
また、明るくハキハキと喋ることや、姿勢、目線、表情にも気を遣いつつ自然体で面接に臨む事で、面接官も笑顔で話してくれて、和やかな雰囲気のまま面接を終える事ができました。
④合格・内定した時の気持ち
まず一番は安心しました。
自分のちょっとしたミスで1年留年してしまい、親には迷惑をかけてしまったので、ちょっとは親を安心させる事ができたのかな、と思いました。
次に、今まで支えてきてくれた人達への、感謝の気持ちが込み上げてきました。
公務員を目指していた地元の友人や、様々な面でサポートしてくれた家族、そして分かりやすい講座や真摯に対応をしてくださったアガルートの方々が居なければ、内定を得ることはできなかったと思います。感謝してもしきれません。
振り返ってみて合格の決め手
正しい努力を積み重ねる事ができたことが、合格の決め手だと感じています。
ただ時間をかけてだらだらと勉強することは、自分なりに頑張ったという自分への言い訳にしかならず、はっきり言って無駄な努力だと考えています。
その時の自分の状態から何が足りてないか、どうすれば効率よく能力を上げられるかを考えて戦略を立てていくことが合格への近道になると思います。
また、アガルートの講座を十分利用する事ができた事も決め手だと考えています。
特に、一人では対策が難しい人物試験対策を、ほぼアガルートの講座のみでできたのは非常に助かりました。
公務員として実現したいこと・取り組みたいこと
私が裁判所職員として取り組みたいことを2つ挙げます。
1つ目は、当事者の不安を取り除き公平・公正な裁判が行われるよう貢献することです。
裁判所にいらっしゃる方は、必ずしも裁判について詳しいとは限らず、不安に感じている方も少なくありません。
私自身、情報を知らないことはとても不安に感じますし、無知ゆえに失敗してしまった経験があります。
塾でのアルバイト経験を活かして、裁判の流れやその他手続きについて、丁寧で分かりやすい説明を行うことで、当事者の不安を取り除きたいと考えています。
2つ目は、裁判所書記官となり、裁判官と当事者のパイプ役となり国民と司法を繋げる役割を担いたいと考えています。
法曹三者と裁判当事者を結びつけ、それぞれが自分の役割に集中できるように、信頼して貰える頼れる裁判所職員となりたいです。
受験生に対するメッセージ
公務員試験を通して、入念な準備と地道に正しい努力をし続ける事が大事だと感じました。
公務員は民間と比べて内定が出るのがかなり遅く、既に就活を終えた人を見ると嫉妬心が芽生える事や、不安に駆られる事も多いと思います。
しかし、そこで自分の目標を見失わず、直向きに努力し続けることができる人が公務員試験を突破する人です。
公務員試験は正しい努力をすれば、きちんと報われるタイプの試験だと私は考えています。
試験勉強は孤独で辛いものです。
身体と精神の健康に気をつけながらも、自分にできる範囲で最大限の努力を続けてください。
そして、試験当日は自分が今までにしてきた努力を信じて、虚勢でもいいので自信を持って試験に挑んで欲しいと思います。応援しています!
民間企業向けの就職活動について
①民間企業向けの就職活動はしましたか?
はい。
②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?
IT業界に絞っておりました。
使用していた教材とおすすめの使い方
スー過去の問題集を使用していました。
インプットの学習をするときは、スー過去やアガルートの問題集を見てからアガルートの講座動画を見ると、問題に出る場所が頭に入ってきやすかったのでおすすめです。
使用していた文房具やツール
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