合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

地元の活性化に携わりたいと考えて大学に進学したものの、将来どのような形で携わるのか決められないまま大学生活を過ごしていました。
そんな折、地元の県が行う、県職員の方とシャッター商店街を再生し、活性化するという事業に参加する機会を頂きました。
それは学生主体でありながらも、官民の知見やアイディアを活用しながら、集客を図っていくというものでした。
私は当該商店街の商工会や自治体、地域おこし協力隊の方のお話を伺いながら、様々なイベントを考案していきました。
しかし、その実現のために必要なのが、商店街の店主や周辺住民、自治体との合意形成でした。
そこで、県職員の方に各所で話し合いの場を作ってもらうと共に、合意に向けた多くの助言をもらいました。
その結果イベントは大成功を納め、商店街は活気を取り戻しました。
この経験から、地方の活性化のために多様な機関・人と協働し、多くの方と合意を形成し成果を上げるという仕事、すなわち地方自治体の公務員に憧れを抱き、目指すに至りました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートとの出会いは、大学2年生時に、行政書士試験の対策講座を探していた時でした。
実際に受講し、その試験の合格は掴めなかったものの、オンラインでいつでも受講できる環境や、分かりやすいテキスト、確実に成長できるカリキュラムが揃っていることを実感しました。
公務員試験の勉強は大学2年生から始めたものの、最初に受講していた大学生協の講座の対面授業にあまり参加することが出来ず、授業についていくことが難しい状況でした。
その中で、アガルートの行政書士講座を体験したことから、自分にはアガルートのカリキュラムが適していることに気が付き、大学3年生時に公務員試験講座の受講を始めました。
非常に分かり易いテキストと頼もしい先生方、そして何度も視聴できるオンライン授業。
これらの環境があることが、アガルートを選ぶ決め手になりました。

学習の方針と進め方

教養科目を固めた後に、専門科目の内容を学習するという学習方針を立てました。
進め方として、まずは数的処理が重要になると聞いていたので、初めの3か月はその授業を毎日5個ずつ視聴していきました。
その後の3か月は他の教養科目に取り組んでいきました。
そして、ある程度教養科目の問題を解けるようになってから、専門科目の授業を受けていきました。
その間、受講した範囲の問題を必ず解くようにしていました。
また、学校の授業や課外活動のある忙しい日でも、毎日3個はオンライン講座を受講するようにしました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

失敗経験は、オンライン授業の内容をインプットすることに力を入れるあまり、アウトプットを疎かにしてしまったことです。
新しい知識に触れることは楽しく、先生方も分かり易く解説して下さるため、「理解したつもり」で先に進んでしまいました。
後々、1度解説を聞いた箇所の問題を解くと、すっかり忘れていることや、正答率が低いことが多々ありました。
そのため、復習に多くの時間を取られてしまい、効率的な学習を行うことが出来なかったと反省しています。
これを乗り越えるために、受講した後はすぐに問題集に取り組むことを習慣づけ、インプットとアウトプットを同時に行うことを実践してきました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

教養試験対策講座は、1つの動画の時間が丁度良い時間で、常に集中して視聴することができ、空き時間を活用して学習できました。
主要科目の1つである数的処理の講座では、丁寧な解説と共に確実に問題を解く能力を高めることができました。

そして、授業内で学ぶ問題だけではなく、他の類題も解くことができるような応用力を高めることができました。
また、社会科学や文章理解対策講座においても、難解な概念を分かり易く解説していただき、効果的に学習を進めることができました。

②専門試験対策

専門試験対策講座では、それぞれの専門分野に特化した講師陣の知識と経験が非常に豊富で、難解な内容もわかりやすく解説していただきました。
講義は非常に実践的で、試験の傾向や出題スタイルに合わせた対策を十分に行うことが出来たと感じています。
また、問題演習も充実しており、実際の試験に近い状況での対策が可能でした。
この講座を受講したことで、専門知識の習得だけでなく、試験問題を解く力を向上させることができ、公務員試験に成功するための強力なサポートを得ることができました。

③人物試験対策

人物試験対策では、自己分析を徹底的に行い、充実した面接対策を行うことができました。
模擬面接なども通じて、自分の強みや改善点を具体的に把握でき、それに基づいた効果的なアドバイスも受けられました。

また、自分が十分に言語化できていない部分や詰めが甘い部分を的確に指摘していただき、そうした部分を改善することができました。
結果として、人物試験において自信を持ち、的確な対応が可能になり、合格への自信が得られました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

3年生の4月にアルバイトを辞め、働いていた時間を学習に充てられるようにして、学習時間を確保していきました。
また、大学の授業が終わった後に、図書館に足を運び、毎日2時間勉強できるように努めました。
私は家であまり勉強が出来ないので、勉強する場所を決めてメリハリをつけて学習していました。
1日の過ごし方は、午前中の頭がスッキリしている時間帯に数的処理と文章理解の問題を解き、その後社会科学や専門科目の暗記が必要な科目の学習を行っていました。

寝る前には、英単語を確認していました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

民間企業の選考と並行しながら、毎日8~10時間コンスタントに勉強を続けました。
専門科目の問題集をそれぞれ5周し、模試で8割の得点を取ることを目指しました。

また、教養科目の問題集も同様に周回し、難易度が高くない問題を確実に正答できるよう努めました。
特に、苦手であった数的処理の問題集を3周し、様々な解法パターンを覚えていきました。
直前には、速攻の時事の動画を繰り返し視聴し、得点源にしていきました。
また、後悔が無いように全力を尽くそうという心構えで試験を迎えました。
第一志望の地方上級試験に合格しなければ、後がないと考え、目の前の問題に取り組んでいきました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は、2次試験や3次試験を見据えて自治体研究や面接練習、及びグループディスカッションの対策に時間を費やしました。
特に、1次試験の対策に追われて自治体研究が疎かになっていたので、県が発行する白書や各種統計を確認しながら、面接で何を聞かれても答えられるように準備を進めていきました。
また、自己分析を通じた志望理由の構築も行っていき、説得力のある内容にしていきました。
そして、グループディスカッションの対策においては、あらゆるケースを想定し、どのような役割を担当しても問題ないように、何度も実践的な練習を行ってきました。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

教養試験の数的処理の科目が特に自信がなく、他の科目も「本当にこの選択肢で良いのだろうか」と迷いながらの解答でした。
そのためあまり手応えはありませんでしたが、アガルートの講義で解いた問題の類題も出題され、受講してきて良かったと思うと共に、試験中の緊張がほぐれました。
手応えが無いながらも、時間内に全ての問題を解き切り、当時の自分が出せる全力を尽くした状態であったため、後悔はありませんでした。
「これで落ちたら仕方ない」と考え、切り替えて専門試験に臨みました。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験の対策は十分に行い、特に法律科目を徹底して対策していたので、手応えは確実にありました。
専門試験は教養試験よりも時間に余裕があり、何度も選択肢を読んで確実に答えだと思える選択肢を選ぶことが出来たので、終始落ち着いて試験に臨むことができました。

ただ、経済科目の難易度は高く、選択肢を絞り切れない部分があったため、そこが懸念点でした。
しかし、他の科目は概ね解答を絞り込むことが出来たので、自信をもって試験を終えることができました。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

これまでの面接対策で培ってきたことを全て出し切ることができたため、手応えがかなりありました。
終始緊張はしていたものの、笑顔で、落ち着いて質問に答えることができました。

もちろん、事前に対策をしていない難しい質問(1000万円の予算があったらあなたは何に使うか等)はありましたが、場当たり的な回答は控え、考える時間を頂き、冷静に受け答えすることができました。
そして、回答も冗長になりすぎることなく、「結論から述べる」ということを常に意識することができました。

④合格・内定した時の気持ち

これまで決して諦めずに努力をしてきて、本当に良かったと思いました。
また、どんな時も支えてくれた家族に感謝すると共に、アガルートのオンライン講座を受講した選択は間違っていなかったな、と思いました。

丁寧に指導くださったアガルートの講師の方々のおかげで、苦手な分野を克服して得意な分野を伸ばすことができ、合格に繋がったと思います。
そして、自分の夢である地元の県職員として内定を頂いたため、今後自分が地元の様々な課題に最前線で向き合えることに幸せを覚えました。

振り返ってみて合格の決め手

一番の合格の決め手は、アガルートのカリキュラムを毎日確実にこなしていったことです。
オンラインで受講できる特性を最大限活用しながら、多忙な日でも、隙間時間にコツコツと進めていきました。
その結果、膨大な量の公務員試験の範囲を気が付けばカバーしていました。

また、その内容をインプットするだけではなく、問題集を使って反復練習できたことも良かったです。
そして、配点が高い数的処理や文章理解、専門科目の講座が特にわかりやすかったことも合格に繋がった大きな要因だと考えています。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私は地元の県を「より魅力的で活気あふれる場所にしたい」と思い、県職員を志望しました。
その実現のためには地域の商業とコミュニティの活性化が不可欠であると考えるため、商店街の支援事業を担っていきたいです。

私は大学生活3年間をかけて県内の商店街を調査し、活性化に向けて取り組みましたが、その中で浮かび上がった商店街が抱える特に深刻な問題は、店舗経営者の高齢化と後継者不足でした。
これらの課題は、商店街内の空き店舗の増加や商店街組合員数の減少、資金力の低下、新規事業展開への障壁、それに伴う来街者の減少などの問題を引き起こします。
私は県職員として、これらの解決に向けた取り組みを行っていきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

アガルートの講座を受講し、カリキュラムをこなしていけば、合格は必ず見えてきます。
公務員試験は膨大な範囲を学習する必要があり、学習を始めた当初は不安が先行するかもしれません。
しかし、アガルートの講師陣を信じ、毎日少しずつ学習を進めていけば、必ず主要な試験で合格点を取ることが出来ると思います。

2次試験以降の対策も充実しており、合格まで手厚くサポートしてくれます。
まずは、講座を受講してお手元の問題集を信じて解き続けてみて下さい。
必ず結果は付いてきます。
もちろん、辛い時は休憩するのも重要です。
私も1日スマホを見て過ごす日もありました。
大切なのは、メリハリをつけ、勉強する習慣をつけることだと思います。
隙間時間を活用して、自分なりの勉強習慣を身に着けることが出来れば、合格が見えてくると思います。

民間企業向けの就職活動について

①民間企業向けの就職活動はしましたか?

行っていました。

②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?

自動車業界の営業職を志望していました。

③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。

民間の就活を開始したのが受験する直前期の3月であったため、エントリーシートや面接練習を公務員試験の対策の合間を縫って行っていくことが大変でした。
面接練習は、公務員試験の2次試験対策にもなると考えてモチベーションにしました。

使用していた教材とおすすめの使い方

貴社出版の教材とスーパー過去問ゼミ

使用していた文房具やツール

ボールペンと万年筆、ポモドーロタイマー搭載のアプリ

フルカラーのオリジナルテキストがスマホやタブレットで閲覧可能!

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