合格者の声|公務員に絞って集中的に学習し国土交通省に合格! 亀井 薫さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
元々法曹希望で大学受験では法学部を目指し、大学の初期は法律を学んでいたのですが、独学でやっていたからか、勉強もあまり思ったように進まず、また、コロナ禍や生活の変化で勉強のモチベーションを段々と保てなくなり、途中で法曹になるということを諦めてしまいました。
しかし、法律に関する仕事に関わりたいということは、法曹になることを諦めたあとも思い続けていました。
大学3年になり就活を進めていく中で、自己分析やさまざまな職を知っていくうちに、「自分は他人の役に立つような仕事の方が合っている。なおかつ、自分の地元を含めて自分が育った日本をより良くしていきたい」という風に考えるようになりました。
それを全て満たす職業を考えると、公務員があるなと思いつき、そこから公務員を目指すようになりました。
アガルートをお選びいただいた理由
法曹の勉強を独学でしていた時に、新しく勉強するような分野の場合、独学でやると非常に時間がかかるということを感じました。
一度勉強をした法律と基礎学力の試験で、公務員試験は構成されていますが、数的処理や今まで勉強をしてこなかった科目もあり、また勉強の時間も半年と少しくらいしかないということで、独学ではなく、どこかの予備校に通おうと考えました。
そこで思い出したのが、YouTubeの広告で見かけたアガルートさんでした。
最短合格のキャッチコピーが気に入ったこともありますし、オンデマンドのスタイルが自分の勉強のスタイルと合致していた(自分のペースで学んでいくことができる点が特に合致)ということもあり、ここでなら公務員の合格を短い期間で目指すことができそうだと考え、アガルートさんを選ばせていただきました。
学習の方針と進め方
教養区分の日程の方が近かったので、教科書を一見して解けそうだと思った基礎知能分野ではなく、知識がないと解けない基礎知識分野の方を、まず全て動画を見て学習しました(教科書と問題を一周)。
基礎知識分野を見終えた時点で、教養区分の日になったので、基礎知能分野はほぼ勉強なしで挑んだところ、国家公務員の総合職レベルとなると解けないものもあると知ったので、基礎知識の分野を教養区分後の1ヶ月ほど勉強(全動画を一周、問題集も一周ずつ)を行いました。
その後は専門科目を重点的に勉強し、法律科目の教科書と短答式の勉強を3ヶ月(動画は1周、短答問題集、過去問を2周)、記述を1ヶ月勉強しました。(問題集1周、過去問を10年分)
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
勉強での学ぶ順番はかなり失敗したな、という風に感じました。
公務員試験では、基礎知能分野と専門科目がかなりの得点分布を占めているので、それを後に回して勉強に関して焦ってしまったり、やりたいと自分が思っている分を、しっかり回すことができなかったりしたことは結構悔やみました。
しかし、満点を目指す必要はなく、合格に必要な点数をとりあえず取ればいいんだと考えて、学習の力をいれる範囲の取捨選択を行い、メリハリをつけた勉強を心がけることによって、悔やむより先に進むことに視野を変えて行動ができるようになりました。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
教養試験に対しての講座の良さは、あえて全てを網羅して書いているのではなく、必要な情報を必要なだけ載せているところにあると感じました。
公務員試験は科目が多いこともあり、勉強をどう効率化していくかが重要な点になります。
アガルートさんの教養試験の教材は、配点に合わせて量が調整されており、知識系のものは全教科対策しつつも必要最小限になっているところがいいと思いました。
私は他に新たな参考書を買うことなく、アガルートさんが載せている範囲で学習を進めました。
②専門試験対策
専門試験に対して、講義は内容のわかりやすさ、問題集に関しては出やすい単語や範囲を理解しやすいというのが良いところだと思いました。
私は大学の講義や独学で、法律において一定の知識を持っていましたが、自分が持っている以上の知識を提供しながら、難しすぎないという講義でした。
初学者にも理解しやすいのではないかな、と感じています。
また、公務員試験に関しては、過去問と同じような選択肢が出やすい、ということで、特に出やすい選択肢を問題集にまとめてくれており、ここを特に学んでおくべきだ、ここはこの範囲をとりあえず覚えておけばいい、という風に理解できたところは非常に助かりました。
私は一番始めに全ての講義を一度試聴し、その後何度も問題集を回していき、解けなかった部分を教科書で覚え直すことで、知識を深めていきました。
③人物試験対策
人物試験では、試験内容がどんなものであるかの情報源として、大変役立ちました。
一次や二次の勉強に追われており、人物試験対策をぎりぎりまでやってこなかった私にとって、曖昧な情報に踊らされることなく、確かな情報を得て短時間で対策をすすめていくというのは必要不可欠の状況でした。
特に公務員の試験では、一番始めに提出するシートから話がほとんど構成されることを知り、人物試験において、自分の話しやすい、かつ公務員として必要な能力をもっている、と思わせるようなエピソードを盛り込めるように工夫しました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
約半年で対策を進めていましたので、今までやっていたバイトもやめ、1日の多くを学習時間に割り当てていました。
大学も3年生で、まだ単位は取り終わっていませんでしたので、大学の講義に出て受けつつ、それ以外の時間帯では、家もしくは大学で資格試験の勉強をしていました。
勉強をする場所は家が多かったのですが、家でずっと勉強をしているとモチベがさがるということが多く、勉強環境を大学やカフェで行って、1日でなるべくだらけてしまうような時間帯を少なくするように心がけて過ごしていました。
直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか
直前期になれば、一応全ての教科を全部一周は回していましたので、回していく中でここの範囲は出やすいのだと把握した範囲をもう一度やり直すことに終始していました。
最初の方に勉強した範囲は忘れているのではないか、復習している範囲も間違いが出る度にこの調子で大丈夫なのか、と思うことが幾度となくありましたが、公務員のテストは満点を目指すことが必要なく6割強を取ればいい、ということや半年間自分が学んだことをしっかり発揮したら大丈夫と思い、完璧主義にならないようにして試験を迎えました。
試験期間中の過ごし方
試験期間中は勉強の時間を確保しながら、日程調整と体調を整えることに特に気を使いました。
国家公務員の総合職だけでなく、他の公務員試験も多く受けており、一次試験だけで、毎週土日は潰れていました。
また、ありがたいことに一次試験に全て合格し、2次試験も多く受験することとなって、かなり忙しい試験期間でした。
その中で、志望度が高く必要な学習内容を選んで勉強をしなければならなかったので、忙しく焦りが募っていたのですが、決して無理をすることなく、試験で100%の成果を出せるように心がけて生活を行っていました。
受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち
①教養試験を受験した時の手ごたえ
自分が合格したのは法律区分の春試験だったのですが、ほとんど勉強が進んでいない状態で、前年の秋試験も受けていました。
春の試験を受けていた時は、その当時よりも数的処理や英語の問題がよりすらすらと解けたという感覚があったので、最低6〜7割をとるという目標はきっと超えているだろうなぁ、と受けていた時は思いました。
教養試験は、時間が大きく余っていて余裕があったというわけではなかったのですが、そんなに心配するほどではない手応えだな、と思っていました。
②専門試験を受験した時の手ごたえ
1次試験の直前期になると、教養試験よりも専門試験の方に注力して勉強を行なっていたので、その試験を受ける前は教養試験よりも自信がありました。
しかし、専門試験の難易度が高く、あれだけ演習していたのにも関わらず、5択の中で1つ答えが確定することができない問題がかなり多かったです。
それゆえにできたのか、できてないのか手応えを掴むことができませんでした。
一方で、記述試験は、かなり自分が対策を進めたところが問題として出てくれたので、かなりいい手応えで解くことができました。
③人物試験を受験した時の手ごたえ
自分は一年位前に民間の就活もやっていたのですが、それ以降模擬の面接練習も受講していなかったので、久々の面接で非常に緊張しました。
シートをしっかりと考えて記入していたおかげもあり、久しぶりの面接でも噛むことや挙動不審になることなく答えることができたのではないかな、と思いました。
面接に関しては淡々と進んだので、評価が高かったか低かったのか最後までわかりませんでしたが、この手応えで落ちてしまった場合は、もうしょうがないかな、と感じるくらいの出来栄えだったかなと思います。
④合格・内定した時の気持ち
秋の教養区分の試験に落ちているので、春の法律区分の試験に受かった時は非常に嬉しかったです。
その一方で、試験に受かったとしても官庁訪問によって、さらに選別されてしまう、かつ自分は全然説明会やインターンに参加することができていない状況で、官庁訪問では不利だろうという認識によって、あまり喜びに浸ることができない状態だったことを覚えています。
その中でも、面接でいい評価をいただけて、内定をくださったということは、自分にとって良き縁があったのだな、とありがたく思っています。
振り返ってみて合格の決め手
公務員試験を振り返ってみて合格の決め手は、それ一つに集中する環境を作れたことと、司法試験の失敗を踏まえて独学を続けるのではなく、合格のノウハウを持ったアガルートさんに頼ることができたところだと感じています。
秋より後まで、公務員と民間就職をどっちも続けていたら、ここまでいい結果を出すことはできませんでしたし、最短の勉強法を取ることができたからこそ、この時期から学んで何とか間に合ったのだろうと感じています。
一つのところに集中するというのが、結果的にいい方向に向いてくれたのかな、と思います。
公務員として実現したいこと・取り組みたいこと
現在の日本には色々な社会問題があると思いますが、多くの社会問題の根源は少子高齢化にあると感じています。
ゆえに私は公務員として、これからも増え続ける高齢者が、移動や生活になるべく困らない社会を作りつつ、子供を育てやすい環境を、交通や都市、地域整備といった点から作っていくことを実現したいと思っています。
ワーケーション等の導入により、仕事を含めた生活環境の変化を作り出すことで、両親ともに子育てやレジャーに参加しやすい制度づくりや、過疎、過密問題を解決するために、地域の特色ある都市づくりでそちらへの移住を促していくとともに、移動したいと思った時に容易に移動できるように都市から地域への移動しやすい公共交通機関を整備していくことに取り組んでいきたいです。
受験生に対するメッセージ
公務員試験、特に国家公務員総合職の試験は情報を見ると非常に対策科目も多く、問題の難易度も高いと敷居が高く見えてしまうかもしれません。
確かに難関試験の一つではありますが、決して手の届かない試験ではありません。
試験に合わせたしっかりとした対策と、決めた目標を達成していくという意気込みがあれば、十分に合格が可能だと思います。
どんな時期でも諦めず頑張ってください!
また、他の人のインターンや就活の結果を聞いていく中で、勉強を続けていくと、自分はこのままの就活でいいのだろうか、と思う瞬間があると思います。
実際、自分も思い悩んだ時期が相応にありました。
ですが、結局は相手の就活は相手の就活、自分の就活は自分の就活です。
相手のことなんて気にせず、自分の内面と向き合って行動すると自ずと結果がついてくると思います。就活時期はきついことも多いですが、検討を祈っております。
民間企業向けの就職活動について
①民間企業向けの就職活動はしましたか?
しました。
②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?
3年の夏に様々な業種の法務部や知財部を志望していました。
③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。
完全に民間を切って公務員試験に移行したので、民間の就活の人たちの話を聞いていくと焦燥感が出るところ。
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