合格者の声|危機感を持って準備を万全に行い愛知県庁に合格! 姫川 純さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
私は理学部に所属しており、大学でも主に生物分野の専門的なことを学んでいました。
就職活動も最初は理系を活かす民間企業で探していたのですが、3年の秋ごろから理系職に就くことに迷いが出始めました。
というのも、もちろん理系の勉強や実験等は面白かったのですが、自分がこれから何十年も続けていく仕事という点で考えた時に、熱意を持って取り組める自信が無かったからです。
そんな時に、様々な分野の業務を通して人々の生活を支える公務員に惹かれるようになりました。
父が公務員なので、小さい頃からその働く姿を見ていて、自分の中でも憧れがありました。
このような心境の変化が、公務員、特に愛知県の職員として働くことを目指すきっかけでした。
アガルートをお選びいただいた理由
公務員を目指すと決めた時点で既に研究室での活動がスタートしていたため、その忙しさもありどこかの予備校に通うことは難しいだろうと思っていました。
ただ、公務員試験の科目は法律や経済など今までに全く勉強したことのない分野ばかりだったので、短期集中かつオンライン受講型、そして試験対策に特化したものを探していたところ、アガルートさんの速習カリキュラムを見つけ、合格者もどんどん増えているということだったので、選ばせていただきました。
受講されていた方も、授業はとても分かりやすかったと感じていて、授業の質も信頼することができました。
また、合格すれば特典もいただけるとあり、そこも魅力的でしたし、勉強の励みになりました。
学習の方針と進め方
大学3年の11月から勉強を始め、最初は数的処理をひたすら解いていました。
知識分野はギリギリでも大丈夫と聞いていたので、12月からは専門試験対策に取り組み、ほとんどの科目を毎日触れるようにしていました。
一番早い筆記試験が4月中旬だったので、数的と並行しながら3月上旬に専門を一通り終え、そこから本番までは何度も復習、演習をしていました。
4月に入ってから地理や思想、時事などに取り掛かりました。
点は取れればもちろん良いですが、満点を目指す必要は無いと考えたので、日本史と世界史は、常識で解けるものがあったらと思い勉強しませんでした。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
初めて就活における面接の対策をした際、自分で答えている内にそもそも何を聞かれていたのかを忘れてしまい、ここまで自分は面接に対して弱いのだと実感し、かなり落ち込んだことがありました。
しかしそこから、結論で答えの最初と最後を挟むこと、答えの引き出しをたくさん準備しておくことなどを意識し、練習を重ねていくことで、何を聞かれても動じずに受け答えできる状態にまですることができました。
準備を万全にすればするほど自信もつくので、堂々と振る舞えると思います
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
教養のどの科目においても、重要な幹の箇所は教科書部分で説明があり、他の枝葉の知識は過去問で身に付けていくので効率的で良いと思いました。
そして特に数的処理に関しては、かなりの問題数が収録されており、様々なパターンの問題、解法に触れることができました。
さらにその問題数の多さは、毎日少しずつ触れるのにも適していて、私自身教養試験対策のための他のテキストは一切購入していないです。
それほど充実したテキストだと思いました。
②専門試験対策
専門試験は科目の種類的にもかなりの負担だったので、カリキュラムに含まれていた最低限の科目のみを勉強しました。
どの科目も、テキストをしっかり読みこなすだけでも、ある程度の問題は解ける気がするくらい、分かりやすく簡潔にまとめられていて使いやすかったです。
出題比率の高い科目は講義の動画で理解を深め、それ以外の政治学や行政学は、テキストを読みひたすら暗記していっていました。
講義の中でも、簡単に表にまとめてもらうこともあったので、時間が無い自分にとってはかなり助かりました。
③人物試験対策
面接対策は、重要なポイントのみアガルートさんの講義の中で教えてもらい、模擬面接等は大学でしてもらっていました。
希望する自治体特有の情報が大学にはあったのでそちらを選びましたが、色々な人に面接を見てもらうのも良かっただろうと思いました。
私はまだそうやって大学に行く機会があり、就活支援センターを利用できていましたが、本当に時間の無い方にとっては、オンラインで模擬面接をしてくれるというのは、とても貴重だと感じています。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
日中は大学があったので、学習時間は基本夜に確保していました。
夕方頃に家へ帰ってきて、先にお風呂に入ってしまい、途中で夕食を休憩として摂る以外は寝るまでずっと勉強していました。
個人的にはまとまった時間で勉強するほうが集中できる上に、頭に入ってきやすかったので、このような生活を送っていました。
今日はここまでやろうというような細かい計画は立てていませんでしたが、いつまでにこれは終わらせるといった感じで、ペースを考えて進めていました。
直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか
直前期にはどの科目も一通り学習し終わっていたので、ひたすら繰り返すことで暗記していました。
演習問題で得た枝葉の知識は、余力があれば覚えていこうという気持ちでいましたが、基本はテキストに書いてあることを徹底しました。
試験前日は簡単に復習して、本番前は一気に詰め込まずに、落ち着いて臨めるようにゆっくりテキストを眺めていました。
心配性なので会場にたくさんテキストを持っていきましたが、もしできるのであれば、自分の苦手だけをまとめたノート1冊にするのが良いと思います。
試験期間中の過ごし方
公務員試験の試験期間は、民間企業を受けている周りの友人よりも長く、精神的にも大変なので絶対に受かるという強い気持ちを持って過ごすようにしていました。
各試験が終わって以降は、その合否が気になって仕方なくなりますが、そこは信じて最終合格のために対策を進めていました。
筆記試験後は面接だけになり少し時間にゆとりが持てますが、そこで気を抜かず、受験する自治体の総合計画を読んだり、どんな質問が来ても堂々と答えられるように準備をしたりすることが大事だと感じていました。
受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち
①教養試験を受験した時の手ごたえ
時事問題が少し迷いました。
細かい語句の意味まで把握していないと解けない問題があったので、そこは解ければいいくらいに捉えていました。
それ以外は特に迷う問題は無く、数的処理に多くの時間を割けたことで、落ち着いて丁寧に解くことができました。
模擬試験をしていた時は、時間が足りず40問解き切ることができなかったことがあったので、本番はとても時間を気にしましたが、かなり余裕がありました。
そのため教養試験は自信がありました。
②専門試験を受験した時の手ごたえ
専門試験は時間に余裕があるので一問一問じっくり考えながら進めていたのですが、飛ばした問題は数問だけで、それ以外は一応一周目で解答することができました。
最後に国際関係の問題が出題され、そこは練習でも本番でも曖昧な記憶のせいで間違ってしまい、少し心残りでした。
ただ、手ごたえとしてはそれほど悪くはなく、ある程度は取れているだろうなと思っていました。
しかし周りの受験者も同じくらい取るだろうとも感じて、油断はできませんでした。
③人物試験を受験した時の手ごたえ
面接は、やっぱり始まる前はかなり緊張しました。
ですが、いざ始まって椅子に座ると逆に落ち着けた感じがしました。
質問に対して間を空けずに、結論ファーストで答えることを意識し、面接官3人にまんべんなく視線を送りながら、笑顔で受け答えができたので手ごたえはありました。
自分にしかないストーリーや、経験してきたことから学んだこと、公務員としてどう生かせるかまで準備していったので、狼狽えることなく堂々と振舞うことができました。
④合格・内定した時の気持ち
やはり公務員試験は期間が長いということもあり、筆記試験や一次面接に合格したときもホッとする気持ちはありましたが、最終合格が決まった時は、今までのしんどさや大変さから涙が出ました。
合格してそこで終わりという訳ではもちろんありませんが、今後の自分の人生の道が決まり、嬉し涙と同時に社会人生活へのワクワクを感じました。
合格後の遊ぶ予定を励みに頑張ってきた部分もあったので、ようやくそれが叶うといったことも、とても嬉しかったです。
振り返ってみて合格の決め手
筆記試験も面接においても、準備を怠らなかったことだと思います。
特に私は対策期間が周りよりも短いという危機感を持って過ごしていたので、かなり集中できていたと思います。
また、希望する自治体への思いや絶対に受かるという強い気持ちも、きっと面接で現れてくると思うので、それも合格に繋がった部分かなと思いました。
試験期間は長いので、ずっと何かを我慢するのではく、時には息抜きをしてリラックスすることも、良い結果を残すのには大切だと思います。
公務員として実現したいこと・取り組みたいこと
私はDX推進に取り組みたいと考えています。
今の社会はどんどんデジタル化が進んでいると思いますが、様々な問題が以前のコロナ禍によって露呈したと感じています。
例えば、マイナンバーと保険証を紐づける際に、住所の表記方法が違うという理由で、全く別の人のものと結びついてしまったということがありました。
そのような問題解決のためにDX推進は有効だと思いますが、もちろん考慮しなければいけない点はあり、その内の一つにデジタル格差が挙げられます。
そのため私は、高齢者が今後の社会に対応できるようにデジタル化したものの使い方を教えたり、デジタル社会の良さを人々が実感できるような町づくりに、取り組んだりしていきたいと思っています。
受験生に対するメッセージ
公務員試験は早くても4年生の春から試験が始まり、もしかするとみなさんの友人の中にはその時点ですでに第一希望の会社から内定を貰っているという子が出てくるかもしれません(私は実際そうでした)。
そのため、自分は今から始まるのに、もう就活が終わっている子がいると思うと、焦りや緊張が増していくこともあると思います。
しかし、そのようなネガティブなことを考えるのではなく、これからの自分の人生という観点で見た時に、公務員の良さを感じてほしいです。
安定しているというのは確かにそうですが、その土地の人々の生活をあらゆる方面から支えられるのは公務員の最大の魅力です。
自分の将来を信じて乗り越えてください、応援しています。
民間企業向けの就職活動について
①民間企業向けの就職活動はしましたか?
企業研究は少し行っていました。
②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?
医療機器の会社が気になっていました。
③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。
公務員対策を始めてからは、民間企業は考えずに公務員一本で進めていました。