合格者の声|模擬面接でメンタルとスキルを鍛え東京都庁に合格!井上 真萌さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
私が公務員を目指したのは、ドラマで観た検察事務官に憧れを抱いたことがきっかけでした。
最初は検察事務官を目指そう、とアガルートに登録し公務員試験の勉強を始めたのですが、勉強を続けていく中で、「自分がなぜ検察事務官になりたいのか」「本当になりたいのか」などが分からなくなってきました。
そこで、定期カウンセリングで先生にその旨を相談したところ、先生から「あなたの経験なら東京都でも活躍できると思いますよ」とおすすめされ、東京都に興味を持ち始めました。
説明会などに参加した上で、私が中学から高校卒業まで過ごした香港での経験は、都庁の方が活かせるのではないかと考え、第一志望を東京都へと変更しました。
当初目指していた検察事務官にはなれませんでしたが、アガルートで勉強したからこそ、自分に合った内定先を見つけることができた、と考えています。
アガルートをお選びいただいた理由
私が予備校を選ぶ上で重要視していたのは、①料金がそこまで高くないこと、②オンラインであること、の2つでした。
特に、私は週2日のサークル活動があったため、空いてる時間に勉強ができるオンライン予備校が適していると考え、オンライン予備校に絞って探しました。
その中でもアガルートを選んだ理由は、当時よく流れていたCMがとても印象的だったからです(笑)
オンライン予備校と聞いて、すぐに思いつきました。
また、よく調べてみると内定者特典として「合格者返金制度」があると知り、これほどモチベーションとなることはない!と感じ、アガルートへの登録を決意しました。
最初は、自分1人で勉強を進められるか心配でしたが、Facebookでの質問制度や毎月の定期カウンセリングがあったため、安心して進めることができました。
また、面接練習や面接シートの添削は、何度もお願いさせていただきました。
特に、面接練習では東京都I類B新方式の二次試験で行う「プレゼンテーション」も、みて頂けたため、安心して本番に臨むことができました。
学習の方針と進め方
まず、私は数的処理とそれ以外で分けて勉強を進めました。
私は法学部だったため、まずは馴染みのある憲法・民法・行政法から始めました。
憲法・民法・行政法の次は、得意な英語や国語、その次に国家一般も受験予定だったため、マクロ・ミクロの勉強も行いました。
これらと同時進行で、数学の勉強を行っていました。
私は数学が大の苦手で、それを先生に相談したところ、まずは小中高の算数・数学から見直すことを推奨されたため、まずは超基本的な算数の勉強を行いました。
基本的な勉強が終わった後は、ただひたすら、過去問の解き方を覚えることを繰り返していました。
試験範囲の勉強が終わった時点で、模試の申し込みもしました。
地方上級・国家一般など、最終的には5回ほど模試を受けました。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
私は海外の高校に通っており、日本の高校で教わる数学を勉強したことがなかったため、とてもハードルが高く何度も挫折しかけました。
しかし、国家一般はもちろん、東京都の試験では数的処理の問題数が多く、避けては通れないため、1日の勉強時間の半分以上を数的処理に費やし、一問でも多くの問題を解くことで数字に慣れようと努力しました。
また、東京都はHPに過去問が載っているため、その過去問を何度も解き、とにかく解き方を覚えました。
これを続けた結果、まず数的処理の問題を解くのが苦ではなくなりました。
また、徐々に自分だけで解ける問題が増えていき、「最初は問題の理解すらできなかったのに!」と達成感を感じられるようになりました。
本番では、想像よりも解けなくてとても焦りましたが、最後は今まで解いてきた「感覚」に頼り、見事7割の(数的処理の)問題を正解することができました。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
私は数学がとても苦手だったので、最初に小中高の算数・数学のやり直しからスタートしました。
その後に、ただひたすら過去問を解いて、解き方を覚えるやり方で進めました。
数的処理の解説動画は、説明がシンプルで短く、知りたいことだけを説明していただけていたので、とても観やすかった印象です。
ただ、数的処理は解説がある動画とない動画があり、最初はとても不安でしたが、質問制度が合ったことで何とか解けた、という感じでした(笑)
時事対策に関する動画は、重要な部分を詳しく説明していただけたので、時事が苦手な私でも理解しやすかったです。
②専門試験対策
動画が項目ごとに分けられており観やすかったです。(個人的には早送り機能がとても助かりました。)
また、テキストのサイズも小さめだったので持ち運びやすく、大学の休憩時間などに勉強できたのが隙間時間を有効に活用でき、個人的にはとても良かったです。
学習方法としては、私は数的処理により時間をかけたかったため、すでに勉強している憲法・民法は「①過去問を解く → ②間違えた項目を勉強する」という流れで勉強しました。
③人物試験対策
私は1月ごろから「面接シート」の準備を始めました。
志望理由などの内容を固めた上で、面接シートを書いてはアガルートで添削をお願いすることを繰り返し、なるべく早く完成させられるよう動いていました。
面接に関しては、数をこなすことが大切だと考え、アガルートで何回も練習しました。
都庁新方式特有のプレゼンに関しては、一次試験後にすぐに原稿を作成し、先生に何度も聞いていただきました。
練習では、質問もたくさんしていただき、本番に備えることができました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
大学3年時は授業やサークル活動があったため、平日は大学の授業がない時間と夜にやっていました。
大学4年時は授業がなかったため、ほぼ家にこもって勉強していました。
都庁の新方式は科目数が少ないため、午前は文章理解、午後は数的処理を中心に勉強していました。
文章理解はどちらかというと得意だったため、時間を測って過去問を解くことを繰り返していました。
数的処理に関しては、数的推理 → 判断推理 → 資料解釈 → 空間把握の順番で勉強しました。
先生からは、本番に向けて時間を意識して解くように、と言われていたため、常に時間を測りながら問題を解いていました。
直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか
私が不安だったのは、数的処理とプレゼンテーションシートだったので、直前期はその2つに時間をかけました。
数的処理に関しては、都庁のHPから過去問をダウンロードして印刷し、本番と同じ時間を測って解く → 丸つけをひたすら繰り返していました。
プレゼンテーションシートに関しては、どんな問題が出るのかわからなかったので、過去問をみてプレゼンテーションシートを書いてみるなどして、デザインやレイアウトの練習をしました。
試験直前の1週間は本当に緊張していたのですが、とにかく風邪をひかないよう、質の高い睡眠ができるように頑張りました。
あとはとにかく、問題数をこなして、自信を持って本番に臨めるように頑張りました。
試験期間中の過ごし方
私は一次試験の手応えがほぼ無かったので、すぐに丸つけする勇気が出ず、試験当日は何もしませんでした(笑)
それでも、奇跡的に受かった時のためにと、次の日には二次試験の準備を始めました。
二次試験では5分間原稿を暗記した上で、プレゼンしなければいけなかったので、原稿を早めに完成させてプレゼンの練習をたくさんできるよう、一次試験が終わった次の日にはプレゼンテーションの原稿を書き始めました。
二次試験後は少し手応えが合ったので、三次試験のグループディスカッションは時事問題の確認を、面接は変わらずアガルートさんで対策をしていました。
試験は5月から7月までと長く、面接対策はやりすぎても良くない(棒読みなどになるから)と思っていたので、追い込みすぎず休憩や息抜きを意識して取り入れていました。
受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち
①教養試験を受験した時の手ごたえ
一言で言うとボロボロでした。
過去問よりも、現代文や英語が難しく、とても焦りました。
「答えはこれだ!」と分かったものは殆どなく、時間もないので、強いていうならこれかな、というものを選びました。
数的処理については、問題は「過去問で見たことある!」というものが多くありました。
過去問をたくさん解いてきて、解き方も知っていたので、最初はとても嬉しかったですが、計算してみると導き出した答えが選択肢に無く、ずっと泣きそうでした(笑)
もう焦りすぎて、答えが近いものを選んだ感じです。
試験が終わったあとは、勉強不足を実感して、ボロボロ泣いていました。
親にも「ごめん、だめでした」と一言ラインをしたくらい、不合格を確信するレベルでした(笑)
②専門試験を受験した時の手ごたえ
東京都は専門試験がないのでここは省略させていただきました。
③人物試験を受験した時の手ごたえ
私は教養試験を奇跡的に通過できたので、もう後はやるだけだ!という気持ちで、死ぬほど練習して臨みました。
特に、過去に受験された方のお話で「圧迫面接だった」「怖かった」というのを聞いたことがあったので、とても怖い面接になることを覚悟していきました。
ですが、実際はとても穏やかで優しい面接官に面接していただいた(たまたま運が良かっただけかもしれません)ので、本番は、練習通りにできたと感じています。
人物試験が終わった後は、2次・3次ともに自信がありました。
「これで落とされても後悔はない!」と思えるくらいでした。
東京都は2次と3次の間に約1か月あったので、とても長く感じましたが、その分次の人物試験にしっかりと準備できたのが良かったです。
④合格・内定した時の気持ち
最終合格・順位を知った時は信じられなかったです。
今年は採用人数も多く倍率も低めでしたが、まさか勉強ができない私が最終合格を頂けるなんて・・・と、とても驚きました。
また、内定を頂いた時は公務員試験を始めた時のことや、数的処理の問題集を見て絶望した時のことを思い出しました。
「長かったな」「頑張ったな」「やっと終わったな」と、とてもとても感慨深かったです。
また、それと同時に、公務員試験勉強を支えてくれた家族や友人へと、すぐに報告と感謝を伝えなければ!と言う気持ちになりました。
報告した時は、私と同じくらい喜んでくれて、改めて頑張ってよかったなと思いました。
振り返ってみて合格の決め手
私は教養試験がボロボロだったので、多分ですが、人物試験を高く評価していただいたのだ、と思います。
私は民間企業も受けていたため、グループディスカッションや面接の経験はたくさんあったことも良かったのではないかな、と感じています。
また、アガルートの模擬面接で何度も練習できたことも、最終合格できた決め手だったと思います。
アガルートの先生からは、厳しい質問や深堀が多く、毎回凹むレベルでしたが、そこでメンタル・面接スキルの両方を厳しく鍛えていただいたお陰で、本番はほとんどの質問に練習通りに答えられました。
先生方には、とても感謝しています。
公務員として実現したいこと・取り組みたいこと
私は大学時代に子供の非行・犯罪と学習環境や家庭環境との関連性を学んできた経験から、東京都の職員として子供たちの成長を支える仕事に携わりたいと考えています。
特に、東京都は民間や他の自治体と連携して「子供スマイルムーブメント」を実施するなど、子供支援に力を入れて取り組んでいる組織であり、そのような東京都の職員として来年から働けることに、今からとてもワクワクしています。
中でも、私は中学・高校を海外で過ごした経験を活かして、東京都に住む「日本語を第一言語としない子どもやその家族」の生活を支える仕事に携わってみたい、と考えております。
言葉が通じない国での生活は、想像しているよりも心細く、孤独を感じやすい環境だと思います。
だからこそ、外国籍の子供達が孤独や心細さを感じないような場所にできるよう、様々な分野から子供達の成長を支えたいです。
受験生に対するメッセージ
受験生の皆さん、勉強や就活、本当にお疲れ様です。
公務員試験や就活は、本当にとてつもなく長く、時には自分を否定されることもある厳しい道のりでした。
私は勉強、特に数学が本当にできなかったので、全く楽しくなかったし、地獄のような日々でした。
周りの友人は、次々に内定をもらい遊び始めていて、焦ることもありました。
また、私は公務員試験と民間を併願しており、言ってしまえばどちらも中途半端な感じだった(どちらかに特化して対策ができなかった)ので、どちらも上手くいかない未来を想像しては、落ち込むことを何度も繰り返していました(笑)
ですが、公務員試験に向けて勉強してきたこと、挑戦したことは少しも後悔していません。
今まで頑張ってきたからこそ、胸を張って社会人になれる!と感じています。
今は辛くて長い道のりも、時間が解決してくれます。
絶対いつかは終わるので、「合格する自分」だけを想像してコツコツ頑張ってください。
本当にキツい時は休むことを忘れずに!
民間企業向けの就職活動について
①民間企業向けの就職活動はしましたか?
していました。
②民間企業の就職活動をされていた場合は、どのような業種・職種を志望されていましたか?
民間企業に時間をかけられなかったので、インターン参加者限定の早期選考がある企業に絞って就活していました。
③公務員試験の対策と並行していくにあたって工夫したことや大変だったこと等ございましたら、ぜひお聞かせください。
工夫したことは上記の通り、早期選考(選考ステップが少なめ)のある企業のみを志望したという点です。
ただ、東京都一次試験の2日前に最終面接があり、試験直前だったのにほとんど勉強できなかったという点がとても大変で不安でした。
使用していた教材とおすすめの使い方
- 畑中敦子の算数・数学キソキソ55(ゴーゴー)
→数学苦手な方はこれを使って一から見直すことをお勧めします。
- 2023-2024年合格目標 公務員試験 本気で合格!過去問解きまくり! 【1】数的推理・資料解釈
- 2024年度版 東京都・特別区1類 教養・専門試験 過去問500
- 2024年度版 国家一般職[大卒]教養試験 過去問500
→私はアガルートの過去問を繰り返し解きすぎて、後半は活用できなかったので、追加で買いました。
とにかく数をこなしたい方は、追加で参考書を買う方がいいと思います。
- 公務員試験 速攻の時事 令和5年度試験完全対応
→電車や試験直前に読んで時事対策をしていました。
とても分かりやすく書かれているため、効率よく時事対策をしたい人にお勧めです。
使用していた文房具やツール
試験の席によっては寒いこともあるので、脱ぎ着できる上着があると良いかもしれません。
あと、鉛筆(HB)は予め用意しておく。(私は前日に気づいて、当日の早朝にコンビニに買いに行きました。)