合格者の声|勉強習慣が自信につながり福島県庁に合格! 寶槻 菜緒さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
公務員を目指したきっかけは、地元に帰りたいという思いからです。
県外で10年ほど住んでいましたが、コロナ禍もあり地元に帰省できない年が続いたため、地元での就職を強く考えるようになりました。
その際、地元で福利厚生の良い安定した職場で働こうと考えると、公務員という選択になりました。
そして、以前に市の会計年度任用職員を数年していたこともあり、公務員として働くことのやりがいや大変さもある程度理解していました。
そのため、働いてから感じるギャップも少ないので、良いだろうと思い目指しました。
また私は、同じ地域に住み続けるよりも、いろいろな地域に数年ごとに住む方が性に合ってると思ったため、市役所ではなく県庁を選びました。
アガルートをお選びいただいた理由
地方に住んでいることもあり、対面の授業を行っている予備校ではなく、オンライン講座とテキストがメインになっている予備校を探していました。
ネットでいくつかの予備校を検討しましたが、アガルートはオンライン講座とテキスト、それぞれ単体でも使うことができると考え、アガルートを選びました。
そして、合格体験記がHPに多く掲載されていたこともあり、ここなら合格できるかもしれないと思いました。
経済学や法律は初めて勉強する科目だったため、問題の難易度と解説の丁寧さも基準にしていました。
実際に届いた問題集を見たときに、これなら自分にも理解できそうと感じました。
また、キャンペーンを行っていることも、決めての一つになりました。
学習の方針と進め方
仕事を退職してから、本格的に勉強を始めました。
そのため、他の人に比べるとスタートが遅かったと思います。
朝9時から夜7時までは図書館でテキストを使い勉強し、家に帰ってから寝るまでの2時間程、法律系科目のオンライン講座を視聴していました。
得意科目はテキストのみ、苦手科目は映像を見てからテキストに入るなど、科目ごとにやり方を変える事で効率よく勉強していました。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
法律系科目が苦手でした。
なので、オンライン講座を視聴してから解くようにしていました。
しかし、講座を視聴してからだと効率が悪いと思い、途中からとにかく問題を周回し、どのような問題の出方をするのか、どのような言い回しをしているかを感覚でつかむことに切り替えました。
今思えば、初めから問題集の周回をし、わからないところをオンライン講座で補足していくほうが私にはあっていたようなので、もっと早く気づけていればよかったなと思いました。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
数的処理の問題が多く、沢山の種類の問題に触れることができました。
解説も分かりやすく書いてあり、使いやすかったです。
数的処理と判断推理は、とにかく毎日解いていました。
問題を読んだだけで、解法がすぐに浮かんでくるまで、周回しました。
教養試験は時間配分が大切ですし、数的処理は問題数も多いため、反射的に解法が思いつかないと時間が足りなくなってしまうと思ったからです。
その結果、本番でも、時間が足りないということがなかったので良かったです。
②専門試験対策
法律系科目、経済科目はどちらも初めて勉強する科目でした。
そのためテキストだけでなく、オンライン講座も何回も視聴しました。
テキストを見ても理解できない部分も、映像で説明される事で理解を深める事ができ、とてもよかったです。
また、移動中ややる気が出ない時は映像を流し見して、何もしない時間を減らす事ができた点も良かったと思いました。
③人物試験対策
人物試験対策は、あまり時間を取る事が出来ず、オンライン講座を何度か見る程度でした。
面接での心構えや質問の意図、答えるポイントがとてもわかりやすくまとまっていて、参考になりました。
しかし、試験まで時間がなく、模擬面接や添削は出来ませんでした。
本番では緊張からまとまりのない話し方をしてしまったり、面接後もあの回答で良かったのだろうかと不安になったので、模擬面接を行っておけば良かったと思いました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
朝9時から夜7時まで、図書館で勉強していました。
仕事を退職していたので時間はありましたが、家で勉強すると集中出来ないと思い、図書館に毎日通っていました。
昼は30分程休憩していました。
集中力の低下を防ぐため、1科目1時間以内と決め、科目の間に5分休憩を挟んでいました。
公務員試験は科目数が多いので、一つの科目に時間をかけすぎない様に注意して勉強していました。
夜家に帰ってから寝るまでは、オンライン講座をパソコンで流し続けていました。
集中してみるというよりは、流し見に近い感じで、自分を追い詰めすぎないように気をつけて過ごしていました。
直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか
直前期には、数的処理などの苦手科目と暗記科目に重点的に取り組んでいました。
数的処理は最後まで計算はせずに、解き方を理解しているかの確認程度に済ませ、出来るだけ多くの問題に触れることを意識しました。
そして、実際に最後まで解いた時に、どのくらいの時間がかかるのかも意識していました。
特に教養科目は時間が足りないと聞いていたので、時間配分に注意して解くようにしていました。
また、自分を信じて、焦らずに問題を解くことを心がけていました。
試験期間中の過ごし方
試験期間中も、生活リズムを崩さないように気をつけていました。
焦って夜更かしして勉強したくなる気持ちもありますが、できるだけいつも通りの生活リズムを心掛けました。
試験期間中の夜更かしは、体調やメンタル面にも影響してくるので、睡眠時間の確保は重要だと思います。
そして、自分と周りを比べないことも大切です。
どうしても周りの人の試験の手ごたえや、模試の点数を知りたくなってしまいますが、ライバルの状況を知ると焦ってしまうので、できるだけ他人の状況をSNSなどで調べたりしないように気を付けていました。
受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち
①教養試験を受験した時の手ごたえ
それなりに手応えはありました。
問題の1ページ目から解き始めるのではなく、先に全ての問題に目を通して、解けそうな科目から解くことを意識しました。
いきなり難しい問題から始めると、時間をかけてしまい、残りの問題を解く時に焦ってしまうからです。
解ける問題を確実に解き、苦手な問題を後からじっくり解くことで、自分でも合格点を取れたという手応えを感じることができました。
教養試験は、他の試験より時間配分を考えないと、時間が足りなくなってしまいます。
そのため普段、参考書を解いているときから、時間の意識を持つとよいと感じました。
②専門試験を受験した時の手ごたえ
経済科目は基礎が多く、確実に解けたと思いました。
苦手な法律系科目は民法がなかったこともあり、全体として6割程度は取れた手応えがありました。
憲法や民法などの法律系科目は覚える範囲も広く、用語も複雑ですが、アガルートの問題集のみで十分にカバーできました。
問題集も過去問を用いているので、試験問題を解いているときも違和感なくできました。
そのため、時間のない中での試験でしたが、効率よく勉強することができたので、試験中も手ごたえを感じることができたと思います。
③人物試験を受験した時の手ごたえ
集団討論も含めて3回受けましたが、手応えはあまり感じませんでした。
個人面接では想定していたよりも深掘りされず、本当に会話のような感じでした。
そのため、正直自分を伝えきれなかったのでは、と思い、手応えを感じませんでした。
しかし、聞かれたことに対してスムーズに回答することと、笑顔で話すことを意識していたため、面接の雰囲気はあまり悪くなかったと感じていました。
なので、質問を沢山想定して回答を考えることも重要ですが、面接時の話し方や表情も同じくらい大切だと感じました。
④合格・内定した時の気持ち
安心した気持ちが大きかったです。
先に受けた別の自治体は落ちていましたし、仕事を退職していた事もあり、ここで落ちたら後がない状況でした。
そのため、最終合格する事ができ、本当に嬉しく思いました。
自分は勉強を始める時期も遅く、年齢もギリギリだったので不安でした。
しかし、アガルートの参考書で要点を効率よく勉強する事ができ、一次試験を突破した事が、二次試験への自信に繋がったと思います。
ですが、もっと早く始めていれば、余裕を持って一次試験に臨めたのではないか、と思いました。
振り返ってみて合格の決め手
合格の決め手は、毎日少しの時間でも勉強をしていた事です。
勉強の習慣をつける事で、本番でも毎日勉強したから大丈夫と言う自信に繋がりました。
そして私の場合、思い切って仕事を退職した事も大きかったと思います。
退職した事で勉強のスケジュールを組みやすくなり、勉強だけに集中できたため、モチベーションを保ちながら試験当日を迎える事ができました。
アガルートの参考書は科目ごとに分かれており、厚すぎない大きさだったので持ち歩くのにも便利でした。
公務員として実現したいこと・取り組みたいこと
私が公務員として実現したいことは、全ての人に丁寧な傾聴をする職員になるということです。
県の政策を行う者として、まず県民の声に真摯に耳を傾けて、何が求められているのかを受け止めたいと思います。
県の職員として何を行うべきか分からないと、進む方向性が定まらないからです。
そして、傾聴した事を上司や同僚に的確に伝え、実現できるように尽力したいです。
県庁職員なので、市役所に比べると窓口対応の機会は少ないとは思いますが、県民の声を最大限実現し、より良い県になるよう頑張りたいと考えています。
そのために、入庁後も制度や法律の勉強に取り組みたいです。
そして知識を十分に蓄え、少しでも早く頼りになる職員になれるように努力したいと思います。
受験生に対するメッセージ
私が1番伝えたいことは、勉強を始めるのに遅すぎる事はないということです。
私が本格的に公務員試験の勉強を始めたのは、12月からでした。
早い人は1年以上前から準備をしていると知って、自分には無理ではないかと不安になることもありました。
また私は大学時代に法律や経済学について勉強した事がなかったため、専門科目は全て予備知識の無い状態からのスタートでした。
しかし、アガルートの参考書は試験に出るところだけがまとめてあり、なんの知識の無い状態でも理解する事ができました。
その結果、試験当日には自信を持って臨むことができました。
なので、勉強を始めるのが遅かった、法学部や経済学部出身には敵わないと思っている方も、諦めずに挑戦してほしいです。
使用していた教材とおすすめの使い方
経営学など1ページの左側に問題、右側に回答形式の問題集は、冊子をすべて切り離して回答部分を折り曲げて使っていた。
使用していた文房具やツール
・眠気覚ましにコーヒーを飲んでいた。
・マイ座布団をもって図書館に行っていた。