合格者の声|強い意志を持って黙々と勉強し大分県庁に合格!渡部 蓮也さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
私が公務員を目指そうと思ったきっかけは、大学3年次に開催された大分県庁のインターンシップに参加したことです。
私は雇用・労働に関する課で2日間インターンシップに参加しましたが、大分県が地域創生のためUIJ ターンなどにより県内就職者を増やし、「人」を呼び込む魅力ある地域づくりに力を入れていることを知りました。
インターンシップに参加する中で、地元である大分県を雇用・人材という面で、「人」を呼び込む地域づくりに貢献したいと考えるようになりました。
私自身、人を支える仕事をしたいと考えていました。
インターンに参加したことで、大分県庁なら自分のしたいことに全力で向き合うことができると感じたため、公務員を志望しました。
アガルートをお選びいただいた理由
理由は2つあります。
1つ目は、自分の都合の良いタイミングで手軽に学習できるからです。
私は実家から大学に通学していますが、実家から大学まで距離があります。
加えてアルバイトや部活動にも参加しており、大学の学内講座の受講やその他予備校の通学が難しいという問題がありました。
しかし、アガルートであれば、講座が全て動画視聴で、いつでもどこでも学習することができるという点に魅力を感じました。
2つ目は、テキストや動画の見やすさです。
無料体験の講座を受講したのですが、1つ1つの動画の質が高く、講師陣も分かりやすい授業を提供してくださり、内容が定着しやすかったです。
また、講師の方々もただ淡々と説明するだけでなく、雑談も時折混ぜてくださったので、楽しみながら学習できると感じたためアガルートの受講を決めました。
学習の方針と進め方
公務員試験対策を始めた際は、重要科目である数的処理や憲法・民法、経済原論を中心に学習を進めました。
まず一通り講座を聞き、該当箇所の問題を解くというサイクルを2周、3周、と進めました。
特に数的処理と民法が苦手だったので、講義受講後は何度も問題を解きなおし、解答方法がすぐ頭に浮かぶように解きました。
また、その他の科目は、比重の重たい科目の学習が、一通り済んだら進めるようにしました。
こちらも一通り講座を聞き、問題集を解き進めるというサイクルを進めていきましたが、試験直前期は、暗記で得点できる科目(行政学や政治学など)は、通学時間や寝る前などにテキストを使用して詰め込んでいました。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
周りの公務員志望の友人は、大学の講座やその他予備校に通う人が多い中、1人黙々と取り組む必要があったため、モチベーションを保つのに苦労しました。
また試験直前期は、民間就職を希望する友人は内定が出ている中で、自分は進路が決まっていないという焦りで体調を崩すこともあり、思うように勉強に取り組めなかった時もありました。
そのようなときは、一度リフレッシュのために体を思いきり動かしたりするようにし、心をリセットした状態で取り組めるようにしていました。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
数的処理と文章理解が重要な科目だったので、その2点には力を入れて取り組みました。
具体的な取り組みとしては、毎日最低でも3問は解くようにして、勉強習慣をなくさないように意識していました。
何回も解いていく中で、間違えた問題はチェックしておき、試験前には解き方を見返せるようにしていました。
また、社会科学や自然科学、人文科学は年明けの1月から受講を開始し、覚える量が多かったので頻出の範囲を先にするようにし、大事なところはすぐ確認できるようメモしておきました。
②専門試験対策
経済原論は私自身、経済学部で習った内容も多少あったため定着しやすかったです。
その反面、憲法や民法などの学習が大変だったことを覚えています。
法律科目については、基本的に条文を読み解釈するようにしました。
その中で、テキストを見たり講義を聞いても分からない内容については、友人に質問したりして理解を深めるようにしました。
また、教養科目同様に、講義動画を一通り視聴後に、問題集を何周も解くというサイクルで回すようにしていました。
その中で重要なポイントや、よく間違えるところは、すぐ確認できるようにしていました。
③人物試験対策
一次試験が一通りすべて終了した後に、面接対策講座を受講しました。
面接で重要なマナーや言葉遣いを学びました。
その後は、面接でよく聞かれる質問の回答を自分で作成し、友人や大学の就職支援課で、模擬面接や面接カードの添削を何度も行いました。
特に面接練習については、私自身、面接に苦手意識を感じていましたが、不安から自信に変わるまで何度も練習を積みました。
ただ自分の回答を覚えるのではなく、質問者の質問の意図をくみ取り、自分の伝えたい内容を明確にするよう心掛けました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
私は、大学の体育会系の部活に所属しており、3年の冬まで活動があったので、それまでは部活動と並行して学習を行っていました。
平日は必ず11時間、土日や部活動が休みの日は5~6時間ほど勉強していました。
部活動引退後は、勉強時間を大幅に確保できるようになり、平日5~6時間、土日7~10時間ほど勉強していました。
1日の過ごし方については早寝早起きを徹底し、午前中は自宅で数的処理などの頭を使う学習に力を入れるようにしました。
午後は眠たくなるので図書館などに移動し、専門科目の学習を主にしました。
また、移動中などのスキマ時間や夜就寝する前の10分は、暗記科目に力を入れるようにしていました。
直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか
直前期の4~5月は新しい問題集や参考書などは買わず、今まで取り組んだ内容の総復習をメインにしました。
特に自分の苦手な範囲やうろ覚えの個所は、徹底的に取り組むようにし、取りこぼしのないようにしました。
また、実際の試験を想定した、他の予備校が主催する模擬試験に挑戦したりすることで、本番に近い形式で問題に取り組む、といった実践的な学習も行いました。
勉強ばかりでストレスが溜まる期間でもあったので、運動やアルバイトを適度に行うことで、リフレッシュをしていました。
試験期間中の過ごし方
試験が始まる5月下旬から6月中旬までの1か月間は、受験した試験の解きなおしを中心に行いました。
Youtubeで試験問題の解説をしている方がいるのですが、その方の解説を中心に勉強していました。
自分の間違えた問題や、勘で正解した問題については、しっかりやり直しをしました。
また、試験期間中は無理に勉強時間を確保せず、万全の体調で臨むことができるようにしました。
さらに、国家専門職試験や国家一般職試験は自己採点が可能なので、自分の点数に一喜一憂せずに、目の前の試験に集中するように意識していました。
受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち
①教養試験を受験した時の手ごたえ
正直、すべての試験で時間が足りませんでした。
どうしても数的処理や文章理解に時間を取られてしまい、数問は勘で解いていました。
しかし、自分が解けそうだと思った問題は、確実に正解できるよう解いていたので、大きく失敗したという感じはありませんでした。
また、人文科学や自然科学といったいわゆる捨て科目も、自分なりに勉強していたので、得点源にすることができたのもよかったと思います。
最後に受験した地方上級試験では、自己ベストの点数を取ることができ、うれしかったです。
②専門試験を受験した時の手ごたえ
専門試験は、どの試験も教養試験と比べると比重が大きかったので、教養試験以上に集中して解きました。
試験によっては、2択で迷った所をほとんど落としていたので落ち込みましたが、切り替えて臨むようにしました。
教養試験と比べると時間的に余裕があったので、時間いっぱいまで見直しをしました。
特に経済原論などの計算問題は、計算ミスがないように複雑な計算は何度も解きなおして、無駄に点数を落とさないように意識しました。
結果については、一次試験合格の点数は満たしていましたが、自分の目標点が取れなかったのは少し悔しい気持ちがあります。
③人物試験を受験した時の手ごたえ
私自身、面接に苦手意識を感じていたこともあり、人一倍面接練習を行いました。
そのため、本番の人物試験では、模擬練習で出た質問ばかりだったので、スムーズに答えることができました。
ただ質問に答えるだけでなく、表情も明るく、面接官の方と会話することを意識して臨みました。
また、試験によっては思いもよらない質問等もありましたが、練習の成果もあり、冷静に応答できました。
面接官の方とも、終始和やかにコミュニケーションを行うことができたので、自信をもって終えることができました。
④合格・内定した時の気持ち
素直にうれしかったです。
第一希望の県庁以外は、すべて残念な結果で終わっていたので、県庁の合格発表当日はとても緊張していました。
ダメだったときは、もう一年再チャレンジしようと考えていたので、自分の受験番号があったときは、とても安心しました。
家族や、今まで一緒に頑張ってきた友人にも報告しました。
特に家族には、心配をかける時もあったので、今までの感謝も一緒に伝えました。
その日の夜は、今までよく眠れていなかったので、十分に睡眠をとることができました。
振り返ってみて合格の決め手
やはり、最後まで諦めずにやり抜くことだと思います。
自分自身、公務員模試や実際の試験を受験する中で、思うような結果が出ないときもあり、その時は自分の実力のなさに落ち込むことがありました。
途中で諦めて逃げたいと思うこともありましたが、自分が今まで取り組んできたことがすべて無駄になると思ったので、結果はどうあれ、自分の受けた試験はすべて全力で受けるようにしました。
全力で、諦めず取り組んだ結果、合格することができたと自分自身思います。
公務員として実現したいこと・取り組みたいこと
私は公務員として、大分県の課題を一つでも多く改善・解決したいと考えています。
私は雇用・人材という面で地域創生を目指したいです。
このように考えた理由としては、3年次に参加したインターンシップに参加した際、雇用労働政策課の職員の方の「人」を呼び込む魅力ある地域づくりに尽力する姿を見て、自分も地域活性化に貢献したいと考えたからです。
また、大分県では、少子高齢化による労働力人口の減少という課題があります。
このような課題を解決するために、県内就職者や都心部からの移住者を増やすことが必要であると考えています。
具体的にはUIJターンの促進や、若者・女性の就業支援に携わりたいです。
特に女性の就業支援については、卒業論文で育児休暇制度について研究を進めているので、大学時に学んだ知識を活かして地域活性化に貢献したいです。
受験生に対するメッセージ
公務員試験はとても長く、身体的にも精神的にもきついです。
周りの人たちが民間企業への内定が決まる中、一人黙々と勉強に励む必要があります。
受験していく中で、うまくいったりいかなかったりして一喜一憂することもあり、時には諦めてしまいたくなることもあると思います。
私も、思うようにいかず落ち込むことがありました。
そのようなときは、一度誰かに相談することで、自分の心を整理することが大事だと思います。
そして、「絶対に合格する」という熱意が重要だと思います。
強い意志を持って努力することが、合格への近道になります。
あと睡眠は大事です。
無理のあるスケジュールで勉強して、体や心を壊しても意味がないので、自分の体調を第一に考えてください。応援しています!