合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

これまでの自分自身を振り返ってみると、誰かが嬉しそうにしている姿を思い浮かべながら行動していることが多いな、と感じました。
そこで、私の強みは、人の喜びを自分自身の喜びとして感じられることだ、と気づきました。
そして、その喜びが私のモチベーションを高めてくれ、仕事を行う上でのやりがいにつながると感じています。
もちろん民間企業でも社会貢献事業を行ったり、人々の生活を豊かにするための商品やサービスを開発・提供したりすることで、人に喜びを与えることができます。
しかし、企業は少なからず利益を求めるものです。
私は、利益を求めることなく、人の幸せや喜びのために働ける環境こそが、私の強みを最も生かせる場所だと思いました。
そのため、公務員という立場として働くことを目指すようになりました。

アガルートをお選びいただいた理由

オンラインでの学習を希望していたことが、一番の理由です。
自宅から予備校までの距離が遠かったため、予備校等への通学時間をなくし、効率的に自分のペースで学習を行うことができることこそ、私が一番求めていたことでした。
そのため、すべてオンラインで受講できるという点が、非常に魅力的でした。

また、授業動画1本1本の長さが比較的短く、少しの時間でも学習を進められることも、もう一つの理由です。
私は、公共交通機関で移動をする機会が多く、移動しながら学習を進めることが多かったです。
そのため、その時間を無駄にすることなく学習することを考えると、数分で見ることのできる授業動画は非常に使いやすく、私の学習に役立つなと感じました。

学習の方針と進め方

基本的に、カリキュラムに付属しているテキストのみで学習を進めました。
様々な参考書や問題集に手を付けず、一つ決めたものを繰り返すということを方針としていました。
進め方としては、私は理系科目が苦手なため、数的処理や経済学等から手を付けました。
それらは、自宅や図書館などで授業動画を見ながら、何度も繰り返し問題を解きました。
一方、法律系の科目など暗記の多いものは、公共交通機関での移動時間などに授業動画を見たり、テキストを読んだりしながら学習を進めました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

それぞれの科目の、学習時間の配分の仕方を失敗してしまったな、と感じています。
私は、理系科目が苦手であると自覚していたので、理系科目にかなりの時間を費やしました。
しかし、理系科目に時間を割きすぎて、法律系や文章読解の学習に充てる時間が少なくなってしまっていることに気づきました。
このままでは、法律系などの科目の学習が間に合わないと感じたのは、試験の4か月程前でした。
そのため、そこから自分が試験勉強に充てられる時間を逆算し、理系科目の復習時間をとりつつも、その他の科目の学習時間をとれるように計画を練り直しました。
そのおかげもあり、試験までには法律系などの科目も、ある程度まで身に付けることができ、問題にも対応できるようになりました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

点数配分が高い科目を中心に、苦手な部分は何度も授業動画を見返しました。
数的処理など、計算が必要な科目のみノートを使用していました。
苦手な問題については、その問題を解いたノートのページに動画の番号を書き、いつでもそのページを開けば、その問題の授業動画を見返せるようにしていました。
その他の科目については、授業動画を見て、必要だと思う部分をすべて直接テキストに書き込み、テキストを自分だけの参考書にすることで学習を進めていました。

②専門試験対策

法律系の科目については、一つ一つの授業動画が比較的短いものが多かったので、隙間時間にも学習を進めることができ、効率的に勉強できたと感じています。
そのため、自宅や図書館などで机に向かって学習するというよりは、大学の講義前の時間や移動時間などに学習していた時間のほうが多かったです。
暗記が必要な科目については、隙間時間だけでもかなり定着したと感じています。
また、経済学などの科目は、教養試験の数的処理のようにノートを用意し、同じ問題を繰り返し解くことで学習を進めました。

③人物試験対策

まず、面接対策講座の動画を見て、面接を受ける上で必要なマナーや持ち物等を確認しました。
持ち物については、動画を見ながらメモを取り、面接直前にメモを見ればすぐに確認できるようにしていました。
また、小さなノートを一冊用意し、そのノートに日常の中で気になった言葉やニュースを書き留めるようにしていました。
その後、模擬面接を何度か行って頂きました。
模擬面接では、話す内容はもちろん話し方の癖や、話しているときの表情などもご指導いただき、面接本番に役立ったなと感じています。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日の日中は大学の授業があることが多く、大学の授業後はアルバイトをしていました。
そのため、平日は自宅に帰ってから2時間ほど数的処理や経済学など、ノートを使用する必要がある科目を中心に学習していました。
法律系などの暗記科目は、通学中やアルバイトに向かう間の交通公共機関の中で、テキストを開いて学習していました。

休日は、平日に学習した部分の復習をしていました。
また、平日に学習しきれなかった部分を補う時間にもしていました。
計画を立てて学習をしていましたが、計画通りに進まない部分もあり、平日に終わらそうと思っていた部分が終わらないこともあったため、その点を休日に行うようにしていました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期は、新たな学習は行っていませんでした
これまで解いてきた問題をもう一度解いてみたり、自分で書き込んだテキストを見直したりしていました。

新しい問題を解くと、理解できなかったときにやはり焦って不安になってしまうので、私にはこの方法があっていたなと感じています。
心構えとしては、体調管理だけはしっかりと行おうと思っていました。
そのため、夜遅くまで学習することもほぼなく、睡眠時間はしっかり確保していました。

試験期間中の過ごし方

私は、1つ目の自治体の一次試験が終わってから、次に受験する予定だった一次試験までに、1か月程期間がありました。
その1か月間は、次に受験する一次試験のための学習としては、直前期と同じような学習をしていました。
基本的に復習中心の学習でした。
そして、並行して1つ目の自治体の二次試験に向けて、論文対策や面接対策を行っていました。
論文対策は、私が受験していた自治体の政策を調べたり、これまでに自分が書いた論文を見直したりしていました。
面接対策としては、模擬面接が中心だったと思います。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

正直なところ、苦手としていた数的処理の問題を思うように解くことができず、少し焦りました。
数的処理は配点も高いため、厳しいかな、と思ったのが一番の印象です。
数的処理の問題から解き始めたのですが、そこで躓いてしまったので、その後の科目だけでもしっかりと気持ちを切り替えて解ききろうと思いました。
数的処理以外の科目については、手ごたえはありました。
そのため、一次試験を通過できるかどうかギリギリのラインだな、と感じていました。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

(専門試験は第二希望の自治体のみ受験)
第二希望だった自治体の専門試験を受験したときは、苦手としていた経済学に手ごたえがありました。
これまで学習してきた知識や解法を使いながら、確信をもって問題に取り組めたなと感じました。

また、その他の科目についても、これまでの学習をしっかりと生かして落ち着いて解くことができたなと感じています。
専門科目は、全体的に手ごたえがありました。
時間配分も適切に行うことができ、時間がなくて焦ったというようなことはありませんでした。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

面接官の質問に対して、落ち着いて答えることができたと感じています。
表情も固くなることなく、笑顔で話すことができたと思います。

また、質問に答えるという姿勢ではなく、面接官と会話するという姿勢を大切にしながら面接に臨むことができました。
質問の内容については、想定していなかった質問があまりなかったです。
そのため、これまで自分が考えてきたことや、経験したことがしっかりと伝わるように、はっきりと述べることができた、と感じています。

④合格・内定した時の気持ち

一次試験の合格通知を頂いたときは、正直驚きました。
一次試験は手ごたえがなかったので、驚きという感情が大きかったです。
また、一次試験を通過できたからには、二次試験にも悔いがないようにしっかりと取り組もう、という気持ちになりました。
内定を頂いたときは、まずは素直に嬉しかったですし、ほっとしました。
一年以上努力を続けてきてよかったな、と思いました。
また、見守りながら応援してくれた家族や友人、ご指導いただいた方々に対して感謝の気持ちでいっぱいになりました。

振り返ってみて合格の決め手

やはり、毎日の努力の積み重ねが、一番の合格の決め手だと私は感じています。
公務員試験を受験することについては、自分で決めたことなので、大学の授業やアルバイトなどで忙しい時期もありましたが、その忙しい時期も少しでも学習の時間を作れるようにしていました。
毎日少しずつでも試験のために向き合う時間を作ると、いつの間にか自分に力がついていました。
それは、科目の学習に関してもですが、面接で話す内容や表情なども同じです。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私は、大学職員として勤務することを決めました。
そのため、大学職員として学生支援に取り組んでみたいと思っています。
その理由は、私は教育という分野に興味があり大学職員を志望したため、学生と関わることのできる仕事を行ってみたいという思いがあるからです。
学びを通して、学生が成長するサポートができればと思っています。
そのため、学生が快適に安心して学ぶ環境を整えたり、学生の不安や悩みに寄り添いながら会話できたりする職員を目指したいと思います。
そして、心構えとしては、事務的ではなく、心で対話することを忘れずに周りの人と接することで、私がいて「助かった」「よかった」と一人でも多くの人に思ってもらえるような職員を目指したいと思います。

受験生に対するメッセージ

毎日の勉強も、面接練習も、その他試験のためにしていることも、試験について考える時間も、いつか必ず自分のためになるものだと思います。
それは、もちろん試験に合格することや内定をもらえることも含まれると思いますが、決して試験に受からなかったからといって、無駄になる時間ではないと思います。
必ずどこかで自分の力になっているし、成長できている部分があります。
だから、焦るときも不安になるときもあると思いますが、目の前にあることを精一杯やってみてください。
でも時にはしっかりと休むことも大切です。
無理はせず、体調だけには気を付けて、自分の夢を叶えるために真っ直ぐ進んでいってください。
応援しています。
みなさんに素敵な未来が訪れることを祈っています。

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