合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

就職活動を意識し始めたころは民間企業も視野に入れており、インターンシップなどにも参加していました。
しかし、なかなか興味のある業界や企業を見つけることができずにいましたが、大学で行われた公務員の説明会の参加を通して、社会全体に貢献できることや、国の土台をつくる職業であることに魅力を感じ、公務員に興味を持ちました。
深く調べていくうちに、公務員には数多くの職種があり、自分の働きたい職種を見つけることができました。
私は、特に専門性の高い税務にかかわる仕事がしたいと思い、国税専門官を志望しました。
また、有給休暇などの福利厚生も充実しており、ワークライフバランスを重視して働けるという点も、公務員を目指す大きな要因になりました。

アガルートをお選びいただいた理由

公務員を志望し始めた時は、大学の学内講座を申し込もうと考えていましたが、自宅から学校までの距離が遠く、通うのに時間がかかることや、講座の料金が高かったことなどから、自宅で簡単に受講できるオンラインでの講座に目を付けました。
そこで、公務員試験のオンライン対策講座を調べていく中で、アガルートアカデミーを知りました。
他の通信講座と比較していく中で、アガルートアカデミーは教材のクオリティや講座の種類も幅広く、自分のニーズに合わせて受講することができると思い選びました。
また、いつでも受講相談をすることができ、当時公務員試験についての情報を全く知らなかったため、わからないことをすぐに聞ける環境が、とても頼りになると思ったことも選んだ理由です。

学習の方針と進め方

私は10月から公務員試験対策を始めたのですが、法律科目や経済科目の知識が全くなかったので、初めの3カ月はこれらの科目のインプットに注力していました。
その際、章ごとに問題集で確認することで、効率よく知識を詰め込めたと思います。
また、大学受験から4年ほどたっており、そのころの感覚は忘れていたので、数的処理や英語などは毎日数問ずつ解いて慣れるようにしました。
とにかくインプットとアウトプットを繰り返し行うことで、一度勉強した範囲を忘れないようにしていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

継続して勉強することが、とても大変でした。
公務員試験は8月中旬くらいまであり、長期間モチベーションを保ちながら勉強することに苦労しました。
周りの民間企業に就職した友達は、4月ごろには内定をもらっており、遊びなどの誘惑にも負けそうな時期がありました。
また、一日中勉強をしない日もありました。
その結果次第に焦りを感じ、どうにか集中力を保てるように考えた結果、一日のスケジュールを決めて行動するようにしました。
気分が乗らなくても机に向かうことで、自然と勉強する流れをつくることができました。

受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)

①教養試験対策

教養試験は、特に数的処理と文章理解で点を取れるように、勉強を進めました。
数的処理に関しては、重要な問題はテキストにまとめられており、自分で制限時間を設けて問題に取り組んでいました。
講座を受けた人でないと使えないようなテクニックを身に着けて、問題に応用できた時は、講義の成果が出ていると実感することができました。
文章理解は講義の丁寧な解説があるので、毎日数問ずつ解いて、感覚を忘れないようにしていました。
テキストのポイントが簡潔にまとめられており、とても分かりやすかったです。

②専門試験対策

専門試験対策は、初めて触れる科目がほとんどだったので、何周も繰り返しテキストを読み込んで、問題集を解いていました。
ゆっくり時間をかけてテキストを読んでいると、はじめに勉強した内容を忘れてしまうので、スピード感をもって勉強することを意識していました。
最終的には、自分でテキストに書き込んだメモまで覚えるほど繰り返していたので、問題を解くときにも、その内容の書いてあるテキストのページを思い出して解いていました。
どの講座の先生も、記憶に残るような説明の仕方で、分かりやすかったです。

③人物試験対策

これまで面接の経験がなかったため、公務員試験が初めての機会となりました。
そのため人物試験はとても不安で、勝手に苦手な印象を抱いていました。
しかし、人物試験対策講座では、一からわかりやすく面接でのマナーから流れまで説明されていたので、本番のイメージをつかむことができました。
お手本となる人だけではなく、間違っている例やダメな例も紹介されており、気を付けるべきポイントを自分でまとめやすかったです。
また、面接で緊張しないような気持ちの持ちようまで知ることができ、とても参考になりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

特に専門科目は今まで触れたことのない科目ばかりだったので、専門科目に主に時間を割いて勉強していました。
数的処理などは、専門科目などの暗記科目の間に、数問解いて頭のリフレッシュにしていました。

また、公務員試験の勉強を始める前は、大学のサークルやアルバイトなどで、ほぼ毎日予定を入れていたのですが、大学三年生の冬にはそれらの頻度を少なくし、勉強時間を増やすように心がけていました。
さらに、電車などの隙間時間には、必ずテキストを開いて、知識の確認をするようにしていました。

直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか

直前期もそれまでと変わらず勉強を続けており、何か特別なことをしてはいませんでした。
問題集を繰り返し解き、記憶が定着していくことで徐々に自信がついていっていたと思います。

本番で点が取れなかったらどうしようなどと、不安な気持ちはありましたが、できるとこはやり切ったと思えたので、自信をもって本番に臨めたと思います
公務員試験に合格して公務員として働いている姿など、常にポジティブなイメージをするように心がけ、気持ちを高めていました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中、一番心がけていたことは体調を崩さないことです。
体調を崩してしまうと勉強に集中できないし、ベストな力を発揮でないからです。

そのため手洗いうがいなど、いつも以上に入念に行っていました。
勉強面では、新しい問題集には手を出さず、今まで使っていた問題集やテキストの確認をメインで行っていました。
また、受け終わった試験の結果に一喜一憂せずに、これからある試験に集中していました。
終わった試験についていくら考えても、結果が変わることはないので、今できることに集中するべきだと思います。

受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち

①教養試験を受験した時の手ごたえ

比較的どの試験でも、ある程度納得できるような手ごたえを持つことができました。
特に数的処理や文章理解は、日々ふれるようにしていたこともあり、思うように解くことができました。
しかし、人文科学や自然科学の分野の勉強時間が足りなかったこともあり、比較的いつも点を落としていたと思います。
そのためもう少し勉強を早く始めて、こちらに手を回せる余裕があればよかったな、と思いました。
また、時事についてももう少し勉強時間を割くべきだったな、と感じました。

②専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験は、試験によって手ごたえがバラバラでした。
特に手ごたえが良くなかったときは、自分的に覚えていたつもりでも、実際に問題として出た時にわからないことや、細かい内容まで覚えきれていなかった印象があります。
専門試験対策に時間はかけていたので、勉強方法を改善する必要があったのだと思います。
例えば、すべてを丸暗記するのではなく、憲法の判例などは、自分の言葉で説明や解釈ができるような勉強法を試みるべきだったな、と感じました。

③人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験が終わった後は、面接官の反応も悪くなく多少の手ごたえを感じました。
しかし、予想外の質問の答えに詰まってしまったことから、不安を感じている部分もありました。
面接が始まる前は、とても緊張していましたが、どの面接官も丁寧でやさしい方ばかりだったので、リラックスして面接を受けることができたと思います。
私は、面接練習の時から質問に答えるだけではなく、面接官と会話することを心掛けていたので、本番でも練習通りできたので、終わった後に手ごたえを感じることができたのだと思います。

④合格・内定した時の気持ち

合格・内定をいただいたときは、努力が実ってとても嬉しかったです。
合格発表の前日からそわそわしており、そのことで頭がいっぱいの状態でした。
合格がわかると両親や友達も一緒になって喜んでくれて、たくさんおめでとうという言葉をもらいました。
この合格は自分だけの努力だけではなく、多方面から支えてくれた両親や友達のおかげでもあると思うので、とても感謝しています。
また、講義や面接練習を通してサポートしていただいた講師の方々にも、非常に感謝しています。
ありがとうございました。

振り返ってみて合格の決め手

最後まで、あきらめず努力したことだと思います。
公務員試験は勉強範囲も広く、面接もあることから、たくさん努力が必要な試験だと思います。
期間も長いことから、モチベーションを保つことが大変で浮き沈みはありましたが、合格して公務員として働きたいという思いで、あきらめず努力できたと思います。

また、自分に必要な勉強を客観的に分析できたことも、合格の決め手だと思います。
苦手な範囲や、勉強が足りていない科目や単元を分析し、穴を埋めようと勉強しました。
得意な科目を伸ばすことも大切ですが、苦手や点の取れない範囲を重点的に勉強してカバーすることが、公務員試験ではより重要ではないかと感じました。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

私が公務員として実現したいことは、正直者が馬鹿を見ないような社会の実現です。
特に、税金の分野では、国のルールを破って税金を納めていない人が、まじめに税金を納めいている人よりも得をしているのは不平等で、必ず改善しなければならないことだと思います。

私は、そのような課題を解決できるよう、必要な知識の習得や挑戦する姿勢を忘れずに、全力で取り組んでいきたいと思います。
また、常に納税者の方々に寄り添い、悩みを改善できるような存在にもなりたいと思います。
時には、楽しくないことや大変なことも待ち受けていると思いますが、自分らしくチャレンジ精神をもって、新たな環境で活躍していきたいと考えています。
自分の頑張りが誰かの幸せに繋がるように、社会に貢献していきたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は、自分との戦いだと思います。
なぜなら公務員試験は、勉強期間が長く、たくさんの科目を勉強して、面接の対策もしないといけないからです。

さらに、周りの友達を見れば、早くから内定をもらっており、楽しそうに見えるかもしれません。
それでも折れず、地道に努力していくことが、合格につながると思います。
しかし、時にはリフレッシュして休憩することも大切です。
自分のやるべきことをはっきりとさせ、メリハリのある勉強が、一番効率的であると思います。

公務員試験が終わった後、悔いが残ってしまわないようにするためにも、自分に負けず、最後まで行動すべきだと思います。
くじけそうになった時は、公務員として働いている未来の姿を想像してみてください。
すべての受験生を応援しています!かんばってください!

使用していた教材とおすすめの使い方

アガルートの教材のみ:テキストと問題集を繰り返し何度も解く

使用していた文房具やツール

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