合格者の声|直前まで手を抜かずに学習し総務省に合格! 河野 航大さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
「安定した生活を送りたい」という漠然な思いがあり、公務員を志望しました。
就職活動を始めた際には「公務員にはなりたいけど、1年間も勉強するのは嫌だ」という思いがあり、民間の方に主軸を置いていました。
しかし、「勉強したくないという理由だけで、試験を受けずに公務員にならなければ、後々の人生できっと後悔することになるだろう」と思い、去年の8月頃に公務員試験を受けることを決意しました。
最初は地元で働くといったような地方公務員に重きを置いており、特に目標のないまま勉強をしていたのですが、大学で開催された国家公務員の説明会に参加した際に「国という大きい立場でも働いてみたい」という思いが強くなり、国家一般職も視野に入れることを決意しました。
アガルートをお選びいただいた理由
コロナ禍であったことや、自宅から駅までが遠くかなりの時間を要することもあり、予備校に通学するのではなく、家で学ぶことができる通信で勉強しようと思い、公務員講座を探しました。
その中で比較的低価格で学びたいという思いがあり、パソコンで調べていく中でアガルートの公務員講座を見つけました。
そのような低価格であることに加えて、「分かりやすくカラーで見やすい教科書」「合格をすると返金などの特典がついている」といったアガルートアカデミーのサポート体制に非常に魅力を感じ、受講を決意しました。
私の場合は電車で勉強に集中することができない(予備校などに通っていた場合)ため、自宅から学べる、且つ理解しやすい教科書で学べるアガルートを選択して、本当に良かったと思っています。
学習の方針と進め方
学習の方針としては、捨て科目というものを作らないようにしていました。
本番の試験でも、選ぼうとしていた問題が難しくて選択できない場合に、他の科目を選択することができれば一安心なので、個人的に捨て問題は作らないのがおすすめです。
しかし自然科学や人文科学に関しては、全てを学ぶには莫大な時間がかかる上に、各科目で1問しか出ないため、全てを勉強するのは非効率的だと感じました。
暗記科目である「生物」「思想」そして自分の得意な科目(私は日本史でした)あたりを対策すれば、十分だと思います(来年から試験制度が変わるようなので、あまり関係はないと思いますが)。
また、適度に遊ぶ日を設けリラックスしていました。
「公務員試験は大変だから、遊ぶ時間なんてつくってはいけない」という方々もいらっしゃいますが、個人の意見としては、遊ぶことでリラックスすることも必要だと思います(もちろんしっかり勉強をして休むことが大切です)。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
3月に初めて受けた模試で、目標点数を取ることができなかった際には、心が折れかけました。
しかしそこで諦めるのではなく、解けなかった問題をしっかり復習し、次につなげる姿勢を大切にしていました。
模試はただやって終わりではなく、復習をして自分の力にすることが本当に大切です(模試で学んだことが、本番の試験で出題されることもあるので)。
また、根詰めるだけでなく、周りの友人とご飯に行ったりすることで適度にリラックスすることも、挫折を乗り越えるためには良い方法だと思います。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
基本的にはテキストに記載されている問題を解いていき、理解を深めていました。
しかし、解説を見ても分からない問題もあったので、その際には、解説の動画を視聴して理解していました。
自分だけで問題を解いていると、どうしてもわからない問題に出会ってしまい、そのまま放置してしまうので、その際の解説動画には非常に助かっていました。
特に数的推理や判断推理において、分からない問題が多くあったので、解説動画で理解を深めていました。
②専門試験対策
基本的には動画を視聴するのではなく、テキストを読み込み理解するという勉強法で学んでいました。
特にミクロ経済学のテキストは、経済学初心者が見ても非常にわかりやすく解説されていたので、楽しく学ぶことができました。
他の科目に関しては、テキストを読み込み理解した後に、問題集で理解度を確認するというサイクルで勉強をしていました。
そのおかげで、苦手な民法や行政法の問題の正答率を、徐々に上げることができたなと感じています。
③人物試験対策
オンラインでの、面接練習をしていただきました。
自分の話には何が足りないのか、どのような話し方をすれば好印象に見えるのかなど、自分を成長させてくれるアドバイスを多くしてくださり、とても参考になりました。
加えて、圧迫気味に対応してくれたおかげで、本番の面接はかなり穏やかに感じることができました(国家一般職の面接は例外的に穏やかに感じませんでした)。
また、面接カードの添削もしてくださったので、より印象の良い面接カードを提出できたな、と感じています。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
朝はアウトプットをするのが効果的だと聞いていたので、数的推理や判断推理・文章理解などの時間にあてていました。
その後は、その日にやると決めていた専門科目の問題を解く時間にあてており、論文対策や時事問題は2月頃から行っていました。
また、私は大学の授業を3年生のうちにすべて取得していたので、本番前は試験勉強の時間を十分に確保することができていました。
3年生のうちにすべての単位を取得することができる方々は、先に取得しておいた方が安心だと思います。
直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか
とにかく、体調管理に気を付けていました。
ここで体調を崩してしまえば、試験で全力を出し切れないという思いが強くあったので、試験1週間前からは、ほとんど自宅から出ていませんでした(気晴らしに近場を散歩した程度)。
また、勉強面では最後のあがきとして、2週間前から国家一般の専門科目である教育学を学び始めました。
結果的に本番では選択し、大きな得点源となったので、手を抜かずに良かったなと思っています。
もちろん最後の確認として、他の科目の復習もしっかりおこなっていました。
試験期間中の過ごし方
3週連続で試験が続く期間がありましたが、次の試験に引きずらないモチベーション維持に努めていました。
基本日曜日が試験日なので、試験が終わった後の夜は勉強をせず、自由な時間を過ごしていました。
しかし、似たような問題が次の試験に出てくる可能性も考えて、時事問題に関しては、持ち帰った問題用紙の見直しをしていました
また、万全の状態で試験に臨めるよう、体調管理にも気をつけていました。
上でも記しましたが、私は試験1週間前からほぼ引きこもっていました。
受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち
①教養試験を受験した時の手ごたえ
少し時間配分を間違えてしまい焦ってしまったのもあり、不安感を拭いきれずに終わってしまいました。
自然科学や人文科学などの問題は、正答しているかもわからないので特に不安を感じており、20点を超えることもできないのではないかと、ネガティブに考えていました。
結果は6割を超える結果となっていたことには安心し、喜びを感じました。
しかし、適当に選んだ番号が正解だったという問題が複数あったので、運がよかったとも感じました。
②専門試験を受験した時の手ごたえ
5択ある中で2択まで絞れるという問題が多く、確実に正解だと自信をもって答えられないような問題も、多々ありました。
運命を決める試験で、且つ3時間という長い試験時間の中で、2択を選ぶことが精神的にもかなり厳しかったです(実際は8割ほどとれていたので安心しました)。
しかし、全てが難しいというわけではなく、しっかり勉強をしていれば点が取れる問題も半分ほどはあったので、基礎は復習などをして確実に抑えておく必要がある、と強く思いました。
加えて、年によって簡単な科目・難しい科目というものは変動するので、幅広く勉強をしておくことも合格への近道だと思いました。
③人物試験を受験した時の手ごたえ
国家一般職の2次試験は、非常に重苦しい雰囲気であったのに加え、質問の趣旨にずれた回答をしてしまったことからかなりの不安を抱きました。
国家一般職の面接は約15分と比較的短いため、自分の伝えたいことをしっかり伝えることができていたのか、という不安も感じました。
面接部屋の違いで雰囲気も異なりますが、今までに受けてきた面接が比較的穏やかであったため、緊張をしてしまったのは今でも覚えています。
結果はC評価(最も割合が高い評価)だったので、一安心しました。
④合格・内定した時の気持ち
面接で「やってしまった」と感じていたので、自分の番号があった時には本当に喜びました。
周りの友人や家族にも良い報告をすることができ、「おめでとう」と言われたことがとても嬉しかったです。
公務員専願であったため日々不安との闘いでしたが、心の重荷がやっとなくなり、「約1年間の努力が報われた」という思いになりました。
また、本番2週間前に手を付けるか迷っていた科目を学んだ結果、本番の試験で選択することができ、大きな得点源となったので、「あの時に手を抜かなくて本当に良かった」と心の底から思いました。
振り返ってみて合格の決め手
決して手を抜かなかったことだと思います。
国家一般職に関しては、試験本番の2週間前に手を付け始めた教育学を本番では選択し、大きな得点源となりました。
もし教育学を選択していなければ、合格できたか正直分かりません。
他の科目は十分に復習していたので、あの時に手を抜かずに、できることをしておいて本当に良かったなと思っています。
他の科目に関しても「もう過去問を5周もしたからいいや」と考えるのではなく、「5周もしたのにまだ間違えてしまう問題があるのか」と自分自身を甘やかさなかったことも、合格の決め手であったと思います。
公務員として実現したいこと、取り組みたいこと
私は、大学で所属していたゼミにおいて学んでいたことを活かせると思い、総務省の地方自治分野を志望しました。
そのことから、地方分権の推進や地域おこし協力隊に関する業務など、国と地方の両方の立場から地域をより良くする業務に携わりたいと考えています。
また、3年目から2年間ほど地方へ出向することが決まっているので、地方においても様々な人々と関わり合い、関係性を広げながら仕事をしていきたいと思っています。
その中で、仕事面だけではない、友人としてのつながりも、長い期間の中で築きあげていきたいです。
総務省地方自治分野は、一つの場所にとどまるのではなく、様々な場所で働きたいという方々にはおすすめなので、ぜひ説明会などに参加してみることを推奨します。
受験生に対するメッセージ
公務員試験は長丁場なので、本当に大変な試験です。
友人とお出かけに行くなどして、適度にリラックスをすることが大切です。
また、4月頃になると周りの友人は徐々に内々定をもらい始めますので、どうしても不安感は拭いきれないと思います。
周りに同じく公務員を目指している友人がいるのならば、是非、共に頑張ることをおすすめします。
情報収集やモチベーションの維持につなげることができ、不安ながらも安心感が生まれると思います。
論文試験の対策に関しては、必ず自分が書いた論文を誰かに添削してもらいましょう。
他の人が読むことで、自分では気づかない改善点に気づくことができます。
そして面接対策は慣れが肝心です。
何回も練習を重ねて、場慣れすることを意識してください。
面接が苦手と感じているほど、早め早めの対策が必要だと思います(もちろん一人ではなく、誰かとやることが大切です)。
最後の最後まで手を抜かずに、自分ができるところまで頑張ってください。応援しています。
民間企業向けの就職活動について
①民間企業向けの就職活動はしましたか?
ほんの少しの間(すべて説明会のみで途中から公務員専願を決意)
使用していた教材とおすすめの使い方
スーパー過去問、過去問500など
(アガルートの教材や過去問で理解を付けた後に、さらに知識を増やすために使用していました)
使用していた文房具やツール
癒しの音楽
(歌詞はついていないもの、無音で勉強できない人におすすめ)