合格者の声|得意分野を伸ばして愛知県庁に合格! 吉田 涼さん
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります
目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指すきっかけ
地方公務員を目指すようになった主な理由は、前職より幅広い分野で、様々な人々の役に立ちたいと考えたからです。
前職は金融業をしていました。
日々業務を行う中で、金融の側面から、限られた人々にしか貢献していないと感じるようになりました。
公務員は、年齢や性別、人種、障害の有無、所得の大小などに関わらず様々な人々に対し、福祉や産業・観光振興、文化、交通、環境などの幅広い分野で仕事ができます。
それが公務員を目指すようになった一番の理由です。
また前職での経験や、自分が母子家庭で育ったたり、祖父母が障がい者であること、学生の頃に祖母の介護を経験したことなども理由として挙げられます。
公務員を目指すようになったきっかけとは関係ありませんが、今回の公務員試験は3年越しの2度目の挑戦でした。
そのため、公務員になりたいという気持ちは、人一倍強かったと思います。
アガルートをお選びいただいた理由
一番大きな理由は、受講形態が通信で、費用が他予備校などに比べ安かったことです。
大手の予備校などを受講する時間や、金銭的な余裕がなかった私にとっては、それが魅力的でした。
また内定特典があったことも大きな理由です。
アガルートでは、内定特典としてカリキュラム費用が全額返ってきます。
それが、勉強中には大きなモチベーションになりました。
ほかには、模擬面接やESの添削が、回数無制限で受けられることも良いと思いました。
また、「公務員試験・通信」と調べた時に、検索画面の上のほうにヒットしたことも挙げられます。
アガルートのHPには、公務員試験に関するミニコラムのようなものが掲載されています。
そこから情報収集なども行えました。
社会人の私にとっては、いかに情報を効率よく拾えるかが重要だったため、そういった細かな情報も決め手の一つでした。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
筆記試験準備が、一番大変でした。
私は学力に自信がなく、受験区分は教養のみを選択しました。
中でも数的処理が特に苦手でした。
問題集をやり込んでも模擬試験の結果はかなり悪く、毎回E判定でした。
どうしたら点数が取れるか考えました。
そこで、模試の結果を見て、まだ点が取れていなかった社会科学や人文科学の勉強に力を注ぎました。
また、文章理解は得意だったのでミスなく出来るよう、とにかく演習を積みました。
その結果、本番直前の模試では、C判定までもっていくことが出来ました。
筆記試験では、苦手分野に力を注ぎすぎないことが重要だと思いました。
受講された講座の良さ・当該講座の学習方法(使い方)
①教養試験対策
アガルートの教材は数的処理、社会科学、生物だけ利用しました。
動画教材と併用しながら学習しました。
特に、動画は運転中やご飯を作っているときなど、何かしながら学習できるので、時間を有効的に利用できました。
モチベーションが下がったときなどは、ホームルームを活用し、講師の方に不安や悩みをぶつけていました。
実際に、他の受講生も同じ不安などを感じており、自分だけじゃないと勇気づけられました。
また、過去の合格者のインタビューを何回もみて、その方々の勉強法や面接対策を真似ました。
②専門試験対策
専門試験は受験していません。
③人物試験対策
自己分析と志望理由を、徹底的に深堀りしました。
アガルートで模擬面接を受けた時に、自己PRやこれまで頑張ったこと、公務員になぜなりたいのかというところが上手く答えられずへこみました。
そこで、面接ノートというものを作り、自分がどんな人物なのか、前職や学生の頃に何に力を注いで、何を得たのか、なぜ公務員になりたいのかなどを毎日分析しました。
その結果、自分の魅力や志望理由が明確になり(一部後付けもありますが)人物試験で上手く受け答えすることが出来ました。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
私は、2022年10月に前職を退職しました。
理由は、公務員試験の勉強時間を確保するためです。
10月は、まるまる休み(遊び)、11月から12月までは週4日図書館で勉強しました。
一日の勉強時間は4~6時間していました。
土日はほとんど勉強していませんでしたが、30分だけでも勉強する時間を設けていました。
勉強日の1日のスケジュールは8時に起床し、9時半~15時頃まで図書館で勉強していました。
その後家に帰り、ご飯を作って食べます。
寝る前に少し参考書を読み寝ます。
1月~3月までも同じペースで勉強していました。
ただ、勉強科目を少しずつ増やしていきました。
3~5月(試験日)までは、1日6~8時間勉強していました。
直前期の過ごし方:どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか
直前期の2023年3~5月(試験日)までは、1日6~8時間勉強していました。
数的処理は過去問500と模試の問題を、1日4問くらい取り組みました(1~2時間)。
速攻の時事を使い、朝2テーマ、夜2テーマを読み、時事対策をしていました(1~2時間)。
社会科学や人文科学を、重点的に進めていました。
特に、日本史、世界史、生物に取組みました。
この直前期で、数的処理以外の分野の模試の点数が、一気に伸びました。
また、教養論文対策を始めました。
3日に1テーマの論文を、時間と文字数を本番通り設定して書いていました。
直前期には、面接対策はほとんどしていませんでした。
試験期間中の過ごし方
夜更かしや遅起きは、しないようにしていました。
毎日8時くらいに起きて、23時くらいに寝ていました。
あとは、毎日10分だけでも勉強するよう心掛けていました。
勉強のハードルを下げる事で、学習の継続に繋がったと思います。
筆記試験については自信がなく、毎日不安との戦いでした。
その不安を減らすために、ホームルームの合格者のインタビューを見たり、質問をしたりしていました。
あとは、受験ジャーナルを購入し、合格者の勉強方法を真似しました。
受験した時の手ごたえと通過・合格・内定した時の気持ち
①教養試験を受験した時の手ごたえ
名古屋市と県庁ともに、模試やスー過去より、問題のレベルが簡単に感じました。
手ごたえはありましたが、高得点を取れた感じではありませんでした。
ただ、筆記さえパスすれば自分にもチャンスがあると思っていたので、とにかく通過していることを祈ってました。
模試や日頃の勉強では、1つ1つの問題に時間をかけすぎていたので、本番ではまず解きやすい問題から始め、難しい問題は切り捨てていました。
勉強期間中にたくさんの問題に触れていたので、本番では捨てるべき問題と、落としてはいけない問題の見分けが出来ました。
②専門試験を受験した時の手ごたえ
受験していないです。
③人物試験を受験した時の手ごたえ
名古屋市のほうは、手ごたえがありませんでした。
理由は、面接官の質問に対して、納得感のある回答が出来なかったからです。
特に、私は社会人経験があるので、前職での経験を問われました。
そこを上手く答える事が出来なかったことが、合格できなかった理由の1つだと思います。
一方で、愛知県は名古屋市で失敗した受け答えを修正して臨んだので、面接官の意図をくみ取って回答が出来たと思います。
雰囲気も和やかで、自分の人間性を上手く表現できたと思います。
④合格・内定した時の気持ち
とても嬉しかったです。
勉強期間中は、とにかく不安との戦いでした。
毎日眠れないほどの不安を抱えていたので、自分の受験番号を県HPで見つけた時は涙が出ました。
私には、今まで学問において、本気で臨んだ受験経験や成功体験がありませんでした。
今回合格したことで、自分にも難しいことが成し遂げられる、と自信を持つことが出来ました。
また、友人やアルバイト先、家族にも力になってもらっていたため、良い結果を報告出来て本当に良かったと思いました。
振り返ってみて合格の決め手
決め手は、自分の置かれている状況にありました。
もともと金融機関で働いていましたが、公務員を目指すため退職しました。
今考えると非常にリスキーな選択でした。
しかし、その選択のおかげで、何が何でも合格しなければいけない、という状況を作り出すことが出来ました。
実際に退職したことで、勉強にも集中できましたし、行政が開催する様々なイベントにも参加出来ました。
また、自分をもう一度見つめなおす時間を、取ることができました。
自分がどう生きたいのか、どう働きたいのかなどを、考え直すきっかけにもなりました。
公務員として実現したいこと・取り組みたいこと
正直まだ働いていなので、具体的にはありません。
行政は、どんな人々にも平等に、公共サービスを提供することが使命だと思います。
なので、不利益を被っている人や、生きづらさを感じている人々が、もっと生きやすい世の中を作っていけたらいいと思っています。
質問とは関係ないですが、個人的に危機感を感じていることは、日本の元気がなくなっていくことだと思います。
若い世代を中心に、未来に希望を持てなくなっている人が多いと感じます。
今の暮らしが出来ているのは、過去の積み重ねです。
今の段階で、元気がなくなると、将来の日本の元気はなくなります。
特に若い世代が、なにかムーブメントや、活躍が出来るような世の中の仕組みづくりをしていくことが重要なのかな、と考えています。
受験生に対するメッセージ
受験生の方々は、毎日不安と戦っていると思います。
勉強、面接など様々あると思います。
ただ、公務員になりたいという気持ちが強ければ、その不安にも打ち勝てます。
抽象的に公務員になりたいと考えるだけでなく、具体的にどう公務員として働きたいかイメージすることが、非常に重要だと思います。
そのため、実際に自治体開催のイベントに参加したり、志望自治体の街歩きや庁舎めぐりなどをすることで、モチベーションが一気に上がります。
不安を感じた時には、勉強や対策を一回ストップし、外に出て街や人に触れたりすることがおすすめです。
そうすることで、自治体の魅力や改善点などもついでに見つかり、自分が公務員になったときにどう働きたいかに繋がります。
最後に、不安を感じるということは、本気で取り組んでいる証拠だと思います。
結果がどうであろうと、その取り組みに大きな意味があります。
私は、成功の反対は、挑戦しないことや何もしないことだと思います。
辛いことがたくさんあると思いますが、それすらも楽しみましょう。
使用していた教材とおすすめの使い方
- スー過去(判断推理、数的推理、人文科学、社会科学)
- 過去問500
- 判断推理・数的推理がみるみるわかる解法の玉手箱(畑中敦子)
- 畑中敦子の資料解釈の最前線
- 寺本康之の社会科学ザ・ベストハイパー
- 寺本康之の小論文バイブル
- 受験ジャーナル2022年11月~2023年5月号
- 速攻の時事
使用していた文房具やツール
- スタディプラス(アプリ)を使って毎日の勉強時間を統計化
- コーヒー
- 置き型の時計
- ストップウォッチ(スマホの)
- ジェットストリーム(4色)
- A4のノート
- ユーチューブ
- サンマルクカフェ