合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指した理由・契機     

元職場に大きな不満は無かったが、全国転勤のある会社だったため、最初は結婚、妻の出産を機に転勤の無い公務員を目指してみようと思った。
公務員について色々調べる中で、役所職員・警察官・消防職員・教師・国家公務員・県庁等々様々な職を考えたが、元職場は金融関係で法人との取引がメインだったため、法人とやり取りすることが多く、かつ今までの経験を活かせそうな課で働きたいと思い、色々と調べた。
また、仕事と育児をしながら、勉強の時間を確保する必要があるため、専門科目まで手を回すことができないと考えたため、教養科目と小論文で受けることができ、かつ私とも馴染みがある地域で、前職の知識を活かせるところを探した結果、市役所職員が1番あっていると思い目指すことにした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

同業他社いろいろ比較し、「合格した場合全額返金サービス」に惹かれ、アガルートアカデミーでの受講を決めた。
数年かけて勉強するつもりは無く、短期集中で合格を勝ち取りたいと思っていたため、返金サービスがあることで更に勉学に力を入れることができた。

勉強の方針と進め方     

前職での通常勤務(9:00〜18:30)+0歳児育児+公務員試験の勉強…と3足のわらじを履いており、勉強に充てられる時間は他の人よりも少ないことを自覚していたため、隙間時間は全て勉強に充てていた。
大学では数学科を専攻しており、他の科目に比べて数学は自信があったため、苦手を埋めるよりも得意を伸ばすように意識して勉強した。
前職への通勤は電車を利用していたため、出勤の往復時は常に参考書に目を通し、暗記科目の対策をした。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

上記にもある通り、勉強に沢山の時間を割くことが難しいと最初から分かっていたため、専門試験の無い自治体に絞って受験を考えた。
今回内定をいただいた自治体は、採用が毎年あるわけではなく、昨年度たまたま若干名の職員を募集していたため本当に幸運だったと思う。
試験項目は教養試験、適性検査、小論文と面接で、前職において対人スキルはかなり鍛えられていたため、とにかく1次の筆記試験で落とされないように、隙間時間は教養試験の対策に力を入れた。
勉強に時間を割けないことが失敗だとは思わないが、それを補うためにどの自治体を受験するかはかなり熟考したため、自分の力量やキャパシティを分析した上で受験先を選定したことが合格に繋がったのかなと思う。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法  

どの講師の方も丁寧に教えてくださるので、非常に分かりやすかった。
特に分かりやすかったのが、数的処理の柴崎先生の講座だった。

上述の通り、私は仕事と育児と勉強をしなければならない状況だったので、効率よく勉強する必要があった。
大学で数学を専攻していたが、数的処理のように瞬時に判断をするというのはあまり得意ではなかったので、柴崎先生の講座をみてコツを知り、それを何度も繰り返すことで身につけることができた。
また、身につく速度も短時間だった為、何度も復習をする時間を作ることができたのもよかった。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法            

近年の公務員試験では、面接重視の傾向が強まっていることが冒頭で伝えられ、私が受験した自治体の試験も正に面接が重要視されていた。
本講座ではテンポ良く返答をすること、深く説得力のある回答をすることの重要性が伝えられ、よく聞かれる定番の質問に加え、聞かれる可能性のある質問についても想定し対策を練ってくれていた。
様々な質問に対し、事前に回答を考え、用意したおかげで面接前は全く怖くなかったし、本講座のおかげで考える癖が付いたため、対策を打てていない質問にも臆することなく、伸び伸びと自分の意見を伝えることができた。

学習時間をどのように確保し、1日をどのように過ごしていましたか?

上記にもある通り、前職での通常勤務(9:00〜18:30)+0歳児育児+公務員試験の勉強を並行していたため、平日の日中は全く勉強できなかった。
電車での通勤時間(片道30分程度)に暗記科目の参考書を読み、仕事から帰宅し子供と少し遊び、毎日21時から0時頃までの3時間で如何に集中して学習を進められるかが肝となった。
平日勉強が出来ていない自覚があったため、土日は子供と遊びつつも1日8時間を目標に勉強した。

何もせずにぼーっとする時間(寝転がる、スマホを見る等)は作らずに、仕事か育児か勉強に取り組んでいたため、メリハリのある毎日を過ごせていたと思う。

直前期の過ごし方:どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えましたか?

直前は、暗記科目に特に力を入れた。
黙読するよりも、声に出しながら手を動かすほうが記憶に残るタイプであるため、色々唱えながらとにかくノートを埋めた。
1次の試験項目は教養、適性検査、小論文で、小論文はどのようなお題が来るか分からなかったため、直前期は毎日新聞を読み、ローカルニュースにもよく目を通した。
実際小論文は市役所職員として市に貢献できることという内容だったが、2次試験の面接においてローカルニュースの話題になり、面接官から出される話題にもしっかり付いていけたため、新聞やニュースを見ておくこともとても重要だと感じた。

試験期間中の過ごし方

1次通過後は、2次の面接対策を徹底した。
筆記試験よりも面接をよく見る自治体である、と事前情報があったため、上記にもある通り、新聞に加えローカルニュースからの情報収集にも力を入れた。

インターネットで「公務員 面接」と調べると、様々な自治体で過去に聞かれた質問等が掲載されていたため、妻に手伝ってもらい如何なる質問にも答えられるように対策をした。
試験前は手を動かす机上学習が主だったが、1次の合格がありその後の試験期間中においては、2次面接対策はしつつも比較的穏やかに過ごした。

教養試験を受験した時の手ごたえ

正直、全くと言っていいほど手ごたえが無かった。
というのも、想定していた問題形式と大幅に違ったからである。

想定では、40〜50問を120分で解くと思っていたが、問題数が120問ありスピードを求められる試験だったからだ。
内容自体は基礎的な部分がほとんどであったが、本番特有の緊張で、いつもならすんなり解ける問題も全然解けなかったりした。
また、今までしていた試験問題と違った為、時間配分も分からず焦ったのも原因だと思う。

人物試験を受験した時の手ごたえ        

1次試験の直後に比べると、かなり手応えがあった。
先述した通り、新聞に加えローカルニュースにも目を通していたおかげで、面接官から地域で起こった事象の話題を振られたときも、焦ることなく自分の意見を述べることができた。

普段から情報を得るだけではなく、それについて自分の考えを持つように意識していたことが大きかったと思う。
2次試験(人物試験)で落とされたとしても、後悔が残らないと思える出来だったため、自分の中ではかなり自信を持てた。

合格・内定した時の気持ち

純粋にとても嬉しかった。
今回内定をいただいた野々市市は、住みやすい街ランキング全国版でも常に上位に位置しており、自然と商業施設が混在した、とても良い都市だと感じる。
買い物などがしやすい反面、公園や緑も多いため、子供が遊ぶ場所も確保しやすい。
大きな町ではないからこそ、地域の人同士が密にコミュニケーションを取れ、夏には2日間で3万人規模のお祭りも毎年開催される。
これからの野々市市の更なる発展に、少しでも貢献できるように頑張っていきたい。

いま振り返ると、合格の決め手は何だと思いますか?

教養試験の詰め込みと面接だと思う。
学生の頃から私は、試験の1週間前ぐらいから、試験勉強をしなくなるという性格だったが、今回の試験は人生がかかっているため、最後の最後まで足掻くことを決め、教養試験の当日の試験会場まで勉強していた。
その甲斐もあり、直前に復習していた内容の問題に見事正解することができた。
また、面接に関しては、社会人経験もあった為それなりに自信があったが、1次試験のこともあったので慢心することなく、最後まで市や市の仕事、市の出来事について調べて自分に落とし込んだ。
その結果、面接中に聞かれたことには全て満足のいく回答ができ、合格に近づいたと思う。

公務員として実現したいこと・取り組みたいこと

先ずは、市民の皆様がこの市に住んで良かったと思っていただけるように、市全体のサービスを向上させたいと思う。
その上で、野々市市は全国住みよさランキングで2年連続で1位を取る快挙を成し遂げている市であるが、転入者数が大幅に増えている訳ではないので、数値面でも住みたいと思ってもらえる市づくりを実現させたい。
その為に、ここ数年コロナの関係により中止されていた、イベントやお祭りが今年から再開するため、こういったものを盛り上げて、野々市市に更に活気をもたらし、転入者を増やしたい。
また、市の住人の声にも耳を傾けられる市役所を心掛け、どんなに小さな声であっても困っている人がなくなるような、市の運営を心掛けたいと思う。

受験生に対するメッセージ

最初は、“合格したら全額返金” という文言に惹かれてアガルートの受講を決めましたが、8ヶ月の受講を通して、教材・テキストの質がとても高いことを実感しました。
講義と教材がしっかりと噛み合っているため、分からない問題があっても解説を聞けば完璧に理解できるし、どの科目においても試験に出てきそうな重要問題には印がされており、勉強に時間を割けない中でもしっかりと優先順位をつけて学習を進めることができたと思います。

前職での通常勤務(9:00〜18:30)+0歳児育児+公務員試験の勉強…と3足のわらじを履いた上での受験だったため、勉強に充てられる時間は他の人よりも少なかったですが、隙間時間はしっかりと集中し学習に励めていたのも合格の決め手だと感じます。
昨今はSNSやスマホ・ゲームの普及に伴い誘惑が沢山あると思いますが、一時の我慢でその後の将来が大きく変わるため、受験生の皆さんは是非目の前の学習に集中してほしいです。
合格目指して頑張ってください!

使用していた教材とおすすめの使い方  

  • 数的処理対策講座 メインテキスト
  • 数的処理②
  • 社会科学対策講座
  • 畑中敦子の判断推理
  • 畑中敦子の数的推理
  • 新スーパー過去ゼミ 文章理解・資料解釈
  • 速攻の時事

使用していた文房具やツール  

  • キャンパスノート
  • チョコなどの甘い糖分が摂れるもの
  • ガム