合格者の声|計画を立てて対策!希望していた国税専門官に合格! 長谷川 悠斗さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
内定先
国税専門官
公務員を目指した理由・契機
私はもともと漠然と公務員になりたいと思っていました。高校の時に友人にどの公務員がいいかと話していたところ国税専門官という公務員はどうかと言われました。その当時はふんわりと国税専門官という名前がかっこいいという理由でなりたいと思っていたのですが、大学に進学して簿記を学ぶ機会があり、国税専門官は簿記の知識が必要なので大学で学んだことを活かせると思い絶対に国税専門官になろうと思いました。
私は国税専門官について何も知らなかったので、説明会に参加して具体的にどのような職業なのか、どのような業務をこなすのか、どんな待遇があるのかということを具体的に説明していただき、国税専門官のやりがいに惹かれ志望しました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
比較的受講料が安いと思ったのと、内定特典があることでモチベーションが維持できると思ったからです。
また、通学する予備校も検討したのですが、コロナでなかなか外出できない時期だったので、オンラインで受講できるアガルートさんにしました。
勉強の方針と進め方
まず、講義を聞いて単元が終わるごとに問題集を解いて理解度を高めていました。別の日にその科目を勉強するときは、以前勉強したところをざっと読み返したり間違えた問題があれば解きなおしたりして忘れないようにしました。
スケジュール帳に1週間の勉強時間の目標と終わらせたい単元をまとめ、1日ごとにどの単元、教科をどのくらい勉強したのかを記録していました。
あまり目標は高すぎないようにして達成できたら目標を高くするなど調整していました。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
失敗経験や挫折というのはなかったのですが私が勉強をするうえで最初に思ったのが、勉強時間が足りるのかというところと全科目勉強できるのかというところだったので、直前期にできるだけ焦らず勉強をするために効率性を重視しました。
私の場合は、捨て科目を多く作って得意科目に時間を回すことだったり、長時間一気に勉強するとだらけてしまって頭に入らないため30分ごとにっ区切ってできるだけ集中力を切らさず、無駄のないように勉強できるように工夫しました。
教養試験対策講座のご感想・ご利用方法
利用方法としては、私は朝に教養試験対策講座を利用し、講義を見終わったらすぐに問題集を解くようにしました。
どの科目にも言えることだと思うのですが、次の日の朝に前日に勉強したことを軽く復習して忘れないようにしていました。
数的推理などは、とても苦手でしたが、担当の先生の講義がわかりやすく、また講義で問題を解いた後類似の問題が多く収録されていたので繰り返し問題を解くことができ、苦手意識はだんだん薄れていき最後まで勉強し続けることができたと思います。
人物試験対策講座のご感想・ご利用方法
私は、民間も受けてなくて面接自体も初めてだったためほとんど準備することなく模擬面接を受けたんですが自分の受ける試験で聞かれるであろう質問をしてくださり、よかったところ、悪かったところ、改善点など具体的にアドバイスしていただけたところがよかったと思います。
学習時間をどのように確保し、1日をどのように過ごしていましたか?
私は週に何時間勉強するかを事前に決めて勉強していたのでその目標を達成できるように朝早く起きたり、勉強のほかにもやらないといけないことはあるので逆算して時間を使っていました。
私は夜になると集中力が切れて眠たくなるので朝に数的をして午後に専門科目の講義を聞いて夜は復習をメインで問題を解きなおしたりテキストをじっくり読み返したりしていました。
コロナで基本家で勉強していましたが、集中できないこともあるので公民館や、図書館に行っていつもと違う環境で勉強するようにしていました。
直前期の過ごし方
直前期の5月くらいから問題を解いて間違えたところや、苦手な所、絶対に落としたくない教科、単元を重点的に回していました。専門記述もあったので4月ごろから手を付け、なるべく多くの単元を暗記するように1日1単元くらいのペースで勉強していました。
ミクロはできたんですが、マクロはどうしてもできなかったため、やりたいと思ったときに勉強をするようにして解けなかったときにもやもやしないようなるべく集中を切らさないようにモチベーションを維持していました。
試験期間中の過ごし方
私は、国税が第一希望で国家一般の試験が国税の試験のためになればよかったのですが、国税のほうが試験が先だったので、国税の1次試験が終わって、2次試験までの1か月間は、気持ちを切り替えて面接対策をしていました。
アガルートさんの模擬面接は2回しかできなかったんですが、模擬面接で言ってもらえたアドバイスを活かし、模擬面接ができない分国税を受験している友人と何度も面接の練習をして試験期間を過ごしていました。
教養試験を受験した時の手ごたえ
文章理解、資料解釈、英語、時事、思想しか自信はありませんでした。
数的と判断推理は残った時間でゆっくり丁寧になるべく点を落とさないように問題を解きました。勉強をあまりしていない科目でもこの選択肢は絶対に違うとわかる問題が多かったので選択肢を削ってできるだけ選択肢を2個くらいまで絞りました。
後日答え合わせをすると、数的、判断推理が5割くらい合っていて、全体で5割ありました。
人物試験を受験した時の手ごたえ
私はグループで1番最初だったんですが面接会場まで連れて行ってくれる補助員の方が面接が始まるまで話しかけてくれて過度に緊張することなく面接に臨めました。
アイスブレイクがなくて名前と受験番号を言うとすぐに質問が始まったので焦りましたが、答えにくい質問はほとんどありませんでした。
面接官は3人いたんですが、1人が質問しているときは、他の2人は紙に何かを書いていて3人がずっとこちらを見ているわけではなかったのも緊張せずに話せた理由だと思います。
合格・内定した時の気持ち
私の席次は下位5%くらいで、一緒に受験した友人とは2000位ほど差がありその友人は二次面接の日に内々定をもらっており、内定を貰えるのはだいたい席次が高い人からだと聞いていたので内定の電話をいただけるとしたら年末あたりかなと覚悟していました。
しかし、実際には9月1日に内々定の電話をいただき実感がわかず、何度も採用担当の方に確認しました。
正式な内定をもらえるのは10月でしたので実際に内定の通知が来た時はうれしかったです。
いま振り返ると、合格の決め手は何だと思いますか?
合格の決め手は明確に捨て科目を決めたことだと思います。
もちろん憲法、民法、数的、判断推理などの主要科目はしっかり勉強しましたが、基礎能力試験では、出題数が1問しかない物理、化学、生物、日本史、世界史、地理には手を付けませんでした。専門では商法はまったくやらず、マクロはどうしても理解できなかったので、ミクロと被っているところと簡単な単元以外は捨てました。
正直ここまで捨て科目を作らない方がいいと思いますが、私の場合、やることが多いと全部中途半端になると思ったのと時間が足りないと思ったので捨て科目を多めに作り、点が取れる科目、得意な科目に十分な勉強時間を確保できたことが合格の決め手だと思います。
公務員として実現したいこと、取り組みたいこと
私が国税専門官として取り組みたいことは、納税者の方に正しい税の知識を持ってもらうようサポートすることです。
国税専門官という職業は皆さんが払いたくないと思う税金を徴収するのが主な業務なので世間からしたら、あまりいい印象を持たれていないと思いますし、実際私が国税専門官の内定をもらったとき、バイトの店長や、知り合いの経営者の方に査察に来ないでくれと言われました。
ですが、国税専門官は、縁の下の力持ちというわけではないですが、納税者の方に正しい税の知識を持ってもらい適切に納税してもらうことは日本の財政を支えるうえで重要なことだと思います。なので私は、国税専門官でも、査察や徴収ではなく、調査官として納税者の方が正しく納税できるように努力したいと思います。
受験生に対するメッセージ
勉強を始めるタイミングは私は5月からで遅くても夏ごろにはやり始めると思います。そこで、まず、勉強の仕方を固めていった方がいいと思います。
私の場合は、30分勉強5分休憩を1セットにして、どんなに中途半端でもそこでいったんやめるという風にして試験までの1年間同じように勉強していました。このやり方が合う人合わない人といると思いますが、自分なりの勉強法を見つけるのはまず勉強する上で重要なことだと思います。
ぜひ自分なりの勉強法を探してください。それと、たまには試験のことを気にしない休息日を作るといいと思います。毎日勉強をしないと不安になるのはとても分かりますが、不安やストレスを持ち続けて勉強するのはよくないと思いますし、1日リフレッシュして気持ちを切り替えた方が集中できると思います。