合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

東京都庁Ⅰ類B

公務員をめざした理由・契機

大学2年生になり、将来を考えていく中でやりたいことは中々見つかりませんでした。自分は仕事内容よりも福利厚生などの待遇や安定感が一番重要だと気づき、公務員という仕事に興味を持ちました。
もちろんこれらの条件を満たす民間企業は多くあります。ただそれまでの学生生活で就職活動に活きるような活動・経験をしておらず、また学歴も無かったため、大企業を目指すことは現実的ではありませんでした。
公務員試験は筆記試験があることに加え学歴はそこまで重要視されません。過去の学歴やガクチカはもう変えられないため、ここからの努力で充分巻き返せる公務員試験が自分にとってベストな選択肢でした。
私は、これらの理由から公務員を志望するようになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私の中で予備校を選ぶ際の基準が3つあり、値段・オンラインであること・対面又は電話で相談できる環境(メールなどではない)これらがとても重要でした。
この3つの条件を満たしていたのがアガルートであったため、受講しました。

勉強の方針と進め方

私の勉強方針はとにかく勉強時間を長く取るということです。勉強の母数を増やす、そうすることで小休憩を取ったとしても、周りよりも多くの勉強ができます。私は大体1日に12.3時間くらい勉強に取り組むことを目標にしていました。(もちろん全ての時間を完璧に集中できる訳ではない)
量より質という意見には賛成なのですが、たくさんの勉強をしていると勝手に勉強の効率も上がり質も上がっていきます。量をこなすことで、自分に合った科目スケジュールを組め、無駄な部分が削ぎ落とされていったので、勉強時間を確保するということが大切だと思いました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

早い時期から長めの勉強時間を確保しており、勉強の進捗は、周りの人達よりは比較的進んでいる状態だったので挫折であったり大きな不安というのはあまりありませんでした。
ただ一つ失敗したなと思っているのは、自分で受かる訳ないと勝手に決めて、受ける試験種を狭めたことを後悔しています。
最初から高い目標を設定して取り組んでいれば、更に難易度の高い職種も目指せたかもしれなかったと思ったので、目標設定は高い方が良いと思いました。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

最初、教養試験にはあまり力を入れていなかったため、一般知識は頻出の部分のみをピックアップして部分的に取り組んでいました。そのためオンライン講義のように、自分で勉強の中身・計画を立てられることはとても魅力的でした。
一般知能は、試験勉強の中でも特に配点が大きかったため、何周も繰り返し学習しました。
また数的処理を担当されていた柴崎先生の講義が抜群に良くて、数的処理がどんどん解けるようになり得意科目になりました。公務員試験において数的処理の配点は大きく、最も重要な科目だと思います。私は元々計算が苦手とまではいかなくても好きではない方でした。
ただ柴崎先生の講義は、説明がシンプルかつ納得感があり、自分の知識としてスッと入ってきました。また講義中に挟む冗談が良かったです。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

実際に対面又はオンラインで面接の演習を行えるということが1番の魅力だと思います。
そこで面接シートの内容や受け答えの内容など、直接指導していただけるのは、人物試験の一番の対策になるのではないかと感じました。
また面接をする際のマナーや作法を、動画で説明してくださっていたので、それがすごくためになりました。
ネットの情報だとそれぞれ違った作法が載せてあったので、予備校のやり方なら信頼できると思い、自信を持って面接に臨めました。

学習時間をどのように確保し,1日をどのように過ごしていましたか?

朝5時に起きて12時に就寝というリズムを作りました。初めはもっと睡眠時間を確保するようにしていたのですが、どんなに長く寝ても、結局日中には眠くなってしまい、勉強時間を確保できない状態でした。上記の生活リズムでは睡眠時間は足りないと思います。その代わり、朝食後・昼食後・夕方に15〜30分の仮眠の時間を作ることで、一日中頭がスッキリした状態で勉強に取り組めました。
睡眠後のスッキリした頭で勉強できる+適度なタイミングで仮眠を取れるため長時間の勉強でも精神的なストレスがない状態で一日を過ごせました。

直前期の過ごし方

直前期でもこれまでと変わらないリズムで勉強する事を心掛けました。直前期の頃には、○曜日○時からは○○をする、と言ったように勉強のスケジュールが決まっていたので、ひたすらそれを繰り返していました。
また新しい知識を加えるというよりも、これまでやった範囲の勉強を絶対落とさないようにする、というのを目標にしました。
理由としては、直前期にやった程度では、テスト中に思い出せないと思ったのと、やった覚えがあるけど思い出せないというのが1番悔しいだろうと考えたからです。

試験期間中の過ごし方

基本的には、直前期と似たような過ごし方をしていました。ただこの期間に足掻いても何も変わらないだろうなと思っていたので、割とリラックスして勉強していました。
私の場合都庁の試験が少し早い時期で、一ヶ月くらい空いてから国税や埼玉県庁の試験があったので、5日間くらい友達と会う時間などを作っていました。
都庁は試験科目が特殊なので併願しづらいのですが、私は2月末までは特別区を目標にしていたので、軽く復習する程度で済みました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

手応えとしては、そこそこという感じでした。元々専門科目に力を入れていたため、教養科目に自信はありませんでした。
また過去問では結構点数を取れていたのですが、現代文が癖のある問題で少し不安でした。数的処理に関しては教材をかなり周回していたので、解けたなという実感でした。時間との戦いで、ある程度捨てなければならない問題もあったので、ケアレスミスがないかがとても不安でした。
ただ試験後に周りの人たちから難しかったという声が聞こえてきて、みんな同じ気持ちかと安心したのを覚えています。

 人物試験を受験した時の手ごたえ

手応えはそこまで感じられなかったです。緊張から、練習をしていた時よりも少し早口になってしまったり、話が長くなってしまったなーと後悔していました。
ただ面接前に目標としていた、面接官から好かれる素直さ・こいつと飲みいきたい思われるようなキャラクター、これらはアピールできた感覚はありました。
都庁の人材は論理的思考が求められるというのをよく見たのですが、私にはその力は無いと分かっていたので、人柄の方をアピールする事できたのは良かったと思いました。

合格・内定した時の気持ち

とにかく嬉しかったのと、受かったことに驚きました。最初は都庁を目標としていたのですが、難易度の高さから一度諦めてしまいました。なのでこんな自分が受かったのか、と信じられない気持ちでいっぱいでした。
同時にこれまでの努力が報われて、無駄じゃ無かったんだとホッとした気持ちになりました。
友達との遊びやバイト、たくさんの時間、本当に色々なものを犠牲に取り組んできたので、それが結果に繋がったことは本当に最高の気持ちでした。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

一つ一つの模試や勉強の進捗に一喜一憂せず、黙々と淡々と勉強を続けられたことが合格の決め手だと思います。
公務員試験は科目数が多く、また将来を左右する試験なため精神的なストレスも大きいです。なので自分の周りの人達でも、途中で民間の就職活動に移ってしまう人や勉強量が落ちてしまう人も結構いました。
ただそこで焦らずに黙々と自分が決めた勉強スケジュールを続けていくことができたからこそ、合格に繋がったと思います。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

私は、社会の子供たちが抱えている問題を解決したいです。
野球チームや児童館の子供達と触れ合う中で、好きな習い事をできている子供もいる反面、ヤングケアラーや児童虐待などで苦しい状況にある子供達がいる事を知り、彼らの力になりたいと考えるようになりました。
子供の問題を含めて社会が抱える問題の多くは、社会の仕組みそのものが変わらなければ本質的な解決には至らないと考えます。営利を目的とせず、長期的な視点で対策に取り組める公務員だからこそ解決できる課題だと思います。
実際に公務員として社会の課題と向き合っていく中で、少しでもこれらの課題の解決の力になれたらと思っています。そのために業務の中で積極的に学んでいきたいと思います。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は日程が遅く、内定が出るのが遅いので精神的に辛い部分もあると思います。でも周りの民間志望の人たちの内定や進捗に焦る必要はないです。
また勉強をしていく中で、テストまでに間に合うのか、本当に受かるのかなどたくさんの不安が出てくると思います。けれどそう言った不安は勉強をすることでしか解消されないと思います。将来のことを考えても不安でストレスが溜まっていくだけなので、そう言ったことを考える隙もないくらい勉強を頑張ってください。そうすれば勉強もどんどん進んでいき、模試や過去問の点数も上がっていくと思うので、自信に繋がっていくと思います。
合格発表のサイトに自分の受験番号があるのは本当に最高な気持ちになれるので、それを楽しみに頑張ってください。

民間企業向けの就職活動はしましたか?            

はい

どのような業種・職種を志望されていましたか?       

不動産