合格者の声|社会人として働きながら挑戦!銀行員から財務専門官に合格! 加来 祥太朗さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
内定先
財務専門官
公務員をめざした理由・契機
まず銀行員として自身の仕事を考えたときに定年までやりたいと思える仕事ではないという思いが社会人2年目の時に芽生えるようになりました。ノルマ重視の体制。顧客本位と言いつつもノルマのために顧客の意にそぐわない銀行本位の営業を行う実態。そこに嫌気がさし、今後30年、40年勤めたいと思える職場ではないという思いに至ったことが大きかったです。
また仲の良い友人に公務員が多かったことが「公務員」という職を意識した一つのきっかけでした。そこから公務員の道を考えるようになりました。
中でも財務専門官の仕事内容は、銀行員として働いた経験や知識を無駄にすることなく活かせる職であると思い本格的に転職に向けて行動するようになりました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
仕事を続けながらの公務員試験勉強だったので「オンラインで手軽に講義を受けられるかどうか」を最も重視していました。
各社のサンプル講義を比較したところアガルートが最も分かりやすく、教科書もコンパクトで持ち運びがしやすかったため、ここに決めました。
勉強の方針と進め方
勉強の方針としては「毎日必ず勉強時間を確保する」ということです。仕事で帰宅が遅くなるのが分かっている日は朝5時に起きて家を出る時間まで勉強をする等して勉強時間を確保していました。
進め方としては教養科目であれば数的処理、専門科目であれば経済学や民法等、多くの試験で出題される科目であり、なおかつ理解に時間がかかる科目に力を入れて取り組むようにしていました。
試験2か月前ぐらいから教養の社会科学や人文科学等暗記科目に力を入れて取り組むようにしていました。
失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫
挫折経験としては、周囲に公務員試験勉強をやっている人なんていなかったため孤独な挑戦だったことです。
しかしアガルートアカデミーであれば講師とのカウンセリングフォローがあるため、受験生を支援するためのきめ細かな体制が整備されています。こういった制度は自分のような受験生にとっては非常に安心できる制度でした。また定期的なホームルームがあり受験生の悩みに寄り添って解決しようとしてくれていたことも大きかったです。
教養試験対策講座のご感想・ご利用方法
教養試験に関しては基本的に高校生レベルの知識で溶ける問題がほとんどであるため、問題を解くことを中心に取り組んでいました。分からない問題や知識があやふやになっている分野に関しては該当動画を視聴し知識の補強に努めていました。
アガルートアカデミーの動画は1つ1つが比較的短く倍速視聴可能であるため自分の時間の中で有効活用しやすいコンテンツだと感じました。また音声データをダウンロードできる点も特徴的でよかったです。
人物試験対策講座のご感想・ご利用方法
メモを取りながら動画を視聴するようにしていました。模擬面接動画を見ることでどのような点に気をつければ良いかを学べました。実際の面接を受ける前には自分が口座の中で取ったメモを見返すことで注意することや心がけることを明確にして面接に臨みました。
人物試験対策講座では自身が書いた面接カードを添削してもらえることが心強かったです。他者の目を入れることでより良い面接カードを作成することができるため非常に心強かったです。
学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?
学習時間については平日の日中は仕事をしている関係で全く確保できませんでした。そのため18時ー18時30分頃に帰宅してからは食事や入浴時間以外を全て勉強時間にあてました。次の日の仕事があるので平日は12時には寝るようにしていたため、その時間まではずっと勉強をしていたと思います。
また仕事柄土日終日は休日だったので、そこで多めに勉強時間を確保するようにしていました。10時間近くは勉強していたと思います。
直前期の過ごし方
直前期はとにかく暗記系の科目に力を入れて取り組むようにしていました。教養科目であれば社会科学や人文科学、自然科学の生物などです。専門科目であれば社会学や政治学等に勉強時間の大半を充てるようにしていました。またそれと同時に論文対策もするようにしていました。
試験当日は今まで勉強してきたことを全力でぶつけるということ、これだけ勉強したのだから大丈夫と自分に強く言い聞かせて自信をもって受験するという心構えでいました。
試験期間中の過ごし方
試験期間中の過ごし方としてはまず体調管理を徹底しました。丁度新型コロナウイルスが蔓延している時期という事もあり、万が一感染してしまった場合は今までの努力がすべて無駄になるので体調を万全の状態にして試験に備えるという事はかなり意識していました。
そのために睡眠時間をしっかり確保するという事や普段以上に手洗いうがいをするという事は意識していたと思います。
それから勉強時間確保の妨げになるためSNSは見ないことも意識していました。
教養試験を受験した時の手ごたえ
数的処理の難易度が高いように感じられました。実際に教養試験後、周囲の席からも「難しかった」という声が聞こえてきました。数的処理においては受験生の思考力を試すような問題が多かったような印象です。
しかし文章理解や人文科学、社会科学、時事等の難易度はそれほど高くなく自分自身が試験直前で勉強したことが多く出題されていたため不安はそれほどありませんでした。手ごたえとしては6割程度は取れたのではないかという気持ちでいました。
人物試験を受験した時の手ごたえ
人物試験に関しての手ごたえは全くありませんでした。正直な手ごたえとして足きりになったのではないかという気持ちさえありました。
当日は緊張から答えに詰まることも多く、試験終了後「あの質問でもっとこう答えていればよかった」と思うことも多かったです。
ただ答えに詰まりながらも誠実に答えるという事と、笑顔で相手と話すということは常に意識するようにしていました。恐らくその二つが相手にも伝わって合格に繋がったのではないかと思います。
合格・内定した時の気持ち
素直に嬉しかったです。約1年間働きながら公務員試験勉強に取り組んだ努力が報われたという思い、自分の思いが相手に伝わって内定に繋がったという思い、自分のやりたい職業に就くことができるという思い、その全てが沸き上がってきて本当に嬉しい気持ちで一杯になりました。
またそれと同時にアガルートアカデミーや自分を支えてくれた人々への感謝の気持ちもありました。周囲のサポートがなかったら合格には繋がらなかったと心から思います。
いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?
筆記試験においてはストイックにコツコツと努力したことだと思います。
目標に向かって継続した努力を積み重ねたことが筆記試験合格の決め手になったと思っています。 人物試験については志望先について徹底的に調べ、自分のスキルや経験をどのように活かすことができるか論理的に伝えられたことが大きかったと思います。
財務専門官はおそらく志望動機を考えにくい職業だと思うので、そこで他の受験生との差別化が図れたと考えています。
公務員として実現したいこと,取り組みたいこと
公共性・公益性の高い事業に携わりたいと思っています。今までは職業柄、特定の限られた人のみが幸せになるような業務に携わっていました。今後は財務専門官として働く中で地域全体の経済へ貢献したいと思っています。
とりわけ財務広報相談室の業務に興味を持っています。
銀行で働く中で日本人は金融や経済に関する知識が薄いと実感しています。ただ、銀行だと結局当行に口座を持っている人だけにしか話ができません。財務専門官として働く中で区別なく多くの人に対して啓蒙活動をしたいと思っています。また合わせて学生に対して授業ができるところにも興味を持っています。金融リテラシー向上には若い内から知識を付けておくことの効果が大きいです。
しかしこれは銀行という立場ではできないことも多々あります。だからこそ中立な立場の公務員である財務専門官としてその業務に携わりたいです。
受験生に対するメッセージ
公務員試験は今まで受験してきた試験の中でも、特に高い難易度の試験だと思います。筆記試験を突破してもそのあとの人物試験では、同じく筆記試験を突破した優秀な人の中から選抜を行うので中々思い通りにならず不安やストレスを感じる事が多々あると思います。
ストレスを貯め込まず発散する方法を持っておくこと、周囲の人と話をするという事を大事だと思っています。苦しいのは自分だけではない、周りも頑張っているから自分も目標に向かって頑張ろう。そう考えることが合格へつながるのではないかと思います。
自分がやってきたことを信じて前向きに取り組むという事、これができる人が公務員試験で合格を勝ちとる人の特徴ではないかと感じています。自分を信じて頑張ってください。