合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

岐阜県庁

公務員をめざした理由・契機

地元就職を希望していたからです。また、大学のゼミで中国の農村経済について学び、地域の人の力で街を活性化させていることに衝撃を受けました。日本にはまだ住民主体の行政サービスが普及していないと思い、自分が地域の発展に携わっていきたいという思いが強くなりました。
また、もともと生活を根本から支える仕事に就きたいと考えており、身近な「税金」が何に使われているか分からなかったことで税金で運用されている行政サービスに興味を持ちました。自分が納めている税金がどのように使われているのか働いて学んでみたいという思いもありました。
ボランティア活動に取り組んだ経験と地域の自治体活動に携わっていた経験もあったので将来もこのようなコニュニティと関わっていきたいという気持ちも強かったです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

家の近くに予備校がなかったのでオンラインで受講できる講座を探していました。
その中で、月に1回オンライン相談ができるところの惹かれてアガルートを受講しました。また、返金制度があったこともアガルートの講座を受講した理由の1つです。

勉強の方針と進め方

まずは、数的処理をやりました。テキストを解いて過去問を解きました。過去問は3周しましたが、できない問題だけ解きました。そのあと憲法民法行政法を解きました。過去問は全体で2周して分からないところがなくなるまで解きました。
抵当権とが全然理解できなかったので、そこは講義をもう1回聞いてノートにまとめました。そのあとは経済科目(ミクロ→マクロ→財政学)を解きました。やり方は同様で講義を聞いて問題演習をしました。
わからない問題がないよう解けるまで解きました。あとの教科は過去問を解いて分からないところは講義を聞きました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

最初は数的処理が解けなくて大変でした。しかし、何度も解いているうちに解法を覚えていき問題を見てどういう解き方をすればよいかわかるようになりました。
法律系科目はイラストを描きながら(関係性を図で表すなど)理解することで最初は過去問が解けなかったが、問題を読んでその関係図を想像することが出来るようになった結果、正答率が上がりました。
経済系科目は覚える用語や公式があって苦労したが、ノートに簡単にまとめてスキマ時間で見るようにして少しずつ覚えました。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

数的処理の講座がとても分かりやすかったです。解説が丁寧なのはもちろんのこと、解答を導くまでの基礎知識や、なぜこの解き方をするのかという理由も一緒に説明してあってとても納得できる解答をつくることが出来ました。英語の文章理解では翻訳の訳が載っているだけでなく、文の区切りと単語の意味が載っていることで、わからない単語をいちいち辞書で調べる労力を抑えることが出来たのでとても効率的に勉強をすることが出来たのではないかと考えています。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

面接対策講座と模擬面接を利用しました。面接対策ではマナーについてだけではなく、スタンスについても学ぶことが出来たので面接官がどういう意図で質問をしているなかを考えながら選考対策をすることができました。模擬面接では、実際の面接をイメージして取り組むことが出来たので良かったです。細かいところまで指摘してくださったので、自分の気が付かなかった点に気付くことが出来ました。また、一貫性のある解答の仕方や、次につなげる解答のしかたも教えていただけたので本番でもそこを意識して面接に臨むことが出来ました。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

スキマ時間を活用して、暗記科目は勉強していました。
夏休みなどまとまった休みがとれるときに講義を全部聞いて大学の授業が始まってからは問題演習が中心でした。オンライン講義ということと、授業が初期の段階から多く開講していたおかげで自分のペースで進めていくことが出来たし、好きな教科を好きな時間に勉強することが出来たので効率的に学習を進めていくことが出来たのではないかと感じています。
また、勉強時間を週単位で設定し忙しい日に確保できなかった勉強時間は、他の日で穴埋めするようにもしていました。

直前期の過ごし方

直前期は、おもに過去問演習をしていました。分からない問題だけを解いて、その問題数を減らしていきました。暗記系科目は直前期に詰め込みました。日本史世界史自然科学社会学などです。
試験本番にすぐ見直しができるよう各科目を1枚のノートにまとめていました。応用力をつけるために実務教育出版の模試にも挑戦しました。
そこで自分の苦手分野を知ることができたのでそこからさらに数科目にフォーカスして勉強を進めていきました。

試験期間中の過ごし方

一次試験が終わってからは、面接の講義を再度聞き直したり、模擬面接を利用して本番を想定した練習を繰り返しました。
また、県内の事業や政策などをもう一度調べ直して最新の情報を手に入れたり、自分の入りたい部署の取り組みについても調べていました。
二次試験前にESを提出するのですが、その際ももう一度文章を振り返って公務員にはどのような人材が求められているのか検討し書き直しました。
面接では、深掘りの質問をされることが多いのでそこで対応できるように自分が面接官ならどんな質問をするか想像して対策をしていました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

教養試験は、終わった瞬間は解けた感触がありました。数的処理も文章理解も特に難しい問題はなかったと思います。知識系の問題も講義で星マークのついた重要な問題が多く出たので大きく点数を落とすことはなかったです。
しかし、物理は全くやっていなかったので問題が解けなかったです。地学も少しやっていたのですが、本番で知識を思いだすことはできなかったです。しかし、自分の中でも捨て科目にしていたのでしょうがなかったと感じています。

人物試験を受験した時の手ごたえ

集団討論では、チームに恵まれて前日から打ち合わせをした状態で試験に臨むことができたので手ごたえもある状態でした。
面接では、一次面接は和やかな雰囲気であり民間企業で経験したように面接に臨めたので手ごたえがありました。二次試験は、志望動機のところでうまく自分の伝えたいことを表現できなかったので手ごたえがあまりなかったです。
あと、話がながくなってしまい簡潔にまとめることが出来なかったのでこの点も手ごたえがなかったところです。

合格・内定した時の気持ち

私は一次試験の点数があまりよくなく、合格圏外からの二次試験スタートになったので、2次試験前は不安でいっぱいでした。
試験終了後も面接があまりうまくいかなかったので自信はなかったのですが、合格通知を見て本当に嬉しかったです。そして、努力を継続させることの大切さを見に染みて感じました。私は、民間企業と併願して公務員試験に臨んでいたので3月から6月までは全く公務員の勉強は出来ない状況でした。
しかし、それまでの積み重ねのおかげで合格することができたと思っています。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

合格の決め手は、どれだけつらいことを楽しめたかということに尽きると感じています。
私は、民間企業と併願していたので公務員の勉強プラスで自己分析や、企業研究、ES、面接対策もすべて行いました。やることが多く、時間が足りない中で知識が増えていく楽しさ、解けなかった問題が解ける、自分の将来について考えることができる喜びを原動力にして今までやってきました。
もし、この1年間を楽しめず嫌々勉強していたら私はここまでこれなかったと思います。辛い時こそ逆境を楽しむ気持ちが大切です。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

公務員のとして取り組みたいことは、地場産業の活性化です。
もともと中国の農村についてゼミで学んでいる中で日本の地方を活性化させたいという気持ちが強くなりました。中国の農村では自分たちで村営の企業を立ち上げたりと、住民主体で地域を活性化させていたことに衝撃を受け、日本でもこのような地域づくりをつくっていきたいと考えました。だから職員として地方の経済を活性化させたいという目標があります。
特に地場産業を海外にも発信していくことに興味があるので、そこに関連する事業に携わることが出来れば嬉しいです。NPO法人やJETROなどの外部機関の人たちともたくさん関わって学んでいきたいです。
そして最終的には県の人口を転出超過から転入超過に変えたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

勉強+就職活動をしなければいけない状況は非常に厳しいです。しかし、その限られた時間の中で優先順位をつけて行動することができれば必ず成果を出すことができます。自分は、民間企業と併願していたことでどちらも中途半端な状態で試験に臨むしかありませんでした。
しかし、今までやってきた努力はちきんと成果としてあらわすことが出来たので民間企業との両立も自分次第でなし得ることができると思います。1つ私からアドバイスすることがあるとするならば、自分の進路についてよく考えて自己分析、企業研究をしたうえで早めに目標を設定することが一番の近道だと思います。なんとなく勉強しているだけではなんとなくの結果しか出ません。辛いときに勉強し続けるためにはそれなりのモチベーションが必要です。
そのモチベーションとしてピッタリなものが明確な目標であると私は考えます。みなさんも自分の決めた目標に向かって頑張ってください。

民間企業向けの就活をしたか

IT系、医療系の総合職