合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

内定先

新潟県庁

公務員をめざした理由・契機

社会人として働く上で、生まれ育った地元の発展に貢献したいという気持ちが強かったため公務員(県職員)を目指すようになりました。自分自身地元が好きでこの先もこの県に住み続けたいと思っていましたが、県内外の人からはあまり魅力的に感じないという声が多く、周りの友人にも県外に出ていく人が沢山いました。
そこで公務員として地元を様々な分野から支え、多くの人に住みたい・訪れてみたいと思ってもらえるような県にしたいと思うようになりました。地元に貢献するという意味合いでは民間企業などでも可能だと思いますが、様々な視点から地元を見つめることができる行政職の県職員として働きたいと考え、進路選択のときに民間企業ではなく公務員を志望しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

たまたま広告を見てアガルートの存在を知り、他の予備校などと比較した結果料金の安さや対応してい科目の多さ、内定特典に魅力を感じたためアガルートを受講しようと思いました。
また、サンプル講義を視聴したときに分かりやすかったのも決め手となりました。

勉強の方針と進め方

むやみに色んな科目に手を出すのではなく、まず自分の受ける試験の点数配分などを考えて勉強する科目を決めました。自分が理系だったということもあり、経済や法律とは今まで無縁だったので経済と法律系の勉強から始めました。
また、毎日少しでも数的処理や判断推理の勉強時間を確保するように意識していました。おおよそ試験の2か月前から文章理解の勉強を始め、直前期にはひたすらスー過去や過去問500などを解くようにしていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

様々な予備校の模試を受けたときに、最初からずっと勉強を続けていた法律系であまり得点を取れなかったときにとても落ち込みました。ちょうど模試を解いた時期はひたすら問題集をこなしていましたが、もう一度講義と教科書を見返して抜けていた知識を復習したり、頭の中の整理をしました。
その後も基本的には問題集を解きながらも、定期的に教科書などを見返して知識の定着や整理を心がけるようにしました。そのおかげもあってか、本番でも落ち着いて問題を解くことができました。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

受講開始前にサンプル講義を視聴したときから講義の内容がとてもわかりやすく、どの講師の方も説明が丁寧で良かったです。
私は主にミクロ・マクロ経済、法律全般、数的処理・判断推理の講義を視聴しました。ミクロ・マクロ経済については講義の流れに沿ってテキストで勉強したことで基本的な知識を身につけることができたと思います。
法律系は単元ごとに講義を一気見してから問題集を解くというような使い方をしていました。数的処理・判断推理については問題集を解きながら解説を見ても分からない部分を講義で確認するというような使い方をしていました。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

近年人物試験重視の自治体も増えていて、私が第一志望だった自治体も人物試験、特に面接試験の点数が大きかったので、面接再現の動画を視聴する等して実際の面接のイメージや流れを確認するようにしました。
面接再現の動画のなかでは悪い例と良い例が収録されており、悪い例に関してはどこを直すべきなのか丁寧に説明されていたので、本番の面接で気を付けるべきポイントを確認することができました。この動画のおかげで本番では満足のいく面接をすることができました。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

大学の単位はほとんど取り終えていたため平日の授業はほとんどなく、週一日研究室で研究をするくらいしか大学の予定はありませんでした。
また、アルバイトは試験の3か月ほど前からお休みを頂いて勉強時間の確保をしていました。基本的に家にいるとだらけてしまうタイプなので、朝の9時くらいから大学の図書館に行き、20時くらいまで勉強をするという生活を続けていました。
勉強が終わったらすぐ帰宅し、youtubeなどの娯楽の時間も確保するようにしました。

直前期の過ごし方

ミクロ・マクロ経済や法律系の科目については基本的にスー過去や過去問500などでより実践的な問題を何度も繰り返し解くようにしていました。
数的処理は感覚が鈍らない程度に毎日しっかり時間を確保して問題を解き、文章理解についても現代文と英文を毎日2題ずつ解くようにしていました。
また、試験の1か月前から1週間おきに自分が解いた模試の見直しも行っていました。最後は今までやってきたことを信じて試験に臨みました。

試験期間中の過ごし方

筆記試験が終わってから試験結果が発表されるまで2週間ほど期間がありましたが、筆記試験終了直後の1週間くらいは2次試験の対策などは特にせず、だらだらとした生活を送っていました。その後は、併願で国家一般職も受けており筆記試験の結果発表後すぐに官庁訪問が控えていたので、少しずつ面接対策を始めました。
官庁訪問の結果がだめだったので、その後に控えていた人事院面接や県庁の面接に向けてさらに対策を進めていきました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

国家一般職と県庁の2回教養試験を受けました。試験後の個人的な感想は国家一般・地方上級ともに専門科目の法律系が難しく、教養科目は比較的易しめだったと感じました。周りの友人なども同じ感想だったので実際に専門科目が難しめだったんだと思います。
教養科目については判断推理や数的処理の時間を取られそうな問題にだけ気を付け、あとは焦らないように解くことを心掛けました。何回か見直しができる程度に時間に余裕もあったため、実際の点数も専門科目より良かったです。

人物試験を受験した時の手ごたえ

官庁訪問1か所と人事院面接、県庁の計3つの面接を受けました。結果は最初に受けた官庁訪問だけがだめで、人事院面接と県庁は合格でした。
官庁訪問については自分があまり対策していなかったということもありますが、自分の性格とその官庁の色が合っていなかったという風に感じました。人事院面接は時間が短いということもありネガティブチェックの要素が強いのかなと感じました。
県庁は終始和やかな雰囲気で面接が進み、自分の伝えたいことをしっかり伝えることができたのでそれなりに手ごたえを感じることができました。

合格・内定した時の気持ち

民間企業を併願しておらず、官庁訪問の結果も振るわなかったので、第一志望である県庁の合格を知ったときは嬉しいというよりはホッとした気持ちの方が大きかったです。
約半年間見守ってくれていた両親や一緒に合格することができた友人と喜びを分かち合うことができ、今まで諦めず努力してきて本当に良かったと思います。
今は約半年後には県職員として働くという自覚を持ち、初心を忘れずに県のために働いていきたいと思っています。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

まずは試験の最後の最後まで諦めない気持ちが大事だと思います。自分は約半年間という期間でしたが、もっと早い段階から試験対策を始める人も多いと思います。
長期戦だからこそ途中で気持ちが切れそうになることも何度かありますが、そんな時は試験に合格したときの自分の姿を想像してうまくモチベーションを高めていくことが大切だと感じています。
また、筆記対策については科目数が多いため、ただがむしゃらに勉強を進めるのではなく自分に何が足りていないのか適宜分析しながら勉強することが合格への近道だと思います。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

どういった形でもいいので県の職員として地元を盛り上げていきたいという想いが根底にあります。その中でも取り組んでみたいことのひとつに産業振興があります。大学の講義のなかで自分の住んでいる県には優れた産業や技術が多くあるのに、それらの強みを活かしきれていないという現状を知りました。
そういった産業を支えていくとともにその魅力を県内外に発信していき、新しい技術開発の支援や販路の拡大などに携わってみたいと考えています。
また、その他に観光誘致などにも携わってみたいと思っています。自分が様々なところに旅行に行くのが好きなので、逆に県外・国外から今後さらに多くの人に訪れてもらえるような県を創っていきたいと思っています。

受験生に対するメッセージ

とにかく最後まで諦めない人が合格を勝ち取ることができると思うので、自分を信じて頑張ってほしいです。筆記試験対策については、自分が勉強するべき科目を絞る、試験日から逆算してどの科目をどの時期にどのくらいやるのかざっくり決める、とにかく問題集を繰り返しこなすという風にするのが最も効果的だと思います。
特に公務員試験は問題集の問題数がとても多いので、周回するなかで何度も連続で正答できる問題はどんどん飛ばしていくことが時間短縮にもなって良いと思います。
面接については、なるべく早めから対策を始めて早いうちから面接に慣れておくことが大切だと思います。
苦手意識がある人でも回数を重ねれば着実に成長することができます。