合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

観音寺市役所

公務員をめざした理由・契機

前職を退職する決意をした後、何がしたいかを考えました。学生生活や社会人になってからの職務経歴をまとめた結果、したいことが思い浮かばず、どの職種についても変わらないと思いました。前職では人事、福利厚生などに不満がありましたので、それだったら今のご時世も考慮し、安定した仕事、福利厚生の充実していることが無難だと思い、勉強を始めました。
昨年度末に市役所のホームページにて公民館の会計年度任用職員の募集がありましたので、応募しました。
この4月から公民館で勤務するようになり、市役所の方と接する機会もできました。全員とは言えませんが、仕事にやりがいや楽しさを感じている職員もいて、試験に合格し一緒に働きたいと思うようになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受講の決め手は大きく2つあり、1つは合格したら返金するサービスがあることです。返金があるだけで勉強のモチベーションになりました。
もう1つが数的処理のわかりやすさです。無料サンプルの数的処理の解説がわかりやすく、受講しようと決めました。

勉強の方針と進め方

出題範囲の広い科目を何度も繰り返しました。
具体的には、数的処理、民法、憲法、行政法、ミクロ・マクロになります。1回目は動画を見ながら進め、2回目以降は間違えたところをテキスト、解説で復習する流れにしました。1日1単元するようにし、時間が空いた時にその他の科目の勉強をしました。
勉強を始める時期が遅かったこともあり、教材は受験する自治体の過去問集以外は貴社のものだけに絞り、本番で勉強していない問題がでたら切り捨てる覚悟でひたすら反復しました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

勉強を始めて範囲の広さや問題の多さに絶望を感じました。勉強を始めたのが12月からであり、遅いと思いながら少しずつ進めました。
特に専門試験はテキスト、解説動画、問題すべてが何を言っているのかわからない状態でした。嘆いていても仕方ないので、「急がば回れ」の言葉通り1つ1つ丁寧に勉強していきました。数的処理は比較的解ける状態でしたので、専門試験を重視しました。
最初は別に自分でノートを作っていこうと思いましたが、途中でテキストを写しているだけで頭に入っておらず、意味のないことに気づき時間を無駄にしました。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

よかったの一言に尽きます。特に数的処理はテキストとは別に問題集もあり、十分すぎるくらいの量を解くことができました。解説動画もわかりやすく、他社のサービスを受けていませんが、数的処理は貴社のサービスが抜きんでているのではと感じました。何度も繰り返して解くだけで、数的処理に自信を持てるようになると思います。ほかの教材も必要最低限を端的にまとめてあり、勉強を始めるのが遅かった自分にはぴったりなサービスでした。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

模擬面接は活用しませんでしたが、テキストと動画だけでも十分対策できるレベルでした。受験先によってよく聞かれる項目も分けられており、わかりやすいテキストです。1つ1つの質問に対策していると本番にほぼ対応できるように作られており、本番の待機時間でも再度確認しました。
テキストと解説動画を見るだけで面接の一通りの流れを把握することもでき、今回は集団討論のない試験でしたが、集団討論の対策まで含んでいて、幅広いサービスだと感じました。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

12月に退職し、そこから勉強を始めました。午前3時間、午後3時間くらいしました。
内容は主に、数的処理、民法、憲法、行政法、ミクロ・マクロを中心に進めました。1回目は解説動画も見て、2回目以降はわからないところを重点的にしました。
4月からは仕事を始め、勉強時間が少なくなりました。朝に1時間、帰ってから数時間勉強し、間違えた問題を重点的に復習しました。詰め込みすぎても効率が悪いだけなので、ある程度余暇も取りながら勉強を続けました。

直前期の過ごし方

あまり勉強していない範囲を直前に勉強して覚えていないことに不安を感じたくなかったので、特に変わったことはしませんでした。いつも通り問題を解き復習をしました。やり残したことがないように、やっとけばよかったと後悔しないようにだけ気を付けました。直前になったら「なんとかなる」精神で半分諦めも入っていました。
自分の場合は勉強を始めたのが遅かったこともあり、今年はどのような試験か体験しようくらいの軽い気持ちで臨みました。

試験期間中の過ごし方

思いつめすぎないように息抜きをしながら復習をして過ごしました。試験前から緊張しないように当日のことは深く考えないように気を付けました。
新しく知識を身につけようとして不安にならないように、新しいところには手を付けず復習を徹底しました。とにかく試験だからといって身構えたり、特別なことはせず、ここまできたらやることをやるだけなので、当日にこれまで勉強してきたことを出し切れるようにする心構えで過ごしました。

教養試験を受験した時の手ごたえ

県職員の筆記試験の時と異なり、比較的問題が解けた感覚がありました。試験中もしっかりやりこんできている人は自信があるだろうなといった感じで県職員の時と比べて問題が簡単だと思いました。解いた感覚では受かるかどうか瀬戸際といったところ感じでした。
地歴や思想、時事問題がわからなかったので、気持ちを切り替えて数的処理や文章理解に時間を費やしました。数的処理が比較的多く解けた感覚がありましたので、助かりました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

集団面接と個人面接を別日で実施しました。どちらの面接も落ち着いて臨めたと思います。
集団面接では他の受験者の回答を聞きながら、自己分析がしっかりできているな、はきはき発言して聞きやすいななど気にするくらい気持ちに余裕がありました。
ただ、自分の回答は他の受験者と比べて少し浅いとも感じました。個人面接では集団面接より手応えはありました。内容もそうですが、明るい雰囲気を作ることに心掛けました。質問は想定していたものがほとんどでした。

合格・内定した時の気持ち

1次試験、2次試験ともに結果は市役所のホームページに掲載されましたが、自分の番号を見ても信じられず、合格通知が届くまでは安心できませんでした。通知が届いても実感は沸きませんでしたが、とりあえず一安心しました。
今年は諦めていたところもあり、嬉しさより驚きが大きいです。
半年間勉強しながら不安やストレスもありましたが、それらから解放されるとともに会計年度任用職員から正職員になることによる将来への不安もなくなりました。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

最後まで諦めず、今年不合格だとしても来年もあるからと勉強を続けたことが大きいと思います。面接に関しては前職の職務経歴や仕事で培ったこともありますので、筆記試験を如何に乗り越えるかがポイントでした。面接では様々な質問に対し想定し、自分の伝えたいことを如何にうまく説明できるかに気を付けました。社会人経験者は自身の職務経歴を分析しておかないと不利になりがちなので、そこはうまく伝えることができたと思います。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

オリンピック選手に選出されるほどスポーツが盛んな地域であり、また毎年市全体を挙げて市民スポーツ祭を開催する地域ですので、市民スポーツ課でスポーツ振興に携わってみたいです。私自身も中学、高校の部活動で学校のOBである日本トップ選手と交流する機会がありました。そのような機会が少なくなりつつある状況になってしまっていますので、交流会や講演会などを検討したいと思います。
コロナ禍で暗い状態が続いてしまっていますので、この状況を打破できるように様々な行事が開催できるように勤めたいです。
部活動やクラブ活動だけでなく、マイナースポーツのイベントも取り入れることで、子どもたちの将来の選択肢の一つとなるきっかけを作ることができたらと思います。

受験生に対するメッセージ

公務員を目指そうと思ったきっかけは人それぞれで思い入れも異なると思いますが、決して楽な道ではありません。
学生の方は遊ぶ時間を削り、社会人の方は朝や隙間時間、仕事から帰ってから勉強していると思います。毎日毎日同じことの繰り返しで飽きたり辞めたくなることもありました。それでも諦めず毎日コツコツ続けた結果、合格することができました。
公務員試験に合格するための近道はありません。試験の点数が伸びなかったり、同じところで躓いたりして試験勉強で悩んでいる人も多くいると思います。そんな時は思い詰めず、気分転換することも大事です。そうするとあっさり解決することもあります。公務員試験合格までの道のりは長いので、毎日少しずつ進めることでやがては大きな一歩に繋がります。
最後まで諦めずにがんばってください。