合格者の声|志望動機だけではない。面接では自分の熱意を相手に伝えることが大切 杉田 崇真さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
公務員を目指そうと思ったきっかけ
公務員を目指そうと思ったきっかけは、大学で開催されていた「公務員と語ろう」というセミナーに参加したことからです。
セミナーを通じて、業務の幅の広さや地域の人々との関わりなど私が抱いていた公務員のイメージとは違った部分を知るきっかけになりました。
アガルートアカデミーを受講しようと思ったきっかけ
私が公務員を目指そうと決めたのが8月頃。
大学で実施している公務員講座への参加は日程的に難しい状況でした。
オンライン受講が可能な予備校を探しているとき、たまたま見つけたのがアガルートアカデミーの市役所カリキュラムだったんです。
オンライン講義なのでいつでも気軽に視聴でき、スケジュールを組みやすい点にも惹かれました。
さらに、「公務員100本ノック」「公務員試験ホームルーム」といった無料動画コンテンツが充実していたことも受講を決めた理由のひとつです。
勉強の方針・進め方
数的処理は試験での配点が一番高く、ここで点数が取れているかどうかで合否に大きく影響します。
そのため、苦手分野である数的処理から取り組みました。
私は、定期カウンセリングで紹介いただいた「数的処理がみるみるわかる!解法の玉手箱」と「数的処理がみるみるわかる!解法の玉手箱」の問題にも取り組みながら、授業動画も並行して視聴。
年末から人物試験の対策もスタートし、本格的に就職活動がはじまる3月からは面接練習・模擬面接なども行っていました。
失敗経験や挫折と乗り越えるための工夫
1月に入り人物対策を進めていたのですが、「このまま教養試験対策と並行して本当に試験までに間に合うのだろうか?」という不安な気持ちが大きくなっていきました。
公務員試験は両方しっかり準備してこそ合格の道が見えてくるものだと考え、悩んだ末に教養試験の勉強継続を断念。
受験できる自治体の範囲を絞ることができ、自治体研究や人物試験対策にも注力できたと思います。
受講した講座の良さ・学習方法
教養試験対策講座
数的処理を重点的に勉強していたのですが、一度読んだだけでは理解が難しい問題が多数ありました。
理解・解けるようになるまで何度も繰り返し視聴。問題集も活用しながら復習を行いました。
一般常識は、得意分野だったこともあり楽しく受講できたと思います。
わからない用語は、ネットで調べることで知識をより深められました。
人物試験対策講座
面接対策動画を観て基本的な立ち回りを確認しました。
実際の面接で回答していく門答集については、大学キャリアセンターでの自己分析添削で自己PRを作成。
自治体の志望動機についてはホームページでの情報収集はもちろん、現地へ足を運んで感じたことを落とし込んでいきました。
また、月1回の定期カウンセリングも活用。
気になった点やわからないことは講師に確認することで、疑問を残さないようにしました。
学習時間の確保・1日の過ごし方
就職活動のほかに学校の課題もあったので、勉強時間は1日平均2時間だったと思います。
学校の課題が忙しく勉強時間を確保できないときは、休憩時間に講義を視聴したり移動中にアプリを解いたりスキマ時間を有効活用。
冬休みに入ってからは、1日5〜6時間は問題集を解いたり講義動画を視聴する時間に充てていました。
集中力が途切れないよう、適度に休憩を入れてリフレッシュする時間も大切だと思います。
直前期の過ごし方
直前期ギリギリまで、SPI試験対策をやっていました。
本命の自治体の本試験までに、できるだけ多くのSPI試験を受験。
本番慣れと力試しを行い、足りない部分を重点的に復習しました。
本命の自治体の筆記試験はとても緊張しましたが、できる問題を確実に解けるよう落ち着いて試験に臨みました。
試験期間中の過ごし方
筆記試験が終わった段階で、人物対策にすべての時間を費やしました。
本命の自治体だけでなく、ほかの自治体の対策も手を抜かず情報収集を徹底。
また、面接対策の講義動画を視聴するのはもちろん、元公務員の方が有償でやられている面接対策講座にも申し込んでESを添削してもらいながらアレンジを加えていきました。
人物試験を受験したときの手ごたえ
模擬面接や面接対策を何度も受けていたものの、いざ本番となると緊張と不安で100%の力は出せなかったと思います。
ただ、日頃から大阪府に関する情報収集を行っていたので、一貫性のある志望動機を伝えられたという自信はありました。
それが、結果につながったのだと思います。
やはり、熱意を持って相手に自分の意見を伝える気持ちを持つことが重要だと実感しました。
合格・内定したときの気持ち
最終面接の手応えはあったものの、結果が出るまで本当に不安で仕方ありませんでした。
自分の受験番号を見た瞬間、思わず叫んでしまうほど心の底から嬉しかったです。
私がこれまでやってきたことは間違ってなかったんだと思えました。
私はまわりの受験生よりもスタートが遅れましたが、しっかりと計画を立てて対策できたことが結果につながったのだと思いました。
合格の決め手
自分が受験する自治体のことをよく調べること。これに尽きると思います。
そして何より、受験する自治体を心の底から好きであるかことが大前提だと感じました。
また、試験管に「この人は公務員に向いている」と思ってもらえるよう、仕事の特性を盛り込みながら強みをアピールすることも大切です。
面接時は、大きな声で話すことと笑顔を心掛けました。
公務員として実現したいこと・取り組みたいこと
時代に適応した企業誘致策に取り組みたいと考えています。
感染症拡大の影響もあってか、東京一極集中・都会一極集中が改られ、地方での半分テレワーク・半分農家といった新しい生活スタイルが浸透するようになりました。
これにより、高齢化が著しい大阪府内の自治体への移住も期待されます。
大阪府として、府内の各自治体が行っているサテライトオフィス誘致策を支援するためのPR戦略を実施していきたいです。
受験生に対するメッセージ
何度も繰り返しになりますが、私はほかの人よりも遅れて公務員試験の対策をはじめました。
最初はとても不安でしたが、カリキュラムを進めていくうちに「なんとかできそう」と思えるようになりましたようになりました。
結果的に教養対策の勉強は途中で断念せざるを得ませんでしたが、あのタイミングで判断してよかったと思っています。
筆記試験がすべではありません。
昨今ではSPIを採用している自治体も増えているので、そちらに乗り換えるのもひとつの戦略だと思います。
そして、私は筆記試験よりも人物試験対策に力を入れたことで自分と向き合うことができました。
生涯働くかもしれない自治体なので、HPの情報収集だけでなく現地に足を運んで地元の方々に話を聞いてみるのも大事だと思います。
近年、公務員人気が上昇傾向にありどの自治体も倍率は高めですが、しっかり準備をして本番に挑むことで合格を勝ち取れると信じています。
いち早く対策をはじめている人も、自分のように準備段階で遅れてしまっている人も、最後まで諦めず頑張ってください。