アガルートアカデミーの公務員試験講座をご受講いただき、小中学校事務職員に内定された石井美希さんのインタビュー。

どのように勉強したのか、勉強時間、スケジュール、講座を何周したか、苦手科目の攻略法、工夫など、学習に取り入れられる情報や、予備校講座を選んだ際のポイントなど、受験に役立つ内容盛りだくさんでお届けします。

合格者インタビュー

インタビュー 前編

インタビュー 後編

公務員を目指すきっかけ

公務員を目指すきっかけは、育児休業をいただいたためです。

1年間自分と向き合う時間を得られたことにより、今だからこそチャレンジできることに挑戦したいと思い、もともと転職を検討していたこともあり勉強を開始しました。

アガルートを選ぶきっかけは姉です。

姉が数年前、別の媒体で柴崎先生や小林美也子先生とご縁のあった人(おふたりの教え子)で、柴崎先生と今でも連絡を取り合っていたこともあり、サンプル授業の紹介を受け、アガルートでの受講を決断しました。

勉強の方針

失敗経験や挫折

子育てをしながらの勉強は本当に苦しかったです。

勉強開始時期も昨年の11月で、決して早くなく、果たして間に合うのか毎日不安と恐怖を抱きながら机に向かっていました。

アガルートの授業はとても面白く、いつもすんなりと頭に入ったと思っていたのですが、直前の3月に自分で申し込んで受けた模試で50%しか得点できず、大変焦りました。

勉強の方針と進め方

いつも倍速で受講していました。

子どもがいつも家にいる状態で勉強時間を捻出しなければならなかったので、昼寝に寝かしつけては勉強し、一人遊びさせては勉強し・・・という方法でした。

一時期、朝早く4時ごろ起きて机に向かっていたのですが、頭があまり働かない上に日々の寝不足の蓄積を実感したので1ヶ月ほどでやめました。

日中の時間をいかにうまく使うか、隙間時間ごとにちょこちょこ細かく授業を受け、復習していた形です。

受講された講座の良さ,当該講座の学習方法

倍速で進められたこと、更に授業で受けた内容をテキストでも確認できたり類題がたくさん解けたりしたことが、知識定着の源になりました。

私のように時間のない者にとっても、非常に効率よく進められたため、大変ありがたかったです。

直前期の過ごし方

模試で5割しか獲得できなかったことから、すべての科目の復習を早急に始めました。

一度で正解した問題についてももう一度解きなおし、確実に解ける問題を逃さないように意識して勉強していました。

繰り返し解くことで自信がつき、当日も落ち着いて臨めたと思います。

試験期間中の過ごし方

筆記試験を終えたあとに面接講座を受けたり、事前に購入していた面接対策本を読んだりしていました。

筆記試験の合格発表から二次試験までの期間が短かったのですが、課題の「プレゼンテーション」についても小林美也子先生に手厚くご指導いただけたことで大きな自信を身に付けられました。

筆記では他者を突き放すほどは獲得できていないだろうと思っていたため(模試で5割だったため)、不安もありました。

しかし試験配点は、二次試験で合否が決まると言っても過言ではないほど二次の割合が高かったため、絶対にひっくり返すという気持ちで前日まで過ごしました。

たくさんプレゼン資料の読む練習をしましたし、個別面接での想定問答も考えてありのままの自分を伝えられるよう体に叩き込みました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

受験した時の手ごたえ

プレゼンテーションの手ごたえはあまりありませんでしたが、個別面接の手ごたえは非常にありました。

もともと面接は好きな方で、おじさんの年代の方とお話することが得意でしたが、面接官は見事に全員おじさまで、こちらのペースで話せるなと確信しました。

とてもリラックスして臨めたので、自然体の姿で受け答えができたと思います。

合格した時の気持ち

絶対にあなたは合格する、と小林美也子先生から連日激励のメールをいただいていましたので、ある程度の自信はありましたが、やはりどうしても不安はぬぐえなかったので、自分の番号を目にしたときには手が震えました。

とても嬉しかったですし、息子にもやっと顔向けできると思いました(子育て期間をおろそかにしたのではないか、と自分を責めたこともあったため)。

これまで応援してくれた方々にご連絡をし、お祝いの言葉を受け取るごとに喜びと実感が増してきて、なお一層嬉しかったです。

振り返ってみて合格の決め手は?

合格の決め手

二次試験が決め手だったと思います。

得点開示をしたら筆記では65点(100点満点中)でしたので、上位ではなかったと思います。

ですが最終順位は8位でしたので、二次で巻き返せたのかなと思っています。

講座の影響度

アガルートを受講していなければ、そもそも一次で落ちていたと思います。

各授業で核となる部分をしっかり学べたこと(逆に言えば捨てるところを決められた)、毎月の面談で都度、林先生から激励をうけ、自信を持ちながら、かつ不安を解消しながら進められたこと、二次試験対策で美也子先生にお会いできたこと、これらすべてが揃わなければ合格には達しませんでした。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

小中学校事務職員ですので、国や地方全体に及ぼせるほどの影響力はありません。

ですが、もともと大学4年間かけて教育現場を学んできて、かつ夫も小学校教諭であるため、現場にある問題点や改善点、事務の働きによる学校全体への影響度は誰よりも理解しているつもりです。

与えられた業務を完璧にこなすことはもちろん、情報のインプットとアウトプットを何よりも大切にし、日々自己研鑽に励みたいです。

受験生に対するメッセージ

時間がなくても、アガルートなら効率よく学習できます。

あとは自分の心次第で絶対に合格を掴み取れます。


それなりの精神力が必要かと思いますが、大学を卒業して6年も経った錆びついた私の頭でも、子育てしながらわずかな勉強時間でも、私は合格できたので、あなたならなお一層大丈夫。

いま出来る“一生懸命”をすれば、夢は叶います。頑張ってください!